古代文明から現代に至るまでの西洋美術史をざっくりと解説し、今のアニメや漫画にどう繋がっているのかを話しました。
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サマリー
resizefmは、最近気になっているサービスやデザイントピックスを取り上げてのんびり話すポッドキャストです。Motoyamaさん、三連休なんかしましたか?USJに行ってきました。エジプトやメソポタミア文明から始まる西洋美術史の宗教的な部分と洞窟壁画やピラミッドを含む最初の美術作品群、および古代ギリシャの芸術的発展について話しています。また、モザイク画と宗教画が登場し、美術の表現の変化をもたらしました。本エピソードは西洋美術史のざっくりとした概要をピラミッドからスネ夫までを中心に解説しています。壁画の技法や建築の方法、教会の光の利用、絵画のモチーフなどに触れており、美術と宗教や権力の関係性を示しています。ルネサンスは中世から近世に移り変わる時期で、都市国家を形成する商人たちが力を持ち始めた時代です。美術的には写実性や感情表現が重要な要素となり、レオナルド・ダビンチやラファエロなどの画家が遠近法を用いて緻密な描写を生み出しました。プロテスタントとカトリックの宗教戦争の背景により、バロック様式が生まれ、人間的な絵と一般市民に向けた広告的な描写が増えました。バロックの絵画はドラマチックでストーリー性を持ち、強い表現手法が特徴的です。バロックからロココへ...西洋美術史の流れをたどります。バロックでは風景画や生物画が描かれ始め、ロココでは華やかな絵や王立美術アカデミーが重要な要素となります。18世紀に近世の後半になります。フランス革命によって貴族と上層市民が対等な位置になり、貴族主義的な要素がロココ主義から古典主義へと変わっていきます。産業革命によりアカデミーに反抗する美術家たちが出てきて、印象派の描き方や点描派などの新しい表現方法が発展していきます。18世紀後半には日本でも西洋の文化が徐々に取り入れられるようになります。ゴッホの絵画は、ジャポニーズブームの影響を受けており、浮世絵の平面的な描き方や鮮やかな色彩を取り入れています。また、印象派の影響を受けつつも、特定の色や形態を抽出して再構成するような表現を行っていました。セザンヌも同様に色や形を単純化し、抽象化した表現を取り入れていました。古代ローマギリシャの宗教画から始まり、ゴシック様式、ルネッサンス、バロック、ロココ、フランス革命、産業革命を経て、印象派、キュビズム、未来派、ダダイズムと美術の流れとともに抽象化され、最終的には日本の漫画につながっていきます。キュビズムと印象派の影響を受けたスネオの表現について考察し、日本の絵画における独自性とアートの意味についても言及します。今回のエピソードでは、ざっくりとした西洋美術史の概要についてお話します。
- Motoyamaさんの三連休
- 美術師の話
- 西洋美術史の始まり
- 古代ギリシャの芸術的発展
- ローマ時代の宗教画とモザイク画
- 壁画とテンペラ技法
- ロマネスクからゴシック様式への変化
- 美術と宗教・権力の関係性
- ルネサンスの背景
- 美術的な変化
- 富裕層の影響
- 宗教戦争とプロテスタント
- バロックの特徴
- バロックの時代
- ロココの時代
- 美術史の流れ
- 貴族から上層市民への変化
- アカデミーへの反抗と印象派
- 点描派と新しい表現方法の発展
- ゴッホのジャポニズム
- ゴッホとセザンヌの影響
- 印象派とポスター芸術
- 古代ローマギリシャからバロックまで
- ルネッサンスから産業革命まで
- 印象派から漫画へ
- キュビズムの影響とスネオ
- 日本の絵画と独自性
- 美術の歴史とアートの意味
- 西洋美術史のざっくり概要