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こんにちは。自分でデザインする家事リスト、リセッターリストの山本香里です。
「あの人の毎日」は家事をテーマにしたポッドキャスト番組です。
さて、今日は我が家の防災対策についてお話をしてみようかなと思います。
今月で東日本大震災から10年が経ちました。
9年でもね、10年でも11年でも、10年だから何かが変わるみたいなことは何もないと思うんですけど、
メディアでも特集が多かったなという印象です。
2011年の3月11日、私は当時実家のある大阪に帰ってたんですよね。
夫がどこか出張に出ていて、海外だったと思うんですけど、
なので娘もまだちっちゃかったので実家で過ごしていました。
ちょうどその地震があった時は、1歳の娘を連れて、お友達の大阪の友人の家に遊びに行ってたんですよね。
そこがマンションのちょっと高い部屋、何階だったかちょっと忘れたんですけど、上の方だったこともあって、
結構震源地からは離れてたけれども、それでも大阪も結構揺れて、
彼女のお友達のリビングにあった熱帯魚を買ってた水槽があったんですけど、
そこから水がね、すごい溢れ出ましたね。
そのくらい大きく揺れました。
のをすごい覚えています。
で、その前にある大きな地震の記憶はいつかなって考えたら、
やっぱり95年の阪神淡路大震災ですね。
私はまだ当時高校生で卒業間近だったんですけども、
実家の大阪に暮らしてたので、やっぱり家もすごい揺れて、
当時ね、食器が割れたりとかあったような記憶をしています。
で、ボランティアで友人とか姉とかと一緒に何回か訪れたんですけども、
その震災直後の神戸の景色っていうのは今もちょっとね、忘れられない、鮮明に覚えています。
で、私はこの3月と防災の日がある9月に半年おきに、
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だから年に2回か、防災備蓄品の点検をしています。
タイミングとしてね、忘れるってことはほぼほぼないんですけども、
念のため私が使っているAppleのカレンダーに、
防災備蓄品の確認日として6ヶ月おきの繰り返しリマインド設定をしています。
今日は、私のそういう防災備蓄品の確認日にどんなことをしているのかとか、
普段どういうふうに考えているのかっていうのをご紹介してみようかなと思います。
各ご家庭によって対策ってもういろいろだし、
どこまでやれば安心かとかっていうのは人それぞれなので、
正解っていうのは全くないと思っています。
なので一例として参考になればいいかなと思います。
私が準備している防災備蓄品っていうのは、
これから紹介する3つのパターンに対応できるかどうかを基準に考えてやっています。
1つ目が、今すぐ家を出て逃げなきゃいけない場合。
これは大地震を想定しています。
2番目が、水と電気とガスがなくて自宅で過ごす場合。
これは、地震で停電になったとか水が止まったとか、でも家は大丈夫そうだとか、
あとは水害とか台風とかそんな感じですね。
3番目が、水も電気もガスもあるんだけど長期間家から出られない場合。
あまり出られない場合。
これは、今まさに流行っている新型コロナ的なウイルス感染の対策として基準として1つにおけました。
昔は漠然と1番目の大地震、今すぐ逃げなきゃみたいなパターンばっかり考えてたんですよね。
それだけに備えることを思ってたんですけど、他のことも頭にはあったけどあんまりこううまく対策ができてなかった感じがあります。
でも2019年の台風19号、覚えてますかね?
令和元年、東日本台風という名前がついてるんですけど、東京都内もね、かなりの被害があったかと思います。
川がね、あふれたりあふれそうになったりみたいな。
私が今暮らしているのが長野県の松本市なんですけど、
この長野県でもちくま川の氾濫があったんですよね。
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そこはね、松本市からはだいぶ離れた場所だったので直接的な被害ということではなかったんですが、
それでも松本市も私が暮らしている市街地を流れる川が1つかあって、
それがね、もう本当これまでにない水位までやっぱり上昇したんですよね。
スマホでね、各川のいろんなポイントの水位を確認できるページっていうのが何分かおきに更新されるようなページがあるんですけども、
そこを何回もチェックしましたね。
で、やっぱ川沿いにね、友人のお店とかお家とかも、顔が思い浮かぶ関係の人たちの大事な場所っていうのがたくさんあるので、
本当に心配で怖かったですよね。
我が家も3階建てなんですけども、一応必要なもの、水に濡れたら困るものみたいな感じのものを2階3階にあげたりして、
で、この時にね、本当に2番目の、さっき2番目にあげた水と電気とガスがなくて自宅で過ごす場合っていうのについて、
より身近に感じて対策をしっかりとろうっていう風に考えるようになったなっていう風に思っています。
そう、なんか結局水害とかって、家自体はね、壊れちゃうってことはなかったりしても、
水と電気とガスが止まってしまうっていうことが、その後、台風が去った後とか水が引いた後も続いたりするので、
その時にどうするのかっていうことなんですよね。
そう、だからそのあたりを真剣に考えるようになりました。
で、あとあの今もね、続く新型コロナウイルスの流行が始まってからは、
長期間家から出られないみたいなことがもしあった時にどうするかっていうのも考えるようになった感じです。
で、具体的に何をやっているかというと、
大地震みたいな1番目の今すぐに家を飛び出さねばみたいな時に備えては、
すぐ出られるように持ち出し用のリュックを家族3人分準備しています。
中身はね、本当人それぞれだと思うので、
色々検索してもらえればこんな風に揃えてますみたいな風にね、と書いている方もいらっしゃるので、
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参考にしてもらえればと思うんですけども。
で、あとあのリュック以外にベッドの横、脇に、
フルーツとスニーカーと懐中電灯を一応2通分それぞれ置いています。
ヘルメットは、なんかこう折りたたみ式みたいな感じ?
なんかぺったんこまではいかないんだけど、ちょっとフラットに近い形になるような感じのものをそれぞれ準備しました。
スニーカーはね、買い替えようかなと思ってるぐらいの、履き慣れたものをそれぞれ置いています。
娘のものに関しては、ワンサイズ上の、今履いてるのが小さくなったら、
下ろしてあげようと思っているスニーカーを1個用意しておいて、それを置いてますね。
なので出番がなければないで、足がまた大きくなった時にそれに下ろせばいいし、という感じにしています。
子供の場合はね、準備しておいても足が大きくなっちゃったりするので、
1個ね、大きいのを置いておくといいかなって思います。
で、あとは2番目の場合、さっきの水とかガスとか電気がなくて、自宅で過ごす場合に備えて、
家族分×数日分の水の確保とか、あとカセットボンベの確保かな?
あと水を運ぶビニールのタンク、あのー、救水車とか来た時とか。
あと松本は結構湧き水がすごいあちこちにあるので、それがね止まるのかな止まらないのかな?
水道管とかね、配管じゃないので止まらないんじゃないかなってちょっと思ったりしてるんですけど、
まぁちょっとよくわかんないんですけど、水を運ぶ時のビニールタンクっていうのを用意しています。
あと食料品としてはアルファ米とか缶詰とか、乾物系の食料品。
で、寒さ対策として湯担保と寝袋。
この辺は、湯担保はね普段から使ってるもので、寝袋はキャンプ道具の中に入っているので一人一つあります。
キャンプ普段する方はわかると思うんですけど、相当寝袋ってあったかいし、その中に湯担保入れたらだいぶいけると思うんですよね。
松本はねすごく冬は寒いので、そういう時にも備えておかないと暖房が使えないっていう時にどうなるのかなっていうのを考えています。
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で、3番目の新型コロナ的な感じで、ウイルス感染があってあんまり外に出ないようにとか、
買い物も、ニューヨークとか人数制限して買い物みたいな時もあったかと思うんですけども、
長期間家から出られないよっていう場合に何が必要かなって考えると、さっきの2番目の食料品と同じなんですけども、
お米とか缶詰とか缶物とか常温保存が効く食料品を多めに備蓄しておくことがやっぱり大事だなって思っているので、
買い物回数を減らすためにも。
なので、これは防災対策としてもよく紹介されるんですけども、ローリングストックって言って、備蓄品としてそのまま置いとくんじゃなくて、
普段から使いながら減った分だけ買い足していくみたいな形にして、多めにストックしとくっていうのが大事かなっていうのは意識的にやっています。
あとトイレットペーパーとか整理用品とか、こういうのはパニック買いとかね、結構問題になったと思うんですけども、
それって結局は不安の現れなので、あらかじめご自身が家族分安心できる量をストックしておいて、
でも普段は使う分ってそんなたくさんじゃないので、それをストックした上で普段必要な分だけ使い回していく。
これもローリングストックでいいと思うんですけども、
そういう形にしておけば何かあった時にパニック買いに破綻しなくてもいいし、
自分も困らないし、いざとなったら買わなくても大丈夫だしっていう状態を作っておくっていうのがいいかなと思います。
はい、という感じで備えているものの内容はそんな感じなんですけども、
各ご家庭の価値観にもよって違ってくると思うし、家族構成でも随分変わってくると思うんですけども、
今紹介したことが半年おきに私が見直しながら、完璧っていうわけじゃないですけど、今のところの我が家の状況です。
備蓄品をチェックする確認日っていうことにしてるんですけども、何をチェックしてるかというと、
主に食料品の賞味期限、あとは物の使用期限とかですかね、
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あと追加したいアイテムとかがあれば追加する、いらないなと思ったら外すとかその辺を一通り見ています。
今月の確認日にやったことは、持ち出し用のリュックの中に入れていたペットボトルの水が賞味期限間近だったので、
それを差し替えました。新しいものに。
あとリュックの中に入れていた娘の下着類とかがサイズアウトしていたので、新しいものに差し替えました。
あと気づいたこととしては、携帯トイレをもうちょっと検討しておかなきゃいけないなってことと、
スマホのバッテリー対策、あとは今すぐ逃げるとかじゃないにしても、避難所に行かなきゃいけないとかってなった時とか、
ノートパソコンとかね、仕事道具を何をどこまですぐ持ち出すのかっていうのを持ち出すためのシミュレーション。
本当の緊急な時なんてそんなこと言ってられないと思うんですけども、その段階があると思うので、
これはちょっと持ってかなきゃってなった時に、何回もね、家に取りに戻れないかもしれないから、
いざとなったらこれだけ持っていけば大丈夫っていうシミュレーションと、
持ち出す時のバッグ、なんかこう丈夫なトートバッグに入れるのかとか、そのあたりをちょっとシミュレーションしなきゃいけないなってこと。
あとは、自分が普段持ち歩いているバッグの中に入れておく防災ポーチを準備しようかなっていうのが今後の私の課題として上がりました。
今あんまりね、お出かけもそんなしないので、外で何かあるってことは確率としてはとても低くなってはいるんですが、
でもそれも備えておこみ越したことはないなと感じています。
ここまでね、お話ししてきたようなことを人に話したりすると、
すごい防災意識が高いとかって言われたりすることがあるんですけども、
でもそれは長野県松本市に移住してきてからのことかなっていうふうに思っていて、
仕事場がね、夫は東京にあるので、松本と東京を行き来する生活スタイルになったんですね、こっちに来てから。
なので夫が松本にいるのが半分くらい1年のうちとかだったので、
夫がいない時に何かあったら、自分一人で娘を守んなくちゃっていう状況だったので、
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それで意識が強くなったのかなって感じています。
まだね、ほとんど赤ちゃんというか2歳とか3歳だったので。
で、夫がいるからといって夫任せでいいのかって言ったら、そんなふうな意識でいたわけではないけれども、
でも自分が主体的に理解して準備して備えるという意識が強くなるきっかけにはなったかなと思っていて、
結果的にとても良かったなと思っています。
はい、動物と一緒に暮らしてたりとか、高齢の方と同居してるとか、
防災対策って正解はないし、どこまでやれば安心ってこともないし、
完璧な備えなんか絶対ないんですけども、ご家庭によって答えを出していくのがいいのかなと思っています。
皆さんは普段どんな防災対策を取られていますか?
よかったら概要欄のお便りフォームなどから教えてもらえたら嬉しいです。
ということで、今回は家事とはまたちょっと別のジャンルの話題でしたが、
暮らしに関わる大切なことなので、防災について取り上げてみました。
今後もね、3月と9月には定期的に話していけたらいいかなと思っています。
今回の「あの人の毎日」はここまでとなります。
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それではまた次回お会いしましょう。
山本香里がお届けしました。
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