逃げることの意義
みなさん、こんにちは。ということで、やっていきましょう。
はい、というわけで、今日はですね、逃げるっていうことは、自分を守るための行動で、
それって結果的に攻めの行動って言えるよねっていう話をしたいと思います。
あえてタイトルで逃げるっていう、ちょっと強いとも取れる、しかもネガティブなワードを今日は選んだんですけど、
例えば、今勤めている会社を辞めたいとか、今チームを組んで取り組んでいることがあって、そこから抜けたいとか、
あとは、コミュニティですよね。ママ友とか、ちょっと仲良しグループから抜けたいなって。
少しでも思っている人が、自分のこうしたいっていうものを、自分の本音に改めて気づいて、
時間がかかるかもしれない。今すぐは難しいかもしれないけど、いずれ行動できるような、そういうラジオに今回の放送はなったらいいなと思っています。
ちなみに僕はですね、もちろんこの話をするきっかけがありまして、
ちょうど去年の10月ぐらいからかな、このラジオでの発信を再開したんですけど、
その10月までの期間、本当に9ヶ月10ヶ月、発信をストップしてました。ラジオだけじゃなくて、ブログとかツイッターとかもほぼほぼストップ状態でした。
その時っていうのは、今のこういうコーチとしての活動じゃなくて、ちょっと別の界隈っていうか、別の仕事をやってました。
それもチームを組んで、僕はそのチームの中でも比較的役割、責任というか役割の比重としては大きい、結構稼働量も多いような役割で仕事をしていたんですけど、
それをそのチームを、そのプロジェクトを僕は辞めることにして、それでまたこのこっちの世界っていうか、コーチとしての活動を再開したっていう背景が実は去年僕ありました。
まさに僕は1年ちょっとぐらいかな、一緒にやってきたチームを抜けることにしたんですけど、まさに逃げたんですよ。
逃げたっていうのは、すごく精神的にね、こうしんどい時期がずっと続いてて、なんか本当に年末年始の、なんだろうな、大晦日とか元日になって、大晦日の30日とかの夜中までみんなで相談っていうか緊急対応みたいなことをしなくちゃいけない状況を経験したりとか、
なんかあるとすぐに動かなきゃいけない、スマホから目が離せなくはないけど、その辺のレスが早いに越したことはない、いつ何が起こるかわからないみたいな、ちょっとイメージしにくいかもしれないですけど、そういう仕事をちょっとやってたので、
本当に月曜だろうが日曜だろうが、気の休まる瞬間っていうのがあんまりないわけですよ。やっぱりスマホの通知とかがすごく気になって、なんか大丈夫かなって思ったりとか、なんか来てると思って、なんか対応をすぐしなきゃいけないかなって思ったりとか、本当に自分の人生っていうか日常みたいなものを結構犠牲にしてました。
僕は人間関係的にあんまり悪いものとかはなかったんですけど、やっぱり一部見てると微妙な人間関係もあったりとか、誰かをすごく攻撃するような、もちろん固有名詞とかは出してる場合もあれば、そこは匿名というか、固有名詞、誰かの名前とかっていうのは名言はしてないものの、
SNSを使って、誰かの行い、振る舞い、行動を晒し上げるっていうわけじゃないけど、すごく攻撃的な言葉っていうものが結構飛び交っていて、それって別に僕に向けられた言葉じゃないんですけど、
僕はそういうのを見るとすごいしんどくなるというか、自分に対しての攻撃ではないんだけれども、すごく自分に言われてるような気がする。
それこそ守護がない時、フワッとさせてる時ほど、受け取り方によっては自分っていう守護を置くこともできるので、そういうわけじゃないってわかっていながらも、それがすごく自分への、矛先が自分に向いてるような感じがして、すごくしんどかったんですよね、精神的に。
そういうしんどさと、さっきも言った気が抜けない、気が休まらないしんどさみたいなものもずっとあって、最初はすごく楽しく仕事ができてたんですよ。むしろ忙しいのが楽しい。
だんだん環境が変わってきて、自分が始めた頃とは状況も変わって、すごく行きやすいコミュニティからちょっと行きづらいチーム、組織になっていったんですよね。
そうしていると、やっぱりしんどさがどんどん大きくなってきて、結果的に僕は辞めるっていう決断、言い換えると逃げるっていうことをやってきたわけなんですけど、すごくマイナスな表現です、逃げるっていうのはね、あえて使うとするなら。
けど、自分の人生っていう枠組みの中で見たときに、この逃げた、いわゆる辞めたっていう行動自体はすごく攻めの行動だったなって思うんですよ。やっぱり辞めるとか抜けるっていう時ってすごくエネルギーがいると思うんですよね。
攻めた行動としての辞める選択
僕は転職した経験もあるので、新卒から勤めた会社を6年ぐらいから勤めた会社を辞めますっていうふうに上司に言うときも、やっぱりエネルギーかなり使いましたね。準備の段階、心の準備とかもそうだし、何かいざ言うってなるといろんなことを考えてどうしようとかシミュレーションとかしてね、すごいエネルギーを使ったのを今でも覚えてるんですけど、
たぶん経験したことある人いると思うんですよ。転職とか、普通に会社を辞めるでもいいけど、あと何かチームとか組織から抜けるっていう決断をしてそれを辞めますっていうふうに言う前後、特に前とその瞬間っていうのは、やっぱりかなり負担がかかるというかね、精神的にもエネルギーを使うと思うんですね。
やっぱりすごく経験をしていても、やっぱり似たような経験をしていても、その瞬間っていうのはすごいしんどいものがあって。
僕が去年仕事を辞めるっていうグループ、プロジェクトから抜けるっていうことを決断した時もすごい疲れたんですよね。
ただ、人生で見ると、そのおかげで僕は気が休まらない、気が抜けない日常から解放されたし、すごい遠回しに、あるいは直接的に誰かが誰かを攻撃するような、そういうSNSの文章とか発信っていうものから解放されたし、
結果的に辞めるっていう、すごくエネルギーのいる行動をしたっていうのは、それは逃げたように見えるんだけど、でも逃げじゃなくて、僕は攻めた行動だなって思います。
そんだけエネルギーを使って、でももうこのままじゃいけないとか、ここから早く抜け出さないと自分が壊れちゃうとか、自分の人生のこととかを考えると、今はやっぱりいろんな気持ちがあるけれども、ここから離れるべきなんだって自分で思って、それを意を消して行動に移したわけなんで、それはやっぱり逃げじゃなくて、僕は攻めたなっていうふうに思うんですよ。
攻めたことによって、今の状況じゃなくて、本来こうありたいとか、こういう日常が欲しい、こういう仕事がしたいっていうものを手に入れるわけですよね。だからそれっていうのは、僕は攻めた行動だなっていうふうに思います。
だから、もしかしたら今、会社を辞めたいとか、ずっと長く勤めたところから転職したいとか、本当は心地よくないんだけれども仕方なく参加している集まりとか、コミュニティから本当は抜けたいとかでも言いづらい、そういう状況にある人ってもしかしたらいるかもなって思うんですよ。
いざ抜けます辞めますって言うと、なんか逃げるのとか逃げたねっていうふうに誰かに言われたりとか、あるいは自分自身がなんか逃げちゃったなって耐えられなかったなっていうふうに解釈をしちゃうことっていうのもあると思うんですよね。
でもそこは認識を変えてほしいなと思っていて、それは逃げじゃなくて、攻めだと思うんですよ。その言いにくいとか言ったらなんて言われるんだろうとか、言いたくないけどでも言いたいな自分のためにと思って、勇気出して心に決めて行動するんですよね。言葉にするんですよね。
それはやっぱり攻めだと思うし、結果的にそれでそこから解放される、自分の痛くないところから抜け出して痛い場所に移るとか、理想に近いものを手に入れるっていう行動はやっぱり逃げなんかじゃなくて、そんなマイナスなものじゃなくて、人生で見た時に絶対プラスに働くものだから攻めだと思うんですよ。
だから今自分が辞めたいとか抜けたいと思う感情を、なんか逃げようとしてるっていう風に思ってほしくないんですね。そんなマイナスな言葉にしてほしくなくて、それは逃げじゃなくて、自分の人生を前に進めるため、自分の人生をもっと良くするための攻めの一手だっていう風に捉えてほしいなって思います。
少なくとも、じゃあもし自分がそういう風にはまだ捉えられない、思えないよって言うんであれば、僕は今あなたがそう悩んでいる、悩んでいて、でもその決断をしてよしやめよう、抜けよう、環境を変えようって思う、その行動を思って起こしたその行動は僕は攻めだっていう風に捉えます。僕はそういう風に認識をします。
なので、あなたがどう捉えようと、どう思おうと、僕は絶対に逃げたとは思わないし、間違いなく攻めた決断、行動だと、僕はそういう風に捉えるので、できれば逃げようとしているとか、自分が負けたとか、負けそうとか、そういう気持ちは捨ててほしいなって思います。
帰れる場所の重要性
本当にこう、どうにかしなきゃと思って、どうにかしようとしている、どうにかするための一歩を踏み出したっていう風にどうか捉えてほしいなっていう風に思ってます。
はい、というわけで、ちょっとまだ今日も声が本調子じゃなかったんですけれども、聞きづらかったら本当にごめんなさい。
最後に概要欄の方に、ちょっと前の放送で、帰ってこれる場所を作るのはどうかなっていう話をしています。
それは家とかそういう話ではなくて、自分が挑戦しに行って、うまくいくかわからないし、失敗するかもしれないし、でも立ち戻る場所っていうか、何かあった時に帰ってこれる場所があるっていうのは、僕はすごく後押しになると思うし、勇気にもなると思うんですよね。
そういう場所を作るのはどうですかっていう話を過去にしていますので、よかったらそっちも聞いてみてください。
はい、というわけで、体調があんまり良くないんですよねって話をここに2、3日してたんですけど、だいぶ戻ってきました。
ちょっとまだ声がね、喉が万全ではなくて、若干声のトーンが低かったりとか、あまり抑揚が話の中でなかったかもしれないので、なんかまだ微妙だなって思った人もいるかもしれませんが、僕としてはだいぶ戻ってきた感じがしています。
たぶん、月曜・火曜ぐらいには割と本調子になってくれるんじゃないかなって思うので、元気になったらまた完全復活しましたっていうことは、ラジオの中でね、どっから喋ろうかなというふうに思ってます。
はい、ではそんな感じで、今日もありがとうございました。またお会いしましょう。バイバイ。