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2024-09-26 29:59

03-04-鉄たび漫遊記 season2-鉄道旅をもっと楽しく!-

"「鉄たび漫遊記 season2-鉄道旅をもっと楽しく!-」は

鉄道好きのしんちゃんが

お得なきっぷのお話からマニアックな鉄道旅のお話などを

ゆる~く語るPodcast番組です。

この番組を聴くと、きっと、あなたも鉄道旅に行きたくなるはず!"

"Podcast番組「鉄たび漫遊記 ポッドキャスト20周年 特別号」です。

今回は「ポッドキャスト20周年7Days配信リレー」として配信します。

今回はトークテーマは

「ポッドキャスト20周年を記念して7Days配信リレー」の

トークテーマの「20」に因んで

今回のテーマは「20系客車」についてお話します。

最後まで、どうぞよろしくお願いします。"



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サマリー

今回のエピソードでは、鉄たび漫遊記のパーソナリティが20系客車について詳しく語っています。20系客車は国鉄時代からの寝台列車の主力であり、その特徴や歴史、さらに日本のブルートレインの衰退についても触れています。ブルートレインの老朽化や需要減少により、多くの夜行寝台列車が廃止されていますが、現在でもサンライズ出雲とサンライズ瀬戸が運行されています。長距離移動のメリットや夜行列車の魅力が再評価されており、環境意識の高まりとともに夜行列車の復活が期待されています。

20系客車の紹介
99番線から、鉄たび漫遊記ポッドキャスト20周年特別号が発車いたします。
毎度、ご乗車ありがとうございます。
鉄たび漫遊記は、鉄道好きのしんちゃんが、お得の切符のお話から、
マニアックな鉄道旅のお話まで、鉄道旅をもっと楽しく、ゆるーく語るポッドキャスト番組です。
この番組を聞くと、きっとあなたも鉄道旅に行きたくなるはず。
鉄たび漫遊記
みなさん、こんにちは。鉄たび漫遊記パーソナリティーのしんちゃんです。よろしくお願いします。
さて、今回はですね、ポッドキャスト20周年セブンデイズ配信リレー号としまして、特別号でお送りしたいと思います。
今回ですね、私がですね、ポッドキャスト20周年セブンデイズ配信リレーにですね、参加していまして、
今回はトークテーマのお題がいくつかありまして、その中でお話をしていきたいと思います。
ポッドキャスト20周年ということでトークテーマとしまして、20というのがありましたので、
今回、鉄たび漫遊記ではこの20をトークテーマとしまして、お話を進めていきたいと思います。
さて、鉄道でですね、この20と言えば何がパッと思いつくかと言いますと、私個人的にはですね、20系客車が思い浮かびます。
ということで、今回は20系客車についてお話ししたいと思います。では詳しくは本編で。
では本編です。今回はですね、20系客車についてお話ししたいと思います。
リスナーの皆さんで20系客車と聞いて、パッと車両が頭に思い浮かぶ方はどれくらいいらっしゃるんでしょうか。
あまりですね、鉄道に詳しくない方はピンと来ないかと思うんですけども、ブルートレインに使われていた車両と言えば多くの方が思い浮かぶ車両だと思います。
そうです。ブルートレインなど夜行列車に使用されていた丸みを帯びたブルーの車体に白いラインが入った車両が20系客車なんです。
そこで初歩的なお話なんですけども、先ほどから20系客車と言ってますけども、客車とは何か、電車と何が違うのか、まず説明しておきたいと思います。
客車とは鉄道車両の一種で、普通客車は電気機関車やディーゼル機関車または蒸気機関車に牽引されて運行されます。
一般的には座席車や寝台車があります。あとそうですね、食堂車もありますね。動力がついていないので、電車や機動車のように客車単体で走行することはできません。
まずこのことを踏まえて、今回のテーマ20系客車についてお話ししたいと思います。
20系客車は、昔JRになる前の国鉄が1958年、昭和33年から製造を始めた寝台客車で、まず最初に投入された列車にちなんで朝風型客車とも呼ばれていました。
その設備の素晴らしさから登場した当初はですね、走るホテルと呼ばれていました。ではこれから20系客車についての特徴や歴史などをお話ししていきたいと思います。
20系客車の歴史
まず特徴なんですけども、20系客車には電源車が連結されまして、各車両に電力を供給することで電気暖房や照明を実装することができました。
その昔は車内の暖房というのはですね、客車内に蒸気を流すためのパイプや熱交換器を設置しまして、その中を蒸気を通すことで車内の暖房を行っていました。
電気暖房により夜行列車でも快適な旅行ができるようになったということです。
そして20系客車には空気バネ台車、要するにエアーサスペンションが採用されました。これにより以前の客車に比べて乗り心地は格段に良くなったということです。
そして20系客車は開放型の寝台、B寝台と個室の寝台、A寝台の2種類がありまして、利用者のニーズに応じた寝台が選べるようになりました。
そして20系客車のデザインに関しまして丸みを帯びた流線形のデザインが有備製がありまして、塗装もですね青色の15号というブルーの色にですね、クリーム1号の白色の帯が3本敷かれていました。
その外観から青い列車、ブルートレインの相性で親しまれるようになりました。
次にですね20系客車の歴史を振り返っていきたいと思います。
最初にも言いましたけども20系客車が登場したのはその昔国鉄時代のお話なんですけども1958年昭和33年に寝台列車の朝風、桜、そして早草などの列車に投入されました。
その後数多くの寝台列車にも投入されその活躍の場を広めていきました。
そして寝台列車の需要の高まりとともにさらに1960年代昭和35年から45年にかけましてさらに増備が進みましてまさしく20系客車は国鉄の夜の寝台列車の主力として定着していきました。
ここで20系客車が投入された代表的な寝台列車を紹介したいと思います。
まず東京都下関を結んだ夜行列車寝台特急朝風、そして東京都九州の長崎を結んだ寝台特急桜、この桜っていう名前はですね今九州新幹線でも使われていますよね。
そして東京都九州鹿児島の西鹿児島今の鹿児島中央ですねを結んだ寝台特急早草、この早草の名前もですね今東北新幹線で使われていますよね。
そして東京都九州の熊本を結んだ寝台特急みずほ、こちらもですね今九州新幹線でみずほという名前は使われています。
そして東京都九州の大分を結んだ寝台特急富士、そして東京都四国は香川県の高松を結んだ寝台特急瀬戸、これは今でもですね唯一残ってる定期運用で残っています。
夜行寝台列車のサンライズ瀬戸にも引き継がれてますよね。
そして東京都島根県の出雲市を結んだ寝台特急出雲、こちらもですね定期運行で残っています。
夜行寝台列車のサンライズ出雲に引き継がれていますよね。
そして東京都東北青森を結んでた寝台特急明保のこれらの夜行寝台特急にですね
20軽客車が投入されることで多くの利用者が快適な寝台設備とサービスによって長距離移動の快適な居住性と利便性が格段に向上したということになりました。
しかしですね1970年代昭和45年以降ですけども24軽や25軽などの新型の寝台客車が登場しますとだんだんと20軽客車は置き換えられていきました。
そして1980年代昭和55年以降になりますと車両の老朽化や新型車両の登場によって流勢を極めた20軽客車はついに引退が始まったのです。
20軽客車は日本の寝台列車の礎を築いた重要な車両でもありたくさんの鉄道ファンに愛された車両の一つだと思います。
ブルートレインの廃止
そのためか保存車両として今もですね各地で展示されているものが数多くあります。
そうですね20軽客車と言いますともちろん鉄道技術の進化とともに日本各地を長距離夜行列車として走り抜けた車両ではあるんですけどもちょうど日本の高度経済成長を支えた重要な車両ではないかと思います。
そうそうここでですね20軽客車の後継車両として登場しました24軽と25軽の寝台客車についてもお話ししておきたいと思います。
新たに新型車両として登場しました24軽そして25軽の寝台客車なんですけどもこれらの車両は20軽客車の問題点を改善しさらなる快適性や利便性を向上させた車両となっていました。
例えば24軽客車は1973年昭和48年から製造されまして20軽客車の後継として様々な寝台特急列車に使用されました。
特徴としましては全車両にエアコンが完備されまして夏の居住性も快適性が非常に向上しました。
あとですねA寝台B寝台に加えまして個室寝台も充実させてプライバシーが確保できるようになりました。
それに車両の軽量化と強度向上により走行時の安定性も向上しました。
この24軽客車が使用された列車はですね上野と青函トンネルを抜けて北海道の札幌を結んだ北斗星そして大阪と北海道の札幌を結んだトワイライトエクスプレス。
そして先ほども20軽客車の時にも出ました東京と九州の熊本を結んだ早草などに投入されました。
そしてさらに25軽では24軽客車の改良型としまして1974年昭和49年から製造されました。
特徴としましては寒冷地での断熱性能を向上しまして冬季でも快適な鉄道旅ができるように改善されました。
また内装材料にも改良が加わりまして快適な室内環境を提供できるようになりました。
25軽には様々なバリエーションが存在しましてそれぞれ異なる設備やサービスも提供できるようになりました。
この25軽客車が投入された列車は東京と大阪を結んだ夜行の急行列車銀河そして20軽客車にも出ましたけれども東京と島根県出雲市を結んだ出雲
そして京都と鹿児島の西鹿児島今の鹿児島中央を結んだ那覇に投入されました。
24軽と25軽の投入により20軽客車からさらなる進化が実現して寝台特急列車の快適性とサービスが大幅に向上しました。
これらの新型車両の投入により1990年代から2000年代にかけて多くの寝台列車が活躍したんですけどもしかし現在寝台列車要するにブルートレインはほとんど運行されていません。
ブルートレインについてお話ししていませんでしたね。ブルートレインとは日本の鉄道においてかつて運行された長距離夜行列車の一種でその通り車体が青色に塗装されていることからブルートレインという名前で親しまれていました。
1950年代から運行が始まり東京や九州北海道など遠隔地と首都東京を結んで走っていた夜行寝台特急なんですけどもブルートレインは一時期日本全国で非常に人気がありまして
特に遠距離長距離の旅行や観光で利用したりまた仕事で出張族が大変お世話になったという話も聞きます。しかしですね
いろいろな理由で徐々に廃止されていき最後まで運行されていました。ブルートレインは上野と北海道の札幌を結ぶ北斗星なんですけどもその北斗星もついに2015年に定期運行を終了しました。
これにより日本のブルートレインは事実上姿を消すということになりました。そしてなぜ人気を博したブルートレインこと夜行寝台特急列車が廃止に至ったのかということなんですけども。
まず大きな原因は新幹線の路線の拡大がブルートレイン廃止の最大の原因だと言われています。というのはですねこの長距離移動なんですけども新幹線であれば短時間で移動が可能となりました。
例えばですね今東京から九州の鹿児島まで新幹線で行くことができます。ということは多くの利用者が夜行列車よりも新幹線を選ぶようになったことが大きな原因だと言われています。
さらに1980年以降はですね夜行バスが多く運行されるようになりまして運賃のですね寝台列車よりも非常に安く都市間の移動がより便利になったため夜行列車の利用者が減少したとも言われています。
さらにですね国内の航空路線の拡大とLCCなどによる航空運賃の低価格化ですねこれによりブルートレインの利用者の減少に影響があったと考えられます。
特に東京と九州または北海道など長距離での移動をですねやはり列車より飛行機の方が短時間で移動できるというメリットがあるのが一番の大きな原因だと思います。
ブルートレインの廃止について
またブルートレインの多くの車両がですね20系客車24系客車25系客車長年にわたって使用したこともあり車両の老朽化が進んできました。
車両の更新や維持に高くの費用がかかるため鉄道会社は運行を続けることが難しいということで廃止となったと言われています。
それにですね最近では旅行のスタイルやライフスタイルの変化もありましてブルートレインの需要の減少につながったとも言われていますし旅行者がより快適で早い交通手段を選ぶということにより夜行寝台特急列車の需要が減ったのではないかと思われます。
あとですね多分これが一番大きな理由だと思うんですけどもブルートレインというのはですね運行に非常にコストがかかる一方で乗客数が非常に少ないんですね。
例えば東海道山陽新幹線1編成16両で1300人を乗ることができるんですけどもブルートレイン寝台夜行列車ではそこまでのキャパはありませんので運行しても収益が少ないんですね。
これにより各鉄道会社にとっては再三が取れないので廃止になったんじゃないかと思います。
ということでこれらの要因が重なりブルートレインは徐々に廃止され最終的には先ほども言いましたけども2015年の上野札幌湖間を結んでいた奥都政が運行終了をもってその歴史に幕を閉じることになりました。
そんな夜行寝台列車なんですけども現在でも運行されている唯一の列車があります。
それは東京と島根県の出雲市を結ぶサンライズ出雲と東京と四国高松を結ぶサンライズ瀬戸がそれぞれまだ運行しています。
この列車はですね様々なバリエーションの個室寝台や簡易型のベッドというかカーペット寝るようなのびのび座席と呼ばれる座席もありまして現代のライフスタイルに合わせた設備が特徴があります。
また最近ではですねこういったこともありまして長距離列車というのも見直してもいいんじゃないかと思います。
メリットとしましては移動時間をですね有効活用できます。
夜移動しますので例えば目的地に朝着いてからの行動が取りやすいということで時間を有効活用できます。
また宿泊費などを抑えつつ長距離移動ができるので長距離旅行者などには人気があると思います。
さらにですねこれは感覚の問題なんですけども旅場を楽しむというかですね心の余裕ですね。
車窓からの風景や夜行列車特有の雰囲気を楽しむことができたら鉄道ファンにとっては特別な体験となりますので非常におすすめです。
おすすめしたいと思います。
そして近年では特にヨーロッパでは環境意識の高まりにより夜行列車の復活が進んでいるそうです。
ですのでそのうち日本でもまた夜行列車が復活するかもしれません。
例えばですねJR西日本では不定期ですけども観光列車としてウエストエクスプレス銀河など運行していますのでこういった列車がですね九州とか東日本とかでも走り出すと再び夜行列車が復元するかもしれません。
そうするとまた鉄道旅の楽しみも増えるというものだと思います。
ということで20系客車というか後半は夜行列車ブルートレインのお話になりましたけどもこのお話は以上となります。
さてそろそろお時間となりましたので今回はこの辺にしたいと思います。
ではエンディングへと続きます。
おたびまんゆうき
ではエンディングです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
今回の20系客車のお話はいかがでしたでしょうか。
最近はですね年齢とともに夜行バスに乗るとですねやっぱりちょっとしんどいんですね。
そういう意味では横になれる夜行寝台列車っていうのはですね体にも楽なんじゃないかなと思います。
唯一ですね今定期運行しています東京と出雲市を結ぶサンライズ出雲や東京と四国高松を結ぶサンライズセットなんかはいろんな部屋のタイプがありまして個室でも広い部屋もあればソロと言われる本当にちょっと狭いんですけども個室になっている部屋もありますし
のびのび座席というようなカーペットというかですね広いところで一人分の寝るスペースが確保されてましてそこで寝るという座席もあります。
こののびのび座席は寝台料金がいらないので非常にリーズナブルに移動ができます。
こういったですね寝台列車がもっと増えるとですね鉄道旅ももっと楽しくなるんですけどね。
そうですね乗ったという方がいらっしゃいましたらぜひ感想などお聞かせください。
ということで番組では皆様からのご意見やご感想をお待ちしています。
アップルポッドキャストやまたXQツイッターにハッシュタグ鉄マン漢字の鉄に漫画のマントつけてポストしていただければ番組内で紹介したいと思います。
さて今回はこれにて終了したいと思います。
では次回もお楽しみに失礼いたします。
長らくのご乗車お疲れ様でした。まもなく終点に到着いたします。
くれぐれもお忘れ物のないように今一度お手回り品のご確認をお願いいたします。
ではまたのご乗車を心よりお待ちしております。ありがとうございました。
29:59

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