スピーカー 1
はい、了解です。
またちょっと面白いところがあったらぜひ共有してもらいたいなと思いつつ、私が羨ましそうなんで、そこだけちょっとどうするかですね。
スピーカー 2
早いとこ買ってもらってって感じだけど。
スピーカー 1
6月5日過ぎたら各販売店の方で予約開始とか次いつに向けてみたいなとかいろいろ出るかなと思ったんですけど、
アマゾンで見てる限りは別に6月5日前後で大した差がないので、
まあ次買えるようになるの7月か8月かなのかなーと思って問い名をしながら待ってますね。
スピーカー 2
うーん、いや7月8月でも中戦でしょまだ。
スピーカー 1
そうか、貴重な夏休みがスイッチ通過できない。
スピーカー 2
無理じゃない。今のうちに予約戦争に入っとくべきだったと思うけどね。
多分6月5日に間に合わせるために在庫はけたと思うんですよ。
スピーカー 1
そうだと思いますね。
スピーカー 2
積み増ししてた在庫全部出したと思うんで、これからさらに供給が絞られてる状態で、
それを枠を取り合うことになると思うので、さらに当たる率下がってると思いますよ。
スピーカー 1
そうですね。まあまあまあ、いいですよ。最悪年末までに買えれば。
スピーカー 2
どうかな。
だってスイッチも1年…1年どこじゃなくなかったっけと思うけど。
スピーカー 1
スイッチは1年ぐらいで落ち着いたね。
スピーカー 2
1年ぐらいで落ち着いたか。
年末商戦を超えたぐらいで、もうみんな1,500万台ぐらい出すって言ってたからグローバルだけど。
日本が300万台ぐらいとして、任天堂の第一次抽選に応募した220万人ぐらいは全部もう吐けてると思うから、手に入れてると思うから、そこら辺であとは1位のためにお配りなされて。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
そうだね。量販店とかの個数が増えてるみたいなところもありそうかな。
スピーカー 1
おじいちゃんおばあちゃんが孫に買えるように出荷するのは…
スピーカー 2
ちょっと詰みますかもしれへんけど、おじいちゃんおばあちゃん予約しないと買えないと思いますよっていう感じだと思うけど。
スピーカー 1
孫がスイッチ2を欲しがっとるんじゃーって言って。
スピーカー 2
ないんですよってビッグカメラの店員に言われる。
スピーカー 1
1年以内は天堂でも数台までしかないので、お早めにとか事前予約をとかいうチラシがめっちゃ配られてたような気がしてきたな。
スピーカー 2
とは思うけどね。
スピーカー 1
ギャップだけど。
はい、じゃあ遠い目をしながら待とうと思います。
スピーカー 2
はい、って感じですね。
スピーカー 1
ほい、じゃあ本店の1店目行きたいと思います。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
1店目はクラスメソッドさんの記事で、 ちょっとちゃんと伝えきれるかどうかあんまり自信がないんですけど。
Amazon Aurora DSQLが一般提供になりましたという記事です。
ちょうど先日の5月28日ですね。
リインベント2024、去年のリインベント。
Developers Conferenceみたいなやつで発表された Amazon Aurora DSQLがプレビュー版から一般提供になりました。
ということで一部界隈で盛り上がっています。
DSQLとかAuroraとかこの辺がそもそも意味不明だと思うんで、 ちょっと順番に説明していきます。
まずAmazon Auroraというのは、 AWS、Amazonのクラウドサービスで提供されているデータベースの種類の一つです。
一般的にデータベースと言われると、 MySQLとかPostgreSQLとかそういったようなデータベースが有名なものとしてあるんですけれども、
AWS、Amazonとしてはそういう技術は 従来のサーバー上に載せるようなデータベースで設計されているので、
クラウドの技術があればもっといろんな工夫ができるんじゃないかということで、
障害に強くしたりとか、運用利便性を効率化したような、 そういう便利なデータベースを作りたいということで出てきたのが、
Auroraというデータベースサービスになります。
このデータベースサービスは非常に便利なんですけれども、
従来のPostgreSQLですとかそのMySQLといったような データベースを使っている人からすると、
ちょっとAuroraの仕様に変更しなきゃいけないとかがあって、 なかなかいかんというのが難しかったです。
Auroraではできないけど、 従来のデータベースではできるといったような技術制約とかもいろいろあった中で、
なかなかただ移ればいいというわけにはいかなかったですし、
AWSのクラウドサービスとはいえ、
従来のサーバー上にデータベースがあるという考え方自体は踏襲されていて、
1個のサーバーマシンが落ちてしまったらそれでデータが吹っ飛んでしまうので、
個別に頑張ってバックアップ取ったりとか、
いろんな仕組みを自分で運用しなきゃいけなかったというのが残り続けていました。
そういった状態だったので、
なかなかクラウドでデータベース運用するのってめちゃくちゃ難しいし、
専門技術者の腕の見せどころだよね、みたいに言われがちな、
そういう領域でしたと。
そんな中で出てきたのがDSQLというサービスです。
このDSQLのDは分散で、SQLは前SQLとかのSQLと同じなので、
分散できるデータベースというような読み方で言葉を受け取ってもらったらいいかなと思います。
この分散SQLが出たことによって何が良くなったかというと、
AWS、Amazon側でいろんなデータセンター間でのデータの同期ですとか、
マックアップっていうのを自動でやってくれて、
かつそのインフラのバージョンアップとか、データベースにパッチを当てたりとか、
スペックをオートスケーリングする、リクエスト量に応じて高いスペックのマシンに乗り換えたりとか、
使わないときには止めておいたりとか、
そういった運用面をフルサポートしてマネージドにやってくれる、
そんな形まで持っていったのがこの分散SQL、DSQLというものになっています。
これが登場したことによって開発者として何が嬉しいかというと、
そういう運用が非常に専門スキルの高さを求められて、
なかなか選択肢に入れられづらかったMySQLやPostgreSQLといったような、
ものは便利なんだけど運用が大変っていう世界のものを、
運用も楽にそのものの便利さを享受できるという世界にできるので、
技術選定とかアーキテクチャを検討する中において、
非常に安易にという表現があるか、
より技術選定リスクを下げて選べるようになったというような形になります。
なのでこれが出てきたことによって、
今までその運用面だけで見ればちょっと別のデータベースがいいよねとか、
そのSQLなMySQLやPostgreSQLでやりたいようなデータの管理体系なんだけれども、
ちょっと運用のことを考えたら選ぶのやめとこうかとか、
そういったことがいろいろ言われたりもしたんですが、
これの登場により本当にやりたいことが向いている技術を選ぼうができるようになったということで、
かなり大きな転換点だということで騒がれているような形になります。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
説明できたかな。
スピーカー 2
SQL、なんだろう。
ざくというとAmazonのAWSみたいな感じで、
クラウドサーバー上で同期が取れるSQLです。
そうですそうです。
なので情報調整の面で非常に簡単に設定できるわりに、
Amazonのハードウェアを使っているので、
強力な情報調整が担保できますという話かなと思いますけど。
まずちょっと分かっているのが、
MySQLとかは聞いたことがあるんですけど、
言語の互換性ってあるんです?
スピーカー 1
えっとね、表現がちょっと難しいんだけど、
SQLはデータベースにクエリと言われるような、
この一行を取ってきてくださいとか、
こことここをくっつけたデータを作ってくださいとか、
そういうSQLと言われるようなデータベースにクエリする言語体系っていうのがあって、
それでリクエストできるものをSQLのデータベース、
リレーショナルデータベースと呼んだりします。
これがMySQLとかPostgreSQLになると、
そのクエリ文をどっちもサポートはしてるんだけど、
クエリの使い方だとか、
そのMySQL独自のクエリ文があったりとか、
してちょっと拡張性があって若干違うっていうものたちでした。
なのでAuroraもMySQLもPostgreSQLも、
全部SQLを投げるって言い方をするんだけど、
実態としては投げてるものがちょっとずつ違うみたいな感じです。
スピーカー 2
なるほど。
そういう意味では、このAmazonのAurora SQLも、
このコマンド使えないじゃんけみたいなのはあるとは思うけど、
例えば会社の持ってるデータベースをどんと置いてしまうことができて、
その後どういうコマンドを使っていくかって話になるっていうところなので、
データ移管というか乗っけること自体は全然簡単ですよという話。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
ってことですね、なるほど。
スピーカー 1
このデータベースの運用のめんどくささっていうのを、
もうちょっと掘り下げて伝えると、
まずデータベースのこのSQLの方式っていうのは、
そのクエリ文で投げる関係上、列がある程度固まってたりとか、
そのデータベース間の依存関係がある程度決まっている必要があります。
クエリ文を書くときに何列の何行目を取るとか、
どの列どの列を取ってくるとか、
そんな投げ方をするわけですけど、
それって最初から商品には商品名があってとか、
商品の値段があってとか、
商品というものを決めた列群とか、
そういう決まっているテーブルがあってこそできること。
なので開発の途中で拡張したりとかいうのがすごく苦手でした。
そういう苦手なところをやろうと思うと、
バックアップして新しくテーブル作って、
そこにリストアし直すみたいなことをやるわけですが、
一台のサーバーとかでやっていると、
それも非常にリスキーだし、
本番勘強ではとてもできないみたいな、
そういう運用性のめんどくささもありました。
もう一つがサーバーの上で動くということなので、
そのデータベースが高いパフォーマンスを発揮できるかどうかは、
そのデータベースが動いているサーバーマシンのスペックに大きく移動します。
ということでサーバーマシン維持費というのがすごく高くなりがち。
データベースのパフォーマンスはネットワークのパフォーマンスと、
CPUの処理能力のパフォーマンスと、
オンメモリにそのデータベースを一時的にどれくらいキャッシュして乗っけられるか、
データベースのメモリのパフォーマンスということで、
結構トータルパフォーマンスを求められるようなものなので、
サーバースペックが必然的に高くなりがちです。
なのでそういったコスト面でもオートスケーリングしにくい。
高いサーバーマシンを横に並べれば分散はできているんだけど、
それをやるとビジネス的に合わないくらいの費用化になっちゃう。
低いマシンを分散させてリクエストを分けていきたいんだけど、
さっき言った通り、
CPUとメモリが最低限これくらいないとまともに動かないみたいな世界もあったりするから、
下手にそれをやってもパフォーマンスが上がりにくいとか、
いろんなところがあって、
コスト最適な運用っていうのがすごくデータ量とか使い方によってチューニング余地のある部分だったりもして、
なかなか銀の弾丸みたいなことができないっていうのがあったっていう。
この辺の運用のめんどくささが今回のDSKLで大きく緩和されるって感じですね。
スピーカー 2
なかなかいいじゃんって感じはありますけど、
他にクラウドベースでやってるところってないんですか?
スピーカー 1
こういう考え方をデータベースベンダーが機能として提供したりっていうのは一部で出始めていましたが、
そのデータベースを採用して運用するのはあくまで利用者側という世界になっていて、
クラウドベンダー側がマネージドでやってあげますよっていうのはAWSが初めてじゃないかなって感じです。
スピーカー 2
なるほど。だからクラウドは提供しますよと言ってるけど、その上に環境構築するのは自分任せだから結構それがやっぱり大変だったんですけど、
これは環境構築までサポートしているからポン出しでできて非常にありがたい。
そうですそうです。
スピーカー 1
運用がいるっていうのは今の人手不足の中ですごく重要なポイントで、
決まったことをやるだけの運用みたいな人たちであればどういうふうにも人手のリソースとかスケールっていうのはできるんですけど、
こういうそのデータベースを維持運用してそのコスト帯域を測ったりとか、
ビジネス要件を満たし続けるためにアップデートし続けるとかっていうのは本当にデータベースに詳しかったり、
データの保守性とか運用に詳しい結構トップエリートな技術者を張り付ける必要があって、
そういう人手を一つのプロジェクトとかに抱え続けるのはなかなか重たいところがあったので、
これはかなり組織的に動きやすくなったという意味で嬉しいアップデートだったなということですね。
スピーカー 2
なるほど。
はい。絶対分かったような分かんないような。
スピーカー 1
まあまあざっくりはクラウドの世界でリリエーショナルなデータベース、
決まった列配列のような従来のデータベースと言われるようなものが非常に簡単に扱えるようになったので、
今までそういったデータベースは古い古いと言われて、
それはレガシーなやり方だから新しい手法にするんだと言われる、
ノーSQLと言われるような別のデータベース構造なものっていうのが出始めて、
そっちが人気を博してたんですが、これの登場でまた揺り戻しがあるかもというような、
そういう変化点だというふうに思ってもらったら大丈夫です。
スピーカー 2
なるほど。ちょっと余談になりますけど、ノーSQLはどうなんですか?
スピーカー 1
ノーSQLは今言ったSQLが運用が大変すぎてやってられないからって言って出てきたもので、
決めておくものを限定しておくデータベースです。
例えばExcelを想像してもらったらいいんですけど、
A列はナンバーを入れて、B列には人の名前を入れますと。
このナンバーと人の名前っていうのはかなり固定的なのでいいんだけど、
その後のC列、D列、E列にはEメールだったり住所だったり性別だったりみたいなそういうメタ情報が入ってくるとすると、
ユーザーの登録状況とかその人から得られてる情報次第によってはその情報があったりなかったりするということが起きるわけですけれども、
それを許容して、ナンバーと名前さえあればもうデータベースのレコードとして管理しちゃっていいよねっていう、
そういう考え方のものがノーSQLです。
スピーカー 2
逆にそれってSQLってないとダメなの?
スピーカー 1
SQLは全部ないといけない。
スピーカー 2
確かにそれはデータを作りこむのがすごく大変ですね。
でもマトリックスになってるから高速な応答が取れますよとかそういう利点があるという話?
スピーカー 1
そうそう高速だし、いろんなデータを結合できるし、上下関係とか依存関係を作れる。
例えばさっきの人のやつで言うと、
Aさんがショッピングカートみたいなのを想像すると、
Aさんが来ました。Aさんっていうのはこの商品とこの商品とこの商品を持って買おうとしてますみたいなデータが欲しいとなったときに、
商品のデータベースのテーブルとその買おうとしている人の情報というのを組み合わせて、
スピーカー 2
ショッピングカートデータっていうのが作れるわけじゃないですか。
スピーカー 1
なんですけど、このときに商品というものはもう決まってるし、
人っていうのも購入ユーザーとして決まりきっているので、
このデータベースをうまくくっつけてショッピングカートデータを作りたいってなるわけですが、
さっきのIDと名前しかわかりませんとかにしてると、
それが商品の場合コストが入っているか入っているかわかりませんみたいなテーブルからくっつけようとすると非常に困っちゃうわけですよねシステムとしては。
なのでコストとか確実にいろんなものが入ってレシートを作ったりとか、
そういうことに困らないシステムにしておきたいってなると、
いろんなデータが確実に入っている状態っていうのを維持し続けなきゃいけないわけで、
それは逆に必ず列が決まってて抜け漏れがないということを保証してくれているデータベースを使う方が楽だし早いみたいなことが起きる。
スピーカー 2
まあわかりますけど、現実で運用するのはなかなか大変ですねっていうのはわかるなという聞いてて思う話ですね。
スピーカー 1
この辺のバランスがね難しい。
スピーカー 2
巨大なデータベースほど確かに完全性がないとやってられんわって思いつつ、
それを打ち込むにもなれっていう感じもするので、なかなかですね。
スピーカー 1
だからそれで管理してるシステムで、いやそうか消費税がちょっといいといいんと持ち帰りで変わるのか、
じゃあレコードに10パート8パートつけないといけないなって言われた瞬間に阿部教官になって、
あの時誰?ITの人たちがふざけんなって騒げんでたのはそういう関係ですね。
スピーカー 2
なるほどね。
足せばいいってもんちゃうねんぞっていうやつです。
そうですね。
はい、なるほどよくわかりました。
スピーカー 1
じゃあデータベースの話は以上で、次の話に行きます。
これもちょっと正確に伝えきれないし、私の理解もまだ浅いかもしれないんですけれども、
AppleからThe illusion of thinking, understanding the strengths and limitations of reasoning models via the lens of problem complexityっていう論文が出ました。
この論文が結構面白いことを言っているので、ちょっとそれの紹介をしたいなと思います。
スピーカー 2
はい、ちょっとスライド変えてもらって。
スピーカー 1
あれ?変わってないかな?
スピーカー 2
変わってなくない?
変わってるわ。
スピーカー 1
はい。
中身は英語なので、もう日本語でかいつまんでいきます。
結論から言うと、最近の言語モデルってそんなに良い手法になってないよねっていうことを言ってます。
どういう話かというとですね、
今、CCIのモデルとして提供されているものには大きく2つあります。
1つがLLMと言われるものと、もう1つがLRMと言われているものの2つです。
この後者のLRMというのは、従来のLLMがワンショットでユーザーの言っていることに対してこうじゃないかって回答するのに対し、
LRM後者の方はそのワンショットで考えるんじゃなくて、自分でステップ論を作ってですね、こういうことが考えられるんじゃないか、ああいうことが考えられるんじゃないかっていう課題提起を自分の中でして、
何段階か深掘りして最終的なまとめを返すというようなものになっています。
この2つ目の手法というのが最近はモダンになってきていて、オーブンAI社から出してきている最新モデル、O1とかO3とかO4といったような、そういうモデルのシリーズはこのLRMという手法になっていますし、
先日紹介したアンソロピック社から出たクロードモデルもこのLRMとして動作するモードが搭載されていたりします。
もちろんGoogleのジェミニでもこういったモデルが出てきています。
これのモデルが登場した背景には従来のLRMでは複雑な問題に答えきれないと、いわゆるステップバイステップで考えなきゃいけないような問題についてはワンショットで答えさせるのは難しいだろうということがあって、
より人間に近い回答を引き出そうと思ったら、人間が行うような何段階かタスクを分割したりとかいうロジックを考えさせるような振る舞いをさせて、
AIの性能をより高め、いわゆるAI、ジェネリックなAIにしていくんだというような取り組みがあって、このLRMというのが流行っていました。
実際各社、AIモデルベンダーが出してくるベンチマークのスコアリングを見ていても、ワンショットのものよりはるかに高い精度が出るというような結果になっていて、
このLRMが次世代のAIモデルであるという風潮がありました。
そういった中で結構いろんなところで言われだしているのが、実際に使うとそうでもなくねというようなことだったりとか、
ハルシネーション、いわゆるSAIが嘘を勝手に答えるみたいなのが増えていたりして、
これって本当にLRMって賢くなっているんだろうかという疑念みたいなものが一部ありました。
そういった中でApple社が実際に確かめてみようということで取り組んだ結果が論文として出ているようなものになっています。
何をやったかというと、いわゆる数学的な問題とかっていうのは、ある種学習データに含まれてしまっていたりもして、
答えられること自体がAIのモデルの能力によって答えられているわけではなくて、
学習データとテストデータが一緒だから答えられているという可能性があるよねということで、ベンチマークの手法をまず見直しました。
Appleとしてはそういった学習データに使われる予知のない問題の作り方、
ここはもう詳細がちょっと数学的すぎるので割愛しますけれども、
その低複雑性とか中複雑性、高複雑性を自由にコントロールできるテストケースを作ることに成功しました。
そのテストケースに応じて実際にLRMを評価してみると、標準のモデル、一発で回答するというモデルは低複雑性、簡単な問題に対して得意です。
その次の中複雑性、ちょっと複雑になって少しステップ的に考えなきゃいけないもの、これはLRMが得意です。
ただ、それよりさらに複雑化した高複雑性と言われるような難題に対してはLRMでも答えられないということが分かってきました。
この答えられないというレベルが、ワンショットで回答するLLMと同程度に答えられないので、ほぼ答えられない、まともに対応できないというような結論になっていて、
スピーカー 2
LRMを賢くしていくことが、より複雑な問題に取り組めるような結果にはならなかったということで、この手法の限界点というのが見えてきましたねというのが結論になっています。
一部予想していたのと合致したのかなというのはありますけど、完全に上位互換ではなかったという話ですね。
こっちが長所がある分、強みがある部分もあり、弱みがある部分もあり。
なんだけど、期待されていたこのステップバイステップによって、無限の能力を得られる、究極のAIが作られるというわけではなさそうという話が結局分かってしまったということですね。
なかなか難しいなと思いつつ、こういう研究がちゃんと進むのはいいところかなというところがありますね。
会議的で研究してみて、答えさせる複雑性を任意に制御できる問題を作るというのもなかなか難しい話だと思いますけど。
それで正しく検証することができれば今後模様が効くでしょうし、現状はうまくいくでしょうし、
これができたから次これを指標にして、これがうまくいくでしょうというのを見つけられることができれば、今度また次の次世代のAIというのができる気がするので、
良いのかなと思いますけど、もうAGIAまであと何年みたいな話を言っているところに対してはちょっと冷水を浴びせられている感じがしますね。
スピーカー 1
そうですね。この論文に対してはちょっと政治的な要素もあるかなと思っていて、
Apple Intelligenceと呼んでいる方のAIは現状あまり成功ができていないし、
今年のApple Intelligenceのアップデートというのもちょっと見送られて、来年持ち越しみたいな状態になっている中で、こういったものが出てくるというのは、
ちょっと遅れている側として全体にブレーキをかけさせるような投稿にも見えるので、ちょっと政治的な匂いも感じるかなと思うのと、
もう一つが、これは結果論なのでしょうがないし、そういう世界だよねというのはあるんですが、
オープンAI社は結構早くからこのLRMの方にシフトしていて、標準モデルであるLLMの方のアップデートというのがあまり進んでいない状態なんですね。
先日アンソロピックに対する対抗も出てきていないという話をしましたけれども、
そういったところから見るに、オープンAI社の中でも多分この事実というのはおそらく既に見えてきているからこそ、
今また別の手法を考えているところで沈黙を保っているのかなという感じはするので、
遅かれ早かれ誰かはこれを公開したんだろうなという感じはしますかね。
スピーカー 2
なるほど。みんな分かってたと言えば分かってた?
で、アップルが一応負け込んでいるから、自社の製品を出しているんだったらこれは出さなかっただろうっていう。
スピーカー 1
そんな気はします。
スピーカー 2
確かにそれはそうかも。
スピーカー 1
なので、AIをただ扱うだけの我々からすると非常にありがたい論文でありますが、
モデルベンダーはみんなそうだよなーって言ってそうな感じはしました。
なるほどね。確かに。
結構私たちにとっては重要な示唆だと思うので参考にしてください。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
次どうぞ。
スピーカー 2
次、iSpace社の話ですね。
スピーカー 2
そうですね。達成度でいうと前回と同じとなっているので。
スピーカー 1
そうですね。達成見立つ理由も類似であるっていう。
たぶん素人目線からそれと同じって解釈されても仕方がないもの。
その点が辛いなと思っていて、たぶん技術的には全然別のフェーズと別の理由だと思うんですけど。
なかなか苦しいなと思って聞いてました。
スピーカー 2
という感じですので。
スピーカー 1
まあちょっと今後どうやっていくかはあると思いますけど、
スピーカー 2
頑張っていてほしいなと思うぐらいですね、今回は。
スピーカー 1
そうだね。懐かしいな。
次の計画とかそういうのも込み込みでまだまだこれからの発表だと思うんで、
スピーカー 2
ちょっとこの後の発表を様子見しましょうって感じですね。
はい。
では最後かな。
これみんなのらしサイトさんというところから引っ張ってきたんですけども。
果樹受粉を効率化。静電粉技式の機械26年販売へというタイトルの記事になります。
静岡県農林技術研究所と県果樹研究センター農業機械開発メーカーの三沢が
受粉作業の効率化・省力化を目的に開発を進めてきた静電粉圧式受粉機が
2025年に限定発売、26年に正式発売される。
これに先立つ24年10月中旬には果樹研究センターが説明会を開いた。
生産者や県内自営の担当者ら約80人が参加したと。
梨とキウイ、フルーツなどの果樹では安定した着火のために人工受粉が欠かせない。
輸入花粉を使うケースも多いが、梨は主な輸入先の中国で、これ火傷病でいいのかな。
火傷病が広がり23年8月から輸入停止となっている。
キウイ、フルーツ、花粉も病害の影響で輸入品の価格が高騰する。
花粉を花に向けて飛ばすときに、センターの電極で花粉を耐電させて目しべへの付着率を上げる仕組み。
4月に岩田市の梨農家で耕水を対象に行った調査では、
花粉使用量、作業量ともに約80%削減できた。
同期を捜査した生産者は軽くで捜査は荒く、興味があり発売を心待ちにしてきたと話します。
実は25年の限定発売は既に販売先が決まっていたし、現在26年の購入希望者を募集しているということになりまして。
最近、樹粉がやっぱり難しいみたいなのが昔から聞いてて、三菱が減少しててなかなか大変みたいな話とかもあったりしたんですけども。
ちょっと私が理解が悪くないので、梨とかキウイフルーツが三菱を売買するのかどうかちょっと分かってないんですけども。
今まで結構単純に風圧でワーッと巻き散らすみたいなことをやってたりしてたみたいですね。
その風圧で巻き散らすんですけども、やっぱりそうするとメシベにきちっと当たるものが少ないので大量に巻き散らさないといけない。
そうするとコストもかかるし、作業も大変みたいなところがあるというところだったらしいですね。
なんですけど、今回こういう静電風圧式で耐電させることでメシベにいい感じにくっつくというところができるようになったらしくて。
写真を見るだけで本当にハンディの掃除機の条件が分離したみたいな感じ。
持ち運びもそんなに大変そうではないしっていう感じで、これで効率的に自粉できるようになればいいのかなというところでの紹介です。
スピーカー 1
めちゃくちゃいいなと思っていろいろ調べてみたんですけど、
企画自体は2020年くらいに農林水産省が公式ページというか農林水産省のページにこういった装置についての開発案というのが掲載されているみたいな感じで、
今回実際の実用に向けて販売まで来ているというようなそんな感じに見えます。
写真にもあって面白いんですけど、絵の長さが1mくらいしかないんで、ちょっと今までより交渉作業としては大変になるのかなというのもあるんですが、
スピーカー 2
アームバンドとかアース線が作業者に必須になるっぽいんですよね。
スピーカー 1
バチッとなるときに地面に放電しなきゃいけないってことらしいんですけれども、
この辺がリンゴとか果樹に対しての交渉作業との相性性とかがちょっと気になるなと思って聞いてました。
ノズルが短くアースが必要で交渉作業ってどうやるんだろうみたいなところがまだちゃんとわかってない感じです。
スピーカー 2
ちょっと閉じちゃったな、閉じちゃった論文に書いてあったんですけど、
確かに設置が重要なので、気立つなどでの作業は不可ということが書いてありました。
ただ、本当に高いところにある位置は結構大変だなという感じはするんですけども、
それこそ静電気が帯電しているので、
花の直近まで持っていく必要はそんなにない。
花のまとまりに向かってバーッと巻けば、ある程度効果はあるということが書かれてましたので、
逆に長すぎても重くなって大変とかもあったりすると思うので、そこを込め込めでこの長さになっているのかなとは思いますね。
スピーカー 1
そうですね、すごく利便性は良さそうなんですけど、
働き方はちょっと変えた運用をしないと逆に疲れるかもなーみたいな大変さが増えちゃうかもなーとは思ってたので、
上手く今回の販売とか現場での利用促進の中で良い感じのやり方を見つけてもらえたらなーとは思ってて、
従来の、同じ三つ技の前商品?
うん。
ラブタッチっていう商品らしいんですけど、
はい。
結構ノズルが長めで先が軽くて、
さっき言った掃除機の先の部分がブラシみたいになってるんですよね。
うん。
で、ブラシにまとわりつくのを前提で花粉が、大量にまとわりつくのを前提でそのブラシを各花にポンポンポンポン当てていくみたいな。
そんな感じでもう花に急接近させるの大前提みたいな感じのやつの後継機なんで、
似たような使い方をすると逆に良いところをなくしちゃいそうだから、
上手いことその辺を使い分けて運用されるといいなーと思ってます。
スピーカー 2
そうですね。
どちらかっていうと、これはあれですね、
ホコリ叩きみたいな感じ。
スピーカー 1
そうっすね。
スピーカー 2
そう、感じなんですけども、
そうですね。
で、風が強い時はこっちの方がいいみたいなことが書かれてありましたね。
風が強いと流れちゃう。
ただなんか見る限りなんで、先っぽ乾燥する形なんで、逆に言うと根元は一緒みたいな感じらしいですね。
スピーカー 1
あーなるほどね。
スピーカー 2
立馬さんのシリーズを改造して静電気対応にしたみたいな感じなんで、
本体買っておけばどちらでも使い換えできるのかな?みたいな感じがありましたね。
スピーカー 1
そうですね。確かに別売りっぽいです。
本体が10万円で、音声電気のやつが8万円くらいみたいです。
なので、全然使い分ければ良いのかなっていうのもありますし。
なるほどね。
そうかそうか。だから置き換わるものというよりは使い分けというか、
だからさっき言った交渉作業とかも使い分けの中でここにはいける、いけないというのが見つかって。
スピーカー 2
あれば良いかなと思いますし。
作業性が上がれば良いことですね。
ですしね。やっぱり静電気である程度適当にやっても上手くいくし、
作業量、花粉散布量を減らせるとかは結構大きいと思うので。
やっぱりコストがかかる部分だと思うので。
だいぶ旗から見て手での話なんですけど、良いのかなという感じはありましたね。
スピーカー 1
良いですね。こういう装置系だと静電気除去ばっかり見るけど、
静電気はあえて付与する装置って見るのあんまり機会がないんで、結構技術者的には面白いですね。
スピーカー 2
まあ、こうしようだと除去ばっかり気にするけど。
スピーカー 1
そうね。あえて付ける装置ってあんまり無くない?
スピーカー 2
なんかヘパフィルターとかって確か静電気で付着してるんじゃなかったっけ?空気清浄機とかの。
ああ、なるほどね。だったら気がするけどなと思うけど。
自分で言って思ったけど、フィルムの点号とかでも静電気付着させてから付けるからな。
スピーカー 1
失礼。意外とあったわ。
スピーカー 2
個人的に注目ポイントとしては、これが三橋の代表になるのかどうか分からないんですけど、
今まで虫に依存してて、この虫がいなくなったらもう終わしていいなみたいなところが、もしかしたら改善できるかもしれないので。
そうやっていけるといいなと思いますね。
スピーカー 1
そのままで虫の方も何とかしたいけどね。
スピーカー 2
まあ何とかできればいいけど。
スピーカー 1
できない可能性もあるから。
スピーカー 2
海の海藻がいなくなるやつとかと一緒で、人間の努力で何とかならない部分もあったりすると思うので。
スピーカー 1
そうですね。
まあ虫を復活させるのは必要なんですけど、こういうバックアップ案があってもいいのかなというところですね。
スピーカー 2
はい。じゃあいいと思います。
スピーカー 1
こんなとこですかね。
スピーカー 2
はい、じゃあ以上になります。
スピーカー 1
はいお疲れさんでーす。
スピーカー 2
お疲れ様です。