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2020-12-29 12:00

151.そもそも服が「似合う」ってどういうこと?その仕組みを改めて解説します from Radiotalk

人がおしゃれで悩み始めるとき。ほとんどの人がまずは「私にこの服、似合ってるのかな?」「なんか変じゃない?」っていうところから悩み始めますよね。「似合う」は人から見ておしゃれに見えるかどうかの大きな要因の一つ。その「似合う」という感覚はどこから来るのか、どういう仕組みなのかを改めて解説しました。年末年始、ぜひじっくり「似合う」について振り返ってみて下さい!

12/17に発売した書籍「最高にしっくり似合う服選び」では、この配信でお伝えした3つの要素について細かく診断ができます!
https://www.amazon.co.jp/dp/4058012390/


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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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前日、前回ですね、148回目の配信タイトルがお便り 福袋買ってしまった活用法教えてという回でご紹介しました
ラジオネーム月城さんから、早速この配信を聞いてご感想をいただきました。ありがとうございます。読みます。
久野さん、先日は質問にお答えいただきありがとうございました。一つだけでもお答えいただけたらラッキーだなと思いながら送ったものを全部盛りでお答えいただいて、スマホの前でコードリしながら拝聴しました。
アパレルの福袋、最後に買ったのは17年前でしたので、久野さんの温かな言葉に背中を押されたようでとても嬉しく、福袋届くのを楽しみにましたなと思っております。
腕試ししてからご報告しようかと思ったのですが、取り急ぎお礼をお伝えしたくということでお便りいただきました。ありがとうございます。
この回は、月城さんが長年、今ね、正確に17年前ということが判明しましたが、長年ね、アパレルの福袋、失敗してしまうので買わないようにしていたんだけど、つい今年ね、好きなブランドができてしまって買ってしまったということでね。
なんでこんなに人は福袋に惹かれるのかとかですね、あとは買ってしまったらどう活用するかっていったところをね、約48回目の配信では月城さんからのリクエストにお答えしてお話をしていますので、
今ね、福袋予約したばっかりという方もいらっしゃると思いますのでね、今日の昼間のニュースかな、福袋、今年はね、ソーシャルディスタンスもあるので、オンラインでの予約が主流ですみたいな話があったので、
在宅で家にいながら予約したという方も多いかと思いますので、ぜひぜひ148回目の配信を皆さんも聞いてみてくださいということでね、月城さんありがとうございました。ご感想ね。また買った服をどんなふうに活用できたかね、ぜひ腕試ししてからご感想を聞かせいただければと思っております。
でね、今日はもう年の瀬を迫ってきましたよってことで、結構お家片付けながらね、のんびり聞いてらっしゃる方も多いと思うので、改めてちょっと皆さんにもじっくり考える何かネタをね、年末年始あれこれ物思いに吹けるネタをご提供しようかなというところで、意外にね、このラジオで語ってこなかった、
似合うってどういうことかっていう根本的な話、そういえば結構してなかったなと思って、おしゃれな呪いを解くラジオっていうタイトルをつけてるので、どっちかっていうと心とおしゃれの問題、服装心理学的なところに結構スポットを当てていろいろお話ししてきたんですけど、
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やっぱりこのおしゃれに悩むときって、これまでリスナーさんのいろんなお便り読んできてもそうわかってきたと思うんですけど、やっぱりそもそも服が自分に似合ってるのかどうかっていうね、他者の目線が気になってそれについて悩むっていうことがまず悩みの第一歩としては圧倒的に多いと思うんですよ。
もちろんその原因を追求していく中で自分の心理的な何か問題とか原因に気づくこともあると思うんですけど、その手前でね、初めの一歩としてそもそも自分にこの服って似合ってるんだろうかっていう悩みからスタートする方が多いと思うんですけど、意外とそのじゃあそもそも似合うってなんだっていう話ってちゃんとしてこなかったなと思うので、ちょっと今日はそのあたりのお話をしていきたいと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりました。本日で151回目の配信でございます。おしゃれの呪い解くラジオでございます。この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバッサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで日本服装心理学協会代表理事の伊佐野理沙でございます。
今日もよろしくお願いいたします。
ということでね、そもそも似合うってなんだということなんですけども、私パーソナルスタリストっていう職業を14年15年目ですかやってますけれども、
似合うっていうことも含めて、それ以外もありますけどね、お伝えするのが仕事なんですけど、
でも私みたいにプロの仕事をしてなくても、誰でも他社の服を見て、「あ、○○ちゃんにあの服似合ってるねーとか、あれはちょっと似合ってないよねーみたいな話って結構気軽にできる。
つまり似合う似合わないのジャッジって、ジャッジだけなら別に素人でもできるじゃないですか。
それは何でかっていう話なんですけど、やっぱり人間って視覚、視覚ですよね、目で見て情報を得た時に、
そのもの同士が視覚的に見た目的に調和しているかどうかっていうのを判別できるスキルは備わっているものなんですよね。
もちろんそのスキルの高い低いはもちろんあって、そのスキルも学べばもっと伸ばしていけるものではあるんですけど、
でもざっくりとした判断って結構みんなできるんですよ。だからこそ似合わない服を着てると、なんか変だねって人から見られてしまうことがある。
だから似合う服を着たいっていう願望も生まれるっていうことなんですよね。
みんな誰しも似合う服っていうのが判断できなければ、こんなに似合う服を着なきゃって悩む必要もないわけで、好き勝手はじゃめちゃな服着てればいいわけじゃないですか。
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でもそうじゃないっていうことなんですよね。
じゃあどこを見て私たち判断しているかっていうと、似合うかどうかっていうのは、人間の外見と洋服の外観、この要素が調和しているかどうか。
つまり人間の外観と洋服の外観の要素に、どれくらい共通のものがあるかどうかっていう、同じものがどれくらいあるか似たものがどれくらいあるかっていうことなんですよね。
似てるかどうかっていうのを、なんとなく感覚では判別できても、具体的にどこが似合っていて、つまりどこが調和していて、どこが調和していないかっていうのを具体的に指摘するのはなかなか難しいから、
それを解き明かすメソッドっていうのが最近流行っている、いわゆるイメコン的診断、イメージコンサルティングとかイメージコンサルタントの略ですけど、イメコン。
イメコン的診断って最近よく通称で呼ばれるようになった診断が、似合う要素を知るための診断にあたるわけです。
この診断、皆さんご存知の通り、いくつかの診断があります。これはなぜいくつかあるかっていうと、もちろん流派の違いもあるわけですよ。
いろんな団体が、好き勝手に言ってたんですけどね、それぞれの団体の理論で診断を作っているのでね、なので複数できてしまうっていうのもあるんですけど、
でも実際問題として、一つの診断だけでは、自分に似合うものが完全にわからない、把握しきれないからっていう理由もあるんですね。
なぜかっていうと、そもそも人間の外見が複数の要素から出来上がったものだからなんですよ。
その要素が何かっていうと、まずはどういう色をしているのか。これは人の場合は肌色だったり、目の色だったり、髪の色だったりします。
洋服の場合には何色がついているかですよね、その生地にね。
あとはもう一つは形、形状ですね。これは人間の場合には顔立ちを決めるのも、顔一つ一つのパーツの形の組み合わせできますし、
あとは体型っていうね、これも形情報に入りますけども、大きい要素がありますね、形。
これが洋服の形と一致しているか、似ているか、調和しているかということが大事。
二つ目は形です。で、最後が質感です。
人間の場合には、肌質がツルツルしているかとか、サラッとしているかとか、紙質っていう表面感もありますし、
あとは体型的にがっちりしているっていう表現があるじゃないですか。
これって形よりは質感情報なんですよね。
こういった質感、生地の場合、洋服の場合には生地の表面感、艶があるとかないとか、凹凸があるとか、ザラザラしているとか、
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あとは薄い軽いとかね、透ける透けないとか、こういったものも質感に入る。
これが自分の質感、持っている質感と調和しているかどうか。
つまりこの色、形、質感、3つの要素それぞれにおいて調和しているかどうかが積み重なって、全体的に似合うか似合わないかが決まっていくってことなんですよ。
この3つの要素について知らなきゃいけないので、これ3つの要素を同時に1個の診断で把握するのは無理なんですよね。
なので、私の12月17日に発売した最高にしっくり似合う服選び、これにはその似合う服を選ぶ診断として3つあるんですけど、
これやっぱり初めて見た人って、こんな診断いるって、こんなにたくさんいるって思う人も多いと思うんですよ。
だって他には1個だけの診断、1つの診断だけで似合う似合わないって語っている本もあるわけで、
それを見ていると、3つもいるの?って、単純にたくさんの綺麗ってもんじゃないよねって感じる方もいらっしゃると思うんですけど、
そもそも人間の外見も服の外観も、色、質感、形っていう3つの要素が出来上がっている以上、
1個の診断でこの3つを診断するのは不可能なので、やっぱり最低3つ、必要最低限であり、これ以上正直いらないんですけどね。
私の本で書いた3つの顔パーツ診断っていう顔立ちの診断、そして体型診断、そしてパーソナルカラー診断っていう人の色と表面感を測る診断、
この3つはないと全部の要素を診断しきれないんですよね。
なので3つが最低限必要なものであり、これだけでいいっていう必要十分な診断数であると。
この3つ全部を実は取り上げた本っていうのが他にないんですよ。
なのでそういう意味でもこの本を作る価値があるっていうのは私自身も思いましたし、
すごくページ数が多くなっちゃったりとか複雑にならないってことで作るのは難しかったんですけど、
非常によくできた本になったと自負しておりますので、
ぜひその似合うっていうのはこの色、形、質感、すべてにおいて関係してくることだっていうことを知った上で、
ぜひ年末年始、私の続きを読んでいただくも良し、読む前にまずは自分の本、自分の服でね、
その3要素についてちょっと分析してみても良し、
ぜひ時間がある年末年始に振り返ってみていただければ嬉しいなと思っております。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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