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こんにちは、さきです。今日は、相談業で生計を立てる私が、コミュニケーションにおいて意識していることをご紹介したいと思います。
私は現在、フリーランスのコミュニケーションプランナーとして生計を立てています。
これはどういうお仕事かというと、簡単に言うと法人企業様の相談相手という形になります。
どういうことをしているかというと、ブランディングやマーケティングの戦略策定というところですね。
こちらに対して、物事の解像度を一緒にディスカッションを重ねながら前に進めていく、お手伝いをする人みたいなことをやっています。
つまり、相談業というふうに言えるかなと思っています。
今回の動画は、コーチ、コンサル、プランナーなど相談業を生業として、相談業というビジネスで食べていきたいよという人に見ていただければと思います。
早速ですが、私がコミュニケーションにおいて意識していることをご紹介します。
まず一つ目、一つ目にして一番重要なのは、パートナーとしてのポジションを獲得することだと思っています。
これはどういうことかというと、事業会社さん、クライアントがいますよね。
クライアントがいて、クライアントからお金をいただいているということになるので、お金の流れとしては上から下に流れてくるんですけれども、
これで結構、企業勤務の方とか、接客業をしていた方って、割と下手に出てしまいがちというのがあるんですね。
私たち相談業をビジネスとする人たちがやるべきことは、対等なパートナー関係、パートナーシップを結ぶことです。
お金の流れが上から下だとしても、私たちが下手に出てしまうと、なかなかコミットできないという状態になってしまうので、これはすごく意識をしています。
具体的に言うと、ありがとうございますとか、何々させていただきますとか、すみませんという言葉を必要以上に言わないということを意識してください。
もちろん、あなたが人としてありがとうとか、ごめんなさいって言えることは素晴らしいことなんですけれども、必要以上に、必要のない場面で言ってしまうというのは良くないです。
なぜかというと、下手に出てしまうと、クライアントさんがあなたのことを対等なビジネスパートナー、相談相手として見てくれていたとしても、だんだんあなたの振る舞いによって、どんどん下に下がっていってしまうんですよ。
そうすると、響くはずだったアドバイスとかも、あんまり響かなくなっていってしまうというようなことに繋がりかねないですね。
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例えば、クライアントさんに何かをお願いしたときですね。
これこれこういうことを宿題とするので、次週までにやってきてくださいというふうにお願いしたとして、その次週クライアントさんが宿題を持ってきてくれましたと。
そういうときに、必要以上にありがとうございますって恐縮しないでほしいです。
フラットにありがとうございますっていうくらいなら別段いいんですけど、ありがとうございます、お時間のない中、このようにご協力していただけてっていうふうに、すごい下手に下手に出てしまう人が結構います。
でも、これはクライアントがやってやったぞっていうふうに無意識に思ってしまったりするんですね。
そうじゃないんですよ。相談役の人たちはクライアントがやることは当たり前のこととして受け止めないといけないんですね。
なぜかというと、クライアントが当事者意識を持って最終的には実装できることを目指していくので、
なんだろうな、下請けの人たちに言われてやってやったみたいなのはもう最悪なんですね。
そういう意味でいくと、何々させていただきます、ご提案させていただきます、何々という言葉を書かせていただきましたとかも良くないということがわかっていただけると思います。
あとは、必要以上にすみません、すみませんって結構、何でしょうね、日本人にとっては使いやすい言葉なので、結構意識しないと無意識的に言ってる人は多いです。
実際指摘したことがあるんですけれども、すみませんが口癖になってますよっていうふうに。
そしたら、え、すみません、気づかなかった、やっぱり気づかない、すみません、また出ちゃうみたいな方はいらっしゃいます。
でも、お金をいただいてプロフェッショナルとしてそこに立っている以上、
仕立てに出すぎるっていうのは本当にあんまり健全じゃないなって思うので、そこは意識して踏ん張って必要以上に仕立てに出ない、
対等なポジションで、対等な相談相手としてクライアントの前に立つっていう意識は是非持ってみていただきたいと思います。
2番目、正解を当てに行かない。
これは特に代理店出身の方はやりがちだと思うんですけれども、クライアントからオリエンシートをいただきました。
オリエンシートを読み込んで、それに対する正解を置きに行くみたいなやり方ですね。
これは相談業をするのであれば、これもちょっと注意が必要で、
多分正解だろうなっていうことを置きに行っても、あなたに相談した意味ってあんまりないと思うんですよね。
だから、これこれこういうお話をいただいていたんですけれども、
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本当の課題はこういうところにあるんじゃないですかっていうものを持っていく勇気は持ってほしいです。
それから3番目、相手にも協力していただく。
これはどういうスタンスをあなたが取りたいかにもよるんですけど、
全体的にそうなんですけれども、お金払ったから後よろしくみたいなことだと相談業って苦しくなりますよね。
結局物事を進めていくのはクライアント当事者なので、
あなたが何かをやってくれる。あなたに丸投げすれば何でも解決してくれるっていうふうに思わせてしまわない。
自分も一生懸命汗かいて手を動かさなきゃダメなんだっていうふうに思っていただくっていうことは非常に大切だと思っています。
だからいただいた情報に不足があるなら、これでは足りませんっていうふうに不足してますよ。
だからもっと用意してくださいっていうふうに私たちは言っていく必要があると考えています。
はい、ここまで行くとかなりビシバシスパルタでやっていくのかなっていう気がする。
そういう印象を持たれた方もいるかもしれないんですけど、全然そうではないです。
最後に私が心がけていることとしては、ディスカッション、対話の場でいい気分になってもらうということも意識しています。
これも用意書するってことではないです。
決してゴマ擦りをしたりとかっていうことではなくて、何だろうな、独語感がいいっていうことを意識していますね。
前に進んだ感があるとか、何か笑顔になれる、笑顔を引き出すみたいなことも結構意識をしています。
例えばクライアントさんに対してあるマーケティング戦略、ブランディング戦略を練るというものがあったとしましょう。
クライアントに対する解像度がデスクリサーチでは不足していますと。
なので店舗取材ですとか、お客様の声を聞かせてくださいっていうふうにあなたがクライアントに依頼をしたとします。
その時にクライアントさんが一生懸命店舗の店長さんと交渉してアポを取ってくださったりとか、
あなたはお話を聞きに行きましたという時に、これはありがとうございますって言ってください、言っていいんです。
でもそのありがとうございますの言い方ですね。
本当にありがとうございます。お忙しい中、店舗の方とのセッションも大変だったと思うんですけれども、非常に助かりました、勉強になりました、みたいに言っちゃうとあんまり良くなくて。
ありがとうございました。先日取材した店舗の何々さん、非常に面白くて、あの方愛が深いですよね。
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1時間の枠いただいてたんですけれども、2時間もお話ししてくれたんですよっていうと、クライアントさんもご協力してよかったって思えるんですよ。
だし、そこまで熱量を持ってこの人たちは取材をしてくれたんだなっていうふうに感動してくれて、決して悪い気はしないと思うんですね。
そういうありがとうはありがとうでも、なんかニュアンスの違い、伝わりますかね。このニュアンスの違いっていうのはすごく大事にしてほしいなと思っています。
はい、いかがだったでしょうか。大事なのは対等なパートナーである、そういうふうに振る舞うこと。
多くの人がやりがちなのは、必要以上に仕立てに出てしまうっていうことです。
決して尊大な態度を取れとかいうわけではないです。そんな人嫌です。尊大な態度を取る人に誰も相談なんかしたくないんですけれども、
仕立てに仕立てに仕立てに出ちゃうと、それはそれで相談相手としてやっぱり頼りないですよね。
お金を払って、なんか頼りなく仕立てに出てくる人に相談を続けたいかっていうクライアント目線で考えてくると、
自ずと取るべき最適なコミュニケーションというものは見えてくると思います。
はい、いかがだったでしょうか。相談業の方、ぜひ参考にしてみていただけると嬉しいです。
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それではまた次の動画でお会いしましょう。またねー。
今、私はフリーランスとして新しい取り組みとして動画の100本ノックというものにチャレンジをしています。
どういうことをお話ししていくのかっていうのは、もう走りながら考えていこうと思っていますので、
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ではまた次の動画でお会いしましょう。またねー。