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2021-03-26 51:36

鉄たび漫遊記 第39号 出発進行!「新幹線 車両編 その1」について

Podcast番組「鉄たび漫遊記 第39号」配信しました。今回は「新幹線 車両編 その1」についてお話しいたします。歴代の新幹線車両についてお話します。数多くの車両があるのですね。新幹線の歴史って長いな・・・!★「0系新幹線」については→こちらへ★「100系新幹線」については→こちらへ★「200系新幹線」については→こちらへ★「300系新幹線」については→こちらへ★「500系新幹線」については→こちらへ★「700系新幹線」については→こちらへ★「N700系新幹線」については→..
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鉄たび漫遊記 第39号 出発進行
毎度、ご乗車ありがとうございます。
鉄たび漫遊記は、鉄男と旅好きのしんちゃんが、
鉄たびについてゆるーく語るポッドキャスト番組です。
鉄たび漫遊記
スモールパッキングコンフォートなオートバイキャンプ道具あります。
北海道、夕張、快速旅団の近況などをご報告。
ゆいろくポッドキャストは、ほぼ毎週土曜日、夕方更新しています。
聞いてください。
みなさん、こんにちは。
鉄たび漫遊記パーソナリティを務めさせていただきます。
しんちゃんと申します。よろしくお願いします。
早いもので、もう3月も終わろうとしています。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると言いますけども、
ほんと、この3ヶ月間はあっという間に過ぎ去っていきますよね。
ところで、今ですね、私がハマっているテレビゲームがあります。
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それは、任天堂スイッチ用のテレビゲームソフトで、
A列車で行こう、始まる観光計画というソフトなんですけども、
A列車で行こうシリーズの最新作となります。
どんなテレビゲームかと簡単に説明しますと、
プレイヤーは鉄道会社の社長になり、
鉄道を伸ばしながら都市開発を進めていくシミュレーションゲームです。
鉄路を引いて列車を走らせ、街がどんどん発展していく様子を見るのはとても楽しいゲームです。
それにですね、車窓モードというのもありまして、
この車窓モードでは、列車に乗りながら自分が作った街を眺めながら進んでいくというものです。
さらにですね、今回観光開発をテーマになっていますので、
まず観光地まで鉄路を引いて、そこに列車を走らせることによって観光客が増えます。
だんだん増えていきますと単線では対応しきれないので複線にしたり、
さらには特急列車を走らせたりと盛りだくさんの内容となっています。
このゲーム、現実の鉄道会社と同じで、鉄道を運営しながらどんどん会社を大きくしていくようなゲームでもあります。
もし鉄道ファンでシミュレーションゲームが好きという方には是非お勧めしたいテレビゲームの一本だと思います。
さて前回に引き続き今回もですね、新幹線についてお話ししたいと思います。
ということで今回は新幹線車両編と題しまして、過去現在の新幹線車両についてお話ししたいと思います。
では詳しくは本編で。
では本編です。
前回からの続きで今回も新幹線をテーマにお話ししたいと思います。
今回は新幹線車両編と題しましてお話ししたいと思います。
では早速歴代の新幹線車両についてお話ししたいと思います。
ではまず最初はゼロ系新幹線からお話ししたいと思います。
世界で初めて200キロ以上で営業運転をした我が国の誇る高速鉄道であり、すべての新幹線車両の祖でもあります。
1964年昭和39年に開業し東海道新幹線当初から2008年平成20年の定期運行終了まで東海道山陽新幹線を足掛け44年にわたり運行してきた車両です。
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なんと38時車まで正規にわたり製造された車両でもあります。
まず外観はですね飛行機のような丸みを帯びた流線形の先頭車両でありましてカラーリングは白い車体に窓の周りと車体下部が青色の帯の2トーンカラーで塗り分けられていました。
最高速度は開業当時は210キロで東京から新大阪間の所要時間は4時間でした。
その後スピードアップが図られ1986年以降は最高速度は220キロまでとなりました。
また1974年昭和49年には食堂車が増結されました。
私もですね昔新幹線での旅行の際には食堂車でカレーを食べるのがすごく楽しみでした。
そうそう昔はですね食堂車の通路の壁にスピードメーターがついてまして今何キロかなーというふうに見に行った記憶があります。
そんな食堂車なんですけども2000年平成12年3月には東海道山陽新幹線から食堂車が廃止となってしまいました。
昔はですね4時間もかかっていました東京から新大阪間ですけども新幹線のスピードアップとともに乗車時間も短くなってしまいましたので食堂車の役目が薄れてきたかもしれません。
そんなゼロ系新幹線ですけども現在埼玉県大宮の鉄道博物館愛知県名古屋のリニア鉄道館そして京都市の京都鉄道博物館に展示されていますのでもし見たいという方は行ってみてはいかがでしょうか。
続きまして2台目の新幹線となる100系新幹線についてお話ししたいと思います。
ゼロ系新幹線の後継車両として1985年昭和60年10月1日から運行を開始し2012年3月14日まで定期運行がされていました。
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100系の最大の特徴はシャークノーズと呼ばれるシャープな形状の先頭車両と2階建て車両だと思います。
最高速度は東海道新幹線区間では220キロ山陽新幹線区間では230キロとなっていました。
外観なんですけども先代のゼロ系新幹線のダンゴッパナのような丸い顔つきからシャークノーズと呼ばれるシャープな顔つきに変わり
ライトもですね横に細長いライトに変更になり正端な顔つきになりました。
カラーリングなんですけどもこちらはですねゼロ系とほぼ同じ白と青の2トンカラーとなっています。
窓周辺の青のラインは太い帯と細い帯の組み合わせに変更となりました。
これによりゼロ系新幹線に比べて顔つき同様シャープなスピード感がある塗装となったわけですね。
また新幹線初となった2階建て車両も特徴の一つであります。
2階建て車両は重力編成中2両が連結されておりそのうち1両は食堂車でもう1両はグリーン車となっていました。
食堂車の1階は厨房で2階が食堂になっており見晴らしの良い大きな窓から車窓を楽しみながら食事ができるというのは楽しいですよね。
またグリーン車の方はですね1階が新幹線初の個室となっており食事などルームサービスを頼めるサービスも提供されていました。
普通車も改良がされておりシートピッチが0系の980mmから1040mmに広くなりました。
これによって3列シートも回転できるようになり向きを変えることができるようになりました。
それと車両の車端部には電光掲示板が設置されており停車駅案内やニュース天気などの情報を提供できるようになりました。
それと他にもですね車内では音楽やラジオ番組の配信サービスもありグリーン車では飛行機のように座席にオーディオ装置を設置していました。
あそうそう普通車でもですね FMラジオを持ち込めばですねそのオーディオを聞くことができました。
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0系から100系新幹線に変わったんですけども車両性能はさほど向上はしてないんですけどもどちらかと言いますとサービスを提供することを拡充しまして
現在あるいろいろなサービスの礎となった車両でもあります。
続きまして200系新幹線についてお話ししたいと思います。
200系新幹線は1982年昭和57年に開業した東北新幹線上越新幹線の初代新幹線車両として活躍しました。
13年平成25年には定期運行から終了してしまいました。
この200系の外観なんですけどもゼロ系新幹線に非常によく似たダンゴッパナの丸みを帯びた先頭車両で
それとですね100系新幹線によく似たシャープな顔つきの先頭車両の2000番台の車両もあり
2つのタイプの車両が存在しました。
カラーリングにつきましてはゼロ系新幹線が白と青の2トーンカラーに対しまして
200系はクリーム色に近い白の車体に窓の周辺は緑色の帯の2トーンカラーになっています。
この緑色は運行路線の沿線が雪の多い新潟や東北地方なので雪時計の新目をイメージした緑色を採用したと言われています。
またゼロ系新幹線との大きな違いは雪の多い地方を運行するために
雪対策としてラッセル車を連走させる大きな局面を描いたスノープラウ
そして雪対策のため車体の床下のモーターや抵抗器など
制御機器などに雪や氷がついて故障するのを防ぐために
床下を含めて1つの車体で覆う二重底構造となっていました。
しかしこの二重底構造によってゼロ系や100系のように
鋼鉄製の車両では重量が重くなるため初めてアルミ合金製となりました。
そういった面でもゼロ系や100系よりも進化した車両と言えるでしょう。
続きまして300系新幹線についてお話ししたいと思います。
300系新幹線は東海道山陽新幹線において3代目の新幹線車両で
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初めて270キロで走行を行う望み用車両として運用されました。
デビューは1992年平成4年3月14日から運行を開始し
2012年平成24年3月13日まで定期運行をされました。
先ほども言いましたけども最高速度は270キロで
先代の100系新幹線が最高速度は220キロでしたので
50キロも大幅にスピードアップしました。
それまで東京から新大阪間は3時間近くかかっていたんですけども
この300系新幹線の登場により2時間半へと30分も短縮されました。
この300系新幹線は車両の軽量化のために東海道山陽新幹線では
初めてアルミニウム合金を使用した車両となりました。
これにより重力量編成の重量は0系は1000トン弱
100系でも約850トンだったのに対して
なんと300系は710トンにまで抑えることができました。
車体だけでなく座席もですね
100系では1席あたり28キロあったんですけども
300系では12キロまで半分以下に軽量化しました。
この徹底した軽量化により270キロというスピードアップを図ることができました。
そして外観なんですけども空気抵抗を減らすため車体の断面積を小さくしました。
車高はですね1000台の100系よりも40センチも低くなりました。
そうですね私が初めて300系を見た時にも感じたのは
100系に比べまして運転台運転席ですねが低くなったなという印象を受けました。
また先頭車両の形状なんですけども走行時の空力温を軽減するために
運転台の周辺は緩やかにカーブを描くようにスカート部分と一体化しており
まるで鉄仮面のような顔つきになってました。
さらにパンターグラフの数を減らして大きなカバーを設置することにより
騒音を低減させるように改良が加えられていました。
それとカラーリングにつきましては東海道山陽新幹線の伝統的な
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白と青の2トンカラーなんですけども車体の白地にですね
側面の窓の下にですね青色の2本の帯になっていました。
この青色の帯なんですけども上が細くて下が太い帯となっていました。
それと残念なことに0系100系では食堂車やビッフェカフェテリアなどがありましたが
300系では残念ながらなくなってしまいました。
0系100系から大きくスピードアップした300系新幹線ですけども
現在名古屋市のリニア鉄道館にて展示されていますので
ぜひ見たい方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
続きまして400系新幹線です。
400系新幹線は山形新幹線用に開発された車両なんですけども
この車両は新幹線の名前がついてますけども前回もお話ししましたが
山形新幹線は実際には新幹線ではなく在来線を改良した
新幹線と在来線の直通で運行できるミニ新幹線となっています。
ですので改めて別枠でお話ししたいと思いますので今回は割愛させていただきます。
続きまして500系新幹線についてお話ししたいと思います。
500系新幹線はJR西日本が自社路線である山陽新幹線で
さらなるスピードアップを目指して開発した車両であります。
デビューは1997年平成9年3月22日から
新大阪博多館の望みとして運行を開始しました。
その後1997年11月29日からは東海道新幹線区間でも運用が開始されました。
その後ですね新型車両の登場とともに段階的に本数を減らしていき
2010年平成22年2月28日の望み29号東京博多館をもって
望みとしての東海道新幹線区間での定期運行から引退となってしまいました。
2008年平成20年12月からは16両編成から8両編成に短くした上で
山陽新幹線区間で小玉として定期運行されています。
最高速度なんですけども東海道新幹線区間では270キロしかし山陽新幹線区間では300キロで運行し
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当時は世界最速の列車でした。500系新幹線では300キロの運転を実現するために
外観はこれまでの新幹線と大きく変更がありました。
それはですねまず先頭車両の形状なんですけども鉛筆のようにですね
鋭く尖った鼻先ノーズが独特的で後方に行くに従ってだんだん太くなっていくような形状でして
運転席もですね戦闘機のようにですね半円形のキャノピーのような形状でした。
車両本体も円形の筒状のためまさに戦闘機のような印象を受けました。
この特徴的な尖った先端ノーズというんですけどもノーズはですね非常に長くて15メーターもありました。
先頭車両の全長は27メートルなので半分以上がノーズということになります。
これはですねトンネル侵入時にですね空気抵抗を抑える形状でこの長いノーズ形状は
今後に続く新幹線のトレンドとなっていきました。
ノーズが長ければ長いほど反対側の出口で発生するトンネルドーンと言われる騒音や振動を抑えることができました。
車体も騒音対策のために筒状の形をしていました。
デビュー当初は本当戦闘機のように見受けられました。
また屋根上のですねパンタグラフの形状も初めてT型のものを新しく採用しました。
このパンタグラフの特徴は支柱にですねTの字の縦の部分ですね。
突起を設けることで風切音など騒音を防ぐことができるそうでこの構造はフクロウの羽からヒントを得たそうです。
カラーリングにつきましても今までの白地に青の帯の2トーンカラーではなくて車体全体はライトグレーで塗装され窓周辺にはブルー青色ですね青色とダークグレーの帯になってまして
ノーズの上面から天井にかけましてはグレイシュブルーで塗装されており今までの0系から300系のカラーリングとは大きく変わった印象を受けました。
しかしそんな500系ですけども他の系列の新幹線と比べて車両ごとの乗降口の位置や車両ごとの座席の数の違いなどにより共通仕様ができない運用上の問題があり
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さらに製造コストも高い上に車両本体が筒状のため客室の内面がですね大きく内側に傾いているんです。それにより窓側の座席はですね非常に圧迫感があり居住性に問題がありました。
そのため2010年平成22年の2月限りで東海道新幹線ののぞみからの運用から引退しました。その後現在では編成をですね16両から8両へと短くして
山陽新幹線区間での小玉として運用されています。せっかくですね最高速度300キロでの運用も可能なんですけども各駅停車の小玉に格下げというかですね配置転換をされたために宝の持ち腐れ感が否めないですよね。
こんな伊丹寺500系新幹線ですけど今でも人気のある車両のため各種イベント列車としても活躍しています。例えばですね2015年から2018年まではアニメの新世紀エヴァンゲリオンとコラボしましてエヴァ新幹線として新大阪博多館を運行していました。
また2018年から現在までサンリオのハローキティとコラボしましてハローキティ新幹線として運行中でまだまだ存在感のある車両ということになります。今でも現役の500系新幹線ですが京都鉄道博物館でも先頭車両が展示されています。
さて続きまして700系新幹線についてお話ししたいと思います。
700系新幹線は更なる高速化と製造コストや保守メンテ費用でコストパフォーマンスの良い車両を目指して開発された車両でJR東海とJR西日本が共同で開発した車両です。
最高速度は500系の300キロには勝てませんでしたが280キロと300系を上回った最高速度で運行できます。さらに客室内では居住性や乗り心地も改善しました。
またダイヤが乱れた時の車両の運用が大変なので全ての車両と同じ座席数であれば車両のやりくりも容易なので300系と同じ座席数を共通化させ運用面でも改善を図った車両です。
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デビューは1999年平成11年3月13日から運用が開始されました。最高速度は東海道新幹線区間で270キロ、山陽新幹線区間では285キロとなっています。
そして外観なんですけども先頭車両は長い鼻先、ノーズと下膨れのような顔が特徴的でまるで珍獣のカモノハシのような形状となっています。
このカモノハシを連想させる700系の独特の先頭形状は正式名称はエアロストリームと言いましてこれはですね新幹線がトンネルへ侵入時に発生する空気抵抗トンネルドーンこと鼻気圧波を低減させる働きがあるそうです。
さらにこの形状は最高微での微行動と呼ばれる横揺れを抑える働きもあるそうです。
外見のユニークな先頭車両形状以外にも車両の左右振動の低減を図るためセミアクティブ精神装置システムや車両間を連結して前後左右の動きを安定化させる車体間ダンパーなど至るところに乗り心地の改善を目的とした工夫が施されています。
また車内もですね空調の吹き出し口を荷物棚の下に設けるなどして天井の高さを確保するなど居住性も大幅に向上しました。
さてカラーリングなんですけども300系までと同じく伝統の白と青の2トーンカラーなんですけども車体全体の白地に側面の窓の下にですね青色の2本の帯となっています。
この青色の帯なんですけども300系とは反対で上が太くて下が細い帯になっています。
この700系新幹線ですけどもすでにデビューから20年が経っており昨年2020年令和2年3月13日で東海道新幹線区間での定期運行が終了してしまいました。
しかし山陽新幹線区間ではまだまだ現役で現在も子供として運用されています。
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さて続きましてN700系新幹線についてお話ししたいと思います。
N700系新幹線は東海道山陽新幹線における現在の主力車両で700系の改良型の車両となっています。
デビューは2007年7月1日から運用を開始しました。
700系をベースにさらなる高速性快適性環境性能の向上を目指して開発した車両となっています。
最高速度は東海道新幹線区間では285キロ山陽新幹線区間では300キロとなっています。
また2011月3月に開業しました九州新幹線区間では260キロとなっています。
ゼロ系直径の車両としましては初めて最高速度300キロでの営業運転を実現した車両でもあります。
このN700系のNはNEWやNEXTの意味だそうです。
そして外観なんですけども特徴は先頭車両のやはりノーズ花ですね。
700系と大きく変わりまして700系が蜘蛛の端のような霜ぶくれの形状から
N700系では鳥が両翼を大きく広げたような形のエアロダブルウィングという形状になりました。
外観以外でもですねカーブでは遠心力で乗り心地が悪くなるため通常は速度を落とさなければなりませんが
N700系は車体を内側に少し傾けて遠心力を抑える装置を搭載しています。
他にも車両と車両の間にある隙間をですねホロで完全に覆い
全ての車両にセミアクティブサスペンションを搭載するなど
乗り心地改善や騒音振動の軽減を図られた工夫が施されています。
またサービス面では乗客のニーズというかですね
時代の変化に応える形でコンセントがグリーン車の前席と普通車の窓側並びに最前列最後尾列の座席に設置されました。
さらに東海道新幹線区間では2009年平成21年春から公衆無線のサービスも提供を開始しました。
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それとセキュリティ対策としまして乗降口のドアの上部とですね運転室の出入口に防犯カメラを設置することとなりました。
それとですね分園が話題になるようになってからとうとう喫煙車がなくなってしまいました。
代わりにですね喫煙ルームなどが一部の車両に設置されました。
カラーリングにつきましては700系と同じく白と青地の2トーンカラーなんですけども車体全体の白地にですね側面の窓の下にですね青色の帯2本が配置される形となっています。
そしてですね2013年平成25年の2月からは改良型のN700A系の運用が開始されました。
N700A系は2013年平成25年から東海道山陽新幹線で運用が開始されました。
N700A系の改良型車両ということもありN700A系と外観はほぼ同じで大きな変化は見受けられません。
どちらかというとですねシステムなど性能面でのアップデートといった車両となっています。
これにより東海道新幹線区間での最高速度が280キロに向上となっています。
他の改良点としまして4つほどありまして1つ目は振動制御装置の導入になります。
故障の早期発見を可能にするため台車振動検知システムと車両の左右の振動を低減させるセミアクティブ精神制御システムを合わせた振動制御装置を搭載しました。
次に2つ目なんですけども安定走行装置の導入というのがあります。
安定走行装置とは惰性走行中でもですね徐々にスピードが落ちることがなくなります。
また勾配などでも常に一定の速度で走行できるようになるシステムで最近車で言うとクルージングシステムというのがありますね。
特に高速なので一定の速度で走るこれに非常に似たシステムだと思われます。
そして3つ目ブレーキ装置の改良ですね。
これは中央低潔ブレーキディスクと地震ブレーキシステムを採用しまして中央低潔ブレーキシステムよりブレーキ力が約15%性能アップしました。
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また地震ブレーキシステムより地震発生時に停止する必要な距離が10%ほど短くなったということです。
そして最後4つ目環境への配慮ということで座席のモケットコッションですね素材を100%リサイクル可能なポリエステルに変更しました。
またデッキやトイレの照明にもLEDを採用し好調機能を持たせたことにより照明の電力消費がN700Kよりも約20%ほど削減できたそうです。
ちなみにN700AKのAは進歩を意味するアドバンスの略だそうです。
ところでこのN700AKなんですけども側面にですねN700Aのロゴが描かれてるんですけどもこのAがですね大きな車両と小さい車両の2パターンがありまして
Aが大きい車両は最初からN700AKとして製造された車両でAが小さい車両はN700Kを改造してA化された車両を表しています。
鉄道ファンの間ではこの差をラージAとスモールAと言われています。性能的な違いなんですけども改造車のスモールAの方には台車振動検知システムが搭載されていません。
東海道新幹線区間ではすでにすべての車両がラージAまたはスモールAになっていますけども山陽新幹線区間ではまたすべての車両がラージAスモールA化とはなっていません。
そして続きましてはN700SKの新幹線のお話となります。このN700SKなんですけども昨年の2020年平成2年7月1日から運用を開始した最新型の車両となります。
最高速度は東海道新幹線区間では280キロ山陽新幹線区間では300キロとなっています。N700SK新幹線はJR東海が単独で開発した車両となっています。
ちなみに名前のN700SKのSは英語で最高のなどを意味するスプリームの頭文字Sから採用したそうです。さてN700SKの外観についてなんですけども一見するとですね先代のN700系列と非常によく似ていますが所々違いがあります。
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例えば変わったのが先頭車両の形状でN700系、N700A系のAROWウイング系を進化させた左右の両サイドにHを立てたデュアルスプリームウイング系という形状に進化しました。
これにより走行風を整流しトンネル突入時の摒発波、車両騒音、走行抵抗を軽減させてさらには最高部車両の動揺を軽減させる働きがあるそうです。また全小とも2割ほど大きくなり運転手からの視認性も向上したそうです。
カラーリングにつきましてはN700系とほぼ同じで車体全体の白地に側面の窓の下には青色2本の帯の2トンカラーとなっています。それとですね青いラインは運転席の窓下まで伸びていまして青いラインを1本付け加えた形になりアルファベットのSを表現しているそうです。
N700S系の進化はですね外観よりも性能やサービス面での向上が主となっています。
例えば性能面では軽電池に内蔵したリチウムイオン電池で給電をし時速30キロで実装が可能ということです。
また先頭車両やグリーン車など一部の車両には揺れを低減させるフルアクティブ静心装置が搭載されており車両の揺れを大幅に抑えることができるそうです。
さらには東海道新幹線では車両編成が16両が基本なんですけども制御装置を小型化や置き方の工夫により6両や8両また12両なので短い編成での運行も可能だそうです。
そして内装や設備に関しましては全席にコンセントを配置したそうです。
またですね大型の荷物用に特大荷物スペースや特大荷物コーナーが設けられました。
あとですね普通車の座席のリクライニング機構が変更となり背もたれと連動して腰の部分が深く沈むような機構に変わりました。
それとですね車端部の上部にある情報ディスプレイが1.5倍ほど大きくなりました。
それとセキュリティ面での強化をするために防犯カメラをですね1両あたり最大6台まで増やしたそうです。
さてこのN700系についてのお話なんですけども過去回の第15号2020年6月23日配信分でもお話ししていますのでもしよろしければこちらも聞いてみてくださいね。
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そして続きまして800系新幹線についてお話ししたいと思います。
800系新幹線はJR九州が九州新幹線用に運用している車両であります。
JR九州は700系をベースにJR東海と西日本から技術教養を受けまして開発した車両となります。
外観はN700系と違い先頭車両は少し長く丸みを帯びた流線形のノーズが独特な形状の車両となっています。
また内装も800系独自のデザインとなっておりまして例えば座席のデザインは木製素材を使用しモケット部分につきましては西陣折りを使用しています。
座席配列も2対2の4列となっておりグリーン車並みのいったりとした居住空間を確保しています。
それにブラインドには地元九州の桜座や客室車端部の壁にはクス抜きを使用しています。
さらには洗面台に至っては熊本県八代徳さんのいげさを使用した縄のレーンが備わっています。
他のですね新幹線にはない和のテイストで装飾された客室となっています。
この800系新幹線のデザインなんですけども七つ星イン九州のデザインで有名な水戸岡英二さんによるもので水戸岡テイストがふんだんに盛り込まれた車両となっています。
さて性能面につきましては700系と同じなんですけども6両編成での運行となっています。
ちなみに東海道山陽新幹線は16両か8両となっています。
九州新幹線なんですけども急勾配が多いため6両全車両がモーターを搭載した車両となっています。
それと最高速度なんですけども九州新幹線は法律上整備新幹線なので700系よりも遅い260キロとなっています。
さてカラーリングにつきましては真っ白な車体にホームの床と同じ高さのあたりにですねJR九州のコーポレートカラーである赤色と金色の遅い帯が施されています。
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わかりにくいんですけども実は屋根は赤色で塗装されているんですね。
そんな800系新幹線ですが九州新幹線が熊本の新八代から鹿児島中央間で部分開業した2004年平成16年からつばめとして運行を開始しました。
その後2011年平成23年の3月12日には博多新八代間も開業し全線開業となったので新大阪鹿児島中央間直通のN700系が水穂桜として運用を開始しました。
そして800系は現在も現役で東海道山陽新幹線の小玉に相当する各駅停車のつばめとして現在も運行をしています。
この800系新幹線なんですけども九州新幹線区間でしか運用されていないのでもし乗車するならば九州まで来ないと乗れないという非常にレア度の高い新幹線となっています。
ということでそろそろお時間となりましたので今回はこの辺にしたいと思います。まだですねJR東日本のE系シリーズがお渡しできていませんので次回もですね車両編その2としてお届けしたいと思います。ではエンディングに参りたいと思います。
クローゼットの中からこんばんは。北海道夕張からゆいまるがお届けします。見たこと聞いたこと感じたことをお話ししています。
ではエンディングです。今回の新幹線車両編のお話はいかがでしたでしょうか。リスナーの皆さんが好きな新幹線車両はあったでしょうか。私はですね好きな車両は0系と500系なんですね。
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0系は初めて乗った時の感動が今でも忘れられません。窓から見える景色が飛んでいくようでびっくりした記憶があります。それと500系なんですけどもこちらはですね見た目が超かっこいいんですね。
その戦闘機のような顔つきは新幹線界ナンバーワンのイケメンだと思います。500系はまだまだ現役の列車ですけども現在京都鉄道博物館に戦闘車両が展示されていますので是非間近で見てそのかっこよさを皆さんにも見ていただきたいと思います。
さてと今回1回で全ての新幹線車両を紹介することができなかったので次回も引き続き新幹線車両その2をお話ししたいと思います。是非お楽しみに。
ところで前回紹介しましたポッドキャスターのユインマルさんの番組、夜の遊戯録にて手伝う勇気の番組CMを流していただくことになりました。夜の遊戯録につきましてはまた番組情報にリンクを貼っておきますのでもしよろしかったら聞いてみてはいかがでしょうか。
さて番組では皆様のご意見やご感想をお待ちしています。
アップルポッドキャストのレビュー欄や手伝う勇気のブログのコメント欄またツイッターにハッシュタグ鉄マン漢字の鉄にひらがなでマンとつけてツイートしていただければ番組内で紹介したいと思います。
さて今回はこれにて終了したいと思います。では次回をお楽しみに。失礼いたします。
あほい。
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