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2024-03-22 1:08:10

第557回 生物の分類のしかたを知ろう byそんない理科の時間B @sonnaip

■オープニング・哺乳類展3が始まりました・招待券プレゼント・内覧会に行ってきた・分類学・なぜ分類するのか ■分類学を考える・分けて名前を付ける意味・分類をするってどういうこと?・分類を階層で考える・リンネさん・アリストテ...

Summary

国立科学博物館では、大哺乳類展3が開催され、動物の分類方法についての展示が行われています。展示では、見た目や内部の特徴、DNAなどを基にして動物を分類し、その関係性をつなぎ合わせる方法が紹介されています。 生物の分類には、分けることによる便利さや認知の負荷の軽減といった理由があります。また、分類は見分けるだけでなく、特徴や仲間の違いを理解するためにも重要です。アリストテレスやリンネさんの分類法は、多くの種を客観的に記述し羅列することで特徴や階層を明確にするアプローチを取っています。 生物の分類の方法を知ることで、似ているけれども実は違うという面があることが分かります。 生物の分類のしかたを知ることで、偶定木と奇定木、クジラ偶定木、新種の分類方法、分類の視点、種の違いの定義、分類学の変化、分類と進化の関係について話されています。チケットの応募方法や注意点、番組の配信情報などについて話されています。

00:00
よしやす
理科っぽい視点で、実のまわりのことを見てみませんか。
そんない理科の時間B 第557回
そんない理科の時間Bをお送りいたしますのは、よしやすと、
かおり
かおりです。
よしやす
よろしくお願いします。
かおり
よろしくお願いします。
国立科学博物館の大哺乳類展3
よしやす
国立科学博物館、上野にあるんですけど、
かおり
あの、裏にクジラがいるところね。
よしやす
裏というか、出口の近くにね。
うん。
で、そこで、第…。
かおり
デゴイチもあるんだっけ?
よしやす
デゴイチあります。
大哺乳類展3というのが始まりました。
かおり
3ですね。
よしやす
そうなんですよ。
大哺乳類展は、第1回、第2回とあって、第3回だそうで、
これがですね、3月16日から6月16日。
かおり
ゴールデンウィーク中のお客さんを目当てにって感じかな。
よしやす
あとまあ、学校春休みになるんでね。
かおり
今はね。
良い子のみんなは春休みと、あとはゴールデンウィーク。
電車がさ、なんか一挙に過ぎた。
よしやす
おー、そうなんですね。
かおり
うん。
先週末あたり?
えーっと、15日、16日とかそういうあたりに、
羽織袴じゃないね。女の子は何?
よしやす
袴姿にブーツとか。
かおり
そうそうそうそう。
よしやす
はい。
かおり
あの、ハイカラさん的なね。
よしやす
はい。
かおり
感じの、ハイカラさんってご存知?
よしやす
うーん、なんとなく。
かおり
そう、ハイカラさん的な感じの女の子をよく見かけて、
卒業式だなーと。
よしやす
はい。
かおり
私も去年だったっけなーぐらいのね。
よしやす
4月から込みますけどね。
かおり
そう。電車が空いて、あー卒業式だなー。
もしくは修行式かなーと思って。
よしやす
で、この。
かおり
ちょっと嬉しいわけですよ。
よしやす
3月16日から始まった大保乳類典3なんですけど。
かおり
はい。
よしやす
この番組そんなエリカの時間はですね。
かおり
はい。
よしやす
国立科学博物館の産女会員。
かおり
産女産女産女。
よしやす
そう、応援してるぞっていう感じの会員になってまして。
かおり
町女じゃないんだよね。
よしやす
で、応援してるんで。
かおり
はい。頑張れ頑張れ。
よしやす
あの、こういう特別展の招待券が来るんですよ。
かおり
お、応援してくれたありがとうって。
よしやす
そう。で、大保乳類典招待券5枚来ました。
かおり
わお。
よしやす
なので、こちらはですね、リスナープレゼントにしようと思います。
かおり
お、素敵ですね。
よしやす
アイディアとしては、この5枚でリスナーさんと一緒に回ろうっていうのも考えたんですけど、
ちょっとね、他の企画展とかを見てるとすごい土日込むんですよ。
かおり
まあまあ、そうね。
込むような企画をガシガシやってくるからね。
よしやす
そう、っていうのもあって、
常設展だったら5人とかね、一緒に回るのできそうだけど、
ちょっとこの企画展一緒に回るのは現地席じゃないなと思って、
それぞれプレゼントするということにしました。
で、応募方法ですけど、
かおり
メールでですね、またはそんない.comのウェブサイトのフォームでも構わないんで、
よしやす
大保乳類典招待券プレゼントっていうのがわかるように、
この番組宛に送ってください。
かおり
わかるようにっていう程度でいいわけ?
よしやす
人間が読むんで大丈夫です。
かおり
基本的に題名に大保乳類典と書いて、
相当してそれを選ぶっていうようなことはやらない?
よしやす
確かね、ウェブサイト内のフォームは懸命欄がないんですよ。
かおり
なるほど。
懸命に書いてくださいって言ったら、
もうその時点でウェブサイトから行った人はもう脱落しちゃうわけね。
よしやす
なので、大保乳類典招待券プレゼントというのがわかる感じのメッセージをください。
かおり
はーい。
よしやす
締め切りは4月の1日にします。
その心は?
ずっと引っ張ってると、行ける期間が短くなっちゃうじゃないですか。
確かにね。
発表は4月5日の回のこの番組で行おうと思っています。
かおり
こんなにギリギリの収録っていうことね。
よしやす
月曜日に締め切って、月曜の夜か火曜の夜か水曜の夜とかに収録します。
かおり
嫌だなぁ、4月になったら新規一転頑張って、
その前の週の金曜日に録音しちゃうかなーなんて思ってたけど、
出っ端、違う、初っ端から出っ端をくじかれた感じ?
で、その辺がうまくいかなかったら、次の週に発表になります。
よしやす
はい。何やともあれ、4月1日中のものを有効とします。
で、これね、買うと2100円らしいんですよ、当日券。
かおり
前売りはでもあることあるでしょ?
よしやす
前売り1900円。もう前売り売ってないけどね。
かおり
あ、もう?
よしやす
だって、始まってるから前売りじゃないんです、もう。
かおり
前じゃないのか、今売りか。
よしやす
ということで、
あ、で、私は産女会員なので、
内覧会っていうのに行ってきました。
16日から会期がスタートするんですけども、
15日、オープンの前日の夕方に産女会員様向け内覧会っていうのがありまして、
かおり
夕方?じゃあやっぱギリギリまで準備してんの?
よしやす
それもあるんですけど、昼間はプレス向けの発表だったらしく。
かおり
ほんとに一般の人だけって言い方変だけど、そういう内覧なんだ。
よしやす
前日の夕方っていうのに産女会員様の時間っていうのが取ってあって、
そこに行ってきました。
かおり
混んでました?空いてました?
よしやす
そんなに混まずに回りましたよ。
かおり
なるほど。じゃあ役得ね。
よしやす
役得というは役得ですけど、産女会員、ちなみに年間の会費10万円なので、
企画店1枚2000円の招待券として、
それが5枚で1万円分、それが2回か3回来るんですよ。
プラス常設店の招待券も5枚来るのかな。
常設店630円じゃないかな。
かおり
それといつでも常設店に入れる権利のカードが来ます。
よしやす
あとはね、冊子とかも送ってくるんですけど、そんなのが産女会員です。
大哺乳類展のテーマとコンセプト
よしやす
あとウェブサイトに名前が載ってます。
で、大哺乳類店なので、哺乳類の骨とかね、
あとは白製がすごいたくさんあるというのが特徴的なんですけど、
ポイントはサブタイトルがですね、大哺乳類店分けてつなげて大更新という名前になってます。
分けて?つなげて?
そうなんです。ちょっと公式ページのほうを読むと、
大好評を博した2019年の特別展大哺乳類店2から5年。
大哺乳類店が再び上野に帰ってきます。
今回のテーマは分けるとつなぐ。分類と系統です。
見た目や内部の特徴、DNAなどをもとにグループ分けし、
それらの関係性をつなぎ合わせることで浮かび上がってくる哺乳類の不思議に迫りますというのがテーマになっています。
なので、似ているけれど違う種類とか。
それに近い種類なんだけどこんなに違うとか。
あとはそれが分類別に並んでいるというような感じの展示になっています。
博士のお部屋があるんですよ。国立科学博物館って。
常設展のところね。
常設展の中に。それが好きな方は多分とても楽しいし、
常設展のほうはね、やや暗めになってるんですね。保存状態を良くするために。
それに対して大哺乳類展は結構明るく見えるので、
階級が限られてるからと思いますけど。
なので、そういうのが好きな方はぜひ行ってみるといいんじゃないかと思います。
はい。
で、もちろんね、この系統ごとに動物が紹介されている、哺乳類が紹介されているんですけれども、
最後のほうに分類の話が出てくるんです。
かおり
何目、何か、なんとかとかそういうこと?
よしやす
っていうのは、どういうふうに作られていったかっていうのが、
本当に最後の最後にちょろっとだけ出てるのね。
で、アリストテレスさんっていう人が動物を分類した。
かおり
あれ?ヨシアスさんじゃなかった?アリストテレスさんって。
よしやす
なんかね、アリストテレスに似てるって言われることがあるんですよ。
かおり
この間サインもらったよね。
よしやす
私はもらってないですよ。
かおり
アリストテレス。
よしやす
あー、なんかあれですね。テジーナをやっているナポレオンズみたいですね。
かおり
え、何?それって2人の名前がなんか、え、そうなの?
よしやす
えーとね、ナポレオンズの2人の名前はなんだっけな。
あ、えーとね、ボナウエキとバルトコイシの2人ですね。
かおり
へー。
よしやす
ナポレオンズね。
かおり
ボナパルトね。
よしやす
そうそうそう。
かおり
あれ?亡くなっちゃったんじゃなかったっけ。
よしやす
パルトコイシさんが亡くなったんですよ、確か。2年ぐらい前。
かおり
どっちがどっちだか分かんないけど。
あの、ぐるぐるぐるぐる首が回る人?眼鏡かけてる人?
よしやす
首が回るというか、顔がぐるぐる回る人ね。
コメディマジックっていう風に紹介されてますけどね。
かおり
あー。
よしやす
はい、そうです。
で、えーと、話を戻すと。
分類方法の進化と未来の展望
よしやす
はい。
で、その後にリンネっていう人が出てきて。
かおり
うん。
よしやす
で、この人が今の分類方法の基礎を作った人なんですね。
おー。
動物をどう分けるか、みたいなことを考えて、この方法で今の動物は分けられているんですけど。
うん。
このリンネの分け方を、もう一回くつ返すと言うと、ちょっと大げさなんですが。
えーと、似てる似てないっていうのは、見た目じゃ分かんないよねって言って、見た目じゃないところで分けようっていう技術が進んできたりして。
かおり
それは最近のDNAってこと?
そうですね。
遺伝的なっていう分類ね。
よしやす
そうで、リンネの時は、まあまあ簡単な見た目とちょっとした体の特徴だったのが、やっぱりその後に細かいところ、骨のつながり方とかね。
そういったもので、えーと、細かく見ていくっていう分類方法というか、あのー、分類の何目とか何かみたいなものは変わんないんですけど。
どれとどれが近縁か近いか、えーと、そうじゃないか遠いかっていうものの評価方法にいろんな種類が出てきて。
で、基本的には違いを見るだったのが、人間の目には見えない違いを見つけるという技術で、種を分けるというのが進んできているよっていう展示があったんですよ。
かおり
へー。
よしやす
で、もちろんね、あのー、皆さんもなんとなく動物には違う種類があって、分けられそうだなと思ってらっしゃると思うんですけど、それがどういう理屈で分けられているかっていうのと、
なんで分けなきゃいけないんだっていうようなところも含めて、今日は話していこうと思うんですね。
で、さっき河村さんも言ってくれた通り、DNAが違うっていう話とか、分けるっていうのに方法論がいくつかあって、ちょっとした特徴があるというのも含めてお話ができるといいんじゃないかと思っています。
かおり
うーん、結構、今回はその哺乳類、動物的な話の中で出てきてはいるけど、そのやっぱり遺伝子というものがよりいろいろ細かく分類分析できるようになってきたら、そういった動物に限らず、今までの分類っていうのがやっぱり覆されることもあるわけですよね。
よしやす
うーん、そうね。特にあるのは、遠い近いのところが、実は遠かった、実は近かったとかっていう話が見えてくるものがある。
かおり
うーん、だけど当然、今までのやつをいきなりガラッと変えるわけにはいかないじゃない?
よしやす
図鑑に書いてあることを、分け方は何目何かとか、そういうのは変わらないまま、ここは2つの種に分けましょうとか、こっちとこっちが近かったのに反対にこっちの方が遠いから、分け方を何目とか何族っていうのを違う方にくっつけましょうみたいなことがあったりします。
かおり
結構ね、将来的には、でもそういう遺伝学的な分類の方に集約されていくのかな?
よしやす
それが、そうとも言えないって話も出てきます。
かおり
へー、だから今、いろんなのが分かってきてるから、分類方法も含めていろいろ変わってきてる過渡期なのかなと思ってて?
よしやす
まあまあ過渡期は過渡期ですね。そうなんですよ。
かおり
そうすると、今のうちは仕方がないにしても、当然科学的に分類をするわけだから、最終的にはこうしたいっていうビジョンを持って過渡期を過ごしてるのかなと思うと。
よしやす
そこはね、行ったり来たりみたいです。
かおり
あ、そう。それはいろんな情報がその都度見つかるから?
よしやす
あ、っていうのと、我々はなぜ分類しなければいけないのかっていうところに立ち戻らないといけなくなっちゃうんですよね。
かおり
分類ね。あれじゃない?例の、抽象化と同じ物事の。
よしやす
そう、その辺がね、なかなか難しいですよね。
かおり
抽象化して一般化することによって、脳が覚えるべき情報を少なくしたいっていうのが、実際に少なくなってるかはともかくとして、人がいろんなものを分けたがる理由っていうのはいかがでしょうか。
よしやす
じゃあ、本編はそんなところから話していこうと思います。
かおり
おーい、お願いします。
よしやす
では、動物とかの分類の話をしていくんですが、今日話す内容は、一応ね、参考書とかを買ってみました。
タイトルは、生物を分けると世界が分かる。
かおり
そんなに言っちゃう?
よしやす
分けると分かるが似てるっていうのが一つポイントなんですけどね。
かおり
ダジャレの世界ってこと?
よしやす
分けるということは、実は分かるということなんじゃないかっていう話もちょっと入ってきます。
岡西正則さんという方が書いている本で、高段車のブルーバックス番号がB-2208ですね。
分類の便利さと認知の負荷の軽減
よしやす
私は1000円プラス税で買いました。
かおり
定価は?
よしやす
定価は1000円プラス税ですけど、Kindleだと半額セールだったので、550円で買えたかもしれません。
まず、なんで分けるんだろうっていうところからなんですけど、これはね、たぶん二つ理由があって。
一つは、分けると便利だから。
岡西さんが言ってくれた通り、分けると、例えば木の実でもいいし、動物でもいいんですけど、
この木の実はおいしい、こっちの木の実は毒があるみたいなことを、
一個一個の木の実について、もちろん情報がついてる。
毒が入っている実っていうのと、毒が入っていない実とかおいしい実とかがあるんですけど、
それに種類分けをすると、これの種類は食べてもいい、あっちの種類はなかなか取れないみたいなところで、
グルーピングをすることが、物事を捉えるときに便利であるというのと、
頭の中で情報量が少なくていいと。
リンゴの実を10個っていう方が、みかんを3個っていう方が楽ちんで、
赤くて皮があってっていう果物のこんな形をしたいのが一つと、こっちの形をしたいのが一つではなくて、
グルーピングして食べておいしくて、秋とか冬になるみたいな感じの概念で捉えると、
頭の中のコストも下がるっていうのの両方があるんじゃないかと思うんですね。
便利なのと認知の負荷が下がると。
裏を返すと、そういうのをずっと人間はやってきて、仲間を集める、または区別するっていうのが好きになっちゃいました。
し、便利だから小さい子に仲間を集めようとかっていうゲームをついついやります。
かおり
それって別に小さい子に教えがたいがためにやるんじゃなくて、小さい子を本能的に分けるんじゃない?
よしやす
そうそう。さっきもあったとおり、認知的負荷を下げるという意味では、
グルーピングをするとか、あっちのグループとこっちのグループが違うというのは、
本能的にやり始めてしまうことで。
なので、教えなくてもグループに分ける。
し、物に名前がついているというのを学ぶと、
救急車だ、自動車だ、自転車だ、みたいな物に名前がついてくるっていうのがわかったり、
もう少し大きくなると役割があったりして、
ひとつの物、例えば人に対して、
家族の中ではお父さんっていう役割だけど、
外に出ると違う役割で呼ばれるみたいなのを理解したりして、
分け方も違うっていうのが理解できたりするっていうので、
何はともあれ、人間は物事を、というか物を特に捉えるときにグルーピングして、
グループごとに名前をつけて、その違いを見るというのをよくやっているものですよと。
だから、多くの人がついつい分けちゃう。
分類による特徴や仲間の違いの理解
よしやす
このね、生物を分けると世界が分かるっていう本には、
2つの物があったときにも、違いは見えるけど、
それは分類にはなりませんっていう話が書いてあります。
かおり
違いでしかないって、答えさっていかないと変だけど。
よしやす
そう、違いでしかない。
3つあると、この2つは似ていて、この1つは離れているから分類っていうのができると。
かおり
なるほど。
よしやす
そう、なので特徴のあるものが3種類とかないと分類にはならないっていうのが書いてあって、
なるほど、なるほどと思ったんですけど。
で、そうすると何が起きるかっていうと、
アメリカンフットボールのボールというのと、
ラグビーのボールっていうのと、
バスケットボールのボールっていうのと、
バレーボールのボールっていう4種類のボールがあったときに、
やっぱり形が真ん丸に近いやつと、
縦横の比が違って、細長いやつに分けられたりするよね。
かおり
はいはい、いわゆるラグビーボール的なやつとサッカーのボールの。
よしやす
そうそうそう。
かおり
真ん丸のやつね。
よしやす
これは見た目とか形で分けている。
でもゴルフボールとテニスボールとラグビーボールとバスケットボールのボールみたいなっていうのがあったときに、
実は見方を変えると、小さいボールと大きいボール、
片手でつかめるボールと片手でつかめないボールっていう分け方もできるかもしれない。
かおり
ほう。
よしやす
で、もしかしたら革でできたボールと布でできたボールっていう分け方もあるかもしれない。
そうすると同じ競技なのにボールの種類が違うってことが起きるかもしれない。
ということで、実は分け方はいろんな分け方があるはずで、
どんな見方で分けるかっていう話と、
あとはさっき言ったボールを、
小さなアート、違いを見つけると分類はできるけど、
それを段階を分けて、
大きいグループ、中ぐらいのグループ、小さいグループっていうふうに段階的に分けるか、
それとも全部違うってするか、みたいなところも方法論としてあるんじゃないかと思っています。
さっき言った丸のグループと細長いグループ。
で、細長いグループの中にラグビー用とアメリカンフットボール用があるとか。
で、丸い中にはサッカーとバスケットとバレーがあるか、
革製とか室内競技用とか、大きさの大中小とかっていうので、
もう一段階増やして、何々の仲間の中の何々の違いの中のまた何々っていうふうに段階的に分けることもできる。
で、皆さんは、私たちはなんとなく自然にそんなことをやっていて、
タイヤが4つ付いている自動車っていうのと、
タイヤが2個しか付いていない自転車やバイクっていうのをなんとなく分けていて、
自動車の中にもトラックのタイプと乗用車のタイプがあったりして、
あとは働く車と乗る車があったりとか。
で、働く車の中には工事現場の車と道路にいる車と、
あとは消防署とかにいる車があったりとか、
みたいな大きいくくりと中くらいのくくりと小さいくくりっていうのを使い分けているというのが、
なんとなく自然にできているんじゃないかと思っています。
で、アリストテレスさんは2000年以上前にいた人なんですけど、
アリストテレスの分け方は、
どんな動物がいますっていうのに対して、
これとこれは違うみたいな話が書いてあるっていうので、
すごく大きい、たくさんのものを分類したというのがすごいと言われています。
今ちょっと見ますと、アリストテレス。
ちゃんと線引いとけって言うんだよね。
アリストテレスは500種類以上に及ぶ動物を詳細に記録していますというので、
こんな動物がいますっていうのを、
名前と形状を対比させて書くっていうのをやっています。
なので、外観を見て似たものを見つけて、
見分けるのに有用な特徴を書くっていうのがアリストテレスの見分け方。
でも、500種類も名前と特徴を書き出して一覧にするだけでもすごいんだよね。
なんだけど、アリストテレスの分け方はちょっとだけ科学的ではないところがあって、
見分けるための特徴は書いてあるんだけど、そのほかのことはあんま書いてない。
かおり
外見的なものだけってことね。
よしやす
それもそうなんですけど、
だんだん分類学というのを科学的に捉えられるようになると、
意味があるかないかについて考えずに特徴を全部書きましょうっていうふうにだんだんなってきます。
かおり
とりあえずってこと?
よしやす
とりあえずっていうのに近い。
さっきの500種類違いがあるというのがあるんですけど、
エビやカニみたいなものは、
エビの中でクルマエビは頭、過去胸についている先の尖った足がそれぞれ5本、
そのほかお腹のところにも平たいのが5本あって、
腹面には薄い板はないが、みたいな話が書いてあるんですけど、
これはいいんですが、今の植物、動物学のものでは、
もちろん見た目の特徴を書くんですけれども、
見分けるのに役に立つから書くんじゃなくて、
AとBの違いを明確にしましょうっていう書き方じゃなくて、
アリステレスはAとBの違い、要はエビの中で何とかってやつと何とかってやつがこう違うっていうのを書くのがポイントだと。
それ役に立つじゃないですか。
だって一番最初に言った、この木の実は食べられるか食べられないかっていうのは、
違いを見つけて、その違いがわかれば、これは栗で渋くないとか、
こっちの実は渋いとかっていうのがわかればいいんだから。
なんだけど、現代の分類学では、木の実みたいなものも、
色が同じでも全部茶色でも茶色って書くとか、こんな形をしていてっていう、
1個だけでも描写ができるようなものがあって、
それをたくさん積み重ねで特徴を記述するっていうので、
比較するものがあるから、その違いを書くっていうのではなくなっているっていうのがちょっと違って、
アリストテレスとリンネさんの分類法
よしやす
要は役に立つ、見分けるのに役に立つからではなくて、
かおり
情報として、そのまま情報は情報として記載して、
分類するのはその次ってことね。
まずはその特有の情報を知るというか、客観的に記録する。
よしやす
そうです。
かおり
例えば、大きい小さいとかそういうんじゃなくて、
全てのものが大体例えば10センチとか15センチとか、
そういうまず客観的なものをそれぞれ書いていく。
よしやす
だから見分ける必要があるかないかは置いておいて、
何センチぐらいの子供が生まれて、
生体、親になると何センチから何センチぐらいまでの体長になるとかっていうのを書く。
要は分類するために書くんじゃなくて、客観的に描写をして、
それが比べてみると違いがあるという感じのところが違うところで、
ただ日常生活ではね、あれとこれの区別だけできればいいんだよっていう、
実用性で分けることが多いんだけれども、
分類学とかもう少し言うと古い言葉で言うと、
博物学というのはこんなものがあるんだよねっていうのを並べるというのが、
情報の羅列ってこと。
情報の羅列でもいいから、
ものを客観的に記述して集めるというのが、
ある意味博物学の真髄の一つだと。
東洋でも似たようなものはあって、
東洋では本蔵とか本蔵学と言われているやつで、
もともと薬草を区別するために作ったんだと言われていて、
江戸時代から明治ぐらいの古い本ですごく図鑑っぽい本があるんですよ。
植物だとか動物がカラフルな色も使って書いてあって、
何々エビとかっていうやつの絵が書いてあったり、
そういうのでこんな形のものはこんなものですよっていうのが、
図鑑的に並んでいるものがあって、
これ本蔵っていうので、
記録ではあるんだけど、
こちらは記載レベルは科学的要は、
役に立つ立たないだけじゃなくて、
細かいところまで絵を多用して書いてあるっていうのが多いんだけど、
役に立つことに偏っているっていうのが一つと、
もう一つはさっきも言った分類をして、
これとこれが仲間で、その上にこんな仲間があってっていう、
人類まで至ってないっていうのが一つ特徴です。
つまり、仕組みは知らなくてもいいっていうアプローチね。
アリストテレスも結構その仕組みを知るわけではないんだけど、
西洋の歴史をひも解くと、
多くの場合、アリストテレスとかが行った時代から、
科学的暗黒時代っていうのが訪れて、
ルネッサンスまで待たなきゃいけないっていうのがよく言われることなんですよ。
かおり
すべてを宗教に起義するような考え方かな、もしかして。
よしやす
そうだから、キリスト教の教義こそが真実だよっていうので、
科学的なアプローチについてはあまりやってほしくない、
やってはいけないことというふうな捉え方があったんですが、
かおり
時期的にね。
よしやす
ただルネッサンスになると、神はこの世をどう作られたのだろうか、
その真髄を知りたいっていうタイプの科学がやっぱり出てくる。
そうすると、さっきも言ったアリストテレスや東洋である本像と呼ばれる、
世の中にあるものを書いて並べるだけではなくて、
こんな構造があるに違いない。
つまり何と何は近くて何と何は遠いとか、
こんなグループがあるかもしれないというのを考えて、
どのような断りというかですね、
仕組み、規則でこの世を作ったんだろうっていうのを書いてあげようっていうタイプのアプローチで、
科学を施行するっていう考え方が結構増えてきて、
それがさっき言ったリンネさんという人が考えた、
段階的に要は、
何何階、何何門、何何校、何何目、何何科、何何族、何何種というふうに考えて、
種の上に族があって、族の上に科があって、科の上に目があるっていうタイプの、
段階的な階層的な分類っていうのを考えたのがリンネさんのすごいところで、
なおかつ実用的でシンプル単純というのが特徴的です。
なので、これがあるおかげでグルーピングがしやすい、
大きい視点で見た、これは動物だ、植物だっていうところは階と呼ばれていて、
ほにゃらら階は動物階とか植物階みたいなのがあって、
リンネさんの分類
よしやす
何何門っていう中には脊椎動物か、そうじゃないかみたいなところがあって、
脊椎動物の中にも哺乳類っていう甲があって、その中に何々目っていうのがある。
大哺乳類展は哺乳類の甲網っていうものの中に、
何々目がたくさんありますよというところから話が始まっていて、
食肉目っていうのは犬も猫も一緒に入っているとかね、
私たちが見ている分類とこの目とか甲とかの分類はちょっとだけ違うところがあって、
動物の種類としてバリエーションがあるかっていうのを考えると、
実は犬というのは一種なのかな、同じ種類。動物でいうと種が同じと。
あんなに大きさや毛並み、あとは俊敏性とかが違うにもかかわらず、
人みたいなものと同じようにひとくくりなんだよね。犬でひとくくり。
猫系のやつは、皆さんご存知のとおり、食肉目の中にライオンがいたりね、
ヒョウがいたりとかありますけど、
その辺でどこまでが種でどこまでが目でどこまでが甲かっていう分け方はある程度あるんですけれども、
人間が思っている分け方と微妙に異なるっていうのは気をつけなきゃいけないです。
猫科っていう中にヒョウアカ、猫アカっていう大きいグループが2つに分かれていて、
だから猫科の下にサブがあるのね、アカっていうのがあって、
その下のヒョウの中にはヒョウとウンピョウがいて、猫科の中にゾクっていうのが、
このウィキペディアを見ると、アジアゴールデンキャット族、マーブルキャット族、カラカル族、サーバル族、
サーバル君は一番ちっちゃいやつかな、猫科で。
かおり
そうなの?サーバルキャット?
よしやす
サーバルキャット。
かおり
ちっちゃいんだ。
よしやす
っていうのが分かれていて、ゾクはいくつかあって、このゾクの中にも親子関係があってね、
大山猫族とそれ以外みたいな。で、チーターとピューマが近いとか。
で、家猫は猫科猫アカ、猫族、山猫モックかな?違う、山猫の中に家猫っていうのがいます。
かおり
かわいいよね。
よしやす
この上はちなみに肉食モクっていうのがいます。
かおり
猫肉食ってこと?
よしやす
肉食モクにはですね、犬型アモクっていうのと猫型アモクっていうのが大きくあって、
犬型の中にクマみたいなのがあって。
かおり
クマって犬に近いってこと?猫よりも。
よしやす
犬とクマをまとめて犬型アモクみたいなところで系統は分かれているんですよ。
そういう感じで枝状に広がっている樹木のね、枝状に広がっている樹形図という形で表せるんですけど、
そんな形がリンネさんが考えた階層構造を持つ分類の仕方です。
リンネさんが生きていたのは1600年代かな?
カール・フォン・リンネさんは1700年代か。
なので18世紀の人なんですけど、
このリンネさんはいろんな動物や植物を分けるっていうのを一生懸命やったんですが、
かおり
リンネさんが分類をしていた頃は、実はですね、進化論が発表される前です。
よしやす
つまり、生物はずっと変わらないで存在する。
要は何千万年たっても猫は猫で、馬は馬で。
かおり
猫として生まれて猫として栄えてってことね。
よしやす
それが変化するなんて考えられてない時代の人で。
分類学というのは、今、世界がどんなふうに作られているか。
つまり、神が動物たちをどう分けたかっていうのを解釈するというふうな意味合いもあって、
その中に構造が階層構造があるというのを考えて分類をしたっていうのがリンネさんのやったことで。
近い近くないって話はしたんだけれども、でもご先祖様が。
かおり
それは現在のなんとなく共通認識とずれてはいない。
狂気としてはお変なことは言っていないっていう軽い感じね。
よしやす
人間の生きている時間からすると、昔々、極端な話をすると、
ここにあるキノコと私たち人間のご先祖様をたどっていくと、
一緒になることがあるっていうのって考えにくいじゃないですか。
なので、この時期に、この時代では、何ら問題はないというか自然な話だったっけ。
その後、進化論とかいうのがやってきて、
生物はあるところで分かれて、あっちの生物こっちの生物になったっていうのがあると、
そこで分類学というところにもちょっと変化が起きます。
つまり、輪廻の分け方は体の特徴とかを一生懸命記述すると、
これとこれは近縁に違いない、近いに違いないってあるんだけど、
その頃はグループが似ているっていうことで、
進化論と分類学の変化
よしやす
昔同じご先祖様だったっていうのは関係なかったわけ。
というか考えてなかった。
かおり
とりあえず今が似てるから似てると。
よしやす
そう。
かおり
っていうことしか言ってないわけね。
よしやす
なぜ似てるかは、聞いちゃいけないってわけじゃないけど、聞いても仕方がないことだ。
神様がそう作られた。
かおり
神が似せて作ったからだと。
よしやす
似せてというか、こういう分類に作った。
要は、ややもすると、人の目を楽しませるために綺麗な羽の色にしたみたいなところまで、
言いかねない感じの動物が存在する意義とかを考えちゃう感じだったんだけど、
進化論が出ると、私の何千世代か遡ったおじいさんやおばあさんは、
どっかの動物園のどこかの猿山にいる猿と同じご先祖様かもしれないっていう話とかが考えられるわけ。
そうすると、さっき言った分類の中にどこでつながるかっていうのを考えなきゃいけなくなるわけ。
さっき言ったね、りんねさんが考えたのは樹形図で、
これは今をグルーピングするための図だったのが、
昔ここがくっついてたっていう図に変わってこなきゃいけない図なんですよ。
ポイントが一つあって、人とチンパンジーっていう種が上がってって、
同じご先祖様になったときに、その動物は何なんだっていう話が出てくるわけ。
人でもチンパンジーでもないのか、
チンパンジーと同じようなところから人が脇に出たのかみたいな話が出てくるんだけど、
これは化石とかが出てこないとわからなくて、
一緒だったらしいっていうのと、
分かれたところのタイミングのところがたくさんサンプルが出てくればいいけど、
そうじゃない場合には、両方のご先祖様だった、
人間でもチンパンジーでもない種っていうのが化石で見つかったりする。
数百万年前ね。
かおり
数百万年前の化石が見つかった。
DNAの違いと進化の予想
よしやす
いろんなところでそこに、
何々原人とか、ホモなんとかみたいな名前がくっついて、
ご先祖様のものがくっついていて、
それは分類学を、
進化の中でどこかで種が分かれたっていうのをつなげる仕事にちょっと変えたわけ。
そこは確証はないんですよ。
そのタイミングでは。
つまり、進化をしてきたに違いないから、
共通の先祖がいるはずで、
だとするとこことここがくっつくに違いないっていう話と、
ところどころに化石があってっていうタイプだったのね。
それが、いろんな動物のDNA、
細胞の中にある遺伝情報が調べられるようになると、
ここの種とこっちの種は、
DNAの中のここが何個分違ってるよっていうのが分かってくる。
そうすると、化石とかが出なくても、
この種とこの種は何万年前、何百万年前に分かれたに違いないっていうことが、
少しずつ検討がつくようになったっていうのが、
またちょっと違うところで、
今の分子進化学っていうところでは、
遺伝子の共通性を調べて、
その種とか個体が生き残るのにあんまり関係ないところのDNAは、
コピーミスで、
何世代に1回ぐらい大体変化しちゃう。
間違ってコピーされてね。
っていうのがあるっていう情報をもとに、
チンパンジーと人は、
このくらいの遺伝子の差があるから、
何百万年前ぐらいに分かれたに違いないっていうのが、
計算できるようになってくるっていうのがあって、
これまでは、
一番最初のリンネの分類の最初の頃は、
今いる動物たちは、
未来英語変わらないし、過去に遡っても変わらない。
ただ近いものと遠いものがあるはずだから、
グルーピングして分けましょう。
それを階層構造にすると理解しやすいよねっていうのが、
進化がしてるってことは、
どっかでくっついてたってことは、
誰と誰が先に分かれたとかっていうのが出てきて、
ただ化石が出てこないと、
また化石の年代が分からないと、
いつ分かれたかは想像するしかなかった。
それがDNAの違いが分かるようになると、
これとこれが先に分かれて、
何百万年前あたりだっていう予想がつくようになったっていうので、
分類がね、
進化の過程を表すように、
ちょっと変わってきたっていうのがあるんですが、
もう一回ぐるっと戻って、
分類学に戻ると、
じゃあ、なんで我々はそれを分類しなきゃいけないんだっけって話になってくるわけ。
大宝乳類典は、
そういった遺伝子から見ると、
違う種類のはずだけど、
つまり、
ずっとずっとずっと世代を遡っても遠いままだったり、
違うものから分かれて、
なんか煮ちゃったみたいなものがあったりする。
ハリネズミとか、
ハリがついている動物、何種類かいますよね。
かおり
ハチ。
よしやす
展覧会で撮ってきた写真をちょっと見ますと、
たぶん、記録してる気がするんだよな。
ハリモグラとハリネズミ、
ヤマアラシ、あとは、
私、聞いたことがあったんですけど、
ヒメ、ハリテンレックというのと、
トゲネズミみたいなのがいて、
みんな体の毛がハリっぽくなっていて、
触ると痛いんだけど、
これは種としては実は違っていて、
それぞれが毛をハリのようにしたっていうのがあります。
よく言われるシューレンシンカというやつで、
オーストラリアにはユータイ類っていう、
カンガルーとかコアラみたいにお腹に袋があって、
卵ではなくて赤ちゃんで生まれてくるんだけど、
すごーく未熟な形で生まれてきて、
しばらくお腹の袋の中で育つっていう種類がいるんだけれども、
そういう種類はシンカとしてはとても遠い、
昔々大陸が離れたときに分かれてしまったんだけど、
オーストラリアにいる犬っぽい動物と、
オーストラリアにある猫っぽい動物っていうのがいて、
ある程度気候が似ていると、
同じような大きさで同じようなものを食べて、
でも分類上違うっていう動物が、
いろんなところにいるということが起きます。
さっき言ったハリハリの動物はいくつかあって、
ハリネズミとハリモグラとヤマアラシ、
あとトゲネズミっていうのは実はヤマアラシに近い話らしいんですけど、
そういったものが似てるけど違う種類っていうのがあります。
私たちは何で分類するんでしょうねっていう、
また根源的な話をすると、
ついつい分けちゃうんだよねっていう話が最初あったじゃないですか。
要はグループに分けたいのは、
同じグループのものを一体一体違う名前で読むんじゃなくて、
これはコアラ、これはカンガルーって読んだほうが楽ちんだからって話もあったし、
ついついそうやって捉えるふうに脳みそができてるって話をしたんですけど、
さっき言ったハリモグラとヤマアラシとハリネズミは、
なんとなくトゲトゲで似てるから、
同じグループにするっていうのは何がいけないのっていう話が出てくるわけ。
で、オープニングで話したボールを分けるときに、
素材で分けてもいいよね、革でできてるとか布でできてるとか、
あとはおっきめとか小さめとか、あとは形とか、
あともしかしたらスポーツの種類によって、
足で蹴るタイプと手でしか使わないタイプとかがあるかもしれないとか、
いろんな視点で分けられるんだけど、今、動物や植物はリンネさんが考え出した、
構造が似ている、見た目が似ているっていう、
見た感じが似ているっていう分類をしっかりやっていくと、
さっき言ったトゲトゲの毛を持ってるけど、
体の仕組みとか考えると、これはハリモグラだろうとか、
これはハリネズミで、違うところでたまたま似て進化してきちゃったんだねというのがあって、
それはリンネのときには神様が作った糸を考えるってところだったかもしれないですけど、
だんだん進化の過程や、なぜここの形がこうなったかっていう、
自然環境との関わりみたいなものが分かってきて、
分類学っていうのは、動物や植物を観察して特徴を書き出して、
遺伝子を見て、これとこれが近くてこれとこれが遠いと。
で、今の分け方で言うと、
何々木、何々果のなんという種ですよという名前をつけるというのを延々繰り返していくというものなんだけど、
どんな意味があるかっていうのを考え始めると、なかなか難しいなと思いながら台本に抜いてみたんですよ。
何だって、似ているけれども実は違う。
偶定木と奇定木からクジラ偶定木へ
よしやす
要は、系統樹っていくと大きい枝からして違ってるけど、似ているものが出てくるのは何でだろう。
あとは、すごーく違うのに、結構近いよねっていうのもあったりして、
偶定木と奇定木っていうの知ってます?
けものが、指が奇数か偶数かで偶定木と奇定木っていうのに分かれるっていう話。
そういうような分け方がずっとあったんですよ。
で、今実は偶定木っていうのは、ちょっとだけ名前が変わって、
クジラ偶定木って言って、イルカとカバが同じグループなんです。同じ木なんです。
そうそう。近縁だということになって、近いっていうことで、
陸上で暮らしているか、海の中で暮らしているかじゃなくて、生物的には実はイルカとカバは同じ木ですよということで、
クジラ偶定木というふうにちょっと前から言われているそうです。
これね、半年ぐらい前に神奈川県立生命の星地球科学館に行ったんですよ。
そしたらクジラ偶定木って書いてあって、こんなこと言うんだって読み方はゲイ偶定木らしいんですけど、
ちょっと分かりやすいにクジラ偶定木って言いますね。
これは哺乳類の中のローラシアテリアっていう大きい大陸が分かれたときに、
ローラシアっていうところに取り残された動物たちが、哺乳類たちが分かれたもので、
偶定木と奇定木がいるグループと植肉木、さっき言った猫とか犬とかが、
クマとかが入っているやつが分かれて、その後に偶定木と奇定木が分かれたというふうに考えられています。
その先に偶定木とクジラやイルカの仲間が誰かが海に入って、誰かが陸に残ったっていうふうな分け方があって、
今はゲイ、クジラ、偶定木という木として分かれていて、見た目も暮らし方も全然違うのに、同じ木になっている。
かおり
そもそもクジラはよっぽど死骸とかが陸に上がるというか海岸に繋ぐことはあるけど、
分類の困難さと種の違いの定義
かおり
基本海の中ですよね。
よしやす
そうです。
かおり
カバなんて川の近くで住んでいるかもしれないけど、クジラが住んでいる海の近くにはいないよね、そんなにね。
よしやす
そう。ヒレもオッポンもないしね。
かおり
でもお友達、仲いい。
よしやす
分けていくと、
近かった。
キリンとウマとカバとクジラみたいなやつでいくと、カバとクジラが近いみたいな話になっちゃう。
かおり
それ、何だっけ?樹形図だっけ?
よしやす
木の枝のように分かれる図ね。
かおり
そうそう。
あれで一番初めから近いってことは、同じ時に分かれているの?近いタイミングで分かれているの?あれとはまた別なの?
よしやす
今は何ていうの?
キテイモクとグーテイモクというか、キテイモクとゲイグーテイモクね、クジラグーテイモクが分かれたのは、
食肉モク。猫とか犬とかのグループと、ウマとかキリンとかのグループ。
キテイモクはウマとしましょう。代表がね。
かおり
分かった、分かった、分かった。
爪が割れてるか割れてないかね?
よしやす
爪が奇数か偶数かで。
かおり
やっと言葉、漢字が見えた。
よしやす
定徹の定に奇数、偶数のやつがくっついて、キテイモクっていうのがウマが代表。
グーテイモクっていうのは結構たくさんいて、カバもキリンも、イルカもクジラもクジラグーテイモク、ゲイグーテイモク。
で、食肉モクっていうのが犬や猫や熊やパンダ。
かおり
パンダ。
よしやす
そう。
かおり
熊とパンダはあれか。
よしやす
そうそう。
で、そんな中でも食肉モクとウマやキリンのグループが分かれた方が先で、その後分かれて、
ウマとキリンのグループ、キテイモクとゲイグーテイモクに分かれた後、その中でキリンとカバとクジラが分かれた。
で、じゃあ、同じモクだからクラシップリが似てるかっていうとそんなことない。
だってさっきのクジラとカバとキリンは大きく違うように、
食肉モクっていうグループに熊とか犬とか猫とかパンダが入ってるんだけど、
なんとパンダはあんま肉食わないんだよね。
かおり
そうだよね。
でもまあ、熊の仲間っちゃ仲間だから食べないわけじゃないのかな。
よしやす
多分。
かおり
もう食べないのかな逆に。
分類の変化と進化の関係
よしやす
そうそう。
かおり
昔は食べてただろうけど。
よしやす
で、食べ物が違うから歯が違うんだよね。
かおり
もうすでにね、今はね。
よしやす
そう。っていうようなところで、もともとリンレさんが考えた今の見かけが似ていたら近い種に違いない。
でも、もしかしたら食べ物が似てると口の中の歯の形は似ちゃうんじゃないか。
ご先祖様によって歯の数は違うかもしれないけど、
そうすると化石が出た時にこれは草を食べてた歯に違いないという話と、
これはどの種のご先祖様でどの種の子孫かっていう話と、
ちゃんと考えないといけないよねっていう風になっていて、
なかなか分類も大変なんですよね。
かおり
そうね。
よしやす
で、今新しい種を見つけたら、これまでに登録されたものと違っていれば新種となるかもしれないんですけど、
ただ、新種となった時にそれはどの仲間に近いのかっていう話を形、暮らしぶり、DNAみたいなもので総合的に判断して、
今はDNAが近ければ最近分かれたに違いないから近い種だなっていう風にしましょうっていうのがトレンドで、
そういうトレンドがあったんで、分け方とかっていうのがあるところでタイミングで変わったりするっていうのが起きていて、
一番わかりやすいのは海の中の動物たち、哺乳類と陸の哺乳類の偶定目が実は近いから、
ゲイ偶定目、クジラ偶定目という一つの仲間にしましょうっていうことが起こったりします。
かおり
はい。
よしやす
で、でも何で分けなきゃいけないんだろうねっていう根源的なところはそんなに解決してなくて、
我々は分けたいから分けてる、似てるものを仲間にしたいっていうのから跳ねられないし、
どこが自然を理解したい、どういう風になってるんだろうというのを理解したくて、
これは違う種類、違う種であるっていうのを記録して博物学として分類するというのをやりたくなってしまう生き物なのかもしれないなっていう気もします。
小さい子がね、車のおもちゃを買ってもらってグルーピングして、
これは何々の車、働く車、そうじゃない車みたいな風に分けたり、
自分の中で違うグルーピングを作って名前をつけてラベルを貼って、
それは物の分け方でもあるんだけど、分けるための視点でもあるわけじゃないですか。
そういうのをいろいろ試して、物事の仕組みを単純化するのと理解するっていうのを一緒にやってるっていうのが分類じゃないかという風になっていて、
台本による点の最後に書いてあったところが、種の違いっていうのは一般的には交配ができない。
オスとメスを違うところから連れてきても子供ができない、または継続的に子孫が残せないっていうところで種の違いを見分けましょうっていうのが、
一般的な種の違いという風に定義されるところが変わってきてるっていう話もあったりします。
今の自然界の中であるグループとこっちのグループが離れていて交配しない事実上ね、島に分かれてしまってとか。
違う形に変わってきているやつは、違う種として分けたほうがいいんじゃないか。
何々島のサルとあっちの島のサルは本当に全く同じようで、混ぜても分かんないんだったら同じ種でいいかもしれないけど、
傾向的に違いがあるんだったら分けてもいいんじゃないかっていう考え方も出てきているようです。
それは生物学的な分類だけではなくて、どんなところにどんな暮らしをしているかというのも含めて、
動物の特徴として捉えるさっき言った視点を広げてみると、違う種としてもいいんじゃないかっていう動きもあるようだというのが最後の最後に書いてありました。
かおり
そもそもディーネさんがいろいろこういうふうに階層でいろいろ分けていこう。大雑把なところから細かなところにっていうふうにして作ったものっていうのは、
現時点でも理論としては非常にいいものだから。
よしやす
何々海、何々門、何々湖、何々木。
かおり
粗いところからより細かくしていくっていうのは非常にいいものだから、そこの大きなものは変わらないかもしれないけど。
よしやす
繋がりが変わるっていうのが分析方法によって発生するっていう話。
かおり
今までのものを根本的に変えはりはしないだろうけど、そもそものその分類そのものも見直しの時期に来てるみたいなイメージかな。
よしやす
そうですね。
かおり
実際変える変えないはともかく。
よしやす
分類学自体も変わっていくっていうのがあるようです。
ぜひね、大哺乳類展に行ったら、いろんな動物がいるのだけではなくて、たくさんあちこちね、樹形図みたいな、これはどの種類ですよというのが貼ってあります。
霊長類、猿や人間が入っているところでは、人間のガイコツ君がパネルに手を差し伸べて展示を案内してくれています。
かおり
なるほど、ナビゲーターなわけね。
よしやす
そう、本物の人骨が展示されることって今少ないらしいんですよ。
かおり
いろんな観点からね。
よしやす
模型が多いんですけど、それは本物の人骨らしいというふうに聞いています。
かおり
らしい?
よしやす
私が現場で見たんじゃなくて、現場に行った人のレポートとかを見てなので、そういうふうに言ってますけど。
国立科学博物館の倉庫の中にある、もともとというかいつもは筑波のところにある本物の人骨のものを持ってきたのではないかと。
かおり
じゃあ今回の展示にはとても力を入れていると。
よしやす
とても力を入れていると思います。初めて皆さんに公開する覚醒とかもあるみたいなんで。
そうそう、さっきのね、海の動物の話をすると、食肉目、犬や猫やクマがいるところの中に、犬グループと猫グループに大きく分けた後、犬グループの中に犬とクマのグループがあって、
クマのグループの中にパンダとかアライグマとかっていうのがあって、その横にクマがいて、その横にセウチやアシカやアザラシがいるグループがあったりする。
っていうのがあって、犬型というか犬型アモクっていう中に犬グループとクマグループがいて、クマグループの中にクマ、ちっちゃいクマ、海で過ごしているセウチやアシカ、アザラシっていうグループの3つがあるみたいな感じの分かれ方。
そっちもね、さっきのゲイグーテイモク、クジラグーテイモクじゃないけれども、海で過ごしているからすごく形は違うように見えるけれども、セウチやアシカやアザラシは犬グループの中のクマグループの中の仲間。
大きいクマ、小さいクマ、海で暮らすクマみたいな感じで分かれているっていうのとかが分かっています、今。ということで、種本にした生物を分けると世界が分かる。ここで言ってることのほんの少しだけね、今日はお話をしてるんですけれども。
かおり
なんか、どんどんどんどんいろんな情報が入ってきてるから、分かるじゃなくて分かんなくなりますね。
よしやす
あ、そうそう。複雑にはなってるんだけれども、生物の分類が分かると進化が分かって、進化が分かると地球環境が分かるというふうにもなっていて。
さっきね、ローラシア、ローラシアテリアっていう昔々大きい大陸が分かれた数億年前に分かれた後、その分かれたそれぞれの大陸で進化したであろうというようなことも、この動物とかの分類がどうなっているかで想像がついたりするっていうので、
アフリカエリアで進化したものと、オーストラリアエリアで進化したものと、アジアの方の大陸で進化したものっていうのが、それぞれあったりするよねっていうのが、地球の変遷も見えてくるっていうようなところと繋がっているのが、やっぱり今っていう横の話と過去と未来っていう縦の話が重なって面白いところでもある。
もちろんね、かおさんの言うように情報が多くなって複雑化して、あれぞあれが違うって言わされられても困るよみたいなことが起きるかもしれませんけれども、そこには動物の進化のドラマや、実は多くの種が絶滅をしているので、隙間がたくさんあるんですよね、この樹形図には。
今の樹形図には全部先があるけれども、進化の樹形図を描いていくと、途中で行き止まりになっているものがたくさんあるというのも含めて考えてみると面白いんじゃないかと思っています。
はい。ということで今日は、大哺乳類展3の内覧会に行ってきましたよということで、分類の話をちょっとしてみました。チケット5枚、抽選でプレゼントするので、これから言うメールアドレスまたはウェブサイトで応募をしてください。
ということで今日はこのへんにしたいと思います。この番組では皆さんからのメッセージを募集しております。聞いてますよだけでも構いません。また質問をしてくれたものについては取り上げて、質問になるべく答えるようにしています。
メールの宛先はrika.jp、rika.jpです。またこの番組はソンライプロジェクトというグループで配信している番組の一つです。ソンライプロジェクトのウェブサイトはsonnai.comのウェブサイトで、この番組のほかそんなことないっしょそんなに雑貨店などの番組も配信しております。
そのサイトのですね、そんなりかの時間の番組が一覧になっている画面の右側にメッセージフォームがありますので、そちらに記入していただくと私のところにメールで届くようになっておりますので、そちらの方が良い方はご活用くださいませ。
チケットの応募方法と注意点
よしやす
チケットを欲しい方は、大保入類店招待券プレゼントというのがわかるような言葉を本文またはタイトルに入れていただけるといいんじゃないかと思います。
注意点ですけれども、当選した方にもう一回こちらからコンタクトをして送り先を教えてもらうという形にしています。というのは、たくさんの人の住所の情報とか私は持ちたくないんですよ。個人情報なんで。
なので、住所は送るためだけに使いたいので、最初の応募の時にはこの招待券プレゼントがわかることと、あとお名前がわかるようにしていただかないと、誰々さん当選ですって言えないんで、読んでもいいラジオネームなどを書いていただけるといいと思っています。
もしね、ラジオネームがかぶってしまった場合には考えます。
かおり
今まで完全一致っていたっけ?
よしやす
似てる方がいらっしゃいました。
かおり
今までチケットが欲しいからメールを出したことない人から来る可能性があるし、その人同士が一致しちゃう可能性があるってことね。
よしやす
これはマナーの話ですけれども、お一人で何種類も名前を使って応募はお控えくださいませ。
あと、お一人にプレゼントするのは1枚だけです。
ペアで行きたい、家族で行きたいときにはその他のチケットはご自身でお求めください。
2,100円かな、お一人大人だと。
開催は東京都の上野にある国立科学博物館です。
番組の配信情報
よしやす
毎回のお知らせですけれども、私たちの番組はaudiobook.jpというサービスでも配信を行っております。
こちらは月決めで有料の会員になると聞き放題でたくさんの本の朗読などが聞けるようになっていますけれども、
その中に私たちの番組を混ぜてもらっていまして、
そちらで聞いていただくと、聞いた時間に応じて私たちのところに報酬が入るようになっております。
こちらで聞いていただけるととても嬉しいですし、
その報酬から国立科学博物館の参助会員の会費を出していたりするので、応援してくれると嬉しいです。
かおり
よろしくお願いします。
よしやす
ということで、そんなにかの時間557回、この辺にしたいと思います。
お送りいたしましたのは、よしやすと、かおりでした。
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。さようなら。
かおり
ごきげんよう。
01:08:10

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