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2022-03-14 50:41

#54 川崎雄哉 Yuya KAWASAKI・2022年球磨川リバイバルトレイル優勝を振り返る

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2022年3月5日〜6日に球磨川リバイバルトレイルが開催されました。2019年7月の豪雨災害で大きな被害を受けた熊本県の球磨川流域。その復興を後押しするために企画されたトレイルランニング大会は、コロナ禍で延期を経てついに第一回大会が開催されました。

球磨川リバイバルトレイル http://tracksession.org/krt/

この大会の球磨川コース(172km)で男子優勝の川崎雄哉 Yuya KAWASAKIさんは九州の出身で、身近な人たちも多く関わるこの大会で初めての100マイルを完走したいかったと話します。このインタビューでは、毎週日曜日の配信番組「サンデートレイル」のレギュラーである智也さんと一緒にこの大会を走ってみた完走、走ろうと思った理由について川崎さんに聞きました。後半では今シーズンの予定や、自らのトレーニングの考え方についても話していただきました。

毎週ウェブサイトの記事としてお送りしているコラム"DC Weekly"にプラスアルファの解説や、ゲストをお招きするライブショー。ライブ配信かプレミア配信でほぼ毎週お届けするのを目標にしています(今週は収録済みのインタビューを公開します)。

リンク先などは DC Weeklyの記事の中でご覧いただけます。

https://dogsorcaravan.com/tag/dcweekly/

#川崎雄哉

#YuyaKawasaki

#球磨川リバイバルトレイル

#DogsorCaravan

#トレイルランニング

#TrailRunning

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00:00
DCEE weekly liveというクラブということで、 今日はライブ、変則的にお送りするんですけれども、
ライブ配信で川崎利也さんのインタビューを公開しつつ収録して、 後日公開しようという算談でございます。
改めまして、川崎利也さんです。 今日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちょっと見え方を変えさせていただいて、
今日は先週3月5日、6日に行われた熊川リバイバルトレイルですね。
熊本県の熊川の流域、2019年でしたよね。
台風で大きな、豪雨で大きな被害を受けたということからの復興を後押しするというコンセプトで作られた大会と伺っているんですね。
ちょうどその後コロナ禍があったりして、大会予定通りではなかったけれども、ついに開催に取り付けたと。
国内の中では100マイル100キロというような長いトレイルの大会が少なかった中ですので、
そういう意味でもたくさんのトレイルランナーの方の関心が集まった大会ではなかったかと思います。
というわけで、そんな僕の顔が皆さんに見えてないんですね。
お二人に見えてないんですね。
見せば言わせる。気がついて。
なんか写ってなかったですよね。
サラリーマンの岩田さんしか写ってないです。
僕の精神しか写ってないです。
僕は見慣れてるんで大丈夫ですよ。
あ、写った。
こっちの方が話しやすい。
角度が変わった。失礼しました。
覚えてますね。
一人と一人の話でしたけれども。
そんなわけで、その注目の大会に、川崎さんが出場されて、100マイル、166キロかな、そちらの方で優勝されたということで、ぜひお話し伺おうと。
ご参加していただくのは、いつも3Dトレイルご参加いただいている矢崎智真さん。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。
というわけなんですが、川崎さん、最近だとイザトレルジャーニーとかでも素晴らしい走りを見せていただいた後だったんですけれども、先週はいかがでしたか?
100マイル、100マイル完走っていうのは初めてなのかな?
完走は初めてです。
はい。
100マイル時代は2回目ですね。チャレンジは。
UTMF2019年の時の、有機で途中でコンディションが厳しかった年でしたけれども。
いかがですか?
初めての100マイルで、初めて開催されるレース。
川崎さんは、後藤レトを募集しているし、駒本ではないけど、近くの九州という場所の縁も感じ、友達とかランナー仲もたくさんいらっしゃるところだと思うので、
03:05
そういう意味では、いろんな思い入れがあって先週が望まれたんじゃないかなと思いましたけれども、
思うような感じになりましたか?
はい。大会開催が決まってからお声がけいただいて、自分としても100マイル完走、初めての完走が、くまががいいなと思ってましたので、
大会に参加できて、無事に完走できてよかったなと思います。
それもやっぱり、選手、スタッフ、ボランティアですね、皆さん知り合いが多くて、とても励まされながら、やっと完走できたなという感じです。
この大会ってどういう、僕、簡単に冒頭話したんですけど、どういう大会かってことを改めて川崎さんから紹介していただけないかなと思うんですけれども。
はい。自分は大会作りには全然関わってないんですけれども、やっぱり、くま川の災害がありまして、
被災された方が多くて、場所も多くて、くま川沿いでコースを繋いだという、初めての100マイルレースを作り上げたような形でして、
やっぱりトレイルランナーというか、トレイルをしている人だけじゃなくて、街の人だったり役場の人だったり、たくさん関わっていたので、
みんな復興に向けての足掛かりといいますか、そういう大会にしようという意気込みがすごく感じられました。
実際、走ってみて、このコース、僕たちもどんなコースなのか想像がつかない。
随席標高とか見ると、結構侮れないコースなのかなと思ったんですけれども。
はい。
岡崎さんもたぶん事前に走られた区間はあるかもしれないけど、全体的にはまだ走ってみないとわからないという感じだったんでしょうかね。
はい。コース自体は全然自分走ったことなくて、一部赤壁区間といいますか、そういう似たような山は行ったことがあったんですけども、
その大会コース自体は全部初めてのところで、前半は赤壁区間だったり、後半はロード林道多いんですけれども、
いい山を通らせてもらったなというようなコースでしたね。
やっぱり川に沿っているわけでは必ずしもなくてということなんですかね。トレイルとしては、それなりに整備されているとか、廃均コースみたいな感じだったりするのか、
それとも、先日19年の被害も大きかったところから想像すると、なかなかいろいろ整備はされたんでしょうけれども、そういう爪痕も残っているような、
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高区間というのもあったりするんですかね。結構川沿いとかは爪痕がすごくて、地割れだったり土砂崩れだったりもあったんですけれども、
本当によくコース整備されていて、トレイルも多分里山とかは作ったりとかして、コース整備されていると思うんですよ。
そういうところも多くて、でも全体的にすごく走りやすかったですね。
そうすると、川沿いというか、林道みたいなセクションが繋ぎながら、この山というか、尾根を越えていったりとか、そういうようなイメージで、
ワイルドというと言い方が変だけど、そういう大きな自然の災害の爪痕とかがまだまだあるということを実感しながら、
熊川の流域を見て、知るという、そういう体験ということになったんですかね。
そうですね。どうしてもロードと林道が多くなって繋ぐのは仕方ないと思うんですけれども、繋ぎながら山を越えて川沿いの被災状況も見ながらと言いますか。
最後は熊川の河口まで見せたいということで、結構河川直行を大回りするんですね。
八千代市に行くんですか。
八千代市の日名具温泉まで行くんですけども、ラスト15キロぐらいはずっと河川直行の平地なんですけども、川沿いをずっと走るというような、ラストのゴールのコースで、
長い熊川河口をずっと走ってきたなという感じのコースですね。
そうすると、結構全体として言うと、川崎さんにとって見ると、走れる区間、走りやすい区間が多いような印象ということになるんですかね。
ロード、林道はもちろん走れるんですけど、ひとつ山に入ると結構パンチになると言いますか。
走れない傾斜の山が結構多くて、メリハリがあるコースでしたね。山は走れず、ロード、林道は走らされるという。
そのような、一気に標高を稼ぐような山が多かったです。
なるほど。そういう登りっていうのは、それだけ急だと必ずしも整備というか、なかなか進むセクションとか、整備はされているとは言っても、
09:16
結構気をつけて進まないと迷うような感じもあったり、というくらいワイルドな感じということなんですかね。
迷うと言えば、やっぱり最初の積寮区間の山は、倒木だったり苔が多くて、結構わかりづらいんですよね。
普通の天気良い日でも迷いそうなトレイルなんですけども、その区間はコースAとかしっかりされていて、ちょっとガスたりとか交差だったりで見えにくかったんですけども、
それでも走りやすかったりして、パンチのある山とかは、わかりますね、わかるんですけども、結構急等が多かったですね。
コースになったところの熊川沿いが、やっぱり災害の爪痕というところが多いと思うんですけど、山の中っていうのも同じように感じるような場面ってありますか?
山の中は綺麗なトレイルっていうイメージでしたね。そんな災害の爪痕とかは川沿いが多かったかなと思う。
今言ってたようなコースプロファイルを見ると、172キロですか?9000ぐらいですよね?
9300。でもみんなGPSでは8000ぐらいでしたね。多い人で。
それにしても100マイルの中だと、プロファイル的には相当ハードな部分になるのかなと思うけど、
特に走れる区間もあるっていうところで言うと、山の区間のハードさっていうのは相当な全体の中だと、ブラッドと固定部分とのギャップが多いのかなって感じたんですけど、
特に前半の、すごくないですか?山。
この前半のパート。コースプロファイルを見ても、前半に大きな登りを集中してるっていう感じなのかな?山のセクションが集中してるっていうイメージなのかなと思ったんですけど。
そうですね。最初の登りはこれ、林道なんですよね。ほとんど。ちょっとトレイル挟んで下りながら、そこから林道とトレイルで積力館に入っていくイメージですね。
積力館はずっとアップダウンが連続して、結構ボディブローのようにきついんですけど、積力館を抜けると、高野体育館。その辺が川沿いの被災状況がひどいところが見られたコースで、
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そこからの人山は、これロードで登るんですよ。野系越し登山口まで。このロードの11kmくらいの登りが、結構パンチがあるというか、結構ここで差がつくんじゃないかなというような傾斜のロードでしたね。
特にトップ選手たちレースするとなると、そういった走れるけどきつい傾斜っていうのは、なかなか100マイルだと嫌なところなのかなと思うんですよね。
確かに今回は自分も足を持たせるイメージで、無理しないようにと思ったんですけど、やっぱり走ってしまうんで、うまく歩きと切り替えながらやってたんですけど、難しいですね、その切り替えが。
山だと前後人が見えず、自分のフェーズである程度行けたりするかもしれないけど、ロード区間となると、ある程度見通しがよかったら、前も後も気になったり。
ロードの登りって、歩いちゃいけないじゃないけど、歩けないっていう、変なプライドもあるし、そこの見極めというか、体と相談しながらというか。
この大会自体はペーサーがOKなんですよね。
今回は7,8人って言ってましたかね、ペーサーがついた方が。ほとんどみんなソロで走って。
それだけ走っている人は、みんなレース出たいって言っちゃいますよね。
そうなっちゃいますよね、100kmって言ったら。
前半っていう部類が60km終わったところで一旦仕切れるのかなと思うと、後半に100km残ってるって考えると結構長いと言うね。
そうですね、結構スプロ入るときには後半が長いような。
でも体力の使い方というか、言うとちょうど半分半分なのかなっていう感じでしたね、終わってみれば。
そこまでが山が多い、トレイルが多い感だったので、結構一山越えてきたっていう。
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それ以降は結構ロードと林道が多めだから、走らされるけどっていう、半々な感じの自分的にはイメージでしたね。
この奇跡吸収石料の含みの区間は多分山深いセクションだから、結構人の気配感じないような雰囲気もあるのかもしれないし、
一方で川を、全部川沿いってわけじゃないけど、山から川に沿って海へ向かうっていうコンセプトだから、
やっぱり後半は少しだんだん人々が近づいてきて、戻ってきたみたいな感覚になるんですかね。
そういうコースでしたね。少しずつ道路とか、集落とか、街とかに近づいてくるっていうような感じがする。
A6辺りとかはもう集落ですし、そこからは結構街があって、でも最後の一山はこのちょこんとあるんですけど、ここは高竹という山で、結構そこがまたパンチある山で、
結構最後の最後のラスボス的な、噂では聞いてたんですけど、全然走れないような。
断面図で見ると、全然本当に山の上に登った気がするんだけど、山の上はあんまり見えない。
急な感じではありますよね。急にここが切り立ってる。
登りは全部歩かないといけないような急登でしたね。約1.5キロぐらいかな。きつかったですね。
全体通して、かなりメリハリあるコースだと思うんですけど、以前に何か考えてた戦略というかペース配分と、実際走ってみた中で、それが思う通りに行ったのか、もしくは身を任せて行ったのかで言うと、どんな感じでしたか?
自分の中で行くのが見逃せた方かな。全然作戦とかそういうのはなくて、行く前の段階で出れるかどうかもわからない状況がずっと続いてて、
実際、100マイルに対する準備ができていない状態で行ったので、乾燥したいなっていうのがまず一番にあって、
それは乾燥できるペースでずっと自分の中で行こうと決めてたので、マイペースでひたすら行ったんですけど、
100キロ過ぎて足が痛くなってきたりとかして、予定してたペースよりは後半遅れたんですけど、トータルで見ると早いペースで行けたのかなという感じです。
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大きなトラブルはなかったですか?
大きなトラブルはないけど、両膝が痛くなっちゃって100キロ過ぎて、その膝痛との戦いだったね、後半はずっと。
それはやっぱりコースが厳しい、走れるセクションに力が入るとか、そういうことではなくて、ちょっと疲労が溜まってたということなんですかね。
どうなんですかね、やっぱり、疲労ですかね、筋疲労とかもあるんですかね。
でもその痛みが止まると痛いけど、走ると消えていくような痛みだったので、逆に止まらずに動き続けようというので良かったかもしれないですね。
ずっと走り続けたっていう。ダメージは相当きてますけど。
ロードっていうのもなかなか膝には負担が大きいのかなと思うので。
そうですね、ロードと輪道が多かった分、走るあれが膝に来てるのかなっていう感じですけど。
それで言うと、下りの区間っていうのも輪道なりロードが多いんですか。
そうですね、全体的にロードと輪道で下ったのも多かったのかなと。
途中も結構ロードと輪道で下りが多かったし、高野体育館までのA3までのコースも輪道とロードで結構下って、10kmが下っていくんですけど、そこも結構なペースで下ったので、そういうダメージが来たのかなと。
確かに。その辺のペース配分とかは難しそうですね。
特に初めての大会だから、指標になる数字もないだろうし。
動くままにいっちゃったので、後半ダメージが。
おそらくトップ選手いくらか並んだりしながらという場面もあったと思うんですけど、周りの選手はどうでしたか。反応。コースの対策のものとか。
一緒にいたのは最初の20kmくらい。小林成治さんと一緒にいたんですけど、その中でも成治さんと2人で「そんな早くないよね」的な回応をしながら行ってたので、自分としては結構抑えて入ったんですけど、みんなもっと抑えてたんですかね。
20kmくらいからはずっと自分一人旅だったので、大会中は全然対話はしなかったんですけど。
もう独走で。
そうですね。後ろとの差も分からず、いぶき見ようかなと思ったんですけど、いぶきを見らずにずっと行ってたので。
21:05
じゃあそのペースがいいかどうかも本当に全然分からずというか、感覚のまま動き続けたって感じなのかな。
そうそう。ずっと差が分からず、とりあえず自分のペースで行こうと。
川崎さんが走ったこの熊川コース166キロ、100マイルの方は、深夜のスタートなんですか?
朝4時スタートです。
朝4時なんですか。
はい。
走り始めはまだ暗いけどというような感じで。
そうですね。
3時間ぐらい暗くて、朝のですね。
でまた夜に入るという。夜中にゴールしたんですけど。
スタート直後、一番山深いセクションは明るいうちにみんな越えられるような、そういうようなデザインとか、そういう設計になってるんですかね。
そうですね。
自分の場合は最後の高田系が深夜12時とかだったので、夜景がきれいで。
なるほど。
最後夜景で癒されて降りていくっていう、自分の場合そうだったんですけど、
人によっては朝方あそこのぼって八つ城市内を全部見渡せるっていうような人もいましたし。
そうですね。
この熊川の河口に広がってる八つ城の。
はい、そうです。
ちなみに感染されてる方っていうのは、感染っていうのは応援?
はい。
来てくれてる方っていうのはいましたか?
いや、応援はほとんどいなくて、地元の住んでる方。
はい。
それこそ水上村スタートだったんですけど、朝4時なんですけども、結構みんな起きて応援してくれてて。
すごい。
おばあちゃんとか家の中から応援してくれて、おはようございますってみたいな感じでずっと最初行ったんですけど、すごいなと思って、地域の方の理解もあったのかなっていう。
大会することそのものも受け入れてくれていたりとか。
はい、そういうイメージでしたね。
ところどころ集落に降りたりするんですけど、そこでも結構応援してくれてる人がいて家の中からとか。
九州全体、コミュニティーが取れるランニングはすごいしっかりあって、アットフォームなイメージがあるんだけど、
去年熊川がやるやらないの時に、やっぱり地域のためにとってもやる大会だから、そういう意味で延期しますっていう判断してるのは、いいなと思ったんだけど、
やっぱりそれがいい形で受け入れてもらえるっていうのはね、今年開催できたことが良かったですね。
本当そうですね。こういう状況でも理解があって開催してくれて、また各映像とかオーターセッションにいるスタッフもすごく温かくて、みんな。
24:08
自分の場合、結構試合がところどころいたんで、すごい元気もらえながらずっと進めたんですよね。だから良かったなと。
確かこの大会の主催にも、11個室になってる三塚村、五塚村、山陽村、八津城市、それぞれの自治体から教育委員会の市町村の職員の方も加わってらっしゃるような感じだったので、
非常に大変な時期だと思うんですね。コロナのこともあるし、自然災害とか、まだまだこれから直していかなくていけないこともあると思うんですけど、
そういう中でやっぱり、人がもっといろんな人に来てもらえるようにっていう意気込みというか、主催されたコントラクセッションの皆さんも大変だと思うんですけど、
そういういろんな方が支援してくださって、おじいちゃんおばあちゃん見てくださったら地元でこんなのあるからぜひぜひという話が、草の上で広げてくださった方たちがいるんだろうなと思って。
それで第一回、与党よりは少し遅れながらも開催を無事にこびつけたというのは素晴らしい一つ。トレードランニングが、何かのお役に立つというか、このコミュニティのお役に立つということになったのかなと思うんですけど、
多分その辺は、いろんな方が河崎さんくらいいろんな話を語ってくださるんじゃないかなと思うんですけど。
そうですね。
ところで、河崎さん自身も日本を代表するトレイルランナーの一人ということで、このシーズンにこれから活躍が楽しみなところというところがあると思うんですけども、
このシーズンの始まりの3月の100マイルということなんですけども、例えば、2019年のときは私も覚えてますけど、ウルトラトレイルマウント富士、今富士山の近くにお住まいということなので、これも縁の深い大会だということだと思うんですけど、
今年は、これはスケジュールの中に入っているんですか?
入ってます。今のところ出る予定でいるんですけど。
100マイルの方に?
100マイルの方に、はい。
じゃあ、今回の熊川の経験も結構活かせそうな感じというか、かなり学びはあった感じですね。
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そうですね。体勢というか、こういう感じなんだなっていうのは体で感じているので、
ただこの今痛めちゃってる膝が治ってくれればの話なんですけども、しっかりリカバリー治療して、間に合わせたいなと、なんとしても間に合わせたいなって思ってますけど。
ちょっとね、そこが少し気がかりなところですけど、あまり無理がないわけですけど、先は長いと思うんですよね。
もちろん、UTMFまでの間隔が短いっていうのはもちろん承知の上でだと思うんですけど、それでもやっぱり熊川っていう大会があるから、九州初出っていうところで、それも選んだっていうような理解であって。
もちろん、その通りで、初がやっぱり九州が良かったなっていうのがあって。
リカバリー短いってみんな思ってるし言うと思うんですけど、自分の中では1ヶ月あればいけるかなっていう。
そういう感じもあったので、走ってみないと分からないかなっていう中で、
そうですね、でも、着替えたくなってからはちょっと葛藤もありましたけど、でもやっぱりここちょっと走れなくなってもいいから乾燥したいなっていうのを買っちゃったんで。
ちょっと体を壊しちゃったけど、乾燥したかったんで、それはそれでいいと思ってますけど。
乾燥した瞬間の気持ちにどんなところでした?嬉しさなのか、ついに乾燥できたっていうところなのか。
いや嬉しかったですね。ちょっと泣きそうな感じでした、自分で。
やっぱり今まで、破説年も優勝したし、いろんな結果出してらっしゃる世界選手権もありましたけれども、
100マイルって時間的にも距離的にも長い分はちょっと違うところってあったりするんですか?
なんなんでしょうね。もちろん達成感はあるんですけど、それプラス何かがあるような感じだったんですよ、自分の中で。
感動というか、いろんな感情が混ざったような。達成感を超えた達成感みたいな、うまく伝えられないですけど。
他の大会で得るものとも違いましたか?ゴールした瞬間のっていうのは。
似た感じは似た感じなんですけど、自分が痛みをこらえて乾燥したっていうのもあるかもしれないですけど、ちょっと違った感情も入ってたなっていうゴールだったんで。
うまく言葉にできないけど、100マイル乾燥した人ならわかってくれるかなっていう感じですね。
あとは19年のUTMFがあって、去年は流れてしまったしっていうので、なかなかチャンスもそう多くないじゃないですか。100マイルくらい出られるっていうのが。
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そうですね。そういうのもあったかもしれないですね。やっぱり限られた大会に出れて、こうやって乾燥できたっていうのがあったかもしれないですね。
ひとまずは、リカバリーというか、膝もこういうのを作っていただいて、UTMFはまた大きなイベントだし、地元にお住まいのおじさんに近いところでもあるし、
たぶん川崎さんに期待してらっしゃる方もたくさんいると思うんで、大きなイベントになると思いますけど。その他にも例年だと、
川崎さんのエリアとかだとやっぱり宇治登山駅でしっかり、破舌音もあるし、あと世界選手権の代表メンバーということもあるし、
今年は盛りだくさんなのかなと思うんですけれど、ゲーマ風なシーズンに今年はなりそうというふうに考えてらっしゃいますか。
そうですね。今おっしゃったように、やっぱりUTMFの後は登山駅でやって、11月の世界選手権も控えているので、カテゴリーは全然違うんですけど、
それに向かって一つ一つやっていければなと思ってるんですけど、こういう状況なので、大会もどうなるかは全然わかんないので、開催を信じてやっていくしかないですかね。
川崎さんに限った話ではないんですけど、今年はあるかな、今年はあるかなって言いながらなかったりすると、調子が来るっていうか、
モチベーションが折られる経験が重なると、なかなか思うようにいかないというか、例年ならあれがあってこれがあってというふうに計算して、
来年はあんなことにやりたい、みたいなことが難しかった。川崎さんだって、UTMFは2019年の次には感想はダムルフザしていたとか、そういうことも考えてらっしゃったと思うし、
その辺もどうなんですかね。悩むことはないかもしれないけれども、ちょっとこう、複雑な、複雑というか、どういう風に目標を設定すれば、苦労するところはあったりするんですかね。
もちろんそうですよ。自分もやっぱり人間なので、やっぱり大会中止になったりとか出られなかったら落ち込むというか、沈みますし。でもうまく、落ち込んでばかりもしょうがないので、うまく切り替えて、次はこれだ、次はこれだってやっていってるので、やっぱりそうですよね。
33:22
開催を信じてやるしかないですよね。特にUTMFなんか、今2年間やろうと思って、走るつもりで練習してきて、直前で中止が2回続いてるんで、
小川君とも去年一緒に練習行ってるし。ちょうど1年前の今日が一緒にやってましたね。UTMFのトレーニングで、70キロぐらいかな多分。そうだね、あそこの藤の宮から勝山まで行ったもんね。
あの停滞用にやりながらみんなで。ものすごい寒くて、最初あれ天使の手前から始めたんでね。そうそうそう。でまぁちょっと暑くなってきたし、脱ぐかってみんな山入る前に脱いだら、ものすごい山の中寒くなってさ。そうそうそう。ぐるぐる揺れて。
ねーあれはいい経験できましたよ。その時走ってて、ものすごい調子も良さそうだったし、余裕度も感じて、それに関連して今日ちょっと僕が聞きたいなと思ってたのは、
UTMFもそうだし、今回の熊川も100マイルに合わせて準備を結構していったのかなっていう印象がね。走っていって思ったんだけど、同時にITJだったり、あとは直前だとおそらくフルマラソンのPBコーナーを目指していたと思うんだけど、
こういうのを、ターゲットの違うレースに対してどういう準備を合わせていったのかなっていう。その話をちょっと聞きたいですね。去年はそうやって一緒に練習やったりとか、その次の日も横内選手とかと、
北藤の先輩3人で、B2Bというつもりで2日目40キロぐらい行ったのかなとかそうやってロングトレイルに対する態勢をつけてたんだけど、
今年に関してはやっぱり、まずはマラソンのベストを出したいっていうのがあって、1月は1回も山に行ってなかったり、2月に入って5,6回山に行ったんだけど、それでも雪がすごくて、5天間の。
30キロぐらいしか行けなかったりとかだったんだけど、基本的にはマラソンの練習にしても、ITJに向けた練習にしても変えてなくて、ベースとしては、
36:04
月間700キロぐらいの目標に、コンスタントに練習を続けるという、ロードにしても山にしても積み重ねを大事にするようなイメージでやってるので、特にこれといって100万円に向けてこれをするっていうのは全然自分もやってないですね。
あの、うんうんって聞いたんだけど、700って普通じゃないですよ。コンスタントに積んでいく距離じゃない気がするんだけど、そこがすごいな。
そうですね。だから自分の中では、疲労を溜めすぎないように、普段の練習にしても追い込みすぎないような、7、8割の練習を続けてるイメージ。で、足を作っていくというか、体を作っていくイメージをやってるので。
はい。なんか去年の、それこそ1年前一緒に走った時もそういったような話したかなと思っていて、あまりペースを上げずに、どちらかというとゆっくりと距離を踏むっていうようなことを言ってたと思うんだけど、その後もそれは変わらず続けていたってことですか?
まあ、変わってないですね。成長してないのか、変わってないのか、でもやっぱり一番は怪我しないで、継続して練習することが大事かなって思ってるので、その月間走行距離にこだわってるわけじゃないけども、そのくらいの目安に練習を積んでいきたいなっていうのがあって。
それは100マイル間走っていうものが意識であったからかな、もしくはもっと前から基本がそういう練習だったかっていうとどういう意味なんですか?
いや、もともとはもっと少なかったですね。600キロとかだったんで、やっぱりその100マイル意識させてからは普段のジョグの時間を増やしたりとか、自分のスパッと終わる練習じゃなくて、泥臭い練習って言ったら、そういうじっくりじっくりでやっていく練習を続けてきたので。
じゃあ、強度を落として時間を伸ばしたっていうような感じですかね?
そうそう、そういう感じですね。
その効果ってどうですか?走ってて。感じますか?
今回熊川を走ってみて思ったのは、そういうのが生きてきたのかな。トレイルで言ったら30キロしかやってないのに、足はずっと動き続けたので、そういうベースがしっかりしてたのかなっていうのは自分で感じてますけど。
逆にというか、フルに対してとか、ITJみたいなミドルレンジに対して、それが負荷が足りてなかったとか、あまりそういう感じに思うことはなかったですか?
いや、特に。でもその時その時でITJの前はスピードを上げて山入ったりとか、マラソン電車とはまた別になってきて、山での筋力を減らして、平地の筋力にするっていうのをちょっとやってあったので。
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基本的なコンセプトとしては、ある程度量を走るっていうところを入りながら、大会に合わせて得意的なトレーニングをしていくっていう。
そういうイメージですね。基本的にマラソン練習も100万円にはつながるところは絶対あると思うので、そういうのも大事にしてやってます。
岩さん、これさらっと聞いてますけど、すごいですよね、やっぱり。デファイルやりながらその距離にも合わせていくって。
僕もちょっとトレーニングのセオリーというのはそんなに詳しいわけではないんですけども、そういうことを考え、悩んでいる人は悩むというか、同じようにいろんな目標を持ってそれにどう取れるかっていうことを考えている人は多いと思うので。
なかなかだけど、川崎さんの真似ができる人もそんなにいないという。聞いてみて思ったけど。
トレーニングって人それぞれあると思うので、一番は自分がやってることが正しいと思って、やり続けることが大事なんじゃないかなと思うんですけど、
絶対正解なわけじゃないので、やっぱり自分が正解と思う練習をやってほうがいいと思いますよ。
僕もそこに専門的な知識はないんですけども、川崎さんの今年後半に11月に控えてらっしゃる世界選手権とかもあって、
日本でもこのスポーツで世界の頂点に挑戦しようと極めようという方もこれから出てくるという中で、そういういろんなノウハウというか、
経験とかをもっと活かす、共有していく。川崎さんはまだ活躍の場が多いけど、
次に若い人が来る人に、そういう人にいろんなことを伝えていくとかいうこともこれから大事なことではあるのかなと思ってますけど、
そういう意味でも最先端でいろんなことを走っている川崎さんなので、
これからもいくつかのイベント、UTMFも含めて今年も不死身にお話聞く機会があると思うので楽しみにしています。
あと今ですね、YouTubeの方も流してるんですけど、あまりそんなに告知しなかったんですけど、コメントいただきましたよ。
堀込恵めぐみさん、熊川リバイバルトレイルのブッちぎりの走り、さすがです。お疲れさまでしたということで。
42:03
ありがとうございます。
ありがとうございます。
よかったですね、見てくれて。
今のところ配信も順調に流れているようなので、こういうのが起動に乗ったら、
ライブのこういうチャットで言ったり書いてるようなこともできたら面白いかなと思ってるんで、今日はちょっと付き合い頂きましたけど、
これは収録ですので、また後日ちゃんとした感じで公開して、繰り返しにしていただきたいと思います。
友谷さんどうですかね?こんな感じでよろしいかな?
実は、前回岩崎さんと川崎選手でITJ優勝した時にコッドキャストを知ったじゃないですか。
あれを聞いて知ったんですけど、実は同い年のことですね。
勝手に親近感を覚えてからですね、それがきっかけで一緒に走りに行きましょうよということで、
そういうこともあって、すごい応援してます。
いやいや、俺も応援してますよ。
ありがとうございます。応援されることのこと何もできてないですけど。
友達と言ってたんですけど、トレーランナー初のバレリーナじゃないけど。
その話もあったな。バレリーナ。
あれはまだ続けてるんですかね?
あれはですね、全然続かなかったですね。
もうね、体がね、硬すぎて、土台に乗れないっていう感じがして。
バレーもそうだし、ダンスもいいなと思うんだけど、
踊り方がなんせわかんないとか、自分なんかそういうのあるんだけど、
でもよくよく考えてたら、走りたいんですけど、どうやって始めたらいいですかねって、たまに聞かれることとかも。
え?走りたいんですか?
走ろうと思ってるんですけど、みたいな質問をね。ランニングとは関係のないような人からいたりするんだけど、
いや、そんな普通に体動かして走ればいいじゃんなんて思ってたんだけど、
僕の言うダンスみたいなのも体動かせば、そういうのじゃないみたいな。
ダンスとバレー、ダンスとランニング、バレーとランニングってのは相性的にはどうなんですか?
富屋さんの経験からすると。決して悪いわけではない。あまり向かわないんですか?
いやいや、あんまり関係ないんじゃないですか。
45:03
でもほら、柔軟性が大事だから、繋がるところもあるとか言ってたよね。
どうなんですか?柔軟性、ランニング、あんまりどこまで必要なのかって。
ありすぎてもいけないっていう話もね。
怪我しにくい体になるかもしれないけどね。
全然わかんないけど、バレーが好きな興味があるランナーなんてなかなか出会わないなと思って。
実は横内選手がバレーが好きみたいで。
僕がこれ見に行ったってインスタか何回あげたら、僕も行きたかったんですっていうメッセージが来て。
思わぬところに同じ気味持った人がいるっていう。
初耳ですね。
初耳で。どんどん会ったらじっくり聞いてみてください。
もちろんもちろん。そこは。
そっか。
ありがとうございます。
良い話しちゃいましたね。
良かった。その辺の話が一番面白い。
でも自分も同世代が嬉しいんで。
あと、荒木幸太選手とかいますけど、九州には。
荒木さんも同級生なんで。
年齢的に言うと、若手の部類じゃ全然ないけど、
今までずっと走ってきた中で、体の変化って今どんな風に受け止めてますか?
いや、そこまで確かにヒロが抜けにくいのは感じてますけど、
40近いなっていう感じも全然自分ではしてなくて、
年齢ってとってるだけで気のせいなのかなと思いながら、
どんどん、
そのうちにガクっときますよ。
でも、100万円やられてる方も40超えてからの人も多いですし、
超えてる人も多いですし、
まだまだ全然いけるかなって思ってますよ。
この前のITJも本当に、
相手のトップ選手揃った中でもやっぱり強いし。
いやいや、ITJは若返りましたよね。
去年に関してはね。
周りみんな20代で、
「え、一回り違うじゃん」とか言ってたりとかするんですけど。
そういう人たちからしたら、川崎さんは、
初め、そういう世代、経験豊富な人たちが乗り越えるべきライバルというか、
そういう、胸を貸すというようなことが期待されるのが、
48:03
きっとこれからあるんですかね。
特に100万円は。
そうですね。
それで言うと、どうですか?
UTMFに向けては、戦略的なものとか、
どんな感じで走ろうかなっていうのは考えていることありますか?
いや、まずは足を直して、
これからですかね、考えるというか。
でも、だいたいのコースのイメージはついているので、
熊川よりは、作戦というか、走り方を考えやすいのかなと思いますけど。
あんまりでも意識しないようにというか、
楽しく感想できたらいいかなと思うんですけどね。
確かにですね。
嫌なイメージで終わりたくないので。
英語も人多いし、今年がどんな感じに盛り上がるのかっていうのは、
ちょっとふたけてみないと分からないところがあるけど、そこも楽しみですよね。
そうですね。あれはテンション上がりますもんね。
あんだけ盛り上がってくれると。
開催してほしいです。
私はきっかけでは順調に進んでいるようですので、
多分今年は設定主の車での作り上げたものを発揮するうちに、
年になると思いますので、楽しみにしていると思います。
そうですね。
ではお時間も、レビュー時間に入りましたので、このあたりにしましょうかね。
はい。今日はDCウェイクリーライブでお送りするインタビューのライブで収録ということで、
川崎家さんに付き合いただきました。
はい。
そういうわけで、またライブ配信をしたいと思っていますので、
ぜひいろんな方に見ていただけるとと思います。
もしライブ配信を見ていただいている方で、前半見逃したという方は、
来週の、できれば明日、前半のうちには
もう一回動画にしてYouTubeで公開したりとか、
あるいはPodcastとかで公開したいと思っていますので、
大きい見逃しになった方は最初からまた聞けるようにしたいと思っていますので、
ぜひ聞いていただければと思います。
というわけで、今週はゲスト川崎由也さんでした。
一緒に友谷さんにお付き合いいただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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