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2025-11-19 15:59

#97 【AI自動化】Google workspace Flowsってなにですか?できること、できないこと

✍️内容

今回はGoogleから新しく発表されたGoogle Workspace Flowsについて。

ノーコードで自動化のワークフローを構築できる機能です。

- どういったことができるのか?

- 他社のノーコードツールとの違いは?

こうした点を中心に話していきます。

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🔗リンク

Google Workspace Flowsの使い方

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🎧番組紹介

「耳で学ぶAI」はChatGPTやGemini、Claudeなど生成AIを初心者・中級者向けに分かりやすく解説する番組です。

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👨‍💻パーソナリティ: 矢野哲平

「AIを分かりやすく、楽しく」をコンセプトにポッドキャストやnoteでAI情報を発信。ツールも開発しています。株式会社root c代表取締役。⁠

note

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サマリー

このエピソードでは、Google Workspace Flowsを通じてノーコードでの自動化ワークフローの実装方法やできること、できないことについて解説します。また、利点や活用例、現時点での制約についても触れます。Googleの新機能であるWorkspace Flowsは、ノーコードで自動化ワークフローを構築するためのツールであり、特にGoogleの各ツールとの連携が得意です。しかし、外部サービスとの連携はまだ弱く、他の自動化ツールと使い分ける必要があります。

Google Workspace Flowsの概要
みなさんこんにちは、矢野哲平です。この番組は、耳で学ぶAIをコンセプトに、初心者・中級者向けにAIを分かりやすく解説する番組です。
今回のテーマは、Google Workspace Flowsってなにですか。できること、できないこと、について話していきます。
はい、ということで今日は、Google Workspace Flowsについて話していきます。
みなさん、Google Workspace Flowsのニュースは耳にしましたでしょうか。
少し前に、GoogleからGoogle Workspace Flowsというものが公開されました。
これ何かというと、自動化のワークフローをノーコードで実装できる機能となります。
今回は、このGoogle Workspace Flowsについて話していきます。
今回のエピソードを聞くことで、リスナーの皆さんが、Google Workspace Flowsってこういうものだったんだと、
Google Workspace Flowsでこういうことができるのねと、そういったことを持ち帰れるようにしたいと思います。
今日話すポイントは主に3つです。
1つ目に、そもそもGoogle Workspace Flowsって何ですかという話から。
2つ目に、Google Workspace Flowsでできること。
3点目に、Google Workspace Flowsとその他のノーコードの自動化ツールとの違いについて話します。
具体的には、MakeやN8n、Zapierなどの自動化ツールとの比較についても話します。
では早速話していきましょう。
これからGoogle Workspace Flowsについて話していくんですけど、ちょっと名前が長いので、以降はワークスペースフローズと読みたいと思います。
では、ワークスペースフローズ公開のニュースから話していきます。
直近で新しく発表された内容となります。
Google Workspaceにワークスペースフローズという機能が公開されたと。
ちょっと一旦言葉について整理をすると、Google Workspaceっていうのは主に企業向けのツールとなります。
なんと言ったらいいんですかね。
Googleが提供するいろいろなツールがまとめられたものと言えばいいでしょうか。
具体的には、GmailやGoogle Drive、Google Meetなど。
こうしたツールって個人アカウントでも使えるんですけど、
これらが組織向けに統合されたようなものとなります。
先日、このGoogle Workspaceに新しくワークスペースフローズが追加されたというわけです。
さらに言うと、このワークスペースフローズの機能自体、これはまだアルファ版なので、
Google Workspaceの管理者がこのアルファ版の許可をオンにしていないと、Google Workspaceユーザーでも使うことができません。
なので、正直今日このワークスペースフローズについて話すか迷いました。
基本的にこのポッドキャストで話す内容っていうのは、聞き終わった後にリスナーの皆さんが実際に試せるもの、
そういったものを中心に話しています。
今回話すワークスペースフローズは、そうした趣旨から外れるわけなんですけど、
GoogleがAIの自動化ツール、ノーコードツールを出してきたっていうのは、やっぱり抑えておきたいトピックだなと思い、ちょっと選びました。
あとはこのワークスペースフローズ、現時点ではアルファ版なんですけど、先で正式版がリリースされて、より多くの人が利用できるようになると思います。
なので、情報を先取りする上でも聞いて損のないトピックかなと思って今日話そうと思います。
機能の実装方法と活用例
話をワークスペースフローズにちょっと戻して、
具体的にどういったものかっていうと、AI自動化のワークフローをノーコードで構築できるツールとなります。
通常、自動化のワークフローというのはプログラムを書いて構築します。プログラミングで構築していくと。
一方でワークスペースフローズはノーコード、つまりコードを書かずに一連のこの自動化のワークフローを構築できます。
具体的にどのように構築するのかというと、2つパターンがあります。
1つはブロックをつなげるようにワークフローを構築するパターン。〇〇をしたら〇〇をする、みたいな処理をノーコードで簡単に実装できます。
例えば、メールを受信したらその内容をジェミニに渡して要約してもらう、こんなイメージです。
2つ目の実装方法はAIとの対話で構築するパターンとなります。
例えば、AIにこんな指示をするだけで自動化のワークフローを構築できます。
そうですね、24時間以内の未読メールを朝出社するまでに要約をしてGoogleチャットに通知してほしい。
こんな感じの口頭の指示だけでAIがワークフローを構築してくれます。
実際に試してみたんですけど、結構こちらの要望に沿って実装してくれます。
こんな感じでノーコードでプログラムを書くことなく、自動化のワークフローを実装できるツール、それがワークスペースフローズとなります。
じゃあワークスペースフローズ、具体的に何ができるのかっていうと、
簡単に言うと、Google、いろいろなツールがありますよね。
そのいろいろなツールを連携させて、自動化のワークフローを構築することができます。
事前にGoogle側がいくつかテンプレートを用意してくれています。
なのでボタンをクリックするだけで、そのテンプレートに沿って自動化のワークフローというのを日々の業務に導入することができます。
いくつか例を挙げると、そうですね。
例えば、未読メールの要約を毎日取得して、それを通知してくれるとか、
あとは会議前に会議の要約の概要、そうしたものを関係者に通知するとか、
あとはGoogleフォームで問い合わせのあったその顧客の温度感、
この問い合わせをしてくれたお客さんは、弊社のサービス導入に対して温度感が高い、温度感が低い、
そういったものをAIで判定させてスプレッドシートのステータスに追加するとか、
あとは24時間以内に発表された生成AI関連のニュース、トピックをまとめて私にメールを送ってくださいとか、
このようなGoogleのツールをベースにしたワークフローというのを簡単に構築することができます。
ワークスペースフローズを使うと何が嬉しいのかっていうと、ジェミニを簡単に呼び出せるんですよね。
通常こうした自動化のワークフローを構築するとき、ジェミニのAPIを個別に設定する必要があります。
このAPIというのはジェミニをプログラムから操作するための許可書みたいなものとなります。
結構このAPIを設定するの面倒なんですよね。
でもワークスペースフローズではそういった面倒な設定は必要なくて、そのままジェミニを呼び出すことができます。
これは普段APIに馴染みのない社員でも簡単にAI自動化のワークフローを構築できるということを意味しています。
こんな感じでGoogleのツールをベースとした様々なワークフローを構築することができます。
制約と外部ツールの連携
じゃあ反対にワークスペースフローズでできないことってないのという話をちょっと今からしたいと思います。
実際に触ってみて現時点でできないことっていうのもいろいろありました。
例えば外部ツールの連携は他の自動化ツールに比べて少ないです。
現時点で接続できる外部ツールで言うと、ASANA、Jira、あとはMailChimp、Salesforce、こういった外部ツールと連携することができます。
他のAI自動化ツールに比べて決して数が多いわけではありません。
他のAI自動化ツールどういったものがあるかっていうと、MakeやN8n、Zapier、あとは国内でよく使われているDiffie。
こうしたツールはたくさんの外部サービスとの連携機能が用意されています。
例えばSlackと連携したり、Tudoistにタスクを追加したりとか、あとはNotionと連携したり。
もちろんChatGPTやCloudとの連携もできます。
こうした外部のツールとの接続がワークスペースフローズはちょっと弱いかなと、現時点では。
一応、API経由の設定はできるので、外部ツールの連携はやりたいと思えばできると思います。
ただ、とにかく既存の自動化ツールに比べて外部ツールとの連携は弱いです。
今後、こうした外部ツールとの連携、広がっていくと思うんですけど、
ものすごく広がっていくのか、それとも大手の外部ツールだけに絞って展開するのかっていうのは、
ちょっと今後の展開は読めないですね。
これどっちかわからないんですけど、どちらも選択肢としてありそうかなと思います。
というのが、基本的に会社って外部のツールそんなにポンポン追加できないですよね。
特に大きな会社になるほど、勝手に外部のツールっていうのは使うことはできません。
ワークスペースフローズの概要
このポッドキャスト、いろんなプラットフォームとか、グロービスさんの方でも配信をしてるんですけど、
このポッドキャストで紹介したAIツール使ってみたいけど、会社が許可してないという話はよく聞きます。
こんな感じで、会社によっては気軽に外部のツール追加することはできないという現状があります。
これは至極当然な話なんですけど、セキュリティの兼ね合いなどもあるので。
ただ、そういったことを考えると、ワークスペースフローズで外部のツールとあまり連携できなくても、
あまり問題がないパターンというのもあると思います。
ちょっと一旦整理すると、とにかくワークスペースフローズ、現時点においては、
MakeやN8n、Zapierなどに比べて外部の連携は弱いです。
じゃあ、ワークスペースフローズがそういったツール、N8nやMake、Zapierに比べて、
劣っているのかというと、そうではないと思います。
これはもう使い分けの問題かなと思います。
例えば、外部ツールと連携したワークフロー、こういったものを構築したい人は、
MakeやN8nが選択肢になると思います。
一方で、Googleのツールを連携させたい。
そうした時には、ワークスペースフローズが選択肢になると思います。
このように、自分の業務でどういった自動化のワークフローを構築したいのか、
そういった点をベースに考えると判断しやすいと思います。
以上が、ワークスペースフローズの概要や、できること、できないことなどになります。
実際の使用感とポイント
実際に触ってみた感想を伝えすると、
そうですね、ワークフローの構築、かなり楽だなと思いました。
AIに話しかけるように、こういったことをやりたいと伝えると、
その内容に沿ったワークフローをAIが構築してくれると、
これの精度は高いと感じました。
あとは、まだ操作は慣れていないんですけど、
手動でワークフローを構築する場合でも、
シンプルで分かりやすい設計だと思いました。
このワークスペースフローズ、まだアルファ版なので浸透していないと思うんですけど、
これが正式版でリリースされて一般的になると、
割と誰でも簡単に自動化のワークフローを構築できるようになるなと思いました。
そういったことが起きるポテンシャルを秘めているツールだと感じたのが率直な感想です。
結構日々の業務で、ここ自動化できたら楽になるよねっていうポイント結構あるんですよね。
そういった気づきを、AIを使って誰でも自動化ができると。
会社やチームでうまく使っていくと、
場合によっては、かなり業務効率化に貢献できるのかなと思ったりもしました。
Googleは今後、ノーコードの自動化ツール、本格的に展開していくんですかね。
Google、いろいろなAIツール出してますけど、個人的にはこのワークスペースフローズ、
自動化をノーコードで実装できる機能、今後の展開が非常に楽しみです。
今回話したワークスペースフローズ、いつものようにノートで記事を書きましたので、
興味のある方は是非チェックしてみてください。概要欄にリンクを貼っておきます。
それでは今日のポイントをまとめます。
一つ目に、Googleから新しくワークスペースフローズという、
ノーコードで自動化のワークフローを構築できる機能が発表されました。
二つ目に、ワークスペースフローズでは、Googleの各ツールと連携したワークフローを構築することができます。
例えば、未読メールの要約を毎日取得して通知する、
こうした自動化のワークフローを誰でも簡単に実装することができます。
三点目に、既存の自動化ツールとの違いをお伝えすると、外部サービスとの連携の少なさでしょうか。
ただし、Googleのツールとの連携は非常にスムーズで実装しやすいと感じました。
はい、今日はこの辺ということで、本日もお付き合いいただきありがとうございました。
今週はお便りをいただいております。ありがとうございます。
ちょっと読みますね。
いつもわかりやすい解説ありがとうございます。
第96回目のジェミニキャンバスでスライド作成が可能に、いろいろと実験してみた、聞かせていただきました。
ちょうど前回のエピソードとなります。
私も試しにスライド生成してもらいましたが、
簡単な1行だけの指示でも、γに劣らないぐらいのクオリティで驚きました。
補足すると、このγというのは生成AIを使ったスライド作成ツールとなります。
続けますね。
ChatGPTだと文字だけの疾走なものしか出来上がらないので、スライド作成に関してはジェミニに軍配が上がりますね。
γだと初回に付与されるクレジットを消費してしまうと課金が必要となりますが、
ジェミニだと制限が解除されるまで待てばいいので、無料で使う人にとっては大きなメリットだと思います。
そうなんですよね。前回のエピソードでもお伝えしたんですけど、
このジェミニのスライド生成機能、無料ユーザーも使うことができるので、
そういった点は大きなメリットだと私も思います。
続けます。
ただ少し気になったのが、スライドに使用される画像って著作権的に大丈夫なのかなと少し疑問に思いました。
社内や身内で使うのであれば問題なさそうですが、世の中に公開する場合は、少しリスクが伴うのではないかと感じました。
以上となります。
お便りありがとうございます。
あの、この疑問ごもっともだと思います。
一応お伝えすると、ジェミニでスライドを作成すると、画像がスライド内に添付されます。
で、その画像の引用元というのは最後のページに一覧で記載されます。
どこどこのページからこの画像を引用しましたよと表記されます。
ただこちら側が引用元を明記していることと、あとはその画像の著作権者がどう思うかっていうのは別の話になります。
なので、例えば画像素材サイトの画像のみを使うと、こうした選択肢の方がより安心してこのスライド作成機能を使えると思います。
これはジェミニに限らず他のAIツールでも言えることです。
前回のエピソードでこうした点に私触れていなかったので、ちょっと私の方で漏れていた視点となります。
お便りありがとうございました。
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興味のある方はこちらもぜひ概要欄にリンクを貼っておきます。
お相手は耳で学ぶAIの矢野てっぺいでした。
また次の配信でお会いしましょう。
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