1. 青空文庫朗読する人
  2. ④白羊宮/薄田淳介
2026-10-20 02:27

④白羊宮/薄田淳介

作品名:白羊宮
作者:薄田淳介

図書カード:https://www.aozora.gr.jp/cards/000150/card50558.html

青空文庫:https://www.aozora.gr.jp/index.html

BGMタイトル: そりのこし
作者: もっぴーさうんど
作者ページ: https://dova-s.jp/_mobile/_contents/author/profile060.html
DOVA - SYNDROME楽曲リンク: https://dova-s.jp/_mobile/bgm/play17520.html

7・10・15・20・23・31日更新予定

#青空文庫 #朗読 #podcast

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サマリー

薄田淳介の詩「白羊宮」を朗読する。あえかな笑みや春のぬくもり、落葉の間から芽吹く若葉、喜びと悲しみの影が描かれる。思い出の花や口づけの香りが幻の春として立ち現れる一方、終盤では日差しが曇り、花や青葉が衰え、ため息と夢のはかなさへ移っていく。

春のぬくもりと記憶の花
ひとづま
あえかなる笑みや、小青の余つ空
君が目指しの日のぬるみ 淋しき胸のくたらのに
つとあからめば ありし世の日ぞ散りしきし
落葉際 また若やぎのにいあおばえだに恵みて
よろこびの 旗悲しびの影ひなた
あざるる駒の下道に うまし涙の雨じたり
気配静かにしたたりつ 穴うらやわき迷わしの
風おとなえばここかしこ 思い出の花あわじろく
ほのめきゆらぎ ささやきの色ははねずに
口づけの うまし香りは霧のごと
くゆりなびきて まぼろしの春あたたかに
えいごこち あくがれまどう束の間を
穴うらがなし やさまみの日ざしは富に
はかなさと冬空
ひなぐもり うつしごころの風荒れて
花はしおれぬ ひこばえし青葉は落ちぬ
たちがれの子しげき道よ ありし世の
ことばえの日は はららかにそそ走りゆき
さぎ足の嘆きぞ ひとり仰びれし
ためいきひくに迷うのみ ゆめなりけらし
ああひとずま げにあえかなるやさまみの
ものはかなさはひなおりの なぎんと見ればやがてまた
かきくらしゆく 冬の日の空あいなりき
02:27

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