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はい、ということで今回もYouTubeとポッドキャストの同時収録でお届けしております、おしゃれの呪いを解くラジオ、早速リスナーさんからお悩みのメッセージ届いていますので、読んでいきたいと思います。
こんにちは、綾田と申します。いつもラジオを楽しく拝聴しています。今回ファッションについて質問させてください。
私は、北欧の雑貨やライフスタイルに関するサイトが好きです。優しい雰囲気に魅力を感じ家具や小物を買っているのですが、洋服はどうしても自分に似合う気がせず買えないのが残念です。
いわゆるナチュラルと言われる分野だと思うのですが、子供顔でサマーの自分が着ると、狸が山から降りてきたのか?という田舎っぽさが出ます。
手持ちのワンピースはくすんだ色、綿素材、ダボッとしたシルエットで、久野さんが以前おっしゃっていた色や素材、形が自分には似合っていないのかなと思うのですが、
ナチュラルテイストの服を着る際にどういう点に気をつけたらいいかアドバイスいただけますと幸いです。
ということで、田野さんありがとうございますメッセージ。
今日は、ナチュラルテイストを例に挙げてということにはなるのですが、自分に似合いづらいテイストの服を着こなす時にどう考えていったらいいかということをお届けしていきたいと思います。
今回は710回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをパーサーは解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の久野理沙です。本日もよろしくお願いいたします。
好きなテイストがあるという方は、例えば雑貨とかインテリアは買ったものを置けばそのままその雰囲気になるわけですよね。
もちろんコーディネントを考えなきゃいけないけど、買ったものはそのもののままその雰囲気を出してくれるじゃないですか。
だけど洋服はそれを自分が着るわけですよ。
着る人と合わさってトータルでの雰囲気が発されていくので、着る人によって同じ服でも雰囲気が変わっちゃうってことがあるんですよね。
やっぱりこれが洋服の購入の難しいところだなと思うわけですよ。
決まったテイスト、特定のテイストを表現したいなっていう時に似合わないものを着るとテイストが変わるわけではないんですよ。
似合わないものを着るとそのテイストの悪い面が出るっていう感じなんですよね。
例えばナチュラルテイストを綾田さんは目指してるわけですけども、意味としてはナチュラルと田舎ってほぼ同じ意味じゃないですか。
でもナチュラルっていう見え方と田舎っていう見え方って明らかに意味合いは近しくても田舎っていう見え方は悪く出ちゃってますよね。
似合わない服を着た時の悪影響ってこういうところにあるんですよね。
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だからやっぱりいまいちしっくりこない原因は綾田さんのご自身で分析されている通り、
そのナチュラルテイストと一般的に呼ばれているものをそのまま王道のものをそのまま着るとやっぱり自分の外見と調和しづらい。
不調和が原因でナチュラルではなくてその悪い面の田舎っていう面が出てしまっているということなんじゃないかなと思います。
なのでナチュラルテイストを目指すに限らずですね、やっぱり何らかのテイストの服を着たい、何かのブランドの服を着たい、
着たい服がある時にそれが自分に似合わない場合、それを自力で解決を試みるのはどうしたらいいか。
そのやり方を今日お話ししていきたいと思います。
スタイリストに頼むとかではなくて自力で解決を試みるということであれば、
綾田さんがおっしゃっている通り、やっぱりどこが似合っていないのかっていうのをピンポイントで正確に分析していく必要があります。
その分析の方法はメッセージに書いていただいた通り、色、形、質感、この3つそれぞれをチェックしていくことになります。
どれが似合っていないのか、一番似合ってないのはナチュラルテイストによくある色なのか、それとも形なのか質感なのか、
これをそれぞれ変えていくことで試着しながら比較して分析していくのが一番いいかなと思います。
例えば今回の綾田さんの場合ですね、色で言うとパーソナルカラー、サマーということでいわゆるブルベナツと呼ばれるタイプですけれども、
このタイプは確かにくすんでいる色は得意なので、その点くすみという点ではナチュラルテイストによくある色はOKなんですが、
ただくすんでいるプラス薄い明るい色じゃないと似合いづらいんですね。
ナチュラルテイストのものって確かにくすんではいるんですけど、ちょっと暗めの色が多いんですよね。
なので、くすませつつもっと明るい色を選ぶことで似合うようにならないか。
これをですね、色を選んで試着してみて確認していただきたいところです。
そして次、質感と形。これに関しては今回一遍に確認できるかなと思うんですけれども、
綾田さんは子供顔でサマータイプっていうことなので、結構ナチュラルタイプの服って重いものが多いんですよ、質感も形も。
ただ、サマーと子供顔は軽やかな形、質感の方が似合うので、この点で違和感が出ている可能性もあります。
だとすると、ナチュラルタイプの服ってどうしても天然繊維が多いので、生地がガサッとしてて厚かったり重かったりなりやすい。
さらに形がダボッとしているワンピースを持っているって書いてありますよね。
ダボッとしていると余計に重さに拍車がかかる。
だからこの辺をシルエットをもう少し細くするとか、あとは生地を天然繊維ではないものを探して選んでもう少し軽さを出すか。
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このどちらかで軽くしていったら似合わないかなということもちょっとチャレンジしてみてください。
今、形、質感、色、それぞれについてこの辺を改善していったらもっと似合うようになるかもよっていうポイントをお伝えしたんですが、
この全てを一遍に変えてしまうと結果的にどうなるか。
似合うようにはなるかもしれませんが、今度はナチュラルテイストから離れます。
似合う服も色と質感と形で決まりますが、
同じようにテイストっていうのも特定の色と質感と形が合わさったときに生まれるものなんですね。
なので、その全てを一遍に全然違う方向に変えてしまうと、それは結果的に違うテイストの服になっちゃうということになる。
それは今回多分、綾田さんは望んでないと思うんですよね。
自分までナチュラルテイストが好きだから、その範囲の中でもっと似合うようになったらいいなっていうご希望だと思うので、
その場合には色、形、質感、全部を変えるんじゃなくて、1個ずつちょっとずらしていく。
そうすることで、残りの2つがそのテイストらしさをキープしてくれるので、
ギリギリそのテイストの範疇から出ない範囲で似合わせるっていうことができるようになりますので、
色、形、質感、1個ずつ変えていく。
このことを忘れないように守っていただけるといいんじゃないかなというふうに思います。
私がやっているオンラインサロンの服装心理ラボでは、この3つの要素ですね。
色、形、質感のそれぞれを自分に似合うものとか、自分が持っているものとか、しっくりこない原因とかを、
それぞれについて分析する方法を今後のカリキュラムでじっくりお伝えしていきます。
ライブ配信の中で実際に自分の服とか、着たい服を色、形、質感、それぞれの観点から分析するっていうのを一緒にワークとしてやっていきます。
分析結果を実際に見せてもらって、もっとこういうところに気を配ると、もっと服の理解が深まるよとか、
服を見る解像度が上がるよっていうフィードバックもリアルタイムで受けることができるので、
服を選ぶ目っていうのがすごく深まるし、精度が上がると思いますので、
ぜひ自分でもっとしっかり服を選べるようになりたいとか、
あとは好きな服を似合わせる形で着られるようになりたいという方には本当に持ってこいのカリキュラムになると思いますので、
ぜひ服装新ラボの活用も検討していただきたいなと思います。
もちろんそのあたりは我々のようなプロのスタイリストに頼んでいただければお似合いになって、
かつ好きなテイストが実現できる洋服を選んでお見立てすることはできるんですけれども、
でも服装新ラボに入っていただく方がパーソナルスタイリストを頼むよりはるかに安い金額で、
かつ知識が自分にしっかり残るので、それは一生使える知識になるので、そういう意味でもすごくお得だと思いますので、
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ぜひぜひご入会していただけると嬉しいなと思います。
ということで、この番組ではまだまだ皆さんからのお悩み、ご質問、そしておしゃべりテーマのリクエストなどもお待ちしております。
番組概覧にありますマシュマロからお気軽にお寄せください。
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それではまた次回の配信でお会いしましょう。バイバイ。