2022-02-05 26:41

#80 平等と公平の話

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【今回の内容】  
前置き
陰キャあるある/お詫び
みたらしさんの「雨とまどわく」/海外移住とシュフ
ジュリア・ギラードさんのポッドキャスト
夫との会話/男女差別なのか?
言葉遣いの例
平等と公平の違い/踏み台と塀の話
平等と公平ごっちゃになりがち/覚え方
ベーシックインカムと消費税
累進課税
疑問の答え?
がんこちゃんの例
子供相手だとどうか?/子供相手の言葉遣い
子供相手にガチバトルする場合
個人の特性を見たらどうか?
フェミニストの矛盾
バリアフリーの例
より助けが必要な方に合わせる社会はどうか?
まとめ

【補足】
公平な施す系政策の例として、生活保護についても触れればよかったです。

【今回言及したコンテンツ】
「養殖おたより紹介」 トートのゆるがく By aen150 https://anchor.fm/totonoyurugaku/episodes/ep-e1dir31
「#003 海外生活とシュフについて」 雨とまどわくBy みたらし https://anchor.fm/mitarashium/episodes/003-e1d6ebm
A Podcast of One's Own with Julia Gillard https://www.kcl.ac.uk/giwl/podcast
ずるい?ずるくない? | 新・ざわざわ森のがんこちゃん | NHK for School (友だちと仲良くし、助け合う)がんこ、バンバン、ピロの3人は、誰が一番多く木の実を採れるか競争をすることになった。ところが、背の低いピロだけ手がとどかない。 https://www2.nhk.or.jp/school/movie/bangumi.cgi?das_id=D0005130184_00000
ゆる言語学ラジオ https://radio.ken-horimoto.com/

【今回言及した英単語】
意味が複数あり、訳は文脈によるので、気になった方は各自調べてみてください。
equal 等しい
equality 平等
fair 公平な
fairness 公平
unfair 不公平な
equity 公平

【8番による他のポッドキャストもよろしくお願いします】
"Ramen, gyoza and a bit of chaos" By 8番(Hachiban) https://anchor.fm/hachiban-chaos
「8番のうろ覚え昔話」 By 8番(Hachiban) https://anchor.fm/urobana

【ご意見ご感想お待ちしております】
Twitter: https://twitter.com/Hachiban5
Eメール: 8ban.hanchaos@gmail.com                      

収録日: 2022年1月31日(月)
#樋口塾 #半カオス

00:01
はいどうも、こんにちは。8番のポッドキャスト、ラーメン、餃子、半カオスのお時間でございます。
今日は、2022年1月31日、月曜日ですね。
本題入る前にちょっとした小話なんでございますが、小話ほどのものでもないけどね。
ちょっと前に配信しました、トードさんと餃子とアイドルの話というので、
私、陰キャにありがちなんですけども、
かまってもらったら、すぐ好きになってしまうっていうのがあるんですね。
陰キャってそんな、もうだいたい友達少ないから、
ちょっとかまってもらうとね、もうその人ごと好きになってしまう。
そういうわけで、勢い余ってその回でトードさんに愛の告白をしてしまいましたけども、
それで、その回を聞いてくださったトードさんが、
最近ご自身のポッドキャストトートのゆる額で、
ちょろっとこの半カオスの句談の回について言及してくれました。
多分ね、トートさん若干引いてたと思うんですよね。
そういうわけで、私陰キャをこじらせて、かまわれたら好きになってしまう。
そして好きになったらすぐ愛の告白をしてしまう人間でね。
私の内なる陰キャがご迷惑をおかけして、申し訳ありません。すいません。
内なる陰キャっていうか、全体的に陰キャなんでね、内も外もないんですけどね。
そういう点も含めて申し訳なかったですね。
それでは本題に移ろうと思います。
今回はジェンダー関連の話をしたいと思います。
最近、ツイッター上で結構仲良くしていただいている
みたらしさんがね、雨と窓枠というポッドキャストを始められて、
それで、それの第3回で海外移住と主婦っていう回がございました。
この主婦はね、カタカナで主婦って書いてありました。
これは、主婦は男性でも女性でもなりうるからやと思いますね。
この回では、配偶者が仕事とかの都合で海外に移住したときに、
それに伴って、主婦の方が一緒に海外に移住したときの話で、
なんというか、めちゃくちゃ大変なんだなぁと。
03:02
そうやって海外移住する人って、いろいろと苦労があるんやなぁという話があった感じがします。
聞いたの結構前なんで、詳しい内容をそこまで覚えれてないんですけどね。すいませんね。
私は好き好んでオーストラリアに移住してきた人間でございますが、
そうやって自分でやりたいから、行きたいから海外に行くのと違って、
シャアなしで行ったらそりゃ大変やのよなぁいう話なんですけどね。
そして、主婦の話からジェンダー関連の話にも展開されてまして、
この回大変興味深いので、ぜひ聞いていただきたいです。
リンクを概要欄に貼っておきます。
それでジェンダー関連に思うところがあるのは、私も同じでございまして、
この回を聞いていたら、またジェンダー関連について話したいぜってなったので、話そうと思った次第でございます。
オーストラリアには女性の首相というか内閣総理大臣が一人おりました。
今の首相は男性なんですけども、この2人前かな?
とにかくジュリア・ギラードさんという女性がかつて首相をこなしておりまして、
この方がオーストラリアで最初、現時点で唯一の女性の首相でございます。
この方が最近というわけでもないけど、ポッドキャストをやってるのを発見しまして聞いてみたんですね。
このポッドキャストは大体様々な分野で活躍されている女性にインタビューして、
いろいろ話聞くみたいな内容なんですけど、
私はまだ2、3回くらいしか聞いてないんですが、
だいたい話が女性差別問題に行きわちなんですね。
これ英語のポッドキャストなんですけども、興味ある方はまたリンクを概要欄に載せておきますので聞いてみてくださいね。
それで夫とこのジュリア・ギラードさんについて話してたんですよね。
このポッドキャストをきっかけにして。
それで私が、このジュリア・ギラードさん、初の女性の首相ということもあって、
結構女性差別とかされたんやろうねみたいな話になったんですね。
そこで夫が、確かに女性差別もあったやろうけども、
06:05
政治の世界が男性が多いっていうのもあって、
男性がいつも通り男性に対する行動、
男性が男性を扱うようにジュリアさんを扱って、
それがジュリアさん的にはこれは差別だと思ったこともあるんじゃないかな、みたいな話をして、
これ興味深いなぁと思ったんですね私が。
私が不思議に思ったというか疑問に思ったことは、
男性が男性と女性を同等に扱うことは差別なのか、
もしくは女性が女性と男性を同等に扱うのは差別なのかということです。
これ結論から言うと、時と場合によるということになってしまうと思うんですが、
ちょっと考えを展開していきましょう。
これ考えるにあたって、ジュリア・ギラードさんに関してのいい例は思いつかなかったんですけども、
私が思いついた例ではね、
例えば、うちの夫が誰かと会話するとき、
私とか子供に会話するときはほとんどスウェア表現、
罵り表現というか放送禁止用語ですね。
それを使わないと。
ただ、自分の友達、主に男性なんですけど、
男友達と喋るときはちょくちょく放送禁止用語出てくるなぁみたいな。
そういう感じで、ジュリア・ギラードさんの場合を考えまして、
男性の政治家が他の男性の政治家に喋るようなノリで、
こういう放送禁止用語とかをうっかりジュリア・ギラードさん相手に使ったら、
それは果たして女性差別なのだろうか、みたいな。
そういう疑問が起こりました。
これについて考えるにあたって、まず平等と公平の話をしようかと思います。
これ説明するときに、樋口清則さんがよく使う例で、
子供と大人と大と平みたいな。
あるところに平があって、それなりの高さの平なので、
09:02
身長の低い人、子供たちなどはそのままだと平の向こうが見えない。
大人でも平の向こうは見えないんですけども、
一定の高さの台を使うことによって、大人は平の向こうを見ることができる。
でも同じ高さの台を使ったら、子供は平の向こうが見えない。
これが公平と平等のどっちかというと平等だと思いますね。
平等と公平、いつもどっちがどっちかわからなくなるんですけど、
この台が同じ台、同じ高さの台を誰にも与える、みんなに与えるが多分平等だと思うんですよ。
等しく与えるみたいな感じですね。
等しいという文字が入っているので、平等の同にね。
公平の場合は、同じ台を与えても子供は見えないから、不公平じゃん。
不公平という言葉が出てくるから、人のニーズに合わせてそれに見合ったサポートをするのが公平だと思うんですね。
この場合、この台と平の例の場合では、背の低い人にはもっと高い台を与えなくてはいけない。
そうすることによって、背の低い人も背の高い人も同じように平の向こうの何があるか見えることができるみたいな感じですね。
英語ですと平等がequality、これはequal。
数学の数式で統合があるじゃないですか。
1たす1は2の和の部分、あれがequal。
平等という意味なんですけど、平等なという意味か。
品詞、品詞じゃねえ。形容詞だからね。
これが名詞になってequality。
公平の場合はfairnessとか言いますね。
それはフェアじゃないよみたいな感じで使うフェアですね。
不公平だよとか言うときにはunfairとか言いますね。
それが形容詞なので名詞にした場合はfairness。
公平はまた他にも英単語があってequity、equityです。
このequityとequalityがね、めっちゃ似てるんでね。
スペルというか綴り的に。
それでまたごっちゃになってしまうという。
さっきも言った通り、平等は等しい、equalなのでequalityという感じで覚えていただいたらいいんじゃないですかね。
12:07
公平は不公平だよのunfair、unfairだよでfairnessとくっつけて覚えたらいいかもしれませんね。
公平に何かを施すというのは、まず平等の方を説明しましょうね。
平等に何かを施すというのは政策、政治的なことで言ったらbasic incomeがそれに当たると思います。
誰の給料とか収入とかに問わずみんなに一律同じ金額を支給するというやつですね。
与える方じゃなくて徴収する方について考えたら、
平等に何かを徴収する、税金を徴収するみたいな例で言いますと、消費税がありますね。
どれだけ収入に関わらず、人の収入に関わらず何かを買うときは一律この額の税を徴収しますよというやつですね。
そして税の例で言いますと、フェアな方、公平な方は累進課税がありますね。
収入によって、より稼いでいる人はたくさんお金を、お金というか税金を払わなくてはいけない。
税金の低い人は税金、税金の低い人じゃないよ。収入が低い人は税金も低いみたいなシステムですね。
それで話を、私が思った疑問に戻しまして、
例えば男性が他の男性に接するような感じで女性に接した場合は、それは差別なのかという問題です。
男性にも女性にも同じように接したらそれは平等である。
例えば女性の方が身体的に弱いとかそういうことを考慮して、平均的にですよ。
平均的に見て女性の方が男性より弱い感じですよね。
そういうことを考慮して対応したら、それは公平なのではないかという話です。
さっき代の話したんですけど、それに関連しまして、
皆さん、ザワザワ森のガンコちゃんって知ってますかね?
NHKでやっている子供向けの人形劇なんですけど、
これね、海外からでもね、NHK for schoolっていうアプリとかウェブサイトで視聴できるんですよね。
15:05
そういうわけで子供にたまに見せております。
そのガンコちゃんのエピソードで、このまさに代を使った話が出てきまして、
体の大きいガンコちゃんとバンバンくん、
それと体の小さい、名前忘れたんですけど、体の小さいキャラがいまして、
この3人で木の実を取る競争みたいなのをやったんですよね。
各キャラそれぞれに木が当てがわれて、
それで制限時間以内により多く木の実を取れた方が勝ちっていう競争。
でもガンコちゃんとバンバンくんは体が大きい、身長が高いからひょいひょい木の実を取れるんですけど、
このちっちゃい子はもう何をしても届かないから、ジャンプしても届かないんで、
それは不公平だって言うんですよ。
でもバンバンくんは、いやいやこれは平等だよって。
あ、違うわ。たぶんね、みんな代を一つずつ当てがわれている。
それでバンバンくんは、いやいやこれは平等だよって言うんですけど、
それでガンコちゃんは、えーどうなの?これ大丈夫なの?みたいな疑問に思って、
で結局、ちっちゃい子には高い代をあげる。
そうすることでみんな手の届く位置が同じになるから、
これは公平だ、公平だ、フェアな勝負ができるよねって話になってたんですね。
ガンコちゃんのエピソードのめっちゃネタバレな内容になってしまいましたけども、
ガンコちゃんね、めっちゃ道徳的なエピソード満載やし、
1話10分とかですごいいい感じ、子供に見せるには超いいと思うんでね。
まだ見たことない人はそんなにいないとは思いますけども、見ていただいたらいいかと思います。
このガンコちゃんの例とさっきの大統兵の例ですけど、
こういう場合は公平にした方がいいよな、と。
その必要な分をその人の状況に合わせて提供するのがいいよなと思いますね。
ただこれを最初の疑問の、男性や女性が性別によって態度を変えたりするのはどうなんだ、という話になりますと、どうなんかなってなるんでね。
18:11
ちょっとまた視点を変えまして、子供相手やったらしっくりくるな、と。
子供相手やったら大体大人は対応を変えるよな、と思いませんか。
例えば私が喋るとき、会話するとき、子供相手だとゆっくり、分かりやすく、柔らかい感じで喋ることを心がけておるんですけど、
大人やったらあんまそんなことしないですよね。
これに関連してちょっと話それるんですけども、ゆる言語学ラジオの水野さんが、昔どこやらでバイトしてたとき、本屋やったかな、バイトしてたときに、
大人にも子供にも大人に対応するような感じで喋ってたら、同僚にドン引きされたみたいなエピソードがあって、ちょっとそれは面白かったです。
そして話を戻しまして、会話するときはそれでいいんやけど、
例えばですね、喧嘩するとき、喧嘩というか格闘技とかにおいて、私と子供がガチバトルをすることにします。
いきなりな、よくわからん例えですけども。
で、私はまあ平均的な同い年の女性に比べてはやや筋力あると思いますけどね。筋トレをそこそこしているので。
で、子供、対戦する子供。もしこの子供がさ、普通の平均的な子供じゃなくて、空手で黒帯を取っているような、めっちゃ筋骨粒々な子供やったらどうしますか。
これ、もう私よりだいぶ体のでかい筋肉ゴリゴリの子供。この子供と私が対戦するにあたって、子供だからハンであげないとね、とか言われたらもう私ブチギレると思うんですけどどうでしょうかね。
そういうわけでね、子供だからとか女性だからとかで区別するのは私はもやるんじゃないかと思ったんですよ。
カテゴリじゃなくて、個人個人の特性を見た方がいいんじゃないかなっていう感じですね。
21:05
ただ平均的に見て、子供は大体大人より弱いし、理解力も乏しいし、みたいなのもあるし、平均的に見て男性は女性より身体的に強いとか、耐久力もあるみたいな感じがあるんで、
社会的に言うと、子供にはハンであげましょう、みたいなね。女性には割と優しくしましょう、みたいなのがあるんですけども、それより個人個人の特性を見ていける社会がいいなと思うけど、それも難しいんやろうなと。
制度として導入するにはむずいんやろうなぁと思いますね。
それで若干これに関連しつつまた話そらしちゃうんですけど、私がフェミニストにちょっとなんか、あまり同意しかねる、全面的に賛成しかねるっていうのはあって、
その理由の一つがですね、フェミニストの中でもいろいろな派閥があって、それが矛盾したりしているということですね。
一方で、女性は男性より弱いのだから、だから女性は優遇しろ、みたいな主張があるんですよね。
で、その一方で、女性は男性並みにできる、みたいな。女性も男性も変わらないんだから、それに基づいて判断をしろ、みたいなのもあるんですよね。
それが矛盾してないかと思うんですけど、よく考えたらその身体的には、それは平均的に見たら女性の方が弱いし、女性は妊娠とか出産とかせんなんし、みたいなところもありますけどね。
でも頭脳的に見たら、女性と男性はそんな大差ない、みたいな話なんですかね。平均的に見たら考えとかも、考え方とかも、女性と男性では違うと思うんですけど、これ言ったらまたフェミニストに叩かれるんですよね。
そんなことないわい、って言われるんですよね。男性と女性の脳とかに、考え方に差はないぞ、って言われたりしますね。
それでは最初の疑問に話を戻しまして、今のところ私がたどり着いた結論は、弱い方に合わせたらいいんじゃないか、という話です。
24:11
まあこれも時と場合によるんですけどね。
例えば、バリアフリーあるじゃないですか。
家の、家とか建物の段差をなくしたら、車椅子の人でも、お年寄り、杖をついたお年寄りとかでも、過ごしやすいみたいなのあるじゃないですか。
その結果、家をバリアフリーにしたら、他の人も普通の人でも、そっちの方が楽じゃん、って気づいたみたいなの。
いろんなことについてそれが言えるんじゃないかと思いますね。
だからその、私ワーママなので、今は産休中ですけども、産休前仕事してた時は、時短で、パートタイムで働いてたんですけど、
もうそれが当たり前になったらいいんじゃないかな、みたいな。
週3日4日働くのがデフォルトにして、で、それ以上働いたら、残業手当つくみたいな社会がいいんじゃねえの、みたいな。
私一人が考えたところではね、そんな良い案は出てきませんけど。
まあ、社会のより多くの人がそういうことについて考えたら、すげえいい解決策とか出てくるんじゃないかと思いますんでね。
皆さんもちょっとこういうことに関して考えてみてくださいよ。
そしてSNSにシェアするなり、地元の政治家に何かしら意見を申すなりしてみてくださいよ。
そういうわけで今回はですね、最初にちょっと陰キャであることについてのお詫びを申し上げまして、
三嵐さんのアメとマドワークというポッドキャストについて触れまして、
それを起点にジェンダー関連の話に移行しましたけど、果たしてこれはジェンダーの話なのか何なのかよくわかりませんけどね。
そして平等と公平の話。そんな感じでしたね。
今回だいぶ長くなってしまいましたね。
長いのに最後まで聞いてくださってありがとうございますね、本当に。
それではさようなら。
26:41

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