システム導入により在庫削減と利益向上を実現した具体事例を紹介します。売上規模の追求から限界利益を重視する経営へ転換し、利益額が増加した背景を解説します。さらに、SKU単位の数値管理による適切な発注量の算出や仕入れコストの削減、税理士や製造元とのデータ共有を通じた経営判断の迅速化について解説します。
■MC紹介
樋口幸太郎 / 山梨県甲府市出身。ストアレコード株式会社代表取締役。新卒で伊藤忠商事入社→就職活動生向けWebメディアで起業→人材系ベンチャー企業にM&Aで売却→子供服D2Cブランド「pairmanon」運営会社の取締役就任→アダストリアグループにM&Aで売却。
小売企業向け経営データ一元管理SaaS「ストアレコード」提供中
https://service.storerecord.jp/
戸部祐理 / 株式会社HERP HR / アパレル企業で取締役 → アパレル×ITスタートアップ → デジタルマーケ支援企業HR・PR → 現職 / 11年在籍したアパレルでは店舗現場からバイイング、ブランド立ち上げ、バックオフィスにも広く携わり5年間取締役。
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サマリー
本エピソードでは、ストアレコード株式会社の代表取締役である樋口幸太郎氏が、同社が提供する経営データ一元管理SaaS「ストアレコード」を導入した企業の具体的な成功事例を紹介しています。特に、アパレルブランド「ナコタ」の事例に焦点を当て、売上規模の追求から限界利益を重視する経営への転換がいかに利益向上に繋がったかを解説します。ナコタでは、ストアレコードの導入により、売上が55%減少したにも関わらず、限界利益が4倍に増加するという劇的な成果を達成しました。これは、単に売上を追うのではなく、SKU単位での詳細な原価管理と限界利益の可視化により、より本質的な経営判断が可能になったためです。 さらに、在庫管理の効率化についても触れられています。ナコタでは、在庫日数が180日から120日未満に短縮され、キャッシュフローの改善に大きく貢献しました。これにより、過剰在庫を抱えるリスクが減り、必要に応じて大幅な割引セールを実施してでも在庫を削減するという、柔軟な意思決定が可能になりました。また、発注業務においても、SKU単位での詳細な販売データ分析に基づき、仕入れ先を集約しロット生産を最適化することで、仕入れコストの大幅な削減(年間120万円)を実現しました。これらの事例は、ストアレコードが単なる業務効率化ツールに留まらず、経営者の意思決定の質とスピードを向上させ、企業の利益構造を根本から改善する力を持っていることを示しています。