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理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか? そんない理科の時間B、第528回、そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、よしやすと、

かおりと、しかいない。

しかいないです。
2人でお送りします。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

今日はですね、

ドンマイ

デジタル化とコンピューターの歴史の話を少しするんですが、

はい。デジタル化とコンピューター。
関東大震災

はい。なんですが、配信日が9月1日で、関東大震災から100年、ちょうど100年なんですよね。
1923年、大正でいうと12年、9月1日、ほぼお昼、午前11時58分に関東大震災というのが発生しまして、

関東大震災から100年の話と防災の話はですね、姉妹番組のそんない雑貨店で、
お、投げた。

特集していますのでそちらをお聞きくださいませ。

投げられるばかりじゃないぞと。

そこはいいんですけど。

投げ返すぞと。

関東大震災ってすごく東京のね、火事でたくさんの方が亡くなったっていうのが、
大きく取り上げられることが多いじゃないですか。
はい。
なんですけど、関東大震災って、そもそも震源が東京湾ではなく相模湾っていうところなんですよ。
ほう。
だから伊豆半島と三浦半島の間ね。
はい。
なので一番揺れたのは神奈川県なんですよね、実は。

えー、え、なんかあまり聞かないですけど被害としてはどうなんですか?

そう、で、聞かないというかあまり被害が、

伝わってないだけ?

伝わってないだけなんですよね。
で、東京がその当時はやっぱりお昼ご飯の準備をしていて、
で、かまどで火を使ってるタイミングじゃないですか。

そうね。

で、住宅密集地で大きい火事が起きたというのが、
とても被害者が大きかったので、東京のことがよく取り上げられるんですけども、
実は東海、家が倒れたりとか、あとは津波の被害は神奈川県で。

え、津波あったんですか?

津波は、えーと、えーとね、一番有名なのは根深はっていう駅があって、
小田原の次か次の次ぐらいの駅なんですけど、
いわゆる伊豆に入るところね、あの小田原のところから。
そこは、えーと、津波と、あと土砂崩れの両方で駅がなくなっちゃったんだよね。
で、そこに泊まっていた列車も確か、えーと、流されたんじゃなくて、
えー、土砂崩れで倒壊して、あの、落ちていったとか。
あとは、いくつか津波の被害もあります。

へー、なんか、全然知らない。
そうなんです。

なので、えー、関東大震災っていうと、やっぱ東京ってイメージがありますけど、
実は神奈川と、あと相模湾なんで、千葉県の先っぽね、も、えー、深度としては大きかったし、
そこでは、えーと、隆起、地面がこもり、えー、上がってしまうというのが、
えー、とても大きくて、海岸線の形もずいぶん変わってるんじゃないかと思います。
へー。
そうなんですよ。
で、えー、私は神奈川県立歴史博物館っていうところの関東大震災100年の記念の展覧会というか、
に行ってきて、やっぱ神奈川県内のね、えーと、被害の写真とか、あとは深度とか、
えー、地図にどれくらいの家屋が倒壊したとかっていうのがこう書いてあるようなものを見たりして、
やっぱり、なんだろうな、えーと、深減に近いっていうところの怖さ。
うん。
すごくね、あの、価値に気をつけましょうっていうのが大きいんですけれども、
やはり直接的な油田による東海土砂崩れ津波というのは、
神奈川県でもたくさんあったんじゃないかなというふうに、えーと、その展覧会を見て思いました。

おー。

そうなんです。
ちなみに、えーと、私実家が群馬県の南方なんですけど、

はい。

えーと、明治42年だか43年生まれの祖父がいて、というかもう知っちゃいましたけどね、
えーと、群馬でもすごく大きい地震が長く揺れたんだって話はしてました。
で、いくつかの資料を見ると、群馬県南部でも震度5弱ぐらいの揺れがあったんじゃないかと。

あ、まあそうか、そんな当時はそこまであちこちで精度の高い震度は測定されてなかったけど、

うん。
そのシミュレーションの結果ということで、少なくとも震度4よりは大きかったんじゃないかということで、
南関東全域プラス北関東のほうでも揺れたところがあったっていうのが、
関東大震災の大震災っていうふうにね、えーと言うぐらいの話なので。
うん。
そうなんです。だから、えーと。

記者さんは覚えてますか?

私はさすがに生きてないので覚えてないですけど、
その祖父、おじいちゃんが関東大震災のときには大変だったっていう話と、
あとはやっぱり南関東から人が逃げてくるというのとかもあったりして、
そういうのの受け入れ、直接はしなかったですけど、
そういう噂とかそういう話はあったということは言っていました。

へー。

うん。
あのー、よくね、天災っていうのは、

あーありがとうございます。

えーと忘れたころにやってくるということで、
忘れられた。
えー、いつも気をつけてなきゃいけないという反面、
いつも気をつけてると気が抜けちゃうって言ってたんですけど、
言いかけになっちゃうので、やっぱりこういう100周年とかね、
そういうときに非常用持ち出し袋とか避難経路とか、
自分家の周りのハザードマーク確認とかっていうのをやるといいんじゃないかと思っています。

はい。

この番組でもですね、地震についてどうして地震が起こるのか、
みたいなことのお話をしたこともあったと思うんですよね。

へー。

へーじゃないですよ。

へへー。

なので、そういった過去の地震についてのお話とかを、
また聞いていただくのもいいんじゃないかと思います。
はい。
ということで、オープニングちょっとだけ関東大震災のお話をしました。

はい。

で、今日はデジタルとコンピューターの話をするんですが、
コンピューターの歴史をですね、一からみたいな話はあんまりしたくなくて、
デジタル化っていうのとコンピューターって何だろうっていう話をするんですが、
まずデジタル化の話からするんですよ。

そうなんですか。
デジタル化の意味と特徴

デジタルってどういうことって説明できます?

えっと、日進法オンとオフで全ての情報を表現すること。
お、素晴らしい。
どうだ、当たり?

うーんと、もうちょっとあるんでね。
ちょっと何?
えっと、別に日進法じゃなくてもいいんですけど、
もともとね、デジタルっていうのは指が語源なんだよね。
へー。
で、ディジットっていうのが指のことで、
指を伸ばしたり曲げたりするっていうので、
1か0かみたいなところを表すっていうので、
日進法で表すっていうのはとてもいい表現ではあるんですけども。
お、いい感じ。
日進法のソロ版があるのね。
1桁に1玉しかないやつね。

そうそうそうそう。
あ、そうそう。
なんかにあってあれいいなと思ったんだけど。

で、まさにデジタル化って何かっていうと、
ソロ版みたいなものを使うとすでにデジタルなんですよね。
アナログっていうのは、
例えばこの声とかを伝えるのに、
なるべくそのままなんだけど、
デジタルっていうのはそれを数字に置き換えるっていうのをやります。
あるタイミングでどのくらいの空気の揺れがあったかみたいなものを、
数字にするっていうことでデジタル化をしちゃうってことになるんですね。
うん。
なので、もう何でもね、
数字に落とし込めばデジタルだって思っていいと私は思っていて、
だからこうデジタル化って。

結構乱暴じゃね?

いやいや、デジタル化って最近なことだと皆さん思ってるかもしれませんけども、
ソロ版なんてデジタル計算機なわけじゃないですか。
あ、まあそうね。

そうそうそう。

ソロ版ってもう数千年前から確かあるんで、
数字にしてしまって、
計算できるようにしたらもうデジタル。
なので、デジタル化っていうのは、
昔から行われていることで、
なんとなくね、今コンピューターを使うとデジタル化って思ってらっしゃるかもしれませんけども、
数字にするとか、
何か識別できる形で、
迷いなく伝えられるままデジタルだと思っていいと思います。
もう1個わかりやすいのは、
喋ってる言葉は音ですけど、
これを文字にすると、
まさにデジタル化だと思うんですよね。
どの文字をどういうふうに並べるかっていうのが決まってしまえば、
それはもう間違いなく伝わるじゃないですか。
少しぐらいノイズがあったからといって、

少しぐらいノイズがあったからといって気にしちゃいけない。

それが声だとノイズがあると聞き取りにくくなったり、
っていうのがアナログの良くないところというか、
弱みでノイズに弱い。
でもデジタルは、
いっぺん数字とかある記号に落とし込んでしまうので、
その後間違いが少ないとかっていう特徴があります。
なので、実はデジタル化っていうのは、
20世紀に始まったことじゃなくて、
昔から行われている、
お前のところの年号はいくらだって決めたらもうデジタル化です。
デジタルトランスフォーメーション、最近言われてますけど。

そんな言葉があるんですか?

DXと言われてね、何だかよくわかんないねって言ってるんですけど、
お米が取れたら、

DXって何か使うね、
全然それとは違う意味で。

デラックスじゃなくて。

あ、デラックス。
あ、デラックスだね。

そうなんですけど、
田んぼの土地の長さを測って面積にして、
この面積だったらいくらぐらい取れるだろうから、
お前のところは1年間に、
お米何号とか何章納税しなさいって言われたらもうデジタルなわけですよ。
アナログの時には、
お米が取れたら半分ぐらいちょうだいみたいなやつはアナログなわけね。
ノイズが入るとか、
現物主義なんですけど、
数字に落として有効桁がある数字にしたところで、
もうデジタルです。
で、コンピューターが関わるとそのデジタルがどうなったかっていう話を、
本編でしようと思います。
はい。
ということで、本編の方に行ってみましょう。
はい、よろしくお願いします。
コンピューターと計算

今日はですね、コンピューターの話をするんですが、

はーい。

えっと、コンピューターって意味はわかりますよね。
おばあちゃん。
おばあちゃんの意味じゃありません。

え?でも有名じゃないですか。

えっと、コンピューターっていうのは、
計算するって意味なんですね。
で、計算するものなんですよ。
で、映画で、
去年かの一昨年かな、
女性の計算室っていうところで、
計算を受けよう。
これ言われたらNASAの前身か。

ドリームガールズじゃなくて。

そうそうそうそう。
ドリームっていう名前で、
現在はヒデンフィギュアズっていう。

ガールズは言いたかったんだね。
コンピューターの起源と進化

ガールズじゃないんですけど、あの名前はね。
っていうところの映画があって、
NASAの前身の組織で、
ロケットを打ち上げるときにたくさん計算しなきゃいけないじゃないですか。
どのくらいの推進力でどれくらい噴射すると、
どのくらいの重さでどのくらいの空気抵抗で、
みたいな話を、軌道計算をするのを、
手計算してたわけです。
手回し計算機とか使って。
それを計算室っていうところに、
いる人たちが手でやっていた。
その人たちがコンピューターと呼ばれていた。
へー。
そうなんです。
なので複雑な計算を受けよう人たちが、
コンピューターさんだったんです。

コンピューターさん、コンピューターおばあちゃん。

コンピューターお姉さんだったわけね。
その時には、ある意味で女性の仕事として、
計算が得意というかな女性がたくさん集まって、

すごいよね。

計算の要望に応えるっていうのが、
コンピューターっていうのの。

とりあえずだから、
これとこれをこういうふうに計算するっていうところまでは、

誰かが式を書くのはね。

実際にそこの答えは、そこの計算室の人が実質にやったわけね。

そうすると、ロケットの重さがどれくらいで空気抵抗がこのくらいだとして、
このくらいの推進力をどれくらい続けると何メートルまで上がりますかっていうのは、
やってみなきゃわからないところがあったのを計算で考えましょうっていう。
そもそもその昔、計算することこそが大事っていう時代がたくさんありました。
もともと機械式のコンピューターを作ったのも、
弾の弾道計算、要は戦争で使う砲弾がどうやって飛ぶかを計算するために、
いろんな条件があるじゃないですか。
さっき言ったような自然の条件が空気の抵抗があったりとか、
打ち上げの角度があったりとか、初速があるとか、
あとは初速を決めるための火薬の量とかみたいなのがあって、
たくさんのパラメーターがあるものを簡単に式に入れてちゃちゃっと出るんじゃなくて、
いろんな項目を足したりかけたりして、合算して考えないといけないっていう計算がとても大変だったので、
それを先ほど言ったコンピューターさんたちにしてもらっていたのを、
実際に電気回路を使ったもので置き換えたのがコンピューターで、
そもそもコンピューターは誰かが計算式を考えて、それを実行するっていうものだったんですよね。
コンピューターの歴史の話をすると、だいたいこんなところから話が始まって、
トランジスタになりましたとか、ICになりましたとかっていう話があるんだけど、
その頃はどういう計算をするかっていうのをプログラムするっていうのが、
初期の頃はプログラムが回路をいじることだったのね。
ある回路がこの計算をしてくれるっていうのを組み合わせるわけだから、
ある回路を作るっていうのをやったのが、
だんだんですね、この計算をこういうふうにしなさいっていうのを先にコンピューターに覚えさせて、
それをさっき言ったことを実行しなさいっていうふうに変わっていった時期がありました。
これすごい大きい変化で、こんな計算をするっていったときに、
今でいうハードウェアを組み替えるっていうのをするんじゃなくて、
ある式をどこかに書くと、それを実行してくれるというふうに変化した時期が実はあるんですよ。
昔はコンピューターっていうと、ある計算をするための機械で、
さっきので言うと弾道計算をするっていうのが得意だけれども、
そのコンピューター君はいくら頑張ってもワープロみたいにはならないわけ。
で、それを大きくてもいいから、
あるこんな手順でこんな計算をしなさいっていうのを事前に作って、
それはソフトウェア的にね、それを読み込んで、またはそれをプログラミングするっていうのをやって、
実行ってやると言われたことをやるっていう時代に入ってくるんですよ。
プログラムを作って動かすっていう時代がコンピューターの変化としての実行に。

プログラムを作る。コンピューターがプログラムを作る?

いや、人間がプログラムを作るんですけど。

だから、計算式がもともとあって、答えがあって、
昔は計算式も人が作ってたわけでしょ?
で、計算だけをやってもらってたわけでしょ?

そう。
で、そこから?
複雑な計算をするっていう仕事のコンピューターは、弾道計算をするのはとても得意だけど、

例えば、風の条件はA、気温の条件がBとかいくつかあって、
Aの時はA'って答え、Bの時はB'って答えっていうのを、
全部を一つ一つ別々に出していた答えを、全部をまとめて出せるようになったってこと?
ちょっとわかんない、そこ。

専用の計算機っていうのは、あることをやるのが得意で、
さっきの弾道計算だと、物理的な計算をするための式ってたくさんあるじゃないですか。
積分するとか微分するとか、あとは足し込んでいくとかっていうのがすごく得意なんだけど、
汎用のどんな計算式でもやってこいっていうタイプではなくて、
得意な計算と不得意な計算が大きく違うっていうので、
どっちかっていうと、パラメーターを入れると結果が出るっていうタイプの専用計算機だったのが、
汎用計算機っていうのに変わってきます。
なるほど。
汎用計算機はAとBを足してくださいとか、
プログラムと汎用計算機の登場

図形が得意な人と計算が得意な人が別々だったのが、
スーパー得意な人が出てきたわけね。

それは手順さえ事前にしっかり書いてあげれば、
汎用な計算ができるっていう計算機が出てきます。
で、汎用な計算機が出てくるっていうのが、
一個大きい転換機だと思っていて、
それをすることで、ソフトウェアさえ書けば何でもできるっていう風になってくるんですよ。
だから、今みなさんが使ってるスマホっていろんなことできますよね。
50年前、60年前の一部屋ぐらい使って、
コンピューターっていうのがあった時代があるんですけど、
ゆっくりでもいいけど、
同じことが昔のコンピューターでもできるようになったのが、
汎用計算機になったからできるんで、
弾道計算ばっかりやってるやつは、
今のスマホの中のプログラムをそのまま入力っていうのはできない。

アプリ、一つのアプリでしかなかったのが、
そのアプリをいろいろ入れられるようになった。

一つのアプリしか動かないような計算機だったのが、
アプリを作ればいろんなことができるような計算機になったっていうのがあります。
で、それは大きい計算機だったんですけど、
その汎用、つまりプログラムをうまく書けばいろんなことができるっていう計算機が、

まずそれができたってことが、
プログラマーが発生したんです。

それが、そのときに有名になったのが、
IBMっていう会社で、
インターナショナルビジネスマシーンっていうね、
お仕事用計算機屋さんっていう感じで、
インターナショナルビジネスマシーンですよ。
で、一方で、計算したいっていうのは、
いろんなところにあって、もう一つの流れが電卓っていうのがありました。
つまり、単純な、そんなに難しくない計算を、
みなさんの机の上でもできますよっていう風に。

パーソナルマシーン的な感じね。
電卓っていうそのものというよりも。

そうです。だから、大きい弾道計算するものが、
お部屋の中にあるような大きい、今でいうとこのスーパーコンピューターみたいな方の流れと、
もう一つは、ソロ版みたいなものを電子化したいっていう方の流れがあって、
一部のものでいいんで、ちっちゃくちっちゃくしましょう。

複雑化と、なんだ?

ダウンサイジングかね、サイズが小さくなったから、
部屋みたいだったものを机みたいなものにして、
机のサイズだったのを箱にして、
箱だったのをポケットサイズにしてっていう流れができてきます。

2つの大きな流れが。

そう。で、ちっちゃくする方が、
単純な計算ができる汎用ICっていうのを作った人がいて、
これがCPUっていうチップを作るってことになりました。
これはね、電卓を作るところから派生してるんですけど、
電卓もね、最初は専用機、1個のアプリしかない、
足し算と引き算とかけ算と割り算しかできないっていうようなものを回路を組んだりして計算するっていうのが、
だんだんお金もかかるし、
ちっちゃい電卓用のソフトウェアとちっちゃいCPUっていう汎用計算機、
高機能じゃないけどっていうのを組み合わせて電卓を作っちゃうっていう時代がやってきます。
そのときにちっちゃいちっちゃいCPUっていうのができて、
それが一般化したときにマイコンと呼ばれるようになります。
マイクロコンピューターね。
今日のお話は、コンピューターがどこにでもある話で、
そのマイコンができたおかげで、
いろんな身の回りのものにコンピューターが入れるようになったわけ。
何かを数字にしてしまって、プログラムをうまく作れば、
汎用的な計算機が計算をして何かしらの結果を出してくれる。
わかりやすい例でいくと、温度計を作ってその温度がデジタル化した数字になって、
ちっちゃいコンピューターが読み取れるようになると、
今は設定温度よりも暑いとか寒いとかっていうのを引き算で計算して、
何度ぐらい違ってるっていうことは、
どのくらいの強さでエアコンの風を送ればいいっていう計算をして。

そこまでいかなくても、とりあえず結果と設定温度の差が、
プラスだったら冷房、マイナスだったら暖房とか、
そういうところがあったとね。

っていうことができて、それまではどうしてたかっていうと、
サーモスタットっていうようなもので、
暑くなったら金属が曲がるみたいなやつで、
どのくらいまで曲がったらスイッチが切れて、
どのくらいまでいったらスイッチが入って、
みたいなことで温度調整をしていたのが、
マイコンっていうのができて、
最初はサーモスタットよりも高かったかもしれないけど、

高いっていうのは何?値段ってこと?

値段が高かったかもしれないですけど、
値段が安くなったのと、いろんなことができるっていうのがやっぱり魅力で、
さっき言ったサーモスタットっていう、
温度によって金属が曲がる角度が変わるっていうのが入ってるやつは、
温度についてオンオフはできるけど、
その他のことはできないわけじゃないですか。
でもマイコンと温度計と湿度計を組み合わせると、
湿度も見て冷房を切り替えるっていうのができるようになったり、
あとはサーモスタットはその場所の温度しかわからないけど、
電気信号は遠くまで送れるので、
そうすると大きいビルのここの温度がこうだったら、
っていうのを電気信号で送って、どこかで処理をして、
みたいなことができるようになります。

集中管理か。

集中管理ができる。サーモスタットは各部屋にサーモスタットを置いて、
デジタル化の進展

それがオンしたらあったかい空気が出て、
オフしたらあったかい空気が止まるみたいな話で、
ビルの中央ではゴンゴン火をたくみたいなことはできたけど、
あっちこっちの温度がわかると、
じゃあビル全体のエアコンの強さ、
またはヒーターの強さこのくらいにして、
これくらいだけ配ったければ効率がいいよねみたいな計算ができることで、
いろんな気の利いたことができるようになるっていうのができてきます。
皆さんの身の回りにあるものは、今やいろんなちっちゃいものでも
マイコンっていうのが入っていて、おもちゃの中にもマイコンが入っていて、
このスイッチが押されたらこういうふうにピカピカするとか、
こっちのスイッチが押されたらここのメモリーに入っているデータをスピーカーに送る、
何のこともない音が流れるみたいなことができたりとか。

最近のお祭りではさ、
お祭り。
お祭りが復活してるじゃない?

してます。

ピカピカするおもちゃがすごい。

屋台のおもちゃいろいろありますよね。

ピカピカしてるわけよ。

すごいローテクなものからハイテクなものまで。

だけど屋台は昔ながらの射的とかもあるんだけど、

あるあるある。

でもピカピカしてるわけよ、おもちゃは。

サイリウムみたいなパキッてやると光るだけのやつから、
3色LEDでいろんな色に光るやつまでいろいろですよね。

そう、大変。

ピカピカして、
もう少し上品にピカピカすればいいものみたいなのが。

派手になれば派手になるほど良いぐらいのピカピカで。

目につくからね。

あとジュースとかがめちゃくちゃ高く売ってるわけよね。
そのコップとかもピカピカしてるわけよ。

コップの底に3色LEDが順番にピカピカするやつがついてたりして。

コップまでピカピカしてるぐらい。

ということでどこにでも計算が入ってきました。
つまりどこでもデジタル化してます。
さっき言った数字にしてしまえば何とかコンピューターが読み取れるっていうのはすごく大きい話で。
もう一個はコンピューターでコントロールできるいろんなものっていうのもたくさんあります。
さっきの例で言うとLEDがピカピカ光る。
これ得意そうですよね。
あとは家電の中だったら火の強さというか暖房の強さとか、
炊飯器の温める回路の強さとか。
もう少し言うとテレビみたいなものはコンピューターでいろいろデジタル化処理をすることで、
画面の明るさの自動調整だけじゃなくて、
頑張ってと言って変ですけどね。
今テレビ放送って地上デジタルっていうのはハイビジョンっていうのに送られてるじゃないですか。

知ってます?
そこらへんよくわかんない。
あれって。
デジタル化してる段階でさ、テレビ朝日は何チャンかっていうのがすでにそこからもうわかんないから。
10チャンじゃないの?

地デジっていうのは皆さんどのくらいの画素数で送られてるか知ってますか?
さあ。
アナログテレビの時には、デジタルじゃない時には何ドットっていうのはなかったけど、
デジタルになった途端、さっきも言った通り数字に置き換える。
だから一マス目の明るさは赤色がいくつ、緑がいくつ、青がいくつっていうのを順番に送ってくるわけだ。
だからデジタルなんだけど。
で、その情報が何マス分あるかっていうのがあって、
横が1440ドット、縦が1080ドットなんですよ。地上デジタルって。
なんですけど、画面は16対9っていう縦横比なんで、
そうすると横が1440だと足りないのね。
16対9にならないんですよ。
16対9にするには横を1920個にしないといけなくて。
で、何が言いたいかっていうと、テレビの中では放送としては1440個しか送られてこないドット数を横に引き伸ばすっていうのをやるわけ。
これを画像補完って言うんですけど、これは計算でやってるんですよね。
で、今皆さんのお家にあるテレビは、もしかしたらテレビに表示できるドット数がさっき言った16対9で、
人間に合わせた操作

横が1920×縦が1080個、俗に言うハイビジョンじゃなくて、横がその倍3840個、縦が2160ドットあるっていうテレビとかもあるんですよ。
4K対応ってやつね。

だいたい3840は4000ぐらいだから、4Kって言ったんですけど、そういうのもデジタルで送られてきたやつを画像補完っていうのをして、本当はデータがないんだけど、計算して引き伸ばすっていうのをやったりしてます。

という感じでですね、いろんなところに計算がたくさん入っています。
で、コンピューターがどんどん流行ってくると、お仕事でも定型作業はコンピューターの中でやってしまおうってことになりますよね。
昔は給与の計算も何々手当がいくら何々手当がいくらっていうのを、それぞれの人の名簿から持ってきて、それを会計の人が計算機で計算して合計金額を出してみたいなことをやってたはずですけど、
それを社員データベースっていうのにして、そこに誰々さんは基本給がいくらとか手当がいくらっていうのが入っていて、それに今回のボーナスの査定っていうのをインプットすると、ボーナスの金額が出るとか。
その中で、所得税はいくら分だから、それはお上に収めて、残りを社員に配りましょうみたいなことを定型作業はコンピューターでやるようにどんどんなってきます。
ただ、コンピューターはいろんなことやってくれるんだけど、これまでは我々はコンピューターに合わせて、さっき言った温度をCPUに伝えるためにはデジタル化しなきゃいけないって言いましたよね。
なので、私たちはコンピューターを使ってるつもりだけど、コンピューターに合わせて自分たちが自然じゃないことをやってるっていうのがたくさんありました。

一番わかりやすいのは、キーボードを打たないとコンピューターにわかってもらえないっていう。
自然じゃない。独特の指示をしなければいけないってことね。

独特の指示をしなきゃいけないし、本来だったらキーボードとかなくてもいいはずなのが、キーボードってやつで配置を覚えるだけじゃなくて、その使い方を覚えてポチポチしないと文章もなかなか入れられないっていうのが、
だんだんここ数年、または10年ぐらいでコンピューター群が歩み寄りをしてきまして、しゃべってなんとかなるっていう風になったり、
あとコンピューターから出てくるものも、私たちがわかりやすいように、時には画面に文字で、時には音声で、みたいなことで表示してくれるようになりました。
やっとこそ自然なコミュニケーションができるようになりました。

自然ちゃ自然か。
しゃべる。

トレーニングしなくてもなんとかなるでしょ。

そうね。

キーボードってトレーニング必要でしょ。

独打ち、独打ち、独打ちってやったね。

独打ちってありましたね。
そのインターフェースというか、トレーニングしたスキルは他であんま役に立たないよね。

いや、ボケ帽子になるかなと思ってんだけど。

ボケ帽子は役に立つのとまた違いますけどね。

よくほらね、指先使うとボケ帽子になるし。

それ別に編み物でもなんでもいいわけでしょ。
キーボードを叩いてこれはボケ帽子だと思いながら。
そうそう。
人間がデジタルに合わせてキーボードを打つっていうのをやらなければいけなかったのが、
だんだん人間に合わせて声で命令したりとかっていうのがありますが、
いまだに、緑の窓口っていうところは、
今週末東京から大阪まで大人2人新幹線のチケット欲しいんだよねって言うと、
大阪は新大阪までですか?
いや、べけべけ駅までって言うと、
じゃあそこまでの切符も出しておきますねって言って、
要は自然言語で欲しいこと言うと、
気を回してくれて切符が出てくるわけじゃないですか。

そうですね。

それが今は券売機みたいなところで、
券売機のペースに合わせて、
お前は何を買うんだ、選べっていうところから入って、
新幹線ですみたいな。
初駅を選んで、降りる駅を選んでみたいな。
乗車券いるかみたいな話をして、最後まで行って、
あれ、こっちはどこどこの駅で乗らなきゃいけないのか、
そこまでの切符でどうするんだっけみたいなことを、
誰も教えてくれなくてっていうので、
コンピューターがあるけれども、
人間が歩み寄って操作しなきゃいけないものが、
まだまだたくさんあります。
自然なコミュニケーションへの道

それがなんとかなるっていうところの、
第一歩じゃないかと思ってるのが、
最近のジェネレイティブAIってやつで。
何それ。
チャットGPTとかで、
人と話すように、
いろいろ処理をしてくれるっていうのがあって、
ただ、今、生成系、ジェネレイティブAIってやつは、
どちらかというと、
人間ぽく振る舞うようなことが多いんですけど、
仕事をしてくれるってやつあんまないんだよね。
何が言いたいかというと、さっき言ったみたいに、
大阪まで行くんだけど、
切符買っといてくれるみたいなことが得意なわけではないわけ。
チャットGPTみたいなやつは、
疑問には答えてくれるわけ。
いろいろ。
コンピューターの歴史について、
百字でまとめようみたいなことやらで、
百文字でコンピューターの歴史をまとめてくれたりするんですよ。
なんだけど、
知的にはちょっとだけ役に立つんだけど、
実生活で役に立つようなことあんましてくれなくて。

いまいちここら辺はね、今ね、
乗り遅れててよくわかんないんだよね。
あんま乗る必要もないかなと思ってるから乗ってないんだけど。

とりあえず乗らなくてもいいと思うんですけど、
本当であれば、
皆さんが、
提携作業なんだから何とかしてくれって言われてるところは、
北海道旅行に行って、
こことこことここに行きたくて、
何日だとどんな風なスケジュールが立てられるかねみたいな、
面倒くさいことはしたくないけど、
やりたいことだけ言うと、
何とかしてくれるっていうのは、
まだまだなかなか難しくて。

コンシェルジュサービス的なやつね。

そうそうそう。
だからね、
旅行代理店の担当者の人が、
まだまだお仕事があるんじゃないかと思うんですけど、
それが、
そのうち、
こういう経路で行くと、
この乗り物をここで乗り換えてみたいな話とか、
そういうところまでできるようになってくるのかもしれません。
で、
この変化は何かっていう話は、
一つはね、
AIがいろんな開発がされて、
さも人間が受け答えするようにできるみたいな話とか、
なんですけれども、
何のことはない、
計算量がバカでかくても何とかなるっていう風になってきたのが一番大きくて、
VRとかでゴーグルかけて仮想世界の中を歩けるとかあるじゃないですか。
で、
ああいうのも、
理屈としてはできるっていうのは、
もう何十年も前からわかっていました。

つまり、
人間による映像描画と360度描画

人間が見る世界を映像として描画してあげればよくて、

しかもそれを360度やれば埋没できるとね、
そういう世界に。

もうだって見えてるところだけ描けばいいんだもん。
で、右目用と左目用をしっかり描いてあげれば3Dに見えて、
で、頭を動かした方向と逆方向に画像を動かしてあげれば、
まるで外の世界があるように見えて、
みたいな話は、
理屈としては昔からあって、
どう計算量を少なくするかっていう工夫とかをされてきたけれども、
今というか、
コンピューターの歴史でとっても大きいのは、
CPUのパワーがあちこちにあって、
そこといつでもつながるっていうのができるようになっているのがすごく大きいと思っています。
マイコンっていうのができて、
いろんなものの中にコンピューターが入りましたって話をしたじゃないですか。
で、その次に、
遠くのものもケーブルでつなげば、
デジタルのデータが送れるようになったって言ったじゃないですか。
今や無線も有線、いわゆる線がつながってるのも含めて、
大きいコンピューティング、つまり計算をしてくれるものと何かがつながれば、
すげえ量の計算をバンバンやってくれるっていう風になってるから、

その場でコンピューターがなくても、
つながってさえいればいいわけね。
コンピューターの制御と復旧

そう、だし、
もう一つは、
毎年毎年計算できる量、世界で計算できる量っていうのが何倍にもなってるわけ。
毎年2倍とかになってると大変なことになるっていうのはわかりますよね。

指数計算、指数関数的にってことね。

そうそうそうそう。
5年で10倍じゃないけどね、そういうのがあって、
コンピューターの処理能力っていうのは、全世界で指数関数的に上がっています。
なので、こんなことができるんじゃないか、
で、計算は大変だけどねっていったのが、どんどんどんどんできるようになっています。
わかりやすい例でいくと、
いつの間にか天気予報がよく当たるとかですね。

天気予報が3日までのやつが1週間になったり10日になったりしています。
週間予報が2週間予報になり、1ヶ月予報になり、
ある程度の精度をもってってことね。

昔ながらのね、天気図を書いて、
ここは高気圧だから晴れで、ではなくて、
空気モデルっていう、地球半分ぐらいの空気の層を、
ある5番の目というか、メッシュに分けて、サイコロ状に分けて、
ここの気温と風速と湿度がどれぐらいだから、
何時間後はどうなってるっていう計算をさせちゃえっていう風にだんだんなってるわけ。

最近思うのはね、電車が止まるわけですよ。

電車止まりますね、たまに。

止まると、結局再開させるときに、
1本じゃないわけだから、
全部の再開に対して路線図じゃなくて、
昔は斜めに書くような、

ダイアグラムですね。

そうそう、ダイアグラムを作ったわけじゃない。
作って、全部が予定ができたからゴーって感じじゃないと、
やっぱり危なくて動かせないわけじゃないですか。

まあまあね、今は近づいたら止まるっていうのもあるけど、
とはいえ、ちゃんと動かし始めないと、
結局スムーズに動かし始められないからね。

だから、ある程度全体を動かしてもいいような時間配分を考えてゴーしないと、
結局意味がないけど、
それを昔は全部手計算だったわけでしょ。
今どの電車がどこに止まっていて、
っていうところから、
それがもう、どこにどの電車がいるかも情報として入ってきてる。
じゃあ動かすにはどうしたらいいっていうのも、
結局そこを計算である程度短時間でできるようになったわけよね。
だから、昔は事故がありましたって言ったら、
事故の処理プラス動かすための時間っていうのがあったけど、
少なくとも事故の処理の時間だけで動かしやすくなったのかなと思うから。

復旧のところの立ち上がりが早いってことね。

そうかなーと。比べたことはないけどね。
でもきっとそうなんだろうなーと思いながら。

それは両方っていうか、危機管理のほうで、
復旧のための手順っていうのをたくさんまとめたっていうのが多分あるんじゃないかと思うんですよね。
人も動かさなきゃいけないわけじゃないですか。
電車のダイヤだけじゃなくて。
そういうのを考えると、いくつかの復旧パターンとかっていうのを、
綿密に事前に計算もするし、予定もするっていうのと、
コンピューターの制御と、たぶん掛け合わせなんじゃないかと思うんですよね。

なんかね、事故が多いから思う。

最近、台風が来るっていうので、新幹線が止まったとか止めたとかいう話があって、
計画的に止めたのはよかったけど、
そのあと復旧してから、静岡県とかで大雨が降って、
途中が止まっているので復旧がなかなかしにくいですみたいなところがあって、
あれはとても大変だったみたいですけど、
テレビのワイドショーみたいなやつで、
降ってないところはもっとバンバン動かせばいいんですよねみたいな話をする、
そういう方がいらっしゃって、

すごい戦われてたね。

で、雨ぐらいなんとかみたいな話もあるんだけれども、
安全の話と復旧の話を考えるとなかなか大変で、
特に新幹線は車両も長いし、追い抜きができるところが限られてるし、
なかなか不規則なトラブルがあったときの復旧が大変なんだなって思いながら見ていました。

でもそれもやっぱりもっともっといろんなデータがあり、
しかもその天気予報とかも、そういう気象的なやつも予測もつくようになりってなると、
対策も早く今後もできてくるんでしょうね。

それはそうなんじゃないかと思います。
ただ新幹線は通常運転がちょっと狂ってるんで。
計算量と電力消費

どういうこと?

東海道新幹線は東京・新大阪間の主なところは、
1時間に15本かな、16本かな、流せるんですよ。
要は4分に1本とか、もう少し短い間隔で新幹線が動かせるっていう計画になっていて。

理屈的にはもっともっとたくさん動かせるって意味?

逆です。山手線って2分間隔とか3分間隔じゃないですか。
中央線って一番短いときって5分間隔ぐらいじゃないですか。
新幹線は4分間隔なんですよ。
東京・新大阪間を4分間隔で動かせるっていうのがあって、
一番混んでる時間帯は本当にそれで動かすっていうかね、
1時間に13本ぐらい通していて、
1編成、何両だっけ、16両?

そのくらいあるね。

400メートルぐらいあるやつが、そんだけバンバン動いていて。

しかもすごい速度だよね。

すごい速度だし、小玉みたいな各駅停車と、
途中止まるやつと全然止まらないやつが追い越し、追い越されって動いてるっていう、
通常運転が多分一杯一杯だと私は思っていて。
だって山手線なんて追い越しないわけじゃないですか。

一方通行。

中央線だって追い越すやつは違う線路で走ってるよね。
各駅と快速みたいなやつ。
たまに特急が抜いてきますけど、
あれを特急と各駅が同じ線路で1時間に10何本走ってるっていうのを、
多量で高速で動かすっていう普段がちょっと狂っていて、
そりゃあ調子悪くなったら大変だわなって思いながら見ているんですけど。
そうです。だからよくね、海外に行くと電車がちゃんと来ないとかいう話をしますけど、
最近海外に行ってもだいたい地下鉄とかは遅れずに来ます。
ニューヨークとかミラノとかそういうとこで地下鉄とか乗りますけど、
地下鉄はそんなに遅れないですけど、やっぱり都市間、
大きい都市と大きい都市の間の特急みたいなやつはバンバンずれるとか、
あと大きいターミナル駅で何番線に来るかはついてみないとわからないみたいなやつとか、
同じホームの前のほうと後ろのほうであっちに乗らないといけないとか、
次のやつは20分遅れですとかっていうのはいまだにちらほらあるんです。
なので長距離高速鉄道の新幹線っていうのはすごい精度が高くて、
新幹線を観光として乗りに来る海外の人がいてもおかしくないぐらいという感じなんで、
ちょっと話はそれちゃいましたけど、
そういうのももともとコンピューター管理ができて、
前線が一目で見られるっていうものがあるからこそ、
人間が復旧するにもできるし、コンピューターが復旧させるのもできるって風になってるんじゃないかと思っています。
計算量が爆発的に増えると何でもできるようになるっていうのが最後に一つだけ。
じゃあこれから先何でもかんでもできるようになるかっていうのを考えなきゃいけなくて、
ビットコインとかデジタル通貨っていうのがありましたよね。

なんか一時話題に上がって。

今もありますけれども。
そう。
あれは何にもないところから信用を作り出すってとても大変なんですね。
でも全部が全部じゃないと思うんですけど、
ビットコインみたいな電子通貨はたくさん計算した人に、
コインというか価値のボーナスが入るっていうのをやって、
価値を担保してるっていうのがあります。
取引するときに計算量がかかるんですよ、いろいろ。
計算をして、その取引に貢献したら、
おまけの価値がもらえるっていうタイプの仕組みにしたんで、
話が回っていくのはいいんですが、
すごいたくさん計算をするっていうのが、
以前よりはある計算について電力って少なくなってるのね。
つまり効率が良くなってる、同じ計算するのに。
なんだけど、それ以上に計算機が使う電気っていうのが増えています。
何が言いたいかっていうと、
皆さんがなんとか発電所で発電するっていうので、
発電が起きるとかっていう心配をするかもしれませんけど、
その電力が電灯、つまり明かりやモーターとかに使われるんじゃなくて、
計算に使われて消費されてるっていうのがどんどん増えてきています。
AIのときにお話ししたんですけど、
おっきいAIのモデルを作って、それを開発するとき、また運用するときって、
すごい量の計算をしてるんですね。
ほとんど伝わってこないですけど、
そこでは、ただのように見えて、
実は計算用の電気が使われているというのを忘れないでいただきたいのと、
これから先、エネルギーが高騰する、高くなるっていったときに、
計算のお金がどこかで発生するというのが顕著になってくるんじゃないかと思います。
Googleとかはね、とっても毎日毎日、毎分毎分、毎秒毎秒、検索エンジンっていうので検索を提供していて、
データセンターっていうのをあちこちに作っているんですけど、
世界的にデータセンターをなるべく涼しいところに作ろうと。

コンピューターを冷却するのが安いから。

みたいなことになっていて、
計算は電気を置く。
今やいくらでも計算量が増えると思っているっていうのが、どこかで頭打ちが来るときに、
どう電力と、また計算量が限られているときに、
技術開発や生活が便利になっているのが、
どう頭打ちになるかっていうのを考えなければいけない時期に来てるんじゃないかななんて思っています。

マジで。

そうなんです。
デジタル化とコンピューターの歴史

ということで、今日はエニアックがどうとかっていう、
コンピューターの細かい歴史の話はせずに、
ちょっとデジタル化とコンピューターの歴史の話をしてみました。

はーい、エニアック?

コンピューターの歴史だと、
エニグマのっていう暗号機の解読用コンピューターっていう、

ダーニー世界大戦の?

そうそう。
ドイツのやつ?
イギリスですね。ドイツがエニグマっていう暗号機を作って、
イギリスがそれを解読するのに、コンピューターの元祖みたいなものを作ったんですよ。

人力ではなくて、計算でよりっていう?

っていうのとか、いくつかね、有名なコンピューターが出てくるんですけど、
そういう話を全然せずに、ちょっとコンピューターの歴史を話してみました。
はい。
ということで、この番組では皆様からのメッセージを募集しております。
メールの宛先はrica.jp、rika.jpです。
また、そんないプロジェクトというグループで、
そんない.comというウェブサイトを運営していまして、
そちらのほうで、そんな理科の時間のほか、そんなことないっしょ、
そんな雑貨店などの番組の配信をしております。
そちらのウェブサイトにメールフォームがありまして、そちらからメールをお送りいただけます。
メールソフトで送っていただいてもいいですし、メールフォームを使っていただいてもかまいません。
メッセージお願いします。

お待ちしております。

メッセージの内容は何でもかまわないです。
楽しく聞いてますだけでもかまいません。
質問を取り上げていただいてありがとうございますっていうメールも嬉しいですが、
ぜひ近況とか、この番組の感想とかも書いていただけるといいかなと思っています。
あとですね、そんないプロジェクトのメンバーは、
ラジオトークやスタンドFMなどでも配信を行っておりますので、
そんないプロジェクトでサーチして見つけてみてください。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。今誰がどこで何をしているのか全くわかりません。

かおりさんもちょっと探してみてくださいね。
次回はメールの紹介の回になります。

紹介紹介。

9月も金曜日が5回あるので、メールの回を2回にするか、
話題の回を1個付け足すかはメール量によってかなと思っておりますので、
何やともあれ来週はメールの紹介をする回になります。
ということで、そんない理科の時間第528回をお送りいたしましたのは、
よしやすと、
かおりでした。
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。さようなら。

ごきげんよう。