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  2. ごん狐『六』/新美南吉
2025-07-31 02:21

ごん狐『六』/新美南吉

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作品名:ごん狐『六』
著者:新美南吉(にいみ なんきち)

図書カード:https://www.aozora.gr.jp/cards/000121/card628.html

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BGMタイトル: そりのこし
作者: もっぴーさうんど
作者ページ: https://dova-s.jp/_mobile/_contents/author/profile060.html
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7・15・23・31日更新予定

#青空文庫 #朗読 #podcast

サマリー

ごん狐は栗を持って標柱の家に忍び込みますが、いたずらをしようとしたところを見つかり、標柱に撃たれてしまいます。

ごんのいたずらと運命
六 そのあくる日もごんは栗を持って
標柱の家へ出かけました。標柱は物置で縄を鳴っていました。
それでごんは家の裏口からこっそり中へ入りました。 その時標柱はふと顔を上げました。
と狐が家の中へ入ったではありませんか。 この間うなぎを盗み上がったあのごん狐めが、またいたずらをしに来たな。
よし 標柱は立ち上がって、
艶に欠けてあるひなわじゅうを取って火薬を詰めました。 そして足音を忍ばせて近寄って、
今、戸口を出ようとするごんを ドン
と打ちました。 ごんはバタリと倒れました。
標柱は駆け寄ってきました。 家の中を見るとドマに栗が固めて置いてあるのが目につきました。
おや? と標柱はびっくりしてごんに目を落としました。
ごん お前だったのか。
いつも栗をくれたのは、 ごんはぐったりと目をつぶったままうなずきました。
標柱はひなわじゅうをバタリと取り落としました。 青い煙がまだ
筒口から細く出ていました。
02:21

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