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2021-05-03 09:19

読書「母性」湊かなえ レビュー

読書「母性」湊かなえ レビュー
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みなさん、こんにちは。パリのアパルトマンからお届けします、フリーランスのSAKIです。
このラジオは、私、SAKIがパリ生活やビジネス、読書で学んだことを配信しています。
みなさん、お元気でしょうか。
週末、私はちょっと小説を読んでまして、すごい面白かったんで、そのレビューをしようかなと思うんですけど、
あの本、いいですね、やっぱり。なんか、簡単に、その脳内トリップできるから、
なんか、ゾーンに入るみたいなのが味わえるから、すごい好きです。
脳内トリップって言葉だけ聞くとね、なんか、やばいやつみたいな感じですけど、
そのゾーンに入って、何だろう、3時間ぐらい読んでたとしたら、そこの世界に張り込んで止められないみたいなのが気持ちいいなっていう、
そういうのが結構好きだなって思います。
なんか、結構、何でしょうね、本の読み方、感覚とかエネルギー的に読んでるっていう読み方を、私はしてるなと思うんですけど、
なんか、その本を読んで、何でしょうね、こう、勉強しようとか、知識を入れようみたいなのはビジネス本であるんですけど、小説は本当にそのエネルギーとか感覚で読んでるっていう感じ。
だからなんか、内容はもちろん関係あるんですけど、そのゾーンに入ってる感覚を味わうのがすごい好きだから、読んでるみたいなとこが結構多いんじゃないかなって、自分に関しては思います。
なんか、ちっちゃい時からそうだったんですけど、本読んでたら、もう途中で止めれなくて、なんか電車の乗り換えとかも、なんかもう開けたまま歩いてるとか、危ないですけどね、
とか、あと、なんかご飯の時間忘れるとか、そういうのをすごいやってて、で、図書館も朝から晩までずっといるみたいな、いる時はいるみたいな感じやったから、
このなんか、感覚がすごい楽しんでるんだなって思います。
で、今日読んだ本の紹介なんですけど、これはですね、港カナエさんの母性という本です。
港カナエさんって結構皆さんも、あの著名な方だから知ってるんじゃないかなって思います。
松高子が映画を主演した作品を書いたりですとか、いろいろあの有名な作品がいっぱいあるので、はい、ご存知だと思うんですけど、港カナエさんの母性っていう本を読みました。
あ、思い出した、思い出した、そうそう、その今まで書いた港カナエさんの作品は、えーとですね、
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Nのためにとか、少女、食材、夜行観覧車、往復書館、サファイア、白雪姫殺人事件、豆の上で眠る、リバースとか、いろいろありますね。
で、松高子がやっていた映画は告白ですね、あの先生の話です。
結構私読んでますね、この港カナエさんの本、半分以上ぐらいかな、読んでるんですけど、今回もすごい面白かったなと思いました。
で、この母性っていう本はどういう本かっていうと、女性同士の親子の話なんですよね。
で、この親子関係が、なんか一言で言ったら気持ち悪いんですよ。
そう、何を言うねんって感じなんですけど、いやすごくって、
まああの主人公の女性は娘でもあり、母でもあるっていう側面が書かれてるんですが、
もう、お母さんが好きすぎるんですよね。
で、自分がお母さんになっても、お母さんが好きすぎるっていう話なんですけど、
どれぐらいかっていうと、結構異常で、
なんか、好きという愛情の現れ方が結構異常な感じで、
何でしょうね、
こう、お母さんが好きすぎて、
結婚相手、デートする相手もお母さんが気に入る人で決めるとか、
でも、許容とかされてないんですよ、全然。
で、お母さんが欲しい言葉を言うとか、お母さんが好きそうだから結婚するとか、
お母さんに言われたから子供を産むとか、そういう感じなんですよね。
だから全部、自分の気持ちベースで物事を決めてるんじゃなくて、
お母さんベースで決めてる。
で、自分が親になっても、なおそれが続くみたいな話。
で、それがこう、自分の娘を歪めていくっていう話なんですけど、
で、冒頭でね、
この本は、娘にちょっと何かがあったと、事件があったと、
で、その親がインタビューされて、
で、言ったことは、そのインタビューの記者とかに言ったことは、
なんか娘さんに何かあったのはあなたのせいじゃないんですか、とか言われた時に、
私は愛与う限り娘を大切に育ててきました、って言ったんですよね。
で、この言葉が結構違和感で引っかかった人がいて、
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そのニュースを見てた人で、その人の目線も相まって話が始まっていくんですけど、
この冒頭の文章でちょっとえって思うのが、まずこの話の始まりなんですよ。
私は愛与う限り、愛の限り娘を大切に育ててきました、みたいなことを言うんですけど、
なんかこの言葉って変じゃない?みたいな感じで思う人がいたんですよね。
で、なんでかっていうと、その本当に子供のことを心から愛して育ててた人は、
自分がなんか本当に愛して、愛の限り育ってきました、みたいな、こういう言い方をしないんじゃないかって言って、
で、本当に心が刺さってる人って、なんか普通ですよとか、全然全然できてないよとか、そういう反応するんじゃないかと。
で、そうしてない人ほど、そういう言葉を使う。
なんでしょうね、ジャッジしてない、ジャッジしてるのに私はジャッジをしないです、っていうキャッチフレーズを掲げてる、みたいな。
感じ。
意識してる、意識してない人は自然できてるけど、そこまで意識して言うってことは、なんか
実際は行動が伴ってないんじゃないか、みたいな感じで引っかかって話が始まっていくんですけど、はい。
まあなんかそういうね、ちょっとこう、うわぁ、みたいな。
みなとカナエの本って、イヤミスって言われてますけど、嫌な気持ちになるミステリーって言われてますけど、本当にそれがね、めちゃくちゃ上手いなこの人って思います、いつも。
みなとカナエさんはすごいです。
あのあらすじをこう話していくとネタバレになるんで、なんかざっくりこういう話っていうのを、ちょっとあのしたんですけど。
で、結構ミステリーだからあんまり、あの、
最初の5ページより後は言えないなって感じになったんで、はい。
ちょっとここで話の内容に関して終わりますけど、
みなとカナエさんがこういう、なんて言うんでしょうね、この人異常やん、みたいな人を異常やんって思わせるために書いてるっていうのはすごくないですか。
なんか字でやってる人、その登場人物本人はなんか異常だけど、まぁ自分そういうふうに思い込んでるんだって思うんですけど、それをゲーって思う人がその人の心情を書き続けるメンタルってすごいな、作家さんって本当すごいなって思える本でした。
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いつも本の紹介の時すごいしたいけどネタバレになるからふわっとしか言えなくてめっちゃ悔しいんですけど、こんな感じで終わりたいと思います。
それでは皆さん今日も素敵な1日をお過ごしください。それでは。
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