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はい、週が明けましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうかね。またこのラジオ、たくさん質問をいただいておりまして、一度にドバッと来ますので、なぜかね。
ちょっとまだ回答をお待たせしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、また今週も一通ずつご紹介していきたいなと思っております。
今日は、ちょっと前にいただいたラジオトークというアプリで、このポッドキャストは収録をして、各ポッドキャストサービスに流しているわけなんですけども、
そのラジオトークのお便りという機能からいただいたご質問を、今日は取り上げていきたいと思います。読みます。
はじめまして。いつも楽しく拝聴させていただいております。早速ですが質問をさせていただきます。
おしゃれな人が集まる土地の学校に進学したことをきっかけに、おしゃれをし始め。
いろいろと試行錯誤してきましたが、自分の系統はシンプルで質の良いものであり、それが自分を満足させ気分を上げる分野だと思うようになりました。
現在の仕事先では私服のため、一番おしゃれな人であると思われたい願望があったのですが、
会社でおしゃれと言われている人は、一つ一つがブランドというようなお金の書き方をしていない人で、会社の人曰く、
自分を分かってる。だったり、ファッションを楽しんでる。自分のスタイルがある。と評価をされていて、
自分が一番気分の上がる服を着ても、周りの評価を得られないことに満たされない気持ちや、嘆きのような気持ちになります。
スタイルを見つけるにはどうしたら良いのでしょうか?というご質問、ラジオネームのココペリニオンさんからいただきました。
それでは今日は、このご質問に回答していきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりました。おしゃれの呪い解くラジオ。本日が176回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、日本服装心理学協会代表理事の久根でございます。
今日もよろしくお願いいたします。
そういうことでね、ちょっと出だしから終わっちゃったのは、週明けじゃないですか。
基本的に日曜日って、うちの息子が保育園がないので、割と仕事ができないんですよ。
今日の月曜日は、たまってるディスクワークを片っ端からバサバサと投げ倒す日だったので、
人と話してないんですよ。だから全然口が回らないなっていう。
ごめんなさいね、噛み噛みでね、ちょっと落ち着いて喋りましょうね。
皆さん結構2倍速とか1.5倍速とかで、ポッドキャスターの機能を使って聞いてくださっている方も多いので、
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ゆっくり落ち着いて喋っても、皆さんおのおの好きなスピードで聞いていただけるだろうということで、
落ち着いて噛まないことを優先に、週頭はスローペースで、スロースタートでいきたいと思っております。
ということでね、ラジオネームココペリニオンさん。
なんか口に出して読みたいラジオネームナンバーワンって感じのココペリニオンさん。
フランス調のフレンチな感じのラジオネームいただきました。ありがとうございます。
さあ、うちのお客様でも、洋服を頑張っても周りからオシャレな人っていうふうに思われたいんだけど、思われなかったとかね。
服装を変えても褒められなかったっていうことをきっかけに、私のパーソナルスタイリングを受けに来てくださる方結構多いんですよね。
このココペリニオンさんの悩みも今読み上げたんですけどね。
最後の質問が、スタイルを見つけるにはどうしたらよいんでしょうかって書いてあるので、
自分らしいスタイルを見つける方法をお伝えしたいのかな?それを悩んでるのかな?と思いがちなんですけど、
でも実際そうじゃないですよね。
これ文章をちゃんと読んでみると、実際にはもうご自身の好きなスタイルっていうのは見つけてるわけですよね。
それはオシャレな人が集まる土地の学校に進学したことをきっかけにって書いてあったけど、
いろいろ試行錯誤した結果、シンプルで質の良いものが自分の好きなものだっていうことの結論が出てるわけですよね。
だから実際にはもう自分のスタイルは見つけてるわけですよ、ココペリニオンさんは。
ここで本当に質問したいこと、質問すべきことっていうのは、実は自分のスタイルをしていても評価されない。
でも私はオシャレな人であると評価もされたい。
じゃあ評価されるにはどうしたらいいんだろう?っていう悩みじゃないですかね。
ココペリニオンさんの悩んでることを正確に言語化するとしたら。
この悩んでる時とか、なんかモヤモヤしてる時って、よく心理学の用語では一時感情って言うんですけど、
第一次、第二次の第一次ですね。一の次って書いて一時感情。
一時感情の認識っていうのがすごく大事なんですよ。
例えば、私が息子をね、例えば晩ご飯ちゃんと野菜を食べないで、
お菓子ばっかり食べたい食べたいって言って食べてる息子に対して、
怒りが湧きますよね。怒って怒って、ちゃんと野菜を食べなさいっていう時に、
その怒ってる気持ちが本当の感情か、一番初めに自分に湧き上がってる感情かって言ったら、そうじゃないわけですよ。
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その一時感情、一番初めに湧き起こった感情はっていうと、
息子が野菜を食べてくれなくって、それが成長に悪影響を及ぼしそうで心配だっていう感情がまずあっての、
それを息子に伝えたい、伝えてるんだけど息子が言うことを聞いてくれない、どうしたらいいんだろうからの怒りですよね。
怒りは二次、三次の感情なわけですよ。
これと同じように悩みに関しても、根本的な悩み、一時的な悩み、本来の悩みっていうのを自分で自分の感情を分析していかないと、
結局その根本に対する解決策を考えないと、悩みって解決されないんですよね。
大抵自分の中で考えているうちに、いろんな考えが発展していっちゃったりとか、いろんな感情が邪魔をしたりして、
本当の悩みじゃなくて、その二次、三次、どんどん変化していった悩みの方が法律だって思っちゃうことがあるんですよね。
今回のココペレニオさんでいうと、自分のスタイルを見つけられてないんじゃないか、みたいな風に解釈しちゃうんだけど、そうじゃないと思うんですよ。
ココペレニオさんが、これが私のスタイルだというのは見つけているわけで、そうじゃなくて、評価されないというところが本当の悩みですよね。
まずはその悩みの根本、一時感情を見つける重要性っていうのをぜひ理解してもらって、自分でも分析していただきたいんですけど、
私がこのお便りを読んで感じたのは、多分自分のスタイルは見つけているけど、評価されない、評価されるスタイルにするにはどうしたらいいだろう。
周りが自分を評価するにはどうしたらいいんだろうって悩みじゃないかなっていう風に考えたんですね。
そういう前提で回答していくとすると、まず評価されたいっていう気持ち、願望はファッションに限らず人間全員持っているもの。
これは本能的なものなんです。
その評価されていない環境にいるときに評価されたいと思うのは当然のことなんですけど、
でももう一つ当然のことがあって、人は変えられないんです。
自分は変えられるけど人は変えられない。
つまり現状を評価してくれていない、自分のことを評価してくれていない人を無理に変えて評価させようとするのはかなり難しい、ほぼ不可能と思ったほうがいいんです。
なのでその今のままで相手だけを変えるっていうのは無理。
つまり今自分が着ている服はそのままに相手に評価させるように仕向けようっていうのはまず難しいと思ったほうがいいんですね。
相手を変えようと思ったらまず自分から変わらないといけないっていうのが大前提としてあります。
そうなるとココペリニオさんが自分が評価されるためにどう変わっていったらいいかということなんですけど、
まず考えられる原因としてはココペリニオさんは、これココペリニオさんに限らないんですけど、
自分が服を着るときって人間って自分が服を着ている状態をその自分の姿を肉眼で見れることって一生ないんですよ。
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だけど他人は自分の選んだ服を自分の外見と込みで見ています。
これが大きな違いなんです。
なので自分が気に入った服は自分が服だけを見て気に入っている状態のことが多いんですよね。
それを自分が着たらっていう自分の外見とトータルで気に入ったというよりは、
その服単品で気に入っている状態もしくはその服の着心地を気に入っている状態なわけですよ。
一方で周りっていうのは自分の外見と服を見てその調和で主に判断していることが多い。
つまり人が誰かのオシャレを評価するときにやっぱり外見に調和しているかどうか、
似合っているかどうかっていうことが一番大きな評価軸になる。
これが自分でわかりづらいところ。
おそらくココペリニオさんもしかしたら質が良いファッションっていうファッションの性能ばかり気にしてしまって、
自分と調和しているかどうか、似合っているかどうかっていう観点が抜けちゃってるんじゃないかなっていう気はします。
とはいえ自分が好きなのはシンプルで質の良いものだっていうのはもちろんあるわけなので、
似合っていてかつシンプルで質の良いものっていう両立できるものを探していく。
それに変えていくっていうのが今後評価を受けるためのまず取り得る解決策だと思います。
てことはですよ、自分の似合う服だけに全部立ちたらダメで、似合っていてかつ自分の好きな服っていうことを両立させていかなきゃいけないので、
これがなかなか難しいんですよね。
なのでそういう人のために作ったのが私の12月17日に発売した書籍、最高にしっくり似合う服選びなんですけど、
これはその似合う服っていうのを診断しつつ、自分の好きな服っていうのも両立させるとどうなるよっていうのを全部書いてあるので、
そういった本を読んでいただくっていうのもただと思うんですけど、まずは似合う服、この要素を自分に取り入れるっていうところを考えてみていただくといいんじゃないかなというふうに思います。
本で読んでもなかなかわかりづらいという場合には、この書籍で紹介した診断が全部受けられる最高にしっくり似合う服選び講座、
こちらも先週リリースしましたので、ちょっと番組概要欄に貼っておきますので、ぜひそちらもご参加検討いただきたいんですけど、
まず評価されるために似合う服、その外から目線、他者目線を取り入れるっていうところを考えていただくのが一番いいんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひご検討なさってみてください。
ということでまたお悩みお待ちしておりますので、ぜひご投稿ください。それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。