1. 毎日5分パリのアトリエからフリーランス!
  2. ep.47 自由に表現しただけで逮..
2019-12-27 10:45

ep.47 自由に表現しただけで逮捕されていた明治時代。180回逮捕された川上音二郎の結論

自由に表現しただけ逮捕されていた明治時代。180回逮捕された川上音二郎さんをご存知ですか?彼の苦肉の策とは。
00:07
こんにちは、パリのアパルトマンからお届けします、フリーランスのSAKIです。
このラジオは、私SAKIがパリ生活やビジネス、読書で学んだことを、毎朝10分配信してます。
皆さんお元気でしょうか。
私はズンバに行ってきました。例のごとく。
先生が曜日ごとに違うんですけども、今日の曜日の先生は
ワイルドな男の人なんですね。すごいこうパッションがあるんですけど、
なんかいつもそのレッスンが45分なんですけど、結構こぼれるんですよ。
1時間ぐらいやりはるんですけどね。
レッスン、そのスタジオって45分ごとにレッスン区切られてて、
その終わった1分後ぐらいからは別のレッスンが時間割的には入ってるんで、
どうなってるんやろうなみたいな。
割と他の先生はきっちり終わるんですけど、なんか盛り上がったら止められないんかな。
ちょっとよくわかりませんけども、いつまでやるのかなって思いながらレッスンを受けてます。
最後もストレッチ的なことを一番最後の曲でやるんですけど、
その途中でなんか盛り上がったのか知りませんけど、
またこうすっごい汗をかく激しい振り付けに戻って、
ストレッチの意味なしみたいな感じのレッスンをやってきたところです。
体動かしてあったいつも気分が特にいいですね。
じゃあ今日のラジオのタイトルなんですけれども、
川上音次郎さんの自由への表現について話したいと思ってます。
誰やねんっていうね。川上音次郎さん。
多分歴史の教科書に載ってたんじゃないかな。
明治時代ぐらいのね、エンターテイナーなんですけど、
なんかオッペケペーブシっていう歌を流行らせた人なんですね。
この人、この曲ってなんか一見こうね、何の歌やねんみたいな意味なしな感じの語彙ですけども、
あの実は政治をひにくる演説家なんですね。
で、これどうしてこのよくわからんオッペケペーブシっていう名前で、
政治をひにくる演説家を歌ってるかって言ったら、
この当時、明治時代は思想の自由がなかったんですよ。
で、今やったら思ったこととか自由にね、
03:01
ブログとか世論としてとか何でも発言はできるじゃないですか。
でもその時は思想の自由っていうのがなかったんですよ。
だから政府が国を統治してますけど、
反政府的な思想の発言をするだけで罪になるんですね。
何も言えへんみたいな。
で、この人はその時の政治に対しての不満とか思いがあったのを口から出ちゃうっていうかね、
あの表現したりとか伝えたりしたかったんでしょうね。
で、この歌ができる前にも何回も伝えようとしたんですけど、
やっぱその思想の自由がなかった時代やから、
180回逮捕されてるっていうね、人なんですよ。
どんだけ日常みたいなね。
今日も逮捕されたみたいな、先週も逮捕されてるみたいな感じなんかな。
ちょっとそれぐらいの頻度というか、多さですよね。
で、思想の自由がないから言うだけで逮捕されてしまう世の中だったからね。
この人は芸にしたら、まあ芸ってその歌にしてしまったら言えるんじゃないかみたいな。
ところでちょっと意味わからんようなおっぺけぺみたいな言葉にして歌にして、
でも実は政治を皮肉ってるみたいな。
そこまでして思想の自由を守ったというかね、貫いた方だったんですよね。
で、すごいなと思いました。
そんな時代だったら言いたくても、やっぱ逮捕されたくないからね。
我慢しようとか、大半の人になってたと思いますし、
もし私がその時代にいたら、
ねえ、言えてたんかなと思ったら言えてないんじゃないかなって思いますけどね。
なんかこんなポッドキャストでしゃべったら逮捕されるでしょうね。
一発で明治時代だったら。
でもまあ今は時代は変わってるじゃないですか。
明治時代って結構最近な感じがしますけど長い歴史の中では、そんな最近でこれだったっていうね。
だから今は思想の自由はあるんですよ。
逮捕はされない。
そう、逮捕はされないですね。
でもなんか思ったこととかを自由に話せてる人ってどれだけいるんだろうっていうのをふと思ったんですよ。
この川上おとじろうさんの本をね、またまた読んだんですけども、
その時に、うん、なんかどれだけこうね、表現の自由とか思想の自由とか言われてる中で自分に制限をかけてないか。
06:09
自由に思ったこととかを言えてるかなんなら言うためには思わないといけないんですけど、
その思うこと思うこと自体を自分自身で抑圧してる可能性っていうのも多分あるんじゃないかなっていうふうに思いました。
人は環境に染まるんで、その環境の常識とされているものがやっぱり常識なんだとか、そうかなっていうふうに思うんですけど、
今の時代でも例えば国とか変わったら各国常識が全然違うから、
あ、こんな思ってもよかったんだみたいなことって、
他の国に住んだことある方とか、あるいは日本国内でも別の地域から別の地域に住んだ時に、
あのちょっとそこの地域の文化が違った、例えば都心部と地方とかだったりしたら、ちょっと雰囲気が違うと思うんですよ、文化的な。
その時に、あ、こんな思ってもよかったんだとか、あ、私間違ってなかったんだみたいなのを思った人っていません?
私は国を変えて住んだ時にちょこちょこありました。
やっぱり日本のここいいなって思うところもあれば、私こう思ってたけど我慢してたんだみたいな。
なんかこっちに来たらそれが普通だから、あ、これでよかったんだみたいな。
例えば例を一つ出したら、何でしょう、なんか同じ年代ぐらいでみんなだいたい同じ道を歩まないといけないっていうようなレールがあるじゃないですか。
なんか新卒、市場主義とか、新卒の時に就職しなければならないとかした方がいいみたいな感じとか、
あとは何でしょう、20代後半ぐらいになったら、だいたいなんか結婚しない的な雰囲気になってくるみたいな。
そういう常識というか文化みたいなのあると思うんですけど、国変わってみれば全く違ったりするんで、
あ、なんか自分は自分でこれでよかったんやなみたいな、一人一人みんな違うからタイミング同じなわけないじゃないですか。
そうしたいってなるにあたっての成長も違うし、その一人一人の歴史も違うし、やりたいことも違うし、趣味とか好きなこととかも違うし、
だから全く同じタイミングで人生イベントが起こるっていうのは、
まあね、なんか偶然だったらいいんですけど、まあ偶然じゃないところもあるなーって感じはしてて、
09:03
だからまあ何が言いたいかって言ったら、表現の自由、最初に戻ると表現の自由をしたかったら、
まず心の中で自由に考えることを自分に許す必要があって、
そうやって無意識に抑圧してる部分は環境とかの結果で多分にあると思うので、
なんかそう今は結構恵まれてる時代だから、自由に発想してもいいんですよ。
で、たまたまね、この人間っていうのは、考えても、まあ人間っていうか生き物か、考えても自分の考えた頭の中のことが周りに伝わらないようにできてるじゃないですか、
うまいこと、だから何考えてもいいんですよ。
だからね、なんか自由に発想して自由に言ったりできるね、
そう、逮捕はされない文化になってるから、もっとそういう文化というか空気になったらいいのになーっていうのをちょっと思いました。
川上音次郎さんからだいぶ飛んでてか、まあ飛んでませんけど、いろいろ考えて、
なんかそうかなーみたいなことをちょっとしゃべりたくなったんで、ラジオ撮りました。
じゃあ今日はそろそろこの辺でお開きということで、また次回のラジオでお会いしましょう。
それではみなさん良い1日をお過ごしください、それでは。
10:45

コメント

スクロール