00:00
はい、今日はですね、イメミで唯一、課している罰ですね、罰、パニッシュメント、罰について話したいと思います。
イメミはですね、いろんなルールがあるんですけれども、唯一、これを守らなかった場合に、罰を与えますよっていうのを定めています。
具体的には例えば、言及であったりとか、そういうペナルティを与えるものを設定してますね。
それはですね、何かというと、ブログにも書いてはいるんですけれども、人間、人間というか人類というか、現代人だけではなくて、
人類ですね、過去までさかのぼって、
あらゆる人類が最も得意とする能力、誰もができる根源的な能力ですね、それを使わずに、その能力を使わずに、会社にいるメンバーとか、会社に迷惑をかけたり、損害を与えるといった行為に関して、罰を与えますよというふうにしています。
人類が、誰もが行うことができる、再現可能な行動ですね、再現可能な行動能力と定義して、人類誰もができる、最も原始的な能力ですね。
それはそうですよね、誰もができる能力を使わずに、周りに迷惑をかける会社に損害を与えるというのは、これはもうひどい行為ですよね。
例えば、例えば飲酒、飲酒ですね、アルコールを飲酒して、車を運転して、業務で、業務上、車を運転する中で飲酒をする、アルコールを飲酒して、誰かに怪我をさせてしまう、これってありえないですよね。
まあ懲戒解雇とかになっておかしくない。
本人も加害者、本人加害者ですけども、本人もそういう、まあ意図してやっていないというところは、たとえあったとしても、それはもう許されるべきことではないと。
まあ業務上過失行為ですよね。
そういった部分というところは、法律でも厳しく取り締まられていますし、罰を受けるべきということは、もう社会的な通念上当たり前のこととして、
03:01
考えられていることですよね。
飲酒運転して、業務で、車で運転する中で、誰かに怪我をさせてしまうというのは、これもありえないですよね。
まあある意味、これと同じようなことなんですね。
業務上ですね、人類が、誰もができる、原始的な能力を使わずに、周りに迷惑をかけたり、会社に損害を与えてしまう。
何やってんだと。
ふざけるなと。
罰だと。
そういう形でですね、定めています。
じゃあ、これ何なのかっていう話なんですよね。
何なの?その原始的な能力?人類全員ができる?
その人種に関わるですよ。
その国とか、育ちとか、年齢とか、そういうのに関わらず、誰もが行うことができる能力って何なの?っていう話なんですよね。
じゃあ、続きは次回で。
嘘です。
というのは嘘で。
これはですね、ブログでは、入社してからお伝えするっていうふうに書いてはいるんですけども、
このポッドキャスト上でお答えしておくと、それは何かっていうと、
泣くですね。
泣く。
喰らいですね。
喰らいの方の泣く。
泣き叫ぶ。
これが、人類、誰もができる、原始的な能力ですね。
は?っていう人もいると思うんですけども、
何なのかっていうかですね。
この泣くという行為、泣き叫ぶという行為を、じゃあ何のために?っていう形で、どういう目的があって泣くのか、泣き叫ぶのかですね、っていうふうに考えたときに、
実はこれはですね、自分の危機的な状況を回避するために行う生存本能として、この泣くっていうのは行われるんですね。
泣くことによって、自分の危機的な状況。
回避すると。
ために、こう泣くんですね。
例えば、赤ちゃんというかね、赤ん坊を考えてみたときに、生まれた瞬間っていうところですね。
出産における生まれた瞬間、赤ん坊はどうするかというと、泣きますよね。
つまり、生まれた瞬間、生まれて初めて行う行為っていうのが、この泣くという行為なんです。
これなんで泣いてるかっていうと、要するに、生まれてきた瞬間っていうのは、人間の赤ん坊っていうのは、一人で生きていくことができないわけですね。
生まれた瞬間だけではなくて、かなりの長い期間、人間の場合は、その哺乳類の中でも、なかなか一人で生きていくことができないんですけども、
06:02
特に生まれた瞬間っていうのは、いろんな免疫もなかった。
危険な状態なので、とにかく守ってもらう必要がある。
目も見えないわけですからね、生まれた瞬間っていうのは。
それで泣き叫ぶと。
幸いにも、へそのほどがつながっておりますので、近くに産んだ相手である母親が必ずいる状態、近くにいる状態ですよね。
そこで泣き叫ぶことで、母親が抱きかかえて守る。
という形で、シグナルですよね。
自分は今、生存の状態からすると危機的な状況なので、なんとか助けてくださいという形で、泣き叫ぶことで守られ、っていう形で危機的な状況を回避して成功するわけですね。
サクセス。
生まれた瞬間、能力をすぐさま発揮して、危機を。
回避して成功するという、この成功体験というところが、一発目にあるわけなんですけども、こういう本当に原始的な、原始的な能力ですよね。
現代人だけではなくて、ずっとずっともそれが基本的な能力として繰り返し繰り返し行われているわけなので。
で、そう捉えたときに、
いつから、
その泣き叫ぶっていうのを行わなくなるのかっていった場合に、
いつからか、まあその、泣き叫ぶはなくなるわけですよね。
つまり、
だんだんだんだん子供も育ってきて大人になる中で、
まあ、いつまでも母親にこうね、守ってもらうわけにはいかないので、
自分一人で、
自立しないといけないわけですよね。
なので、まあ母親からも、
その、
泣いてばっかりいないで、
まあ自分で、
えー、解決しなさいっていう形で教育を受ける中で、
えー、どんどんどんどん、まあ自分なりにこう工夫して、
泣くのを我慢して、自分なりにこう挑戦して、
その中で、まあ新たな能力っていうのを獲得していきながら、
まあ自ら生きていくっていうような形で自立していくわけですよね。
まあ、これはやっぱりその社会的な動物として、
その、自立して、
社会の中でこう生きていく人間としては、
あのー、
必要な、
あのー、
この過程であり、
泣くというのをこう、
まあいかにこの、我慢して、
えー、
抑制して、
自分でこう、
社会の中で、
えー、
挑戦していくかっていうところは、
あの、本当に基本的に大事なんですけども、
一方で、
自分一人で、まあ、
09:01
えー、最低限の、
こう、例えばですよ、
あのー、
生きていくっていうことができたとしても、
どこかで限界行きますよね。
つまり頑張り続けていると、
必ず、
えー、
自分一人では解決できない問題があっていると、
やってくると。
まあ、これは当たり前なんですよね。
頑張って頑張って、
えー、今の現状の問題を解決すると、
次の、お、難しい問題にチャレンジすることができるわけじゃないですか。
で、そうやって繰り返していくと、
いつか、現時点の能力では、
解決できない問題に、
たどり着くわけなんですね。
これはもう、原理的に仕方ないです。
で、その時にどうするかっていった時に、
まあ、社会においては、
そのー、
他の、
人間に、
えー、
まあ、助けを求めるわけですね。
ヘルプミーっていう形で。
その時に、
この、えー、
泣くという行為、
っていう形で、あの、泣き叫んでしまうと、
なんだこの人は、
あの、自立、
できない人間になって思われてしまうので、
別な形で、
その、泣き叫ぶという形で、
えー、他人に、
えー、助けを求める行動を示すわけですね。
まあ、それもその、
言葉で、えー、
伝える場合もあると思います。
今、こういう状況なので困っていて、
で、この、えー、
状況を回避するために、
自分では、あの、努力はしたけれども、
自分一人では解決できないので、
助けてほしいと。
という形で、まあ、ヘルプミーっていう形で、
あのー、助けを求めるのですけども、
まあ、これはつまり、
生存の危機っていう状況を
回避するために、誰かにこう、
助けを求めて、
で、助けをしてもらうことで、えー、
危機を回避する、
まあ、成功する、サクセスするっていう形で、
えー、
乗り切るんですけども、
まあ、要するに、泣き、
叫んでるっていうことを、その、
形を変えて行っているだけなんですよね。
まあ、そういう意味で考えるときに、
社会で
生きていく上でも、
この泣き、叫ぶっていうところが、
極めて重要なんですけれども、
まあ、この、
いろんなこう、教育の過程の中で、
泣いてはいけない、
人に迷惑をかけてはいけない、
っていうところを、その、
常に反復して、
自分の中で、あの、
問い続けたり、
自分に言い聞かせる人の場合、
あの、
助けを求めちゃダメだとか、
自分で、解決しないといけないとか、
周りに迷惑をかけていけない、
かけてはいけない、
という形で思い続けてしまうと、
その、
ついつい、
自分で頑張りすぎてしまうんですよね。
それが、あの、続いて、
どうしようもなく、もう、
本当にこれ以上、
自分で何とか、やろうとしても、
できないっていう時に、
ギリギリですね、もう最悪の事態になってしまった時に、
周りの人に、
すいません、こういう状況です、
っていう風になって、
12:01
助けを求めても、もう、事態としては、
あの、状況が悪化して、
取り返しがつかない状況になっている場合には、
もう、本当に被害が大きくなってしまうんですよね。
これって、まあ、いわゆる、抱え込み、
抱え込みがちの人であったりとか、周りに、こう、
助けを求められない、
求めることができない人の典型なんですけども、
まあ、この、
行為っていうところを、その、
いめみでは、
えー、まあ、
業務上、
飲酒運転して、
誰かに怪我をさせる、
行為っていう風に捉えています。
つまり、泣くこと、泣き叫ぶっていうのは、
赤ん坊でもできる、
本当に原始的な能力なのに、
それを使わずに、つまり、
誰かに助けを求めずに、
自分だけで、
えー、傲慢な、
考えで、自分でなんとかできるっていう、
傲慢な考えで、なんとかやろうとして、
結果、なんとかいかずに、
えー、周りに、
えー、
まあ、迷惑をかけたり、会社に損害を与えるっていうのは、
これはもう、
ありえない行為だと、
いう風に、あの、捉えています。
で、まあ、
そういった行為っていうのを、あの、いめみの場合は、
厳罰、
処すと、えー、
いう形で、明確に、
就業規則上も、内規上も、
定義していて、で、
じゃあ、どうするかっていうと、
そのー、そういう危機的な状況になった時に、
必ず、
その悪い情報っていうのを、
共有しましょうと、
共有する、
ことによって、周りの人が、
それを察知して、
助けることができるので、
悪い状況を、
悪い情報、悪い状況を共有しましょう、
という形で、えー、
bad news first っていう文化を徹底しています。
bad news first
悪い状況を、まあ、
いち早く共有しましょうと。
これはですね、まあ、製造業とかでも、
この bad news first っていうのは、
あの、
結構言われて、実施されていて、
習慣化されていて、
まあ、ちょっと和製英語っぽいところはあるんですけども、
bad news first
あのー、結構製造業では、
徹底されてますね。
で、まあ、
私の場合も、あの、
これをずーっと徹底してますね。
10年以上。
ただ、あのー、
一度それが徹底されなかったことが、
実は、あったんですよ。
これはですね、
えー、
振り返ると、
2011年の11月25日の、
金曜日、
午前なんですけれども、
まあまあ、結構な前、
もう10年近く前になるんですけども、
当時ですね、
大規模な、えー、
アプリ、サービスを、
まあ、開発、運営している中で、
そのアプリケーションが、
その、2011年
11月25日、金曜日、午前に、
起動しないという、
エラーが、
15:01
サービスのエラーが起きたんですね。
で、その、アプリケーションっていうところは、
その、お店に行って、
その使うと、いろんなこう、
得点がもらえるっていう形の
内容になっているので、
金曜日に、その、お店に行って、
その、得点をもらおうっていうので、
まあ、殺到している人が、
あの、使えないっていう状態が、
起きたんです。
で、特にその、
まあ、アプリケーションっていうのは、
その、店頭の、まあ、
レジとかで、こう、
アプリケーションを使って、
得点をもらえるものなので、
まあ、いわゆるその、店頭のレジ業務に、
ものすごい、あの、
影響を与えて、まあ、混雑したりとか、
えー、
クレームが発生したりっていう中で、
ものすごいご迷惑をおかけしたんですね。
で、その時に、まあ、あの、
実はですね、この、
障害ですよね。障害が
起きたっていうところが、
あの、社内ではですね、
えー、私の方には報告が
上がらず、
まあ、なんと、その、
そういう
大きな問題が、
えー、
起きて、お客様にご迷惑をおかけしたっていうところが、
後から知ることになったんですね。
しかも、お客さんから言われて
知ることになったと。
まあ、どういうことかっていうと、
えー、まあ、以前、その、そういう問題が
起きた時に、その、
お客様から呼び出されたんですね。
えー、当時の、その、
マーケティングの、その、
責任者の方に。で、まあ、片岡さんと。
まあ、以前、あった、その、
大事故、えー、
障害の内容に関して、
まあ、社内的には、ものすごく重く
受け止めていますと。
で、その、我々が作ってる
ものっていうのは、その、ウェブとか、そういう
アプリケーション、インターネットのウェブの
アプリケーションなので、まあ、
我々からすると、その、ウェブサービスっていう認識
だったんですけども、
まあ、お客様からすると、まあ、当然の
ことなんですけれども、その、業務で
使われてるわけですよね。その、
レジとか、店頭のレジ業務で使われてる、
その、業務システムなんですね。
まあ、実際、その、業務系の、
その、データと連携したりするっていう、
結構、密に連携する
サービスだったんですけども、
まあ、業務システムが、
えー、全店舗、
停止になったという取り扱いです、
になってたんですね。その、インシデント、
インシデントっていうんですけども、
そういう、えー、事象が
起きたときに、その、それを評価して、
リスク評価をするんですけども、
まあ、いわゆる、インシデントの評価としては、
全店舗、停止、
業務停止っていう取り扱いになったんですね。
なるほどっていうふうに、そこで、まあ、
感じたのが、
これは、その、ウェブのサービスっていうよりは、
あの、
まあ、大きな影響を
与えるものであり、それが、まあ、全店舗に
当たって、あの、
影響範囲があったっていう形で、影響度も
高い、影響範囲も高い、
っていう形で二軸で考えたときに、
まあ、一番、こう、リスク評価
18:00
としては高い、えー、
そういう評価
になっていて、で、まあ、社内的には、
その、CIO
だけではなくて、CEOのエスカレーション
また、CEOとかにも、その、
報告する内容になっ、
なり、まあ、実際のところで、
その、どういう風に、その、
責任者の人から言われたからっていうと、その、
ベンダー選定の疑義が生じた、
っていう風に言われたんです。ベンダー選定の
疑義が生じた。
まあ、要するに、その、なんや、その、
会社、大丈夫か、みたいな、
もう、帰った方がええんちゃうか、
っていう、
まあ、そういう風に疑いを
持たれて、えー、
まあ、それぐらいの大きな事態に
なったっていうことを、
伝えていただいたんですよね。
その時に、まあ、
めちゃくちゃびっくりして、
まあ、一つ、びっくりしたのは、その、
あ、我々の、その、認識が、
甘かったというか、まあ、その、
業務システムなんだなっていうところで、
捉え方が甘かった。
で、もう一つは、何よりも、
その、そういう事態になっているっていうことを、
お客様から知って初めて
知ったっていうところですね。
本来は、社内で、その、大きな
事件、事故になった時に、
それが共有されて、
対策を取る中で、
我々から何か、
お客様に、その、再発防止の、
ご提案をして、まあ、一緒になって
取り組んでいかないといけないんですけども、
そういったプロセスが、まるっきり機能していなかった
っていうところが、ありました。
まあ、今から考えると、もう、
ありえないんですけども、本当にそういう事態になって
しまっていたんですよね。
で、それまでも、その、Bad News Firstは
大事だよっていう風に、
以前からずっと、
言ってはいたものの、まあ、それが
守られていなかったというのが、
あの、めちゃくちゃショックで、
で、そこから、
まあ、その、
いわゆる、
ベンダー選定の疑義が生じたっていうところで、
まあ、実際のところ、その、
お客様からも、その、
じゃあ、どういう風に、この問題が起こらないように
するべきかっていう形で、
まあ、対応策の提示を求められ、
その、実施をして、その、
改善をしていくっていうところを、
やっぱ、求められる中で、
非常に大変な、えらい思いをしたっていうところが、
あってですね。
まあ、そういう、こう、
中で、あの、いろんな、
ステークホルダー、あの、
関わるステークホルダーも、
他にいたので、お客様以外に、
そこからも、こう、
叱責を受け、
えー、怒号が、
怒号が飛び交いみたいな形も
あったりとか、
まあ、そういう、
なんていう意味は、品質が
低い会社なんだっていう形で、
ステークホルダーからも言われ、
えー、まあ、我々も、
そうですね、
自尊心を傷つき、
こう、涙し、みたいな感じが、
やっぱ、あってですね、
まあ、そういったところを、こう、
二度と発生させないために、
21:01
どうするべきかっていうのを、
本当に考えて、
まあ、当時はですね、全社員、
あの、危険予知研修っていう形で、
ですね、あの、
ヒューマンエラーをなくすための研修、
まあ、これ、航空系とか、
あの、交通系とか、
そういう命に関わるような仕事を
してる人は、あの、よくやる研修なんですけども、
えー、
指さし故障したりとか、
えー、右よし、
左よしとかですね、
指さし故障しながら確認するみたいな、
そういう危険予知訓練の
研修を受けたり、
まあ、これ、おそらくウェブ業界で初めて
イミミが、そういう本格的に
検証したと思うんですね。
まあ、幸いにも、実はですね、そのイミミっていうのはですね、
その、いろんな、こう、お店とか、
あの、今、今より、あの、
リアル店舗、まあ、店舗、
別店舗と連携するような
アプリケーションサービスっていうのを、おそらく
最大規模のそういったサービスを、
あの、初めて
取り組んでいた会社ではあったので、イミミは。
ウェブサービスでありながらも、
その、本当に、いろんなこう、
生活に影響ある
サービスをやっていたので、
まあ、そういった意味では、あの、
頻繁に
ウェブサービスのようにアップデートして、
サービスを進化させながらも、
もう、そんなですね、何か問題がある、
ものすごい、こう、実世界に
影響があるような、
非常に高品質が求められる、
まあ、そういった、
こう、ある意味、こう、
矛盾する部分を両立させないといけない、
そういうものを求められていたんだな、
っていう、それを、まあ、
どこの会社でも、もしかしたら、いち早く
求められていたんだな、っていう形で、
まあ、ある意味、すごくラッキーなんですけども、
ただ、まあ、当時は、
あの、そういった辛い経験っていうところを、
あの、して、
まあ、そこから、あの、
その、バッドニュースファーストっていうのを徹底する
っていうことを、あの、
本当にもう、ずっと行っているんですよね。
まあ、二度とそういうことを
起こしたくないという形で。
まあ、そういった部分っていうところが、
あり、まあ、先ほど、
今回の話になるように、その、
まあ、どういうふうに、その、
捉えるかなんですよね。
問題が起きたときに、いやいや、
ね、あの、自分で解決するしかないんじゃないか、
とか、思ってしまうかもしれない。
あるいは、そんな周りにね、
問題が起きた、起きた、みたいな、
感じでね、こう、叫びまくっていうのは、なんかね、ある意味、こう、
狼少年みたいな感じになるんじゃないか、
大袈裟なんじゃないか、みたいな感じで、
そんなのね、叫んでいると、なんか、誰も、
いつか、見向きしなくなるんじゃないか、とか、
まあ、いろいろこう、
自分を正当化してね、
あの、隠したいっていう、隠蔽したいっていう、
気持ちは、やっぱ、わかるんですよね。
まあ、特にこう、
一般的な会社だと、まあ、そういう、
自分のミスとか、失敗とかですね、
無能ですね、
自分ってできません、みたいな、
そういうものを、こう、明らかにする、
っていうのは、あの、
自分の評価を下げること、
でもありますし、あいつできないんだ、
恥ずかしいですよね。
恥ずかしいですし、
24:00
まああの、本当に評価、
下がるかもしれないですよね。
うまく隠し通して、そのまま行けば、
何の評価も下がらずに済むのに、
わざわざさらけ出して、できませんって言って、
ミスしました、っていう風に言うことで、
あいつダメだっていうレッテルを貼られて、
評価まで下げられて、
次にチャンスをもらえないっていう風になると、
まさに、それこそ生きていけない状況になるかも、
しれないっていう恐れですよね。
その恐れがあるから、隠すんですよね。
そういったところの、その、
隠すっていう行為、悪い情報を隠してしまう、
っていう行為を隠蔽行為ですね。
隠蔽行為と定義して、
まあ、そういうことに対して、
厳罰に処すっていう風にしてるんですね。
むしろ、Bad news first、
悪い情報をいち早く共有するっていうことは、
称賛されるべき行為、
っていう風に定義して、
実際に、あの、称賛してます。
絶対に起こらない。
称賛しかしない。
もしも、隠蔽した場合は、めちゃくちゃ起こる。
厳罰に処す。
ペナルティを与える。
まあ、そういう風に、
これはまあ、行動科学的に、
やっぱ正しい行為なんですよね。
ついつい、
隠蔽して、隠して、
っていう方に、恐れから、
隠してしまう行為が、
えー、になるので、
まあ、そういう風にね、
行動強化されるので、
まあ、それをこう、隠すという行為をですね、
隠蔽するという行為を、
やっているには、
恐怖が大事なんですよね。
なので、処罰すると。
一方で、よく、勇気持って、
えー、悪い情報をいち早く、
共有してくれたってことに関しては、
称賛する、褒める。
一切、怒ったりしない。
そうすることで、その、
オープンにするという行為を、行動強化する。
えー、行動を、えー、
強める、ですね。
エンフォースする。
まあ、そういったことを、あの、行動科学の
実際、今は、いめいめの場合は、
スラックチャンネルで、その、
Bad News Firstという、スラックチャンネルを用意して、
すぐに、その、
情報、悪い情報を、
共有するようにしてもらっていて、
で、その中でですね、
まあ、僕は、必ず見てるんですけども、
すぐに、その、悪い、Bad News Firstの情報を、
見てるんですけども、
いや、共有してくれて、ありがとう!
ありがとう!
感謝!みたいな感じでですね、
あの、
まあ、返信して、で、まあ、
あの、内容によっては、あの、
関係者にすぐに連絡をして、
えー、
まあ、影響範囲をですね、
問題の影響範囲をいかに最小化するか、
っていう形で、あの、他の人につなげたり
することも、ま、あるんですけども、
まあ、最近は、結構見てる人が
多いので、あの、
まあ、自律的に連携して、
問題の最小化、
影響範囲の最小化っていうところが、
まあ、自律的に行われたりはするんですけども、
まあ、結果として、
その方がいいんですよね。悪い状況、
を早く共有して、いかにそれを、まあ、
あの、最小限に、影響範囲を
最小限に抑えるかっていう、その、
まあ、
一時的、一時初動
っていうのが大事になってくるので、
27:01
まあ、そういう、もう、あの、
文化になってますし、
まあ、悪い状況が
起きましたっていう形で、顕在化した
状態だけではなくて、起きる
かもしれないっていう形で、
まあ、そういう不確実性がある中でも、
将来、その、起きるかもしれないっていう
リスクがある状態で
ですね、
その状態でも、まあ、あの、共有
結構してもらっているので、
まあ、より早い着手が
できますし、まあ、お客様
向けのこのサービスとかを、
に関する問題だけではなくて、
社内の、まあ、システムも
そうですし、社内における
いろんな、こう、
チームワークとか業務を行う中での
問題っていうところも悪い情報
なので、まあ、それも、あの、
共有、すぐに共有されたり
するようになってきてます。
まあ、なので、まあ、あらゆる
インシデントっていうところが、
Bad News Firstっていう観点で、
あの、共有され、対応
していくっていうような文化が、まあ、
定着してるんですけども、
まあ、本当に前から、
だいぶ前から、ずいぶん前から、
ずっとやっていく中で、
えー、取り組んでる取り組みで、
まあ、なんだか、こう、会社の中で
口酸っぱく言うことって、いろいろあると思うんですけども、
まあ、結局、こう、半分くらい、この
Bad News Firstのことばっかり言ってるなっていうくらい、
まあ、ずっと言ってるんですね。
ずっと、ずっと、なぜ言わないといけないかっていうと、
その、ある意味、
行動科学的に言うと、
その、
それぐらい、こう、やらないと、
ついつい、隠す方に人間は
行っちゃうように、社会はできてるんですよね。
当たり前なんですけども、
社会はそういう風にできているので、
し、まああの、
意味では、まあ、そうではないんですけども、
一般的に中途の、中途入社の方とかで言うと、
やっぱり、その、それまでの会社で言うと、
まあ、なかなか、その、
自分の、失敗、
とか、できませんっていう無能を、
さらけ出すっていうことは、
とてつもなく、恐れ、
恐怖であり、できないので、普通は。
そういうことが、
できない環境で、
えー、過ごした人が、
耳にくると、まあ、なかなか、この、
BAD NEWS FIRSTになれない、
なれないっていうことが、
やっぱあって、
長い人だと、やっぱ1年ぐらいかかったりとか、
っていうのはあるんですけども、
まあ、最近は、もう、
それも、
ある程度、こう、
認知されてきたのかな、
このBAD NEWS FIRSTっていうところ、
認知されてきたのかな、と思うのが、
まあ、いわゆる、その、心理的安全性、
っていう言葉が、
あの、まあ、Googleが、あのね、
チームの生産性とか、パフォーマンスによって、
最も影響を与えるものの一つ、
より、一番プリミティブなものが、
その、心理的安全性がある状態、
っていうところが、チームにあるかどうか、
っていうところで、チームのパフォーマンスが、
変わってくると、
どうか、どう、ではないと、
で、その心理的安全性、
っていうのが、
保たれている状態って何かっていうと、
その、まああの、
無知、知りません、私知りません、っていう風に、
言える、無知が言える、
30:01
あるいは、無能、無能をさらけ出してもいい、
私これできません、みたいな、
無能をさらけ出していいとか、
あるいは、その新しいアイディアを、
こう、言うと、
なんか、これって、邪魔になるんじゃないかな、
みたいな形で、まあ、人をこう、
あの、邪魔するみたいな形で、
思われないんじゃないかな、っていう風なことも、
なく、
どんどんどんどん新しいアイディア出していいよ、とか、
あるいは、それやったら、
ダメなんじゃないですか、みたいな形で、
まあ、相手を非難するとか、相手をまあ、
批判するっていう姿勢っていうところが、
ネガティブにとられてしまうっていうところがあると、
これも心理的安全性がない、
っていう風に言われているので、
まあ、
その、無知、無能、邪魔、批判、
みたいなところっていうところが、
どんどん出せますよっていうところが、
心理的安全性のポイントなんですけども、
まあ、Bad News Firstっていうのは、
まさに、この心理的安全性に
関係するところで、
実際にこの心理的安全性を
研究している、その、エドモンドソン
っていう人がいて、
まあ、99年にその論文を出しているんですけども、
まあ、なので心理的安全性ってのは、
別にGoogleが新しく発見した
ことではなくて、
以前から研究されていたことなんですけども、
まあ、そのエドモンドソンの
研究とかによると、
医療機関とかでも、その、
最もパフォーマンスを
生かしている医療機関っていうところを
よくよく調べてみると、その、
医療過誤というか、まあ、その医療に起きるこう、
ミスみたいなところの報告件数がむしろ高い
みたいな、まあ、そういうこう、
一見すると矛盾するような状況になったんですけども、
それは何かっていうと、その、
こういうミスがありましたとかっていうところを
言える雰囲気があるから、
報告件数が高いと。
で、その言えることっていう、
言えることがあるからこそ、その、
改善していくことに繋がって、結果として、
その、
医療機関っていうところは非常に、まあ、
優れているっていうふうな、
結果になるわけなんですけれども、
まあ、そこからその心理的安全性っていうところが、
あの、定義されて、
注目されたんですよね。
まあ、なので、その、
一見するとバッドニュースファーストっていうのは、
なんかもう、まあ、実は毎日のように
バッドニュースファーストの報告があるんですね。
今、1日何件もあります。
で、一見すると、うわ、なんかもうやばいな、
この会社みたいな。
バッドニュースだらけだよ、みたいな。
大丈夫かっていうふうに思われるんですけども、そうではないと。
むしろ多ければ多いほど、
あの、いいんだっていうのは、
このエドモントソンの、
まあ、あの、研究なんですけども、
まあ、今、現状で言うと、
まあ、あの、現状って言ってもね、
この、
もう長い歴史にわたるんですけども、
ずーっとやってきている中で、
まあ、こういう状態に立っているっていう形なんですけども、
まあ、これをこう、
維持し続けるっていうところは、
あの、ものすごい
大事ですし、
まあ、常に常に、
えー、悪い情報っていうところは、
共有しようっていうのを言い続けて、
まあ、特にですね、
この、隠ぺい行為を絶対に
許さないっていう姿勢を示すっていうことは、
やっぱ大事なんですよね。
まあ、それもこれも、やっぱり、
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2011年、11月25日に起きた、
その出来事っていうのを、
こう、繰り返さないために、
まあ、そういったところを、
こう、やっぱ大事にしてるんですよね。
まあ、これはですね、
あの、そういう、
まあ、
過去のこう、事件、事故が起きたときに、
それをどう乗り切るかっていう形ですね。
まあ、いくつかの観点があるんですけども、
まあ、レジリエンスみたいな観点、
回復するみたいな観点と、
そういうつらい出来事から、
1回こう、ちょうど落ち込むんだけれども、
マイナスになるんだけども、まあ、
0に戻るみたいな、回復する、
っていうのがありますと。
で、もう一つの考え方として、
その、
まあ、その、耐久性みたいな感じですかね。
えー、
まあ、そういうこう、
した、あの、ことがあっても、
あの、
まあ、微動だにしないというか、
落ち込まないみたいな。
だから、その0の状態から、
マイナスにならずに、
0を維持するとか、
あるいは、ちょっとだけマイナスでこう、
抑えるみたいな。
その、耐障害性みたいなね。
頑丈さみたいな。
まあ、ロバストネスっていうんですけども。
めっちゃ頑丈なあいつ、
すごいなあ。
こんな状況でもめっちゃ楽しいんで、
ゲームのように楽しんでるなあ、みたいな。
俺なんかもう、怖くて怖くてとか、
焦っちゃうのにすごいなあ、みたいなね。
すごいタフネスな人って、
いますよね。
だから、ロバストネスって言うんですけども。
そうじゃなくて、
反脆弱性。
反脆弱性。
アンティフラジャイル。
こう、反対の反ですね。
反脆弱性。
反脆弱性っていうか、
何かっていうと、脆弱な状態が起きた時に、
むしろ、それをバネにして、
それをこう、
更に成長する、みたいな。
ちょっと、筋トレみたいな感じですね。
筋肉に負荷をかけることによって、
筋肉が、
更に成長するっていうような、
筋トレと、
ちょっと近いんですけども。
まあ、その反脆弱性って、
すごい大事だなあ、
と思っていて、
まあ、その、
10年くらい前の出来事ではあるんですけども、
当然、その19 нашей?
で回復してますし まあそれに比べればっていう形で今回の
なんか事件っていうのは大したことない よねみたいな感じで
まあロバストネスタフネスみたいなあの そういうのももちろんあるんですけれども
まあ過去の出来事っていうの風化させずに 忘れずに
むしろまあそこをですね生かしてより強く なっていくっていうところが大事だなぁと
は思っていて
それを やっていく上でも常に常にあのこの
出来事っていうところをその肯定的に捉え て
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社内の文化として習慣として定着させて いくとそうすることによってですね
あの 本当に強くなっていくんですよね
むしろこうさらに行こうマイナス一旦 マイナスになるんだけどもグーンと
プラディオン
マイナスになるみたいなカーブを描いて ですね上昇していくみたいな
まあそういう高カーブのイメージがこの 反脆弱性っていうことであるんですけれども
まあこの不確実性が高い世の中になって いるのでやっぱり何が起こるか分からない
中でその予測するっていうところは難しい ですし
必ず問題というのは起きてしまうのでむしろ その問題
とか まあ事件事故みたいなところを
活用して成長していけるかどうかという ところがその
組織のこれからの強さっていう風に言われて いいてまあ反脆弱性っていうその本も
出版されているんですけれども
まあこのあたりの音その反脆弱性っていう ところ
を同組織の中に取り入れてはまあ今後 おそらく順になっているんですけども特に
まあミミの場合はこのバッドニュース ファースト
ねえ 心理的安全性にもかかわりますけどもこれ
これを非常に大事にしているというようなお話でした
ちょっと長くなりましたけれども以上となります