2021-05-02 10:59

#16 日英バイリンガルが聞いたらモヤッとするカタカナ言葉の話

今回は、日英バイリンガルになってから改めて聞くと、「モヤっとするよなあ」と思った言葉について語ります。

補足: ポッドキャスト収録中にちょくちょくCountableなのかUncountableなのか迷う場面が出てきますが、Countable nounは可算名詞(数えられる名詞)、uncountable nounは非可算名詞(数えられない名詞)という意味です。Countableには数を表す前置詞aや数詞one, two, three...などを頭につけますが、uncountableには付けません。
こちらのサイトがわりとわかりやすく説明されているかと思います。
http://koachshouse.mods.jp/englishgrammar/2015/09/25/countable-uncountable-noun/

「画像はイメージです」

補足: imageはcountableなようです。


「ハプニングが起きる」

補足: Weblio辞書によると、ハプニングの意味の一つに「偶然的な出来事を呈示し、その効果を追求する音楽家・美術家の前衛的芸術運動。1950年代末期から1960年代、米国を中心に展開。」というのがあるので、これが由来なのかもしれません。


「食事制限なしダイエット」


「どんまい」

オーストラリアではNo worriesなどが主流です。


「ハイテンション」

補足: Tensionは意味によってCountableだったりUncountableだったりするようですが、緊張感みたいな意味ですとUncountableみたいです。


「カーネルおじさん」


Twitter: https://twitter.com/Hachiban5
ご意見ご感想お待ちしております。

収録日時: 2021/04/21 (木) 午後

00:00
はいどうも、こんにちは。ラジオネーム8番によるポッドキャスト、ラーメン、餃子、半カオスのお時間でございます。
今日は2021年4月21日木曜日、時刻は4時26分です。
また今回も犬の散歩をしながら収録しております。
そして今回はですね、バイリンガルの人が聞いたらモヤっとするカタカナ語を何個か紹介して、そして説明しようかと思います。
それでまず一つ目なんですけども、これは結構インターネット上でだいぶ有名なやつなんで、今更私が言うのもあれなんですけども、
画像はイメージですね。
よく食品のパッケージとかに盛り付け例が載ってて、それの隅っこに書いてあるやつですね。画像はイメージです。
これ画像自体がイメージというか、イメージが画像という意味なので、これは英語に直訳しますと、
イメージ is イメージは、イメージってカウンターボやったかな?アンリイメージになるのかな?
イメージ is イメージってなるんで、どういうことやねんっていう感じですね。
このイメージですって日本語で言うときに、日本人が思い浮かべるのは、思い浮かべるという意味ですかね。
映像として、画像として思い浮かべる感じですかね。
それで英語で動詞としてイメージって使うときは、別にそういう意味あんまりないんじゃないかなと思いますね。
どっちかというと、イマジンの方から来ているんですかね。
この日本語のイメージするっていう感じのニュアンスは。
イマジンは想像するですね。
イマジネーションがイマジンから派生した名詞なんですけども、
それが想像力とか、空想とか、そんな感じの意味ですので、そういう感じから来てるんですかね。
別に画像はイメージですって言わなくても、盛り付け例ですって言えばいいと思うんですけど、
画像はイメージですっていうのが、式たりというか伝統というか慣習というかそういうものになってしまっているので、しょうがないんですかね。
03:03
でもこれ見るたびにすごいもやっとしますね。
英語だとこういう盛り付け例に書いてあるのはだいたいサービンスジェスチョンですね。
これは普通に盛り付け例っていう意味なんで、
日本語でも盛り付け例ですって書いてくれればいいなと思います。
それでは2つ目。
ハプニングが起きるです。
そもそもハプニングっていう単語が起きるっていう意味なので、
ハプニングが起きるを無理やり英語に直訳しますと、
ハプニング is happening ってなって、やっぱりこれもなんのこっちゃってなるんですね。
これなんでこのハプニングがその日本語で言うところのちょっとしたトラブルみたいな意味になったんでしょうかね。
これ私詳しくはわからないんですけども、
例えば英語圏の人がちょっとしたトラブルが起きたぜっていう時に、
a trouble is happening とか、何かしらの悪いことが起きたぜっていう時に、
a bad event is happening とか、そういう感じでハプニング、ハプニングって言って、
起きるっていう意味でハプニングって言っていたのを誰かがちょっと勘違いしたんかなとか、
そういう気もしますけど、実際のところはどうなんでしょうか。
これもまた、ハプニングが起きるじゃなくてトラブルが起きるとか、
そういう感じに言い直してほしいですけども、どうでしょうか。
はいそれではどんどんいきましょう。3つ目です。
3つ目はですね、食事制限なしダイエットでございます。
これ日本語だとダイエットが減量するみたいな意味で使われてますけれども、
ダイエットってそもそもが食事制限とか食事習慣、食生活みたいな意味なので、
またこれもまた食事制限なしダイエットを無理やり英語に直訳しますと、
ダイエットwithoutダイエットとかになって、それもまたどういうことやねんって感じになりますね。
ただこれ日本語でそのダイエットっていう時に、食事制限とか運動とかを全部をふわっと含んだ減量に対する努力みたいな感じの言葉になれますので、
それを表す英語あったかなという感じで、うまく言い換えるのが難しい言葉ですね。食事制限なしダイエット。
06:00
なんて言えばいいんでしょうかね。食事制限なし減量方法とかですかね。
はいそれでは4つ目。4つ目はですね、どんまいですね。
これはこちらのオーストラリアの友人に言われたんですけども、この方が結構アニメとか好きなのでよく見てらっしゃるらしいんですけど、
それでちょくちょくどんまいって出てくるよねって言ってて、でもどんまいなんかどんまいっていうかdon't mindですね、英語だと。
そんな用法で使わないよねって言われて、言われてみたらそうやと思いまして、どんまいなんかこっちで言ったことないですね。
そのなんていうか日本語だと慰める系の漢字で使いますかね。
どんまいどんまいみたいな気にすんなよみたいな感じですかね。
英語だとそうですね、don't worryとかこれは心配するなよみたいな直訳ですけど、
こっちのオーストラリアだとno worriesとか言ったりしますけど、そんな感じですかね。
don't mindって言ってる人聞いたことないですね本当に。
はいそれでは5つ目、5つ目はですねハイテンションとかテンションが低いとかいう時に使うテンション。
これハイテンションがなんだろう、なんて説明したらいいのだろうか。
難しいですねこれを日本語にうまく、もともとある日本語に訳するというか説明するのはどうすればいいんですかね。
テンションが高い、はっちゃけているとか、なんなんすかね、むずいですね。
まあそのテンションが緊張感っていう意味なんですねもともと。
だから英語で例えばthere's a high tensionとか言ったら、
there's a high tensionがAいらないのかな、uncountableかな。
まあとにかくthere's a high tensionとか言ったら、高い緊張感があるとかそういう意味で、
日本語でいうハイテンションとは全然関係ないというかむしろ真逆みたいな意味になるんですけど、
何がどうなって、何がどうなってこのテンション高いテンション低いになったのか、それ気になるところですね。
あと最後のネタですね。これは最近コテンラジオのSpotifyオリジナルのエピソードで、
09:02
もうヤンヤンさんが語ってくれたのであんまり詳しく言わなくてもいいんですけど、
カーネルおじさんですね。ケンタッキーフライドチキンのマスコット的な創業者なんですけど、カーネルおじさん。
あの方カーネルサンダースってよく言われてますけど、このカーネルは役職名というかどっちかというと、
称号の名前ですね。軍隊ですと陸軍大佐とかがカーネルとか言うんですけども、
こちらのカーネルおじさんのカーネルはケンタッキーカーネルと言って、
ケンタッキーに多大な貢献をした人物に贈られる。ケンタッキーってケンタッキー州のことですね。
その多大な貢献をした方に贈られる称号らしいですね。
だからカーネルおじさんって、なんていうか大佐おじさんって言ってるようなものなんで、
これもすごいもやっとするなぁと思ってますけど、コテンラジオで説明してくれてとても嬉しかったです。
はいじゃあ今日こんくらいにしておきましょうかね。今回はバイリンガルの人が聞いたらもやっとするカタカナ言葉について話しまして、
一つ目が何だったっけ、画像はイメージです。
二つ目も何だったっけ、ハプニングが起きるでしたっけ。
それと食事制限なしダイエット、ドンマイ、ハイテンション、そしてカーネルおじさんについて話してみました。
どうでしたでしょうか。それではありがとうございました。さようなら。
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