00:01
鉄たび漫遊記 第41号 出発進行
毎度、ご乗車ありがとうございます。
鉄たび漫遊記は、鉄王と旅好きのしんちゃんが、
鉄たびについてゆるーく語るポッドキャスト番組です。
鉄たび漫遊記
スモールパッキングコンフォートなオートバイキャンプ道具あります。
北海道、夕張、快速旅団の近況などをご報告。
ゆいろくポッドキャストは、ほぼ毎週土曜日、夕方更新しています。
聞いてください。
みなさん、こんにちは。
鉄たび漫遊記パーソナリティを務めさせていただきます。
しんちゃんと申します。よろしくお願いします。
さて、もうすぐゴールデンウィークなんですが、
例年なら長期休暇を利用しまして、鉄道旅に出るのが、
いつもの過ごし方なんですけども、
昨年同様、今年もコロナ禍ということで旅行は難しそうです。
03:01
ゴールデンウィークに利用しようと楽しみにしていました。
JR西日本が発売を予定していた乗り放題切符のどこでも切符もですね、
残念ながら、新型コロナウイルス感染者拡大のため、
発売が延期になってしまいました。
もう、やれやれっていう感じですね。
そこで3密を避けてですね、
どこかお出かけしたいなと思いまして、
廃線跡巡りというのを考えています。
私が住んでいる近畿地方にもいくつか廃線跡がありまして、
例えば兵庫県の西宮那次雄駅から竹田尾駅間の旧福知山線跡や、
ちょっと足を延ばして奈良県の幻の大仏鉄道の廃線跡など、
お手軽に行けそうな廃線跡があるので、
現在どこへ行こうかと試案中です。
行った際にはですね、また番組でもお話ししたいと思いますので、
ぜひお楽しみにしていてくださいね。
そうですね、リスナーの皆さんは、
このゴールデンウィークは何をして過ごされる予定なんでしょうか。
とっておきの良い過ごし方がありましたら、
ぜひとも教えてほしいですね。よろしくお願いいたします。
さて、今回は新幹線シリーズ第4弾として、
新幹線、ミニ新幹線編と題しまして、
山形新幹線、秋田新幹線の車両についてお話ししたいと思います。
では、詳しくは本編で。
では本編です。今回も新幹線のお話しとなります。
今回は新幹線、ミニ新幹線編と題しまして、
前回、前々回でお話を担えさせてもらいました、
山形新幹線、秋田新幹線を運行するミニ新幹線についてお話ししたいと思います。
前にもお話ししましたが、
山形新幹線、秋田新幹線は新幹線の名前がついていますが、
実際には在来線を回帰といって線路の幅を新幹線と同じ幅に改良し、
新幹線と在来線を直通運転にできるようにした路線なのです。
06:07
例えば、山形新幹線は東北新幹線の福島駅から山形県の山形駅を経て新庄駅間を結ぶ路線で、
また、秋田新幹線は東北新幹線の森岡駅から秋田駅間を結ぶ路線となっています。
ミニ新幹線の最大の特徴は何といっても新幹線と在来線を直通運転することですね。
新幹線の線路を走行し、分岐駅から在来線へと直接乗り入れることが可能なのです。
というのも、新幹線と在来線ではレールの間隔、機関と言うんですけども違っていまして、
これまでは新幹線の線路を走った車両はそのままでは直接在来線に乗り入れることができませんでした。
そこで在来線のレールの幅、機関をですね、新幹線と同じ1435mmに広げて直通運転ができるように改良したのです。
ただし駅のホームやトンネルまた鉄橋などの施設はですね、新幹線の車両より小さな在来線の車両に合わせて作られています。
ですので新幹線と同じ車両では走ることはできません。
そこでミニ新幹線と言われる小さな新幹線を製造し、1435mmのレールの間隔での走行に対応して、
さらに車両の大きさは小さな在来線の車両に合わせて作ったのです。
これで新幹線と在来線の両方を走行可能なミニ新幹線が誕生したのです。
これを踏まえてですね、今回は秋田新幹線と山形新幹線用のミニ新幹線車両について紹介したいと思います。
まずは400系新幹線についてお話ししたいと思います。
400系は山形新幹線用に初めて開発された車両で、デビューは山形新幹線開業の1992年、平成4年7月1日となります。
09:02
デビュー当初の運行は山形新幹線、翼として東京から福島までは東北新幹線の200系と連結して走行し、福島駅では400系を切り離して開機した大宇本線こと山形新幹線で山形へと向かいました。
その後1999年平成11年12月4日には山形新幹線は山形から新序まで延伸開業となりました。
さて外観の特徴なんですけども、先頭車両は0系新幹線や200系新幹線を連走させる丸い花を持った流線形の車両で、車両全体なんですけども在来線と同じようなサイズ感になりますので、従来の新幹線に比べて非常にスリムな印象を受けます。
1両ごとの車両サイズなんですけども、全長は20mで車体の幅は2.954mと在来線の車両限界の規格によって作られています。
なので車内の座席配列は通常の新幹線の普通車の座席2対3の5列なんですけども、400系は普通車は2対2の4列になっています。
グリーン車に至っては2対1の3列となっていました。こんな小さな車両なんですが最高速度は東北新幹線の区間では240km、福島からの在来線区間では約30kmとなっています。
車体は小さいんですが、200系やその後並結運転をするE4系と同じ240kmでの走行が可能ということです。
また、ミニ新幹線ならではの特徴もあります。車両幅が通常の新幹線よりも小さいので、新幹線の各駅は新幹線用のプラットフォームと車両の間には大きな隙間ができてしまいます。
そこで乗降口に隙間を埋めるための延長ステップが装備されていまして、このステップなんですけども、走行時はボディに折り畳まれて収納されているんですけども、新幹線の各駅に停車する際には自動的にステップが起き上がって出てきまして、フォームとの隙間を埋める仕組みになっていました。
12:08
それともう一つ、東京よりの先頭車両の先端部分、鼻先にはですね、200系やE4系の東北新幹線と並結するための自動分割併合装置、いわゆる連結器が搭載されてまして、在来線や単独で走行するときは収納されていますが、
200系やE4系と並結して運行する際には、カバーがですね、パカッと開いてですね、連結器が出てきて、自動で連結や分割作業をして運行することが可能です。
あとカラーリングなんですけども、デビュー当初はですね、車両全体がシルバー、銀色で、窓の部分には濃いグレーの帯と窓の下の縁の部分には緑のラインが入っていました。
今までの新幹線のイメージだと、白をベースに東海道山陽新幹線は青の帯、東北上越新幹線は緑の帯が入ったカラーリングが通常でしたが、400系の銀色、シルバーの車体は今までに見たことがない未来的な印象を受けました。
またですね、車体側面には400系の400の文字をあしらったロゴがありまして、流れるようなスピード感あふれるデザインのロゴが非常にかっこよかったです。
その後ですね、新条駅まで延伸された時にですね、新たに投入されました後継車両のE3系1000番台と同じカラーリングに変更されました。
シルバーの車体に窓から下はグレーに塗り分けられて、緑のラインが入った新しいカラーリングへとリニューアルされました。
私としては個人的には最初のデビュー当時のシルバーの車体がかっこよくてですね、当時のですね400系新幹線翼のデビューのCMがめちゃめちゃかっこよかった記憶があります。
今でもですね、YouTubeを探しますとそのCMがありますので、ぜひ一度見てほしいものです。
そんな400系なんですが、2010年平成22年4月18日にさよなら運転をもってですね、定期運行から引退をしました。
15:05
現在400系の車両なんですけども埼玉市の鉄道博物館に展示されていますので見ることができます。
あの綺麗なシルバーの車体を見に行ってはいかがでしょうか。
さて続きまして次はE3系新幹線についてお話ししたいと思います。
E3系新幹線は1997年平成9年3月22日に開業した秋田新幹線に合わせてデビューした車両で、400系に次いで開発された2代目のミニ新幹線の車両です。
秋田新幹線も山形新幹線同様に新幹線の名前がついていますが在来線を回帰しまして新幹線と在来線を局通運転できるようにした路線なのです。
その秋田新幹線用に開発されたのがE3系新幹線で、その後山形新幹線の翼や観光列車のトレイユ翼や限備新幹線として運用もされました。
デビュー当初は秋田新幹線小町として東北新幹線の東京から森岡までは東北新幹線の200系。
後にE2系と連結して走行し森岡駅からはE3系を切り離して回帰した田沢湖線と大羽本線の秋田新幹線を走行して秋田へと向かいました。
外観なんですけどもE400系に続くミニ新幹線ではあるんですけども先頭車両なんですけども400系のような丸みを帯びた形状ではなくて先にデビューをしていたE1系のような先端はへらべったい尖った形状となっていました。
運転席なんですけども鼻先から伸びる傾斜部分が本体との融合部分の高い位置にありました。
さらに400系と同じようにですね上口には新幹線の各駅での停車時に隙間を埋めるための延長ステップが装備されていました。
それと400系と同じように東京寄りの先頭車両の先端部分、鼻先にはですね東北新幹線と並結するための自動分割併合装置連結器が搭載されていまして
18:02
分岐駅の森床や福島では連結や分割を自動で行うことができる仕組みとなっていました。
E3系には秋田新幹線の0番台と山形新幹線用の1000番台、2000番台がありまして
1000番台と2000番台の違いなんですけども外観はほとんど変わらないんですけども前照灯ライトの形が違っていたり
行き先表示や車内の案内表示器がフルカラーのLEDに変更となっていました。
それと車内なんですけどもグリーン車の前席と普通車の窓側、車端部の座席にはコンセントが設置されていました。
さらにですね普通車のシートピッチもですね広くなりまして居住性も良くなったということです。
最高速度なんですけども東北新幹線区間では275キロなんと400系よりも35キロもスピードアップしました。
また在来線区間では130キロとなっていました。
E3系なんですけどもこの275キロのスピードアップしたのは同時期に開発された前回お話ししました
E2系新幹線と同様のモーターや制御機器を使用していましたので
どちらかと言いますと400系の後継車両というよりもですね
E2系をミニ新幹線向けにアレンジした車両だと言ってもいいかと思います。
E3系ではアルミニウム合金を使用することにより400系に比べて1両当たり平均で約2トンの軽量化ができました。
これもスピードアップの要因の一つだと思います。
さて車内なんですけども車両はですね在来線と同様のサイズになっていますので
普通車の座席配列は400系と同じように2対2の4列になっています。
しかしグリーン車なんですけども400系は2対1でしたけども残念なことに2対2の4列となってしまいました。
さてカラーリングなんですけども秋田新幹線用小町は車両全体はシェラミックホワイトという白をベースに
裾の部分はメタリックグレーの2トンカラーで窓下にはビビットピンクという桃色の帯が施されていました。
またですね山形新幹線用の翼のE3系のカラーリングはデビュー当時はですね先代の400系と同様に車両本体はシルバーをベースに裾の部分はメタリックグレーの2トンカラーで窓下にはグリーンの帯が施されていました。
21:21
その後2014年から2016年にかけましてカラーリングの変更が行われまして銀色の翼のイメージ柄一変車両全体はザオーの雪をモチーフにした白をベースに
先頭車両の顔と車両の天井部分は山形県の県庁でもあるおしどりをモチーフにした深い紫で先頭車両と車両の側面の紫を縁取るように県の花である紅花をモチーフにした黄色から赤へのグラデーションの帯に変更となりました。
このデザインをされたのはですね後ほど紹介しますけども山形県出身の工業デザイナー 奥山清之さんが担当されたそうで個人的にはですね今一つ好きになれない印象なんですけども私個人としては以前の銀色の方がかっこよくて好きです。
さて秋田新幹線小町用として登場したE3系ですがすでに後継車両のE6系の登場によりまして秋田新幹線の区間では定期運行を終了しています。
しかしですね山形新幹線では現在でも定期運行していますのでE3系に乗りたい場合は秋田新幹線に乗車するしかないんですね。さて続きましてE6系新幹線についてお話ししたいと思います。
E6系新幹線は秋田新幹線の小町の2台目として2013年平成25年の3月16日にデビューした車両です。E3系同様にミニ新幹線の車両で当時すでにデビューしていましたE5系と同じ高速化プロジェクトの一環で開発された車両です。
先頭車両の形状は近年のトレンドでもあるようにトンネル侵入時の引き圧波を抑えるために鼻先、ノーズがですね非常に長く長さはなんと13メートルもあり先代のE3系が6メートルだったんですけども倍以上の長さとなっています。
24:02
この形状はアローラインといわれる複雑な形状となっていまして先代のE3系とは全く違うデザインとなっています。
そしてですね東京寄りの先頭車両の先端部分には東北新幹線と連結するための自動分割併合装置が搭載されていまして分割駅の森岡駅では連結や分割を見ることができます。
またミニ新幹線ゆえの車両が小さいのでE3系と同様に上高口には新幹線の各駅で停車地にですね車両とホームの隙間を埋めるための延長ステップが装備されています。
あとですねE6系は低重心化を図るためにですね空調設備などを床下に収納しましたので屋根の高さはE5系H5系と同じように3.65メーターと低くなっています。
これはですね先代のE3系と比べて43センチも低くなりました。
さてカラーリングなんですが車両全体はですねヒウンホワイトという白をベースに先頭車両の鼻先から天井部分は秋田伝統行事の生ハゲをイメージした赤ネイルの赤に塗装されその赤ネイルにですねアローシルバーという銀色の縁取りがなされています。
さらに窓の下にもアローシルバーのラインが施されていまして見た目ですね関西弁で言うとシュッとした非常にスマートなデザインとなっています。
個人的にはですねこの先頭車両のデザインと赤ネイルのカラーリングがめちゃめちゃかっこよくてですね大好きな車両の一つです。
特にですね前照とライト周りの処理がですねとてもかっこいいんですねこのE6系のデザインをされたのは先ほども名前が出てきましたけども山形出身の工業デザイナー
奥山清之さんが出かけていまして奥山清之さんはですねあの高級スポーツカーエンゾフェラーリのデザイナーとしても有名な方で最近ではJR東日本の車両デザインを多く出かけています。
例えばですね豪華クルーズトレインの四季島屋前回紹介しましたE7系W7系のデザインも担当されています。
さて話をE6系に戻します。
27:00
続いてですけども車内なんですが車内は在来線の車両限界の規格になっているのでE3系と同じくグリーン車も普通車も座席は2対2の4列となっています。
グリーン車の前車と普通車の窓際車端部の席にはコンセントが設置されています。
これはE3系の2000番台と同じですよね。
また車内の色合いなんですけども秋田をイメージしたデザインとなっていまして普通車の座席は稲穂をイメージした山吹色のシートで通路は安芸道をイメージした模様が入っています。
それに車端部のドアのガラスにも稲穂が描かれています。
またグリーン車は空間全体を角の縦の武家屋敷をイメージしたデザインで車端部の入口ドアやひじ掛けは木目調となっています。
また秋田特産の湿気で使われている色などを使った塗装となっていまして通路のカーペットは秋田の田沢湖をイメージしました深い青色となっています。
さて最高速度なんですけども東北新幹線の区間ではなんと320キロとなっています。
これは仙台のE3系よりも45キロもスピードアップしました。
あと森岡からの在来線区間では130キロとなっています。
東北新幹線の区間での45キロのスピードアップなんですけどもこれはモーターやブレーキなど制御システムなどは連結して一緒に走行する早草のE5系と同じ仕様となっています。
よってE5系H5系と性能は大きな大差はありません。
最高速度も同じですのでE5系H5系のミニ新幹線バージョンといったところでしょうか。
さてE6系なんですけどもまだまだですね現役で運行していまして新型車両の話もまだ出てきてませんので当分の間は秋田新幹線小町はE6系での運用が続きそうです。
ということでそろそろお時間となりましたので今回の新幹線ミニ新幹線編のお話はここまでにしたいと思います。ではエンディングに参りたいと思います。
北九州に住んでるおばさんがアニメや映画などオタク成分たっぷりにお話ししてるよ。北九州の片隅みんな聞いてね。
30:42
ではエンディングです。今回の新幹線ミニ新幹線編のお話はいかがでしたでしょうか。
個人的なミニ新幹線の注目ポイントなんですけども何といってもですね新幹線区間と在来線区間の分岐駅での連結シーンですね。このシーンをですね見てるだけでなんだかワクワクしてきます。
さて本編ではお話ししていませんでしたが山形新幹線にですね2024年の春には新型車両のE8系が投入予定だそうです。
発表されたデザイン画では外観は今流行りのロングノーズとなっていてカラーリングもですね山形をイメージする色合いで車体はザオーの雪をイメージした白色をベースに先頭車両の前面と天井部分は押し取りをイメージした紫。
その紫の縁をベニバナをイメージした黄色の帯が施されています。性能面でも東北新幹線区間では最高速度は300キロの走行が可能ということです。
また全車両ともフルアクティブサスペンションを採用して乗り心地が向上する予定です。さらにですね全席にコンセントも設置されるということです。あと3年後なんですけども2024年の春のデビューが今からとても楽しみですよね。
33:06
ところで今回からポッドキャスターの大先輩でもあります大葉さんが配信している番組北九州の片隅という番組の cm を流すこととなりました。大葉さんは北九州市在住のイケメンボイスのポッドキャスターの方で映画にも造形が深く
農型映画祭実行委員の一員でもいらっしゃいます。現在九州の片隅の他にも北北カフェ切れてる糸電話の2番組にも出演されていらっしゃいます。皆さんもぜひ聞いてみてくださいね。番組の詳細欄にリンクを貼っておきますのでよろしくお願いいたします。
さて番組では皆様からのご意見やご感想をお待ちしています。
アップルポッドキャストのレビューや鉄たびまんゆうきブログのコメント欄またツイッターにハッシュタグ鉄まん漢字の鉄にひらがなでまんとつけてツイートしていただければ番組内で紹介させていただきます。
さて今回はこれにて終了したいと思います。では次回もお楽しみに。失礼いたします。あほい。
ご視聴ありがとうございました。