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2021-05-31 06:31

#247 サイボウズ社の全員取締役制度について

サイボウズ社が全員取締役として、17名の立候補した取締役を選任決議したのを受けて思ったこと
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皆さんこんにちは、Rayです。Ray Wow FMの時間がやってまいりました。
最近ニュースリリースが出ていた内容なんですけれども、サイボウズ社が全員取締役という制度というか取り組みを行っていました。
内容としては、社員の自己応募とか推薦などによって選ばれた候補者、17名が全員取締役として株主総会で承認されたと。
取締役の人数は17名になったのかな。
以前までの創業取締役の2名は退任して、
青野社長、
のみが残り、それ以外は全員ですね、新任取締役という形で、新卒1年目の人も含む幅広い、いろんな人が取締役として就任して、女性の比率も30%近く、5人ぐらいかな。
上場企業では確か一番女性の取締役が多いみたいな、そういう状況になっていたようです。
これはですね、
サイボウズ社自身も、
TL組織としての探求をしていく中で、取締役としてのですね、管理監督みたいな、そういう役割ですよね、いわゆる。
そこが、もともとサイボウズ社は、情報透明性を高くしていたので、
ある意味取締る必要がなくなってきたので、取締役の責務というところが、どんどん不要になってきたというところで、いろんな人に取締役としてのですね、役割が、
参加してもらう機会というのを作っていきたいというところと、取締役がこれまでは創業メンバー中心だったので、いろんな多角的な観点というのをやっぱり議論に入れていきたいというところを位置づけるというか、意味づける意味で取締役をですね、立候補制にしたというふうな解釈をしているんですけれども、
要するに、取締役界で物事を決めるというよりは、その前の段階で執行業務の中で部長であったりとか、執行役がいるかはわかんないんですけども、そういう役割、職責の人が実質、物事を決めていって、
かつ、その上で、じゃあその執行を取締役…、取締役という意味での本来の取締役界というのは、仕組みでカバーできていたので、実質、直したような。
手術取締役って意味なくはないんですけども、そういう役割ではないよねっていうことで、今回の取り組みをしたんだと思うんですよね。
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これ自体はすごく挑戦的ですごいサイボーズさんらしいなと思って、どのようにこれが効果を生むのかっていうのは見ていきたいんですけども、
1点ちょっと気になるところが、取締役っていうものの権威性っていうのを失わせるというか、なくすような方向に動いてるなっていうのはちょっと気になったところですね。
やはり取締役っていうものの権威性っていうのは対外的にもありますし、法的にもやはりあるので、そういった意味では権威性を生かす方がいいのではないかなと思ったんですけども、
どちらかというと、
まあ、
多くの人が参画できるもの、名前は取締役だけど、実質的にはそんな職責高いものをやるわけではないですよ。
もちろん取締役に参加して、その承認決議をするけれども、みたいな形であるんですけども、
そこの法律的な位置づけっていうところは変えられない中で、権威性だけをですね、つまり権限は変わらないんですけども、
やはり会社法で定める、
権限ってあるので、そこは変わらないものの権威性を下げようとしているっていうところの、そこの矛盾、どうしても必ず残る矛盾っていうところが、ちょっといびつな設計になっているなっていうのは気になったところですね。
耳の場合は立候補制ではあるんですね。立候補制ではあるもののチャレンジ取締役っていう形で、立候補制での取締役を専任していて、
そこはやはり外部に対しての権威性や内部に対しての権威性っていうのも、
活用していて、立候補して取締役になるんだけれども、あの人があそこまで頑張っているのであればっていう形で、周りへのコミットメントを高める呼び水にしていこうっていうような役割であったり、
ある意味抜擢して将来の経営人材っていうのを育成していくようなそういう役割もあるので、そういうふうに位置づけてはいるんですけども、
裁判所で我々の場合の権威性を荒れて下げるっていうのは、
そういう意味では、裁判所と近いところは全員CEO制度っていう形で、
会社員、社員全員に代表権を付与して、社員全員がCEOとして、資座高くやっていこうっていうようなところ、
これをこうすることによって、いやいや、会社のことは全て経営人の責任だとか、
そういう多責的にならないようにっていう意味で、そのCEOの権威性っていうのをあえてですね、
分散させて権威性を下げているっていうのは、
この裁判所の全員取締役と近いんですけども、
我々は取締役の権威性を残した上で、CEOの権威性を下げたっていうアプローチでやったんですけども、
裁判所は取締役の権威性を下げるっていうアプローチにしたというところなんですけども、
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若干ちょっともったいないなっていうのは感じたところですけれども、
裁判所自身もですね、これがどのような効果を果たすかはまだ分からないけれども、
いろんな挑戦していくっていう探求の、
旅という中での位置づけっていうことだったので、
どういうふうになっていくのかっていうのは見守るというか、
見ていきたいなっていうふうには思いました。
本日はですね、細胞図書の全員取締役についてでした。
ありがとうございました。
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