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理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか。
そんない理科の時間B、第477回。
そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、
よしやすと、
かおりと、
まさとです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日は、月末恒例の翌月の天文現象について、
お話をしていこうと思っています。
なので、9月の天文現象になるんですね。
その前に、前回お話ししたことで、
いやいや、それは間違ってるんじゃないかというメールが、
複数寄せられておりまして、
お、なんと。
補足情報も、
そんなに反響が。
反響がありました。
自由研究についての反響もあったんですけど、
自由研究、そうそう、自由研究。
放送日、ちこちゃんで取り上げてた。
そうですか。
ちこちゃんより、え、待って、
ちこちゃんは夕方だよね。
ちこちゃん、えっと、
ちこちゃんに叱られるっていう番組で、
自由研究って何?っていうのが取り上げられたんだよね。
そうそうそうそう。
そうそう、その日の朝に配信してるので。
そう、勝ったの。
別に勝ち負けじゃないと思うんですけどね。
え、だって、だって、
よしやすさんに連絡したら勝ったって言ったじゃん。
タイムリーってことね。
そうですね。
はい。
なので、えっと、
ちこちゃんに叱られるも見てみてください。
はい。
見てられるの?
よくわかんないですけど。
で、えっと、
自由研究を頑張ってる方々もいらっしゃると思うので、
えっと、
締め切りがある方は、
あと1週間じゃないな。
頑張りましょう。
放送とか。
もう1週間ない。
もう1週間ないですね。
日、土、日、月、日。
火曜日まで、水曜日までか。
水曜日ぐらいまでが一般的じゃないですかね。
あと、でもまあ、1週間弱。
はい、頑張ってください。
頑張ってください。
はい、で、
補足情報なんですが、
はい。
メールの回でお話をした、
親が経験したことが、
その子供に遺伝するかどうかっていう話。
はい。
で、番組ではね、
親の経験は子供に遺伝しませんと、
うん。
断言したんですけれども、
断言しました。
はい、それに対して、
エピジェネティクスっていうものでですね、
遺伝するんじゃないかというメッセージを、
お二人、3人かな、からいただいております。
おー。
はい。
でね、
はい。
エピジェネティクスってなんだっていう話を少ししなきゃいけないんですけど、
エピジェネティクスってちょっとね、
言いにくいんですけど、
これは、
DNA、デオキシリボ核酸っていう、
要は、染色体に入っている遺伝情報ね。
それにどんな遺伝子が入っているかっていうのは決まっているんですが、
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エピジェネティクスっていうのは、
そのDNAが発現する、
つまり、
効果を表すかどうかっていうのをコントロールする物質と、
その効果をまとめて、
エピジェネティクスでDNAをね、
メチル化すると、
そのDNAが発現しにくくなるとか、
そういうのがありまして、
環境によって、
そのエピジェネティクス的に発現しにくくなる遺伝子っていうのが、
発生するということが分かっていて、
基本的にはね、
そういうのは環境である遺伝子が発現しにくくなるっていうのはあるんですけれども、
それがその一世代で終わるか、
その子孫に伝わるかっていうのがもう一つのお話で、
つまり、
細胞質というか、
核の中のDNAをメチル化する、
つまり、
発現しにくくするとかっていうコントロールするものが、
子孫に伝わるかどうかっていう実験がされていて、
いくつかのエピジェネティクス的経質は、
子孫へ受け継がれていくという可能性があるというか、
実験でそういったことが起きるというのが論文として出ています。
そうすると、
結局は遺伝子そのものは変わってないんだけど、
遺伝子が発現する、発現しないっていうところでの性質の変化というものが、
遺伝する可能性があると。
そうそう、
遺伝子っていうと、
ちょっとね、
なかなか難しいというか、
DNAだけ指すのか、
それとももう少し概念的なものを指すのか、
難しいんですけど、
少なくともDNAの配列が変わるわけではなくて、
発現の仕方を変える酵素というか、
メチル化するタンパク質っていうのが、
ある場所に、
いわゆるDNAのある場所にくっついた状態とか、
ある場所に集中してあるっていう状態で伝わっていくっていうのが、
エピジェネティックスの遺伝になってるわけ。
これがどれくらいの頻度で起きてるかまでの定量的な実験というか、
報告はまだないにしろ、
少なくともこういった親が晒された環境によって、
細胞の中の発現する性質がエピジェネティック的に変わったっていう性質が、
いくつかについては、
ある条件で子孫に伝わるという報告がされていると。
つまり、
親が体験した環境で遺伝的なものの変化が起こって、
それはDNAが変化するわけではなくて、
ただ遺伝子が発現するかしないかが変わるわけですから、
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その経質が遺伝するということが起きますよというご指摘をいただきました。
何と言っていいか分かんないね。
遺伝子そのものは変わってないけど、
発言が変わるから遺伝をするといえば遺伝をするけど、
でも遺伝子は変わっても、
そっちの発言をコントロールする遺伝子は変わるのか?
遺伝子というか、
DNAは変わらないけど、
DNAの中にも発言をコントロールするパートもあるんで、
それとの掛け算になるんですけどね。
だから、
例えば、がんになりやすい家系があるっていうのは、
がんが発言しやすいっていうDNAの配列になっているのか、
またがんになりやすい、
がんを抑制するような遺伝子が発言しにくくなっていて、
変化した細胞がどんどん増えてしまうっていうのが、
エピジェネティクス的に遺伝しているのか、
もしかしたら調べると何かしら出てくるかもしれません。
少なくとも動物とかである程度確かめられていた人間では、
まだそこまでのことはできていないけど、
動物であるったら人間にもあってもおかしくはないだろうし。
マウスとかで実験できているってことは、
哺乳類でもそういうことが起こっているということなので、
原生的な生物ではないってことですね。
ポッドキャストでサイエンマニアっていうポッドキャスト番組がありまして、
こちらの第39回、去年の11月ぐらいかな。
ゲストでエピジェネティクスの研究をしている方がゲストに来て、
4回分、39から39、40、41、42と4回にわたってお話をしているので、
そちらを聞くとエピジェネティクスのお話が聞けるんです。
もう一回言ってみてください。
エピジェネティクス。
もう少し早く。
エピジェネティクス。
だいぶ慣れてきましたね。
なので、そんなところも聞いてみるといいんじゃないかと思います。
はい。ありがとうございます。
確かね、説明のところにエピジェネリクスは何かとか、
クロマチン、ヒストン、セントラルドグマ、ヒストンの就職などの話題が出てくるので、
興味がある方はぜひぜひ。
ということで、今日は9月の天文現象なんですが、
8月27日が新月なんですけど、
この日に旧暦の8月1日になるんですね。
ってことはどういうことかっていうと、
そっから数えて15日目が旧暦の8月15日で、
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中秋の明月になります。
お!
そうなんですよ。
えっと、だんご。
そうですね。
今、だんごは3兄弟のままなのか、4兄弟に戻ったのか?
それは串だんごで、お月見のだんごはやっぱり紡い上げんじゃないの。
あ、そうか。違うか。
で、中秋の明月って言って、
季節によってそんなに月なんて変わんないんじゃないかと思ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、
月は変わんないね。
この番組を長く聞いてる方は、季節によって満月の高さ、
見える高さが高くなったり低くなったりするというのをご存知じゃないかと思います。
はい。
で、じゃあ中秋の明月っていうのはどんなもんなんだっていう話なんですけど、
ちょうどよい。
そうそうそうそう、ちょうどよいんですよ。
だからあんご月見しましょうって話なんですけど、
下旬の頃、夏、6月とか7月の満月はとても低い位置に見えます。
一方で、冬至の頃、年末の頃ですね、
は、満月がとても高い位置に見えます。
で、春分とか秋分、つまり秋の9月はね、秋分の日もあるんですけど、
その近くの満月はちょうどいい高さで見えるので、
この時期にお月見をすると、月がきれいに見えますよと。
あとはね、やっぱり空気が夏から秋にかけて乾いてくるので、
月のくっきり感、やっぱり湿度が高かったり、
薄雲がかかってるっていうのが結構あるんですよね、夏で見ると。
少しぼんやりしてるような。
周りがね、ほわほわほわって明るく見えるような満月が多かったりするのが、
だんだんくっきりするというのもあるんじゃないかと思っています。
で、この前、群馬県立、
自然史博物館。
そう、自然史博物館ね。
そこに行って企画展で、
人類が月に到達するまでっていう展覧会がありましたよ、企画展で。
アメリカとソ連の宇宙開発の歴史なんですけれども、
そこで月の模様が何に見えるかっていうのの、
国ごとに結構いろいろ違うじゃないですか。
日本でもウサギっていうのもあれば、他のものに見えるとかっていうのもありますけど、
あとカニ。
カニ。
あと女の人の横顔、あとはおばあさん。
おばあさん聞いたことあるな。
そうそうそう、っていうのがあったりするので、
ぜひね、満月の前後であれば、ある程度全体が見えるので、
模様をね、もう一回見て何に見えるかなというのを見てみるのもいいんじゃないかと思います。
なんかね、慣れてきて、あ、満月だ満月だっていう話をしてますが、
中秋の明月ぐらいはちょっとね、
ウサギの餅つきに本当に見えるのかなとか、
カニに見えるってどんな形で、どこが手でどこが胴体なんだろうみたいな形を
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ウェブサイトとかで調べていただくと、
あ、これでカニなのねとかっていうのを考えながら見ると、
また月の模様も面白く見られるんじゃないかと思います。
なるほど。
はい、見てみてください。
はい。
ということで、本編では9月の天文現象をそれぞれお伝えしたいと思います。
お願いします。
お願いします。
では、9月の天文現象の方をお話していこうと思います。
はい。
オープニングでも言ったんですけれども、
8月の27日が新月なので、そこから新しい月が始まります。
はい。
満月は9月の10日で、中秋の明月も9月の10日です。
おお。
たまにね、満月の日と十五夜の日がずれることがあるんですけれども、
9月の10日は満月で中秋の明月です。
はい。
で、
この日は団子か。
団子ですね。
いろいろね、収穫した野菜というか、お芋?栗?
芋明月。
とかっていうのもあるので、
栗明月とも言う?
どっちかどっちだっけ。
旧暦の8月15日と9月15日で、取れるものの名前でなんとか明月っていうのがついてますよね。
うん。
9月10日、芋明月。
そう。なので、旧暦で言うと10月が芋明月なのかな。
中秋の明月は栗明月かしら。
ということで、不確定な情報でごめんなさい。
あ、また栗行きます。
食べに行ってください。
中津川じゃない方ね。
おぶせですね。
そうそう、おぶせ。栗行きます。
で、次の新月が9月の26日が新月です。
旧暦で言うと9月1日ですね。
はい。
で、太陽暦の小読みで行くと、9月の23日が終分の日。
昼の時間と夜の時間が同じになるという日ですね。
日没から日の出までの時間と、日没から日の出までの時間が同じになるんじゃなくて、
昼間の時間と夜の時間が同じになるということだけ言っておきます。
細かいこと言うと、太陽の大きさ分だけずれるとかがあるんですよ。
ああ、まあまあ、そうだけど。
以前ご指摘をいただきまして、
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太陽の中心がね、地平線を越えて、太陽の中心が地平線に沈むっていうのが同じになるんで、
日の出は、太陽の上側がちらっと見えたら日の出で、全部沈むと日の入りなんで。
太陽一つ分の幅だけ。
違ってくるんです。
ずれるというか。
5、6分かな。
昼間の方に加算されちゃうってことね。
そうです。
そうだね、朝の日の出の半分と日の入りの半分、だからまるまる太陽1個分、昼間になっちゃうってことか。
そうです。あれ、それ合計して最初から言ったんじゃないの?
いや、まあ、細かく解説したわけですよ。
9月1日は210日です。
すぐ近づく、違う、88日。
88日ですね。
9月10日はなんていうの?
210日は歌にはなってないと思いますよ。
そう。
終分の日なので、お日様が真東から出て真西に沈むと。
で、終分の日に近いんで、満月が太陽の高さと同じくらいにいきますよということになります。
はい。
で、惑星ですが、彗星はほぼ見られません。
内合って言って、太陽と地球の間に彗星がポコッと入るのが9月23日ですので、彗星はほとんど見えません。
近星はやはり夜明け前の東の空です。
明るいので、夜明け前の東の空で明るく光っているのは多分近星だと思っていいと思うんですが、
じりじり太陽に近づいているので、だんだん見えにくくなるんじゃないかな、近星は。
で、年末までに太陽の反対側に抜けるので、宵の明星にまた変わっていくんですけれども、9月いっぱいは明けの明星です。
はい。
次、火星。
火星はですね、夜が更けて10時前後に出てきて朝まで見えています。
なので、見頃というわけではないですけれども、少し夜更かしをすれば火星が見えるようになってきます。
はい。
土星は8月に小になった、つまり太陽から見て反対側に見えるよね。
一番見えやすい位置。
小ですか。
はい、と言われているので、なのでまだとても見やすい位置にいます。
外の惑星はね、ゆっくりにしか動かないので。
小なんですね。
で、木星が9月27日に小になります。
あ、小なんですか。
なので、見頃です。
はい。
いいですね。
ということで、木星と土星が見頃で、日が沈んで土星と木星はすぐに見えて、深夜まで見えています。
18:00
特にね、木星は一晩中見えているんじゃないかな。
はい。
そんな感じが惑星です。
なので、満月の近くで土星や木星が月に近づくはずで、月と土星が近づくのは9月の8日、月と木星が近づくのは9月の11日、一方で火星は9月の17日ですね。
で、金星と水星は太陽に近いので、深月近く、9月の25日頃に月に近づきますが、ほぼ深月なので見えないと思ってください。
はい。
ということで。
満月が一応深月か。
そうですね。
はい。そんな感じの惑星の動きになっています。
他の天文現象は、一応ね、小惑星とか海洋星とかっていうのもあるんですけど。
見えません。
多分ね、明るい小惑星はなかなか見つけにくいんじゃないかと思うんですよね。
ベスタっていうのとジュノーっていうのが、場所が分かれば見えるかもしれないんですが、多分双眼鏡では見える明るさだと思います。
なのでなかなか難しいかな。
4等星、5等星ぐらい?
6等星ぐらいですね。
3では厳しいですね。明るいとこは絶対無理ですね。
厳しいかなと思います。
ちょっとね、町に近くても大都会ではなければ双眼鏡とか使うと暗めな星も見えてくるので、双眼鏡、望遠鏡とか持ってる方は小惑星の明るいやつを見るというのもありかもしれません。
はい。
あとですね、一応9月4日にちょっとだけ明るくもないか、目で見える星が月に隠されます。
蛇使い座の5.1等星の星が月の裏に隠れるんですが、
5.1等星は一応目がいい人は見えるけど、私は見えないな。
そうそうそう、とかっていうのでご参考ということです。
しかもそもそも都心では見えないんじゃない?
都心では全く見えないと思います。
ただね、6時とか7時の天文現象なので、9月の4日だともう夏休みの自由研究には間に合わないですね。
この前、朝のテレビに野口さん、宇宙飛行士の野口さんが出ていて、夏休みの宿題まだ終わってない方は宇宙ステーションを見てみましょうって言ってて、
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朝の4時台です。でも曇っていたらダメ。だから曇っていたら諦めてねっていうちょっとね、大変なことを言っていました。
最近曇りとか雨が多いんで、なかなか難しいんじゃないかなと思います。
そうね、いわゆる真夏の暑さからちょっと、秋の梅雨は何て言うの?長雨?
秋雨?
その季節に入りつつあるのかなっていう。
そうなんですよ。
ということでですね、言うなって思ったんですけど、要は。
言うな?
要は、すごいいいアイディアっぽく言うけど、なかなかつらいなと思って。
でもほら、そこで起きて、あー残念でも、見ようと思ったことが嬉しいんじゃない?
たしか、9月中だったら、すぐにわかるのは東京近くとか関東ぐらいですけど、夜明け前に見える日があったと思います。
3時台、4時台かな?とかに見える日があるはずです。
眠ってないかもしれないね、まだ。さすがに寝てるか。
この番組の配信が26日なので、27日以降だと、そんなに明るくないな。マイナス0.9℃、マイナス1.1℃とかですね。
なので、個人的には、宇宙ステーションを見るのは、自由研究におすすめしません。
あー、ケンカ売ってる。
だって、難しいよ。親も大変だし。
そうね。じゃあ、自由研究おすすめは何ですか?
1日でできる?月末でもなんとかなるやつ?
星の観察は、曇ってるとできないからつらいんじゃないかな。
そうね、明日やろう、えー!
そうだから、1日で必ず成功する理科っぽい自由研究は、星ではありません。
まあ、博物館かどっかに行けばいいんじゃない?
あ、博物館のどこだっけ?栃木県立自然史博物館?恐竜がいっぱいあったね。
グンマじゃなくてですか?
あ、グンマだ。
ちょっとね、グンマと栃木、間違えないでほしいんだよね。
いや、東京の隣あたりかなって。違う?
違う?
栃木もグンマも東京の隣じゃないからね。
違うの?
埼玉が挟まりますね。
じゃあ、埼玉ひっくり返して挟まれて。
悲しいよ、埼玉。
そう。楽しかったですよ、恐竜いて。
そうそう、かおりさんも私も行ったんですけど、全然別の日に行って。
私の方が先に行ったの。
別に後先は勝ち負けじゃないんでいいんですけど。
何見てきたんだっけ?
24:01
グンマ現実自然史博物館は、自然史の博物館な感じなんですよ、とっても。
すごくね、地球の成り立ち的なものから始まって、恐竜がすごく有名だから恐竜はたくさんいたんだけど、
その後、いわゆるグンマだっけ?
グンマの。
自然に対しての。
そうそう、に対するのがいっぱいあってね、面白かった。
何が一番面白かったかな?
自然史に興味がある方はおすすめなんですけど。
そうそう、なんかね、別の日に私あそこ行ったんだよ、どこ行ったんだっけ?
あそこ、相模川触れ合い科学館。
淡水魚がいるとこね。
そこもすごく良かったんだけど、正直、私が住んでる場所は相模川とは全く関係ない場所だから、
ちょっともったいない、残念だなと思ったんだけど、たぶん川の近くに住んでる人、
だから身近な川だとすればすごく勉強になるというか、
身近な川の上流から河口海のところに行くまでの地域による生態の違いであったりとか、
生き物とかそういったものが非常にコンパクトではあるんだけど、
決して大きなところではないけど、いろいろよくまとまっていて、
本当に地元の人に愛される科学館かな、みたいな感じだったのに対して、
群馬の方も確かに、群馬の土地のいろんな話もあったんだけど、
それよりも地球っていうもの?
自然史にもこだわった感じがありますね。
そうそう、面白い、すごいね、写真を撮ってきたのが、
人間の骨格って、何と比べてたかな?
猿と比べてたんじゃないですか?
猿まで戻らないの。原人系だと思うんだけど。
オランウータンとかと比べていて、直立歩行と腰が曲がった歩き方の骨盤の違いとか。
そうそう、そういうのがね、すごいわかりやすかったっていうか、目から鱗的なものだった。
ちょうどその前にテレビで、いわゆる人類の進化、原人であったり、
原人の次は何?
猿、類人猿、原人、新人。新人っていうのは今の人たちね。
っていうのも、昔私たちが習ったこと、そんな昔じゃないね、習ったことあるやつよりか、
もっともっと分類が増えてるっていうのかな?
たくさんのことがわかってきて、いろいろ分類が増えてるんだけど、
そもそも見つかってるのが骨でしかないものから、
27:04
それも一部の骨がだからね、だいたいね。
どうやって分類してるんだろうって思っていたんだけど、
例えば種が違うっていうのは、DNAとかそういったものを調べればわかるのかもしれないけど、
どうやってやってるのかなっていうものの、ちょっとした変臨を学ぶことができた。
これ私いつ言ったの?
これだよな、写真撮ってきて。
そう、だから物によって猿と比べていたり、オランウータンと比べていたり、ルイジエンと比べていたり、
あとはもっと原始的な動物と心臓とか肺の仕組みがどう進化してきたか比べてあったりっていう、
心臓に進出なのかどうだろうとか。
人間は動物の中でどういう位置にあるのかっていうのが最後の方にありましたよね。
そうそう、あそこら辺がね、面白い。私は面白かった。
私はね、写真をそこで2枚しか撮ってきてないんだけど、
眼下上重機、いわゆる額のところ、目の上の、眉のところの骨の出っ張りから額にかけて、
人は柔らかいものを食べるようになったので、
本当は硬いものを食べると、その硬いものを食べた刺激が脳に直接伝わってしまう。
ガリガリガリっていうのはね。
そうそう、っていうのを防ぐたびにそこが膨らんでいたんだけど、
柔らかいものを食べるようになったので、だんだんフラットになってきた。
ってことは、東洋人の方が平たい顔なのは、柔らかいものをどんどん食べてるから。
人間の進化的な話で言ってしまうと、西洋人と東洋人、いわゆる堀の深い人と堀の浅い人?
違う、平たい顔族と、平たい顔族とあとなんていうの?
いや、ただ単にあれはローマ人から見た平たい顔族という名前がつけた。
堀が深いか、そうでもないか。
進化というか、フォーコースとしては平たい顔族の方が後なんだよね。
ルイージーンから遠いか遠いかって話ね。
そうそうそうそう。
それが美意識的にどうかは別としてね。
あとはどちらが良い悪いではなくてね。
そうそうそうそう。
フォーコースとしてはそっちの方になってる。
だからこれもそうよね。
いわゆる額のところ、眉毛のところがポコッと出てる堀の深さの原因の、堀の深さではないか。
でも原因の一つであるものがなくなってきてるっていうのは、
固いものを食べたものから柔らかいものを食べてきたっていう一つの進化の方向かなと思ったし、
あとは顎と歯とかそういった骨のこういうところで種が違うんだって。
要はこの骨とこの骸骨の骨は同一の族ではないぞっていうのが、
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額の出っ張りだったり、歯のつき方だったり、顎の大きさだったりというところから分かってきたりするってことね。
そうそうそうそう。
恐竜とかではここの出っ張りが出てるからこれとこれは違うんですっていうようなことは聞くんだけど、
それがじゃあなんでどういう違うのか。
単なる個体差じゃないの?ぐらいのかと思ってたのが、
実はそういう例えば食べるものであったりとか生活様式が変わったことによって骨格的な変化が出たから種が変わったっていうのがそこの系やつで分かって、
なんか目から何かがポロポロ落ちてきました。
そうですか。コンタクトレンズなくしてないですね。
コンタクトレンズはしてないからね。
あと面白かったのが、昔って道具を使用するのは人間だけですって昔言われてたじゃない。
人間の特徴ね。
そうそう。だけどどんどんどんどん他の動物も道具を使用してるのが分かってきたじゃない。
アリ食いだって枝を使ってアリの巣の中にぼっつっこんでるし、猿とかだってそういう道具を使ってるけど、
それが身近にあるものをそのまま動物として使用するのを一時的道具って言うんだけど、
人が道具を使用して道具を作る。これを二次的道具と呼んで、
二次的道具を製作する動物は人だけですって書いてあるわけよ。
工作機器博物館ですね。
間違いない。
危機的な状況だと思うんだけど。
あ、ごめんなさい。工作機械博物館だったと思います。
そうそう。へーっと思って、ただこれももしかしたらもっともっと、
でもそこに人が教えるっていう、なんだろう、
例えば猿とかね、チンパンジーとかにいろいろ芸を仕込む感じで、
教えてしまうとちょっとまた話は別なんだろうけど、
もしかしたらもっと数年経つとこの記載も変わってくるのかななんて思いながら、
ちょっと読んでみたんだけど。
自然史というよりは、もう少し歴史博物館みたいなとこだと、
縄文時代とか石器時代の展示があったりするじゃないですか。
石器時代は、石器になる尖って割れる石を丸い石で割るんだよね。
で、その丸い石も割りやすい、やや尖ってる丸い石で割ったりするわけね。
手で握りやすい形、丸みがあって、でも物を破壊するためのちょっと栄えなところもあるみたいな。
そう、っていうようなところと、
あと多分なんだけど村の中で石を割るのが得意な人が職人化する。
職人化するっていうのもちょっと人間っぽいのかなと思って、
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要は村の中の道具を作って配布するという。
っていうのもちょっと人間っぽいのかなと思いました。
そう、確かに。
もちろんさっきかおりさんが言ってくれたように、
親から子または人から人へ作り方を学ぶとか教えるっていうのもあると思うんですけど、
なんかね、その辺の社会的役割が好転的な得意不得意で役割が決まってくるみたいなのも面白いなと思っています。
はい。
はい、ということでみなさんもあちこち博物館行きましょう。
行きましょう。
そうそう、で、気をつけなきゃいけないのは、自然史博物館何回も言ってますけど、なので、
物理の実験みたいなコーナーはほとんどないです。
ほとんどないね。
太陽とかそういうのの情報もあまりないです。
ただ、地球ができて生物がどうやって始まったかっていう自然史については結構細かくあります。
うん。
ちなみに霧箱は結構きれいでした。
あ、霧箱あったあった。
そうですね。
こんなところにも霧箱が。
そう、宇宙船がやってきてDNAをいろいろ作り変えたんじゃないかっていうところの展示の横にあったので、それも面白いなと思いました。
結構本当に面白かったです。
はい。では最後に9月の星空の話を少しして終わりにしたいと思います。
あれ?
9月の星空はほぼ真南に、真南というか真上かな、に夏の大三角、デネブ、アルタイル、ベガ。
はい。
白鳥座のシッポのデネブとコトウ座のベガとワシ座の真ん中のアルタイルが見えて、夏の大三角のところには空が暗いところであれば天の川が見えるでしょう。
はい。
で、サソリ座は多分ですね、そろそろ西の空というか南西に沈んでいってしまうかなという感じです。
代わりに南の空に見えるのは低い位置ですけれども、ヤギ座やミズガメ座が南から南東にかけて低めなところに見えています。
はい。
北の空ではですね、東側にカシオペアで西側に北斗七星が見えるという感じになっていて、
多分、8時とか9時だったらまだ両方見えるんじゃないかな。
はい。
はい。で、秋の四辺形と言われているペガスス座の4つの星が長方形というか、何ていうかな、少し引き上げた四角形というか正方形に見えるというのが東の空に見えるというのも見つけられるんじゃないかと思います。
はい。
で、夏でもある程度夜になると見えるんですけど、アンドロメダ座にアンドロメダ星雲があるんですけれども、
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アンドロメダ星雲は空が暗いところだと肉眼でもそこそこ場所がわかるとぼんやりと見えたりするので、ちょっと探してみると面白いかもしれません。
私もね、夜空の写真を撮って、なんだこれはって思ったらアンドロメダ星雲で、結構明るいじゃんって思ったことがあるので、空が暗いところだったら秋から冬にかけては天の川と一緒にアンドロメダ星雲を探してみるといいかもしれません。
はい。
はい。という形で、9月の天文現象のほうをお伝えしてきました。
はい。
科学館の企画展も夏休み合わせで8月いっぱいというのが多いんですけれども、また企画が変わって9月ぐらいから違う企画展が始まったりするので、
夏休みに行ったからいいやではなくて、新しい企画展とかも調べてみると面白いかもしれません。
はい。
9月もね、連休とかあったりするので、ちょっとね、込むのは嫌かもしれませんけれども、ちょっと遠いところの楽しい科学館や天文台に出かけられるといいんじゃないかななんて思っています。
はい。
はい。ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
そんな理科の時間では皆様からのメッセージを募集しております。
メールの宛先は、
番組で言っていたことが足りないんじゃないかというご指摘もお待ちしております。
毎回ありがとうございます。
ありがとうございます。
はい。あとはお褒めの言葉の感想とかももちろん募集しているので、ぜひ皆さん送ってください。
ありがとうございます。
大きな声で。
あとね、
よろしくお願いします。
お願いします。
お願いします。
私たちはですね、
遊びに来てみてください。
そちらではですね、新メンバーの募集や寄付のお願いなどもしておりますので、ぜひ来てみてください。
ということで、そんな理科の時間第477回、お送りいたしましたのは、
よしやすと、
かおりと、
まさとでした。
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
また今度。
おきげんよう。