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2022-10-31 11:47

557.おたより「職場の決定権を握るのは大抵おじさん…もしかしてトレンドもおじさんが決めてるの?」 from Radiotalk

リスナーさんのご質問に回答!中学生の頃、父親に「トレンドはおじさんが決めてるんだぞ」と言われて以来、おしゃれと距離を取るようになってしまった…。そんなリスナーさんに、トレンドが決まるまでの本当のところ、教えます!

◆服装心理別に、おしゃれを楽しくしてくれるアイテムがわかる記事、監修しました! https://www.elle.com/jp/fashion/fashion-column/a41776650/clothing-psychology-2210/

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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今日はマシュマロにお寄せいただいたご質問、今日はファッションの質問に回答していきたいと思います。
ペンネームさくらさんからお寄せいただきました。ありがとうございます。読みます。
こんにちは。いつも楽しく愛聴しています。今回学生の頃に染み付いた呪いを解いていただきたくお便りしました。
おしゃれに興味を持ち始めた中学の頃、テレビでその年のトレンドカラーの特集をしていました。
私はとてもワクワクしたのですが、たまたまそばで見ていた父に、「こんなものはおじさんが決めてるんだぞ。」と言われたのです。
全くおしゃれに見えない父と同じような人が流行を決めているなんて。
鮮やかにも信じた私は、おしゃれに対して距離を持ったまま今に至ります。
アパレル業界でトレンドを決定する方には女性もいるだろうし、たとえ父と同じ男性でもおしゃれな方々なんだろうと今では思います。
しかし、社会人なり周りを見ると職場で決定権を持つのは大抵年配の男性なのです。
試行品メーカーに勤めているからかもしれませんが、アパレル業界でトレンドを決めるのはどんな方々なんでしょうか。教えていただけますと幸いです。
ということでご質問ありがとうございます。
今日はトレンドができる仕組みというところをお話しすればいいのかなと思いますので、そのあたりをお伝えしていきたいと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりましたおしゃれの呪いトクラジオ本日で557回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサ解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれを持って楽しみ自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の久野梨沙です。
本日もよろしくお願いいたします。
まずお知らせということで、
今日10月31日にLデジタル、Lってファッション誌のファッション雑誌のLのデジタル版オンライン版のサイトがあるんですけども、
そのサイトで私が監修した記事が公開されましたのでぜひご興味ある方ご覧いただけると嬉しいなと思います。
タイトルは、服装心理でわかる本当に似合う服とはタイプ別オススメファッションをしなんというタイトルで、
このラジオでも何回もご紹介している服装心理診断という、
うちの服装心理学協会が作った心理テストがあるんですけども、
そちらがどうやらLデジタルの編集部の中で流行ったらしくて、
オンラインでできる簡易版があるっていう話を何回かしたと思うんですけども、
そちらが流行ったみたいで、これをうちのサイトに載せたいんですっていう感じで、
エディターさんからご連絡いただいて実現した記事なんですけれども、
性格別にどういうファッションアイテムを味方につけるとおしゃれが楽しくなるのかっていうのがわかるようなコンテンツになっています。
服装心理診断ライトよりももうちょっと手軽にチェックリスト形式で、
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どれが自分に当てはまる項目が多いかなみたいな感じで、
自分の心理タイプがわかるっていう、その心理タイプも結構面白い名前をつけていて、
通常の服装心理診断は、正式版は合理性とか規律性とか、
それらがどれぐらい高いかっていうのが点数でわかるんですけども、
このサイトは、
肩着な風菌タイプとかですね、無機質おしゃれタイプとか、
刹那的に輝くファッションオタクタイプとかですね、
タイプ名だけでわかるような名前にしてますので、
よりちょっと導入版としてわかりやすく楽しんでもらえるんじゃないかなというふうに思いますので、
番組概要欄にリンク貼っておきますので、ぜひよろしければ見てみてください。
今回は単一タイプということで、
手はまるのが一番多いタイプのところを参考にしていただくっていう感じなんですけども、
実際には、今お伝えした、
例えば風菌タイプとファッションオタクタイプの混合型みたいな人ももちろんいるわけですよ。
その辺のかなり細かい診断っていうのは、
私がやっているファッションオンラインサロン、服装心理ラボに入会していただけると、
入会特典として正式版が受けられて、
自分の傾向がより細かくわかりますので、
ちょうどまもなく11月1日になるということで、
服装心理ラボ、ゲッションのご入会が一番お得ですから、
ぜひこの記事を読んで興味を持たれた方は、
服装心理ラボにご入会いただけると嬉しいなと思います。
ということで、お知らせはこんな感じにしておいて、
お悩みに対するご質問に関する回答をしていきたいと思います。
まずファッショントレンドなんですけども、
トレンドは一番初めに関しては、もちろん誰かが作っているものです。
それはある程度、売り出す前には、
誰かが決めないと服を作れませんから、
誰かが決めるということになるんですけども、
その決め方、決まり方っていうのは、
服を作る工程がわかれば想像できるんですけど、
まず、色が一番初めに決まります。トレンドカラーが。
先の、服を売る頃の世界の情勢とかを想像しつつ、
こんな世の中はムードなんじゃないかな、
だからこういう色が広く受けられるんじゃないかな、
みたいなことで、流行色協会なんか、
そういう団体がいろいろありますので、日本国内にもあるし、
複数の国が参加している団体もあるし、その辺がまず決めていくわけです。
色が決まると次に、服を作るには生地が必要ですから、
色が決まれば生地を染めることができるわけですよ。
その色で生地を染めつつ、その生地の風合いなんかも含めて、
その生地のトレンドみたいなものを、
いろんな生地メーカーが提案をする展示会なんかがあるわけです。
そこで生地のトレンド方向性を確認した上で、
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最終的にコレクションと呼ばれるような合同展示会で、
発表するデザイナーたちが服を作って発表して、
そこで初めて、その洋服としてのトレンドっていうのが見えてくるのが、
1年から半年前ぐらいというところなわけですよね。
それを見て、国内のいろんなメーカーがどんどん洋服を企画していくっていう、
その流れになっています。
なので、一番初めの生地を洋服を作る段階では、
もちろんいろんな人が考えて決めていったトレンドにのっとって、
提案がされるわけです。
その決める中にはもちろん、この桜さんがおっしゃっている年配の男性、
いわゆるおじさんももちろんいらっしゃいます。
当然そのコレクションブランドを作っているデザイナーさんが、
そもそもおじさんであるケースはもちろんあるわけで、
おじさんもいるということはありますが、もちろん全てではなくて、
女性ももちろんいますよということなんですけども。
ただそのトレンド、最終的にそのトレンドとして提案はしますよ。
今期こういうものがいいんじゃないですかってメーカーから提案はするけど、
でも最終的に何が流行るかとか何が支持されるかっていうのは、
すべて消費者にかかっているわけですよ。
なので季節始めに用意どんで販売する洋服は、
どうしてもメーカー側が決め打ちで作らなきゃいけないから、
こういうのいかがでしょうかねって提案するわけですけど、
それが実際売れていくかどうか、消費者の方に支持される、
つまり売れるかどうかっていうのを慎重に見極めて、
その後追加生産していくものをどんどん決めていくわけなので、
実際ね、例えば春物であれば1月とか2月とか、
本当に春の初めの初めに販売されるものは、
完全にアパレルメーカー側が作った、考えたトレンドに乗っ取った商品ですが、
その売れ受けを見て最終3月4月とか、いわゆる地続きって呼ばれますが、
本当の春に販売するものっていうのはだいぶその売れすぎデータが加味されて、
追加生産したり追加企画されたものが並ぶと。
つまり季節のど真ん中に、ど真ん中のトレンドっていうのは、
ある種、消費者もお客さんも一緒に作ったものなんだよっていうことが言えると思います。
いくらメーカーが提案したところで、季節始めに全然うんともすんとも売れないものっていうのは、
もうこのトレンドダメだなってことで想像に見切りをつけられるので、
そういう意味で最終的に選んで流行らせているのは、
紛れもなくお客様、消費者一人一人なんだよっていうところで、
その点はちょっと安心してもらいたいなというか、
なんか変なわけのわかんない人に決められて、
振り回されてるってわけじゃないんだよっていうところはね、
そこは安心してほしいなというふうには思いますね。
あとはね、アパレルに関して言うとね、
結構女社会だったりする会社も多いですね。
だからそういうトレンドが全部おじさんが決めてるってこともないですし、
逆に言うと女社会で女性でもいわゆるおじさん的なムーブかます人もいますし、
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なのでそういう意味であんまり男んなら関係ないかなっていうのは、
アパレル勤務時代からすごく感じているところではありますね。
逆におじさんも悩んでますよ。
やっぱりアパレルメーカーにいるおじさんで、
特に若い女性のブランドの担当になっちゃった人なんかは、
自分は若い女性の気持ちはわかんない、どうしたらいいんだろうっていうのをすごい悩んで、
いろんな若い女性に意見を聞いたりして頑張っている、
そういう年配の男性もたくさんいらっしゃるので、
一概におじさんが上からこれでいいんでしょっていう感じで決めつけてるばっかりじゃないっていうのも、
分かってあげてほしいなっていう感じはありますね。
あんまりとその辺は関係ないかなっていうふうに思いますけどね。
たぶん中学校の時の桜さんはね、書かれたように、
もしかして中学校って誰しも多感な時期じゃないですか。
だからお父さんとかお母さんとか年配の男性の教師とかから、
いろいろ上から押し付けられたりとかいろいろ言われたりとかして、
反発してしまう気持ちを持つ時期だと思うんですよね。
その頃の印象が戦慄に残っちゃってるんだろうけど、
たぶん今の桜さんは社会に出てメッセージにも書かれてるんでわかると思うんですよ。
おじさんにもいろいろいるなっていうふうに思うんですよね。
たとえ父と同じ男性でもおしゃれな方々なんだろうって書かれてる通り、
おじさんにもいろいろいるよねと。
逆に言うとおばさんにも、若い女性にもいろいろいるなって思うと思うんですよね。
なのでそういう意味では年配の男性が決めてるからといって、
それを拒絶する理由にもならないし、
最終的に着る服を選ぶ権利は誰しも自分にしかないので、
そこは安心して。
そういう意味では別にトレンド気持ち悪いから、
トレンドには乗らないよっていうのも全然アリだと思いますし、
それが実現できる服の多様性っていうのもだいぶ広がってきてるとは思うのでね。
最終的に自分が納得した服だったら何着てもいいんだっていう気持ちで、
思い直していただけたらちょっとおしゃれを楽しめる気持ちになってもらえるのかな、
なってもらえたら嬉しいなというふうに思います。
ご質問ありがとうございました。
ということでまだまだお答えできていない質問たくさんありますので、
明日以降どんどん回答していきたいと思いますけれども、
皆さんからもまだまだご質問、お悩み、ファッションのことでも、
シーンのことでも結構です。
お待ちしております。
番組概要欄にありますマシュモロからお気軽にお送りください。
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それではまた次回の配信でお会いしましょう。
おやすみなさい。
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