2022-11-02 17:44

#144 ネタバレあり 読書感想回 「火の鳥 乱世編」 手塚治虫

【注意】
重大なネタバレがあります!  

【今回の内容】
読んだきっかけ
学級文庫で初めて読んだ
ネタバレあり/細かいギャグ/電話より手紙を尊ぶ文化
ドクロがたくさんある/奥州と欧州
義経がやべえやつ
おぶうの気持ちがわからない/ストックホルム症候群?
弁太/義経がやべえやつ (2回目)/ヒョウタンカブリ
権力とはむなしい…/最初と最後を気をつける/輪廻転生
弁太とヒノエ/山伏
締め

【今回言及したコンテンツ】
火の鳥(シリーズ)|マンガ|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL https://tezukaosamu.net/jp/manga/656.html
COTEN RADIO | 歴史を面白く学ぶコテンラジオ | 株式会社COTEN https://coten.co.jp/services/cotenradio/

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収録日: 2022年10月30日(日)

#樋口塾  #半カオス #読書感想回

00:00
はいどうも、こんにちは。8番のポッドキャスト、ラーメン、餃子、半カオスのお時間でございます。今日は2022年10月30日、日曜日です。
今回は、読書感想会です。 最近ね、火の鳥の乱世編を読み返して、それの感想です。
まず、なんで火の鳥乱世編を読もうと思ったかなんですけども、最近古典ラジオのエピソードで、源氏と兵士の話をしてて、
そんで、この古典ラジオで得た知識を元に、もう一回乱世編を読んだら、きっともっと楽しめるに違いないぜ、読みたいぜ、ってなって読んだんですよね。
で、火の鳥なんですけれども、小学4年生の時に学級文庫でさ、クラスに本棚って、本あって借りれるやつあるじゃないですか、教室にね。
多分、その時の担任の先生が自前で持ってきたやつじゃなかったかな、あれは。
ある時、火の鳥全巻が学級文庫に追加されまして、それを読んだ私は、「めっちゃ面白いやん!」ってなって、全巻買って、自分でお小遣いを使ってね。
その後、まあちょくちょく読み返したりして、しかしその単行本は全部実家にあるので、今すぐには読めないので、私はとりあえず乱世編だけ電子書籍を買いましたよ。
そして読みましたよ。幸いそんな高くなかったね。
上巻が200何円とかで、下巻が300何円とかやったよ、AmazonとKindleはね。
例によってネタバレをふんだんにぶち込んでいくかもしれない読書感想会になりますので、
そうは言っても火の鳥読んだことない日本人はだいぶ少ないんじゃないかなと思いますけども、
読んだことないよ、ネタバレ嫌だよという方はね、聞かないでおいたらいいかもしれません。読んでから、読んでからこれを聞きましょう。
細かいところはそんなに覚えてなかったけど、 多分最後に読んだのは高校生とかの時。
なので、 20年前とかやないかい。
ビビる。ビビる。
もう20年経っとるんかいってなるんですけど。
03:00
細かいところは覚えてなかったが、微妙な細かいギャグとかを覚えていたんですよね。
ちょくちょく電話使うんだよね。
そんな時代に電話使ってるのかよっていう細かい突っ込みがありますけれど。
そんで上校が、この上校って御白川上校?どっちの上校?
名前を忘れてしまったか。とにかく上校がおって、
上校がよりどもから電話かかってきて、
電話とはぶちつけな。手紙をよこせ!みたいな話を言っていて。
何その文化?とか思ったんですけど。
まあ、そうね。
10年前ぐらいはそういう文化はオーストラリアにもまだあったけどね。
例えば履歴書ね。履歴書的なやつを就活の時に出すとき、
メールより手紙で、書類で、紙で送った方がいいみたいな文化は10年前にあったんですけど、
もうさすがに廃れましたね。
メールで送った方がいい?決まっとるやんけーってね。
送る側も受け取る側も楽だわいって感じですよね。
まあいいんですけど、話はそれだ。
あと、よりともさんのお父さんの骸骨がたくさんあるっていう。
骸骨ってドクロね。頭の骨が。
これがよりともさんのお父様の20歳の時のドクロでございますぞ、みたいなのが出てきて、
こっちが10歳の時のやつとか、こっちが15歳の時の、みたいなのがあって、
それを全部積み上げて、うわーい、立った立ったとか言ってるのを、それをめっちゃ覚えていたなぁ。
そういや、これ覚えてたわーって思った。
あと覚えてたのは、よしつねが
よりともに追われて逃げる時に、都から逃げる時に、欧州平泉に行くよ、
あ、逃げる時じゃなかったかな?
違うわ。
もっと前だわ。もっと前に、一旦欧州平泉に行く時に、
弁多あたりが、弁多じゃなかったかもしれんけど、
とりあえず部下の一人が、欧州?欧州って言うとヨーロッパ?ってボケるところがあるんですけど、
それをなぜかすごい覚えていて、
それ読んだ当時は意味がわかっていなかったが、
06:03
そう、ヨーロッパは欧州って言うからね、日本語だとね。
だから欧州って被っているから、たしか漢字は違っていたけどな。
そういう細かいところを覚えていて楽しかったです。
私がよしつねに触れたのは、たぶんこの日の鳥が初めてだったと思う。
だからよしつねに対して全然いい感情を抱いていなかったんだよね。
よしつねって悪いやつじゃんって思ってた。
今読み返してみると、やはりこの日の鳥の話の中では、
追い立ち的なものもあったし、しょうがない部分もあったが、
人としてだめだったよ、だいたい。
すぐ殺すねん。
武士やからしょうがないけど。
ひょうたんかぶりも殺されたし、おぶんも殺されたし、
部下3人は直接的にではないが、死んでしまったしね、ベンタの部下がね。
人としてやべえなこいつっていうのはあったが、その当時としては、
どうだったんですかね、そんなもんだったんですかね。
それから学生時代に読んだ時に、
なぜおぶんが、
おぶんが結局平野清盛に、
なんだろう、心を奪われてしまったみたいな描写があるんですけど、
それが理解できなかったんだが、今読んでもあんまり理解できない。
若干私の理解度は歩み寄っていったけど、やっぱり、
わからん。
だってさ、おぶんの追い立ちがまず、
5階から捕まえられて、
平家のとこに連れてかれて、
で、清盛の
息子のうちの一人、やったかな、弟やったかな、どっちか忘れたが、
その人が、
かわいいやんけ、ちょっと、別に殺さんでもいいやんって言って、
なんとかしようとしたところで、その奥さんが、めっちゃこの子美人やん、利用したろって、
思って、平家に、平家にっていうか清盛さんのとこに連れてったら気に入られて、
めっちゃ年上の清盛に気に入られて、
一緒に過ごしているうちに情が移ってしまったんだろうか。
09:01
無理やりキスされるシーンとかもあったしね、
その時おぶんは泣いとったけど、
その後、やはり情が移ったんだろうか。
ストックホルム症候群的なやつなのだろうかと思っていましたけど、どうなんでしょうか。
私は同じ状況に入ったら、
清盛を愛する自信はないぜ。
そんでさ、弁多という言い名付けがありながら、みたいなのもあるよね。
弁多は弁多で、言い名付けおるけど、おぶん死んだと思っとったから、
だから平泉にいる時に、
日野江と夫婦になってしまうんですよね。
そしておぶんは最終的に、平家の女として生きていくことになってしまい、
それもなんか、私には分からんなーってなったけど、
同じ状況にいたらそうなってしまうのだろうか。
結局吉常に殺されてしまった。
この作中では、吉常に関わった人、大体みんな、
悲惨な最後を棘取るやんって思いました。
薬病が見やんみたいに思ってしまった。
おぶんは死ぬし、ひょうたんかぶりも殺されたし、
ひょうたんかぶり殺されたの、ほんまなんで?ってなったけどね。
自分の成功のためには、邪魔の者は何してもいいんだ、みたいな意志を感じましたね。
ひょうたんかぶりなんか、ひょうたんかつぎなんか、どっちかを忘れたところで名前をさ。
その子も、実の父を殺してしまうしな。
でも長くなってきたから、とっととまとめてしまおう。
一番言いたかったことはね、最後に、最後らへんに、
誰でしたっけあの人?ガオーだよ。ガオー。ガオーが天狗、
天狗として、小敷の子供たちに慕われているんだ。
そのガオーがさ、出てきて、
権力とは虚しい、みたいなこと言うんですけど、ほんとそうよなーって思いました。
このひのとり乱世編を読んでいる途中に、読んでいる途中というか、ちょこちょこと、
ちょっとずつ読んでいたから、一気に全部読めたわけではないから、読んでいて、
その途中ね、あるポッドキャストを聞いていたら、
12:02
人間ってものは最初と最後の印象が強いんですよ。
最初と最後さえ良ければいいんですよ。みたいな話をしていて、
これを聞いてから、
乱世編を読み終わって、
そういえば、前回読んだ時は最初と最後の印象がめっちゃ強かったなぁって思った。
そうか。 人間とは最初と最後さえ良ければいいんだぜ、と思ったので、これから気をつけていきたい。
誰かしらとミーティングとかある時とかね、最初と最後をとにかく頑張ろうと思いました。
乱世編における最初のシーンは、たぶんベンタとオブーがイチャついているシーンだったような気がするが、
どうなんでしょうか。 チェックするのめんどいからせんけども。
そういうとことか。で最後が、
吉恒と
平の清盛が
生まれ変わって、
なぜか、
そう、宇宙には時間がないらしいんですよ。火の鳥によると。
それで、
自分たちが生まれて、自分たちが生きていた時代より前の時代に生きていた犬と、
猿に生まれ変わるんですよね。
それで当初は仲良かったんだが、
一族、自分の一族を守るために、
殺し合うっていう、結局殺し合うっていうのがありましてね。
倫理転生してもずっとこの二人は殺し合うんだぜというのが、
示唆されておりまして嫌だなってなりましたね。
殺し合いたくねーな。とにかく勤力は虚しいものなのだ。
最近のプーチンさんの挙動とか、習近平さんの挙動とか見てたらほんまそうよねーって思うけど。
全然知らんけどね。全然知識ないけど。
ふわっとした表層の知識で言いますけど。
勤力とは虚しいものなのだ。
というわけで私は勤力はいらねー。
なるべく、私は雇われ人なんですけれども、
なるべくね、責任とか権力とか少なくしつつ給料を上げてほしいよね。
って勝手に思っています。すごい自分勝手なことを思っています。
で、ちょっと話を戻して、最後のシーン、最後らへんのシーンで結局ベンタとヒノエはどうなったのかみたいなので、
死んだという噂もあるし、どこか遠くの地へ行ってしまったという話もあるし、みたいな曖昧な終わり方だったんだけど、
15:11
これ読み返す前は、ベンタとヒノエの骸骨の絵だけ覚えてて、死んだと思ってたんやけど、
こういう感じでもしかしたら生きてるかもしれないね、みたいな終わりあったんやなと。
再確認?確認? 分かって、それは若干希望があってよかったなと思った。
だって、あのまま死んだんやったらもう、ほんまベンタの一生を可哀想すぎるやんって思ったからさ、ヒノエもさ。
あとね、有名な話やけど多分創作やと思われるか、
ヨシツネとベンケイが山節の格好して逃げて変装しとったんや。
それで、どこやらを通過する時に、そこにいた役人を欺くためにベンケイがめっちゃヨシツネを縛るみたいな話があった気がするんだが。
それを火の鳥で見たと思ってたんだけど違っていましたね。
おそらくこれを見たのは漫画で読む歴史シリーズみたいなので、昔読んだそのイメージがめっちゃ記憶に残っていたんでしょうね。
だって、この火の鳥のベンタとヨシツネの関係あったら、もうベンタは普通にヨシツネぶち殺しそうやもんなって思ってて、
そのシーンどうするんだろうって思ってたけど、出てこなかったからね、結局。
それはなかったことになりました。
そういうわけでね、当初の主役通り古典ラジオの話を聞いてから読んだらめっちゃ面白かったよっていう。
当時、その学生時代に読んだ時は、歴史の知識が全然なかったので、いまいちあれこれどうしてこうなったんっていうのがあったんやけど、
今読んだら、そういうことねってわかったからめっちゃ良かったです。
そういうわけで今回は、読書感想回ということで、火の鳥乱世編の感想でございました。
結局感想だったのかっていう話なんですけどね、毎回。
それでは最後まで聞いてくださりありがとうございました。さようなら。
17:44

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