はい、ではAIとプログラミングの相性の良さについて話していきたいと思います。
たびたびこのポッドキャストでもプログラミングについて触れています。
結構ですね、プログラミングに興味のある人も多いようです。
単的に言うとですね、AIとプログラミングっていうのは非常に相性が良いです。
プログラミングの知識があれば、AIのサポートを借りて結構いろんなことができるようになるんですね。
例えばですね、普段の業務で結構手間のかかる単純作業があるとします。
そういったものをプログラミングで効率化するとかですね。
具体的にはGoogleスプレッドシートやExcelの処理をプログラミングで効率化する、こんなことがですねできるようになります。
ここまで聞くとですね、やっぱりプログラミングって難しそうなイメージはあると思います。
ただ私がここで言っているものはですね、そういった高度なプログラミングスキルのことを言っているわけではないんですね。
エンジニアとして転職するみたいなですね、そんな高度なスキルの話ではありません。
このエピソードで話すプログラミングの内容っていうのは本当に基礎的な部分、あとは考え方とかですね。
こうした初歩的な部分を知っているだけで、AIの指示の仕方っていうのがガラッと変わってくるんですね。
どうでしょうか。普段AIを使っていると、薄々ですね、こう感じている人も多いと思います。
AIを使えば自分ができないことでもできるようになるわけではないと。
本来自分が持っていない知識やスキルっていうのも、AIがあればですね、何でもできるようになるということはならないというケースの方が多いと思います。
それよりもですね、自分が持っているスキルを拡張してくれるようなイメージ、そういったことの方がしっくりくると思います。
例えばですね、マーケティングの知識が全くない人がAIを使ったとします。
そこそこの回答は引き出せても、最高の回答っていうのは引き出せないと思うんですね。
なぜなら、AIの指示っていうのは内容で大きく回答が変わるからです。
専門家の人であればあるほど、その分野に精通した知識があればあるほど、より具体的な指示を出してAIの回答をさらに引き出すことができるからです。
あとはですね、AIが回答をしても、人間側にマーケティングの知識とか経験がないと、その回答がいい回答なのか判断のしようがないですよね。
ただ、その人にマーケティングに関する知識や経験っていうのがあれば、もっと回答深掘りできるし、
あとは経験則に照らして、その回答が正しいかどうかっていうのを判断できるわけです。
で、ちょっと話がそれたので、プログラミングに話を戻します。
プログラミングもですね、同じように人間側にある程度の知識がないと、AIへの指示っていうのは不十分になります。
AIがバーっとコードを書き出してもですね、よく言ってることがわからないという状態になります。
ただですね、ここでいうそのプログラミングの知識っていうのは、最低限のものを抑えておくだけでもかなり変わってきますよっていう話です。
体感で言うとですね、2,3日あれば身につけられるものだと思います。
2,3日しっかりプログラミングの基礎的な内容を頭に入れると。
そうすることで、AIへの指示の出し方っていうのが全然変わってくるのでおすすめです。
当然ですね、できることっていうのも増えてきます。
これはですね、プログラミングに限らず、他の分野でも同じようなことだと思います。
マーケティングの知識があればあるほど、AIへの指示は出しやすくなると。
ライティングの知識があればあるほど、AIの回答っていうのはもっと良くなると。
他の分野でも言えることですね。
こうした基礎的なプログラミングの知識を頭に入れておくことで、
AIの自動化っていうのも結構ですね、スムーズに進みます。
このポッドキャストでもたびたび言っているAIの自動化ですね。
これはノーコード、つまり一行もコードを書かなくても実装ができます。
ただ、そういった時でもですね、プログラミングの基礎的な知識があるとないとでは全然違ってくるんですね。
つまり、プログラミングの基礎的な知識っていうのは、かなり少ない労力で手に入れることができます。
これがですね、目に見える形で業務効率化を図ることができますよっていう話です。
早い話ですね、プログラミングとAIっていうのは非常にコスパが良いアプローチだと思っています。
で、なんで今日こういう話をしているのかっていうと、
最近プログラミング関連のAIツールの進歩っていうのが目覚ましいんですね。
SNSを逃げわせているレプリットエージェント、あとは以前から結構話題になっているVZeroですね。
そして以前このポッドキャストでも少しだけ紹介しました、AIコードエディターのカーソルですね。
他にもいろいろありますけど、この3つをですね、簡単に紹介したいと思います。
ちなみに先週でしたかね、OpenAIからも新機能の発表がありましたね。
Mac向けのChatGPTのデスクトップアプリ。
このデスクトップアプリからパソコンのコードエディターやテキストエディターと連携ができるという機能ですね。
これについても後ほど触れたいと思います。
はい、ではまずはレプリットエージェントからいきましょうか。
これですね、簡単に言うとText-to-Codeのサービスとなります。
人間がテキストで指示した内容からAIがコードを書いてくれるという、そういったものですね。
このレプリットエージェントがすごいのが、フロントエンドからバックエンド、
つまりですね、ウェブアプリケーションのユーザーが見えている部分とか、あとは裏側の部分ですね。
例えばデータベースとか、そういったものをまるっと実装できるというものですね。
例えばログイン機能があるアプリケーション、こういったものを作れたりするわけですね。
簡単なテキストの指示だけで。
現在はですね、このレプリットエージェントを使うには月額25ドルの有料プランへの加入が必要になってきます。
ざっくり3700円ぐらいですかね。
ちょっと高いんですけど、かなりすごいツールだなと思います。
ただですね、ちょっと注意点もあります。
テキストで指示をすれば、AIがアプリケーションを作ってはくれます。
それをですね、仮に公開をして運用していくという、そういった場合を想定するなら、
人間側にプログラミングの知識は必要という話ですね。
私だったらですね、どういう処理で動いているのかとか、あとは十分なテストを経ていないもの、
こうしたものはですね、ちょっと怖くて公開できないですね。
特に顧客情報を扱うようなアプリケーションだったらなおさらですね。
そうした外部に公開するものではなくて、自分の環境だけで使うアプリケーションだったら問題はないんですけどね。
なのでレプリットエージェントは、ある程度開発経験がある人っていうのが、開発効率を高めるためのツールだと捉えています。
ただですね、何回も言いますけど、かなりすごいです。
課金する金額っていうのは高いんですけど、YouTubeとかで動画が公開されていますので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
はい、では次はVZEROいきましょうか。
VZEROもすごいです。
バーセルっていうホスティングサービスがあるんですね。
サーバーのようなサービスですね。
その開発会社が公開したツールっていうのがVZEROになります。
こちらもですね、ざっくり言うとレプリットエージェントのようなテキストトゥコードのサービスになります。
テキストでサイトを作ってとか、管理画面のダッシュボード作ってとか指示をするとですね、デザイン性の高いコードを書いてくれます。
その結果っていうのを視覚的に画面で確認できるようになってるんですね。
VZEROはレプリットエージェントと違って無料で利用できる枠があります。
なのでVZEROにアクセスをしていろいろ指示をしてみると楽しいと思います。
例えば、TODOアプリ作ってとかですね。
あの体験、あれを初めてですね、体験した時っていうのは結構衝撃的でしたね。
CloudにArtifactっていう機能があるじゃないですか。
AIに指示をしてコードを書いてくれると。
その成果物が画面の右側に出てくるみたいなCloudの機能ですね。
あれと同じようなイメージですね。
はい、では次はCursorに行きましょう。
これはですね、レプリットエージェントやVZEROとはちょっと毛色が違います。
簡単に言うと、AI搭載のコードエディターですね。
映画とかでプログラミングのシーンがあると、英語の文字が画面にズラーと書いてあるシーンとかってありますよね。
あれはですね、エディターと言ってコードを書くためのメモ帳みたいなツールを使ってるんですね。
そのコードエディターの中にAIが搭載されていると。
これですね、今日紹介したツール、レプリットエージェント、VZERO、いろいろありますけど、その中で一番おすすめです。
エンジニアの方にもおすすめですし、あとはプログラミングをこれから学ぶ人にもおすすめです。
なぜならプログラミングの作業効率がかなり良くなるからですね。
コードをわざわざコピペして、ChatGPTを開いたり、そういったことをせずにですね、エディター上からAIを呼び出せると。
例えばこのコードを修正してとか、このコードはどういった処理をしていますかっていうことをですね、
AIと一緒にプログラミングができるようなイメージになります。
このカーソルの中で動くAIのモデルっていうのは色々選択ができるんですね。
ChatGPTとかCloudとかGeminiとか。
以前このポッドキャストでAI文字起こしのアプリを開発されているニョスさんという方にインタビューをしました。
そのインタビューの中でもニョスさんもカーソルを開発に使われていると話されていました。
このカーソルなんですけども無料で利用することができます。
こちらの連携の仕方ですね。
この使い方はノートで記事にしていますので、興味のある方は覗いてみてください。
ちなみにWindowsでもChatGPTのアプリはあるんですけど、
全ユーザーが使えるようになりましたね。
無料ユーザーもWindowsのChatGPTアプリが使えるようになっています。
で、最後にこのエピソードの締めに
AIを使えばプログラミングを勉強しなくてもいいのかという点について少し話したいと思います。
最近はあまり聞かなくなりましたね。
AIがあれば人間は不要になると。
AIの出始めですね。
ちょうどChatGPTが日本に入ってきたのが2022年の11月でしたかね。
AIが出始めの頃っていうのは結構いろいろ言われていましたね。
人間修了のお知らせとか、AIが人間の仕事を奪うとかですね。
で、時々〇〇の仕事はAIに奪われるとかですね。
〇〇の仕事は今後不要になるとか、そういった意見も目にします。
結構ですね、新しいツールが出てくるたびにそういった意見というのはよく目にします。
いろいろ考えはそれぞれあると思うんですけど、皆さんはどう思ってますでしょうか。
私はですね、この考えに関しては会議的な立場となります。
AIを導入することで作業効率というのは上がると思うんですね。
そういったケースというのは今後も多く出てくると思います。
ただですね、AIが人間の仕事を奪うとしてもですね、
それはもっと先の話じゃないのかなと思っています。
それよりも先に心配することがあると思っています。
あなたの仕事を奪うのはAIではないと。
それよりも先にあなたの仕事を奪うのは、AIに精通した人間だ。
AIを使いこなすようになった人間だ。
あのNVIDIAのCEOの言葉ですね。
なので、AIが仕事をやってくれるから人間はもう何もしなくていいよと、
何も勉強しなくていいよとは全く思っていません。
むしろですね、本格的にAIの時代っていうのが到来しても、
人間としてしっかり強みを発揮していかないといけないなと思っています。
まあ、いつの時代もですね、大変ですね。
コンピューターが出た時っていうのは、コンピューターが人間の仕事を奪うと心配されていました。
1980年代ぐらいですかね。
コンピューターが人間の仕事を奪ったっていうケースも確かにあると思います。
人員が削減されたりとかですね。
ただですね、実際はコンピューターを使いこなすようになった人間の方にどんどん仕事が流れていったんじゃないかなと思います。
こうしたことが起こりうる、まさにコンピューターの登場で言われていたこと、過去に言われていたことがですね、
まさに今起きているというふうに思っています。
本格的にAIの時代に備えて、そういった中でAIを勉強していくと。
そのAIの勉強していく中で、最も効果的でコスパがいいのがプログラミングじゃないかと思うわけです。
これを言うためだけにですね、かなりの時間がかかってしまいましたけども、皆さんはどう思いますでしょうか。
いろいろ考えはあると思うので、ぜひコメントなどであなたの考えを聞かせてもらえると嬉しいです。
以前もですね、プログラミングについて話した回がありました。
そこであるプログラミング学習のおすすめサイトっていうのを紹介したんですけど、
まあ反響が大きかったんですね。なので改めて紹介したいと思います。
ハーバード大学が公開しているCS50という講座になります。
CS、コンピューターサイエンスの頭文字ですね。
これですね、ものすごくおすすめです。YouTubeで無料で公開されているものになります。
日本語訳でも、日本語で翻訳されているサイトもあります。
概要欄にリンクを載せておきますので、プログラミングに興味がある方はぜひ覗いてみてください。
CS50はですね、結構内容が充実しているので、数日で終わるようなカルキュラムではないんですね。
結構がっつりプログラミングに取り組みたい人向けの教材とはなります。
ただ、かなり理解が深まるのでおすすめです。
もともとハーバード大学に入学したプログラミングを学んでない学生向けに作られた教材ということで、かなりカリキュラムが練られてますね。
ChatGPTやこのエピソードで紹介したカーソルなんかをですね、使って高度の理解を深めながら進めていくと。
わからないことがあったらAIに質問をしたりして理解を深めていく、そんな風に進めていくといいと思います。
はい、今日はこのへんということで、本日も聞いていただきありがとうございました。
ちょっと話は変わるんですけど、最近学習プラットフォームのUdemyでGeminiのコースをリリースしました。
GoogleのGeminiと、あとこのポッドキャストでもたびたび言及しているNotebook LMとか、あとはGoogle AI Studio、こういったツールの使い方を学べる講座となります。
今回リスナーの方に5日間限定の割引クーポンを発行しています。
興味のある方は覗いてみてください。概要欄にリンクを貼っておきます。
あと前回のポッドキャスト、配信後にですね、お便りをいただきました。
前回は企業の生成AIの活用事例というものを紹介した回でした。
配信後にですね、リスナーの方から生成AIと音声コンテンツの深い洞察というのをいただきました。
私が前回のポッドキャストでAIポッドキャストの話をしたからですね。
なんというか、私がぼんやり感じていたことっていうのを言語化してもらったような感覚で、
改めて生成AIと音声コンテンツの向き合い方について洞察を得られました。
改めてありがとうございます。
最近はですね、結構コメントをいただいたり、フィードバックをいただいたりと、
リスナーの方との距離っていうのが前より近くなったように感じています。
やっぱりですね、AIって一人でやるよりも、色々な業種の方と話をして知見とか、あとは洞察、
そういったものを聞く方が圧倒的に得るものっていうのは大きいんですよね。
なので最近はインタビュー会っていうのを設けて、様々なバックグラウンドを持つ方からですね、
お話を伺うようにしています。
実は次のインタビュー先も決まっていますので、ぜひお楽しみに。
もっとリスナーの方との接点も増やしていきたいですね。
リスナーの皆さんも気軽にコメントいただけると嬉しいです。
SpotifyとYouTubeはコメントがそのままできるんですかね。
Apple Podcastは現時点ではコメント機能がないんですかね。
Appleの方は概要欄に貼り付けているGoogleフォームから気軽にメッセージをもらえると嬉しいです。
番組でこんなもの取り上げたらいいんじゃないとか、私はこんな風に生成AIを使ってますよとか、
ヤノさんこんな風に話してたけど、私はこう思うよとかですね、
いろいろなコメントやフィードバックをもらえると嬉しいです。
番組ではこのように耳で学べるAIを毎週発信しています。
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毎週水曜朝に更新していますので、ぜひフォローをお願いします。
そして、生成AIの最新情報や知見をお届けするニュースレターも配信していますので、
こちらもぜひ概要欄にリンクを貼っておきます。
お相手はロボシンクのヤノてっぺいでした。また次の配信でお会いしましょう。