1. ヤマモトユウトのラジ推し!-エンタメ古今東西-
  2. #16 新人声優のデビューできな..
2022-04-25 32:37

#16 新人声優のデビューできない率が深刻らしい

spotify youtube

本来なら居酒屋の片隅でやるような話かも。

「ドクターストレンジたのしみ」「変わる業界」「結局目標があるかどうか」


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熱い推し語りに定評がある声優・山本雄斗がラジオでメシを食うことを目標にお届けする番組!

番組ハッシュタグは「#ラジ雄」です。

ぜひ感想を呟いてください!

お便りもお待ちしております!

【お便り】

marshmallow-qa.com/yutomajiyuto

【山本雄斗公式サイト】

yuto-yamamoto.jimdofree.com

サマリー

新人声優のデビューが難しい現状について、音響監督の長崎ゆきよし氏が警鐘を鳴らしています。特にアニメ業界において、新人声優のデビューがほぼゼロに近いことに驚きます。これにより、若手声優の未来が危ぶまれており、様々な背景が語られています。現状を分析し、特にコロナ禍が引き起こしたアフレコの環境変化について探ります。また、経験豊富な声優が現場に多く起用される一方で、新人声優が育つ機会が減少していることがクオリティ向上に繋がっている皮肉についても言及されます。声優業界における新人声優のデビュー率が深刻な問題となっており、多くの人が声優を目指している一方で、実際のデビューはほとんどない状況が続いています。養成所や専門学校の現状が表に出ておらず、志望者が減少している中で、フリーランスの現実や求められる目的意識について掘り下げられています。

新人声優の厳しい現状
どうも皆様こんにちは、声優のヤマモトユウトでございます。よろしくお願いします。
いやー、ちょっと暑いっすね。いやー、暑いっすよ。あのー、これ撮ってんのが4月25日なんですけど、今日の東京は27、8度ぐらいありましてね、私は今日はお昼までバイトしてたんですけど、
半袖で出勤して、半袖で帰ってきて汗だくでしたからね。4月なのにね、ちょっと夏バテがあるみたいな。ていうか、今ちょっと夏バテしてるくさいんだよな。なんか5月病とかじゃないと思うんだよ。なんかもうちょっと疲れてるし、
体全体にこう、なんでしょうか、だるさ、気だるさっていうのかな、がまとわりついてるようなね、いやーな感じですけど、まあ天気がいいのはいいんだけど、それにしたってもうちょい春が残っててもいいんじゃないかなんてね、思ったりまして。
ほんで、まあやっぱね、こういうときはね、体調崩しがちやと。なんかあの、なんでしょうか、やっぱ寝るときむずいと思うんですよ。前も喋った気がするんだけど、今私布団がですね、掛け布団は春仕様になってるんですけど、シーツというか、もこもこのシーツを片付けまして。
まあいいんだけど、タオルケットってね、夏用のやつ。夏用のやつ、次の選択肢が夏用のやつしかないんだよ。これ言ってる意味わかるかな。冬の布団が終わったら次の選択肢が夏しかないんですよ。
その今ぐらいの季節にちょうどいいややもこもこぐらいの布団、掛け布団が私持ってなくて、結果どうなるかっていうと、あの冬用の中に綿が入った布団、あれを置いてあるんだけど、それで長袖、長ズボンで寝るとアホほど汗かいて途中で起きるので、どうするかっていうとパンツ一丁にしてパーカー着て、でパーカーの前を開けて腹出した状態で寝るっていう。
めちゃめちゃ中途半端な方法で毎日乗り切っておりますけれども。
とりあえず今日はお便りからいきましょうかね。
こちら、ラジオネームショコさんありがとうございます。
山本さんこんにちは。こんにちは。アベンジャーズ店のレポありがとうございます。嬉しい。こちらこそ。
ホークアイの改造した弓めっちゃかっこいいですよね。大興奮わかります。
え、推しが全員物販担当?それはびっくりですね。
マーベル映画の中でガーギャラ、ガーディアンズオブギャラクシーですね、はまだちゃんと見たことがないので、山本さんの推しとあらばぜひ見てみたくなりました。
ムーンライトちょっと難しいところもありますが、面白いですよ。
5月公開のドクターストレンジも楽しみですね。
最近気に入ったものをリバイス買い2つ買いしてしまうのが悩みです。ではまたというお便りです。
ありがとうございます。ガーディアンズオブギャラクシーをまだちゃんと見たことがない。いや羨ましいですよ。
あのー、なんだろうなぁ。
あのー、いい意味でこんな面白いの?ってなった初めてのマーベル映画が私ガーディアンズオブギャラクシーですね。
なんだろうなぁ。いやこれ言い方をちょっと選ぶんだけど、あのめちゃくちゃ舐めた状態で見たんですよ。
そんなでもねえだろっていうぐらいで見始めて、めちゃくちゃ面白いじゃん。なんだこれ。
続編のリミックスまで一気に見ちゃったっていうのがガーディアンズオブギャラクシーなんで。
マーベルを全く見ない人にもおすすめですね。特に1はつながりがほぼないので、
急にわけわからん宇宙人たちが集い出して銀河のために戦うっていうね。
ちょっとスペースオペラみたいなところもあるんで非常におすすめなんですけれども。
そんであれですね。5月公開のドクターストレンジ。そうこれなのよ。
次がね、5月の4日でしたかね。ドクターストレンジの2ですね。
マルチバースオブマッドネスという新作、次のマーベル映画があるわけなんですけれども。
俺はいつもですね、そのマーベル映画は朝一で見に行くと。まあネタバレが怖い。
やっぱ同業者というか声優だったり役者さんにもマーベルファンってたくさんいますし。
あとはSNSね。ツイッターとかじゃなくてもLINEニュースとかでネタバレが意外と流れてくるんで。
あれを回避するために必ず私朝一で行くんですけど。ちょっといろいろミスりましてね。
5月4日スケジュールが夕方まで埋まっちゃってて。
いやー怖いよ。いやマジで怖いわ。ほんと怖いんだよ。
間にバイト入れててさ、何が怖いってやっぱそのお客さんが普通に喋ってんのは聞こえたりするからね。
昔さあの、マドカマギカの映画。
あれがさ、なんかそのポケモンのすれ違い通信でネタバレが流れてきたみたいな話を私聞いたことがあって。
ラスボスはデビルホームだって流れてくるやつ。
え、そんな怖いことある?みたいな。ゲーム全く関係ないゲームしてて、本編のネタバレが流れてくるってなんだよそれって思うじゃないですか。
いやだからネタバレは回避したいんだけど。
この情報にあふれまくった社会かつSNSがね、バカヒットしてる社会だと、どこでそういうのが出てくるかわかんないんでね。
めちゃめちゃ用心しながらね、バイトもオーディションもその日は行きたいと思っておりますけれども。
こんな感じでね、皆様のお便りいつでも募集しておりますので概要欄のマシュマロから送ってみてください。
というわけで本日も参りましょう。
山本優斗のラジオというと。
改めまして皆様こんにちは。声優の山本優斗でございます。
熱い推し語りに定評がある私がラジオで飯を食うことを目標にお届けする山本優斗のラジオというと。
第16回配信です。よろしくお願いします。
てな感じでね。
暑さにも負けずですね。
このうだるような、うだるようなっていうのはなんかこう蒸し暑い時にしか使わない日本語だなぁ不思議だなぁってね。
今喋りながら思いましたけど。
負けずとこのラジオは元気にね、やっていきたいと思うわけなんですけど。
一つお知らせがありまして。
あのスポティファイ限定の回ではあるんですけれども。
楽曲を流しながらですね。私がトークをする。
まさにこう地上波とかFM、AMのラジオのような回をですね。
試しに作ってみたんですけど。
ヒップマイの私のお気に入りかつ。
まあヒップマイあんま知らないけど初心者の方にもお勧めできるかなぁみたいなね。
曲をチョイスしつつ。
私がその曲の好きなところを喋るみたいな回をですね。
アップさせていただいたんですがね。
こちらは皆様どうでしょうか。聞いていただけましたでしょうか。
思ったよりですね。
再生数がこちら良くてですね。
だから多分スポティファイから聞いてくださってる方がかなり多いんでしょうね。
で、これはスポティファイのその音楽を流すやつね。
ミュージック&トークというしゃべりながら音楽を流せるやつの
まあ仕様上でしょうがないんですけど。
スポティファイの普通の会員の方だと曲が30秒だけ流れて
プレミアムだとフルで流れるんですよ。
で、あんまり気にせずですね。
作っては喋っていたらその回だけで54分ぐらいありましたね。
マジで普通に地上波の音楽番組みたいになっていてね。
でも喋っている私自身すごい音楽を流しながら喋るのテンション上がって楽しかったですし。
内容的にも自画自賛ですけどね。
なかなか良くできたラジオだったので。
是非ですね。スポティファイの外から聞いてくださっている方はですね。
スポティファイダウンロードしてこちらの回聞いていただきたいなーなんでね。
思うわけなんですけど。
それはそうとね。私もこうプレミアムだとうんぬんかんぬんとね。
毎回よく言っておりますけど。
じゃあお前はどうなんだっていう話なんですが。
昨日からですね。スポティファイのプレミアム会員にならせていただきました。
ついに私もプレミアムな男になりまして。
プレミアムって広告がなかったりだとか。
あとはプレイリストを自分で作れたりとかね。
普通の会員よりいろいろ機能が増えるぐらいの私イメージだったんですが。
びっくりしたのがですね。音質がめちゃくちゃ良くなった。
スポティファイ自体の音質がどうやらプレミアム会員だとぐっと上がるようでして。
私もあんまり音楽詳しくないんですが。
ビットレートだったかなんだかが128から256になるんで。
2倍という。
この音楽ってこんなとこまで音があったんだっていう。
裏みたいな部分まで聞こえるんで。
プレミアム会員非常におすすめですね。
今だと3ヶ月は無料らしいですよ。
私ですと7月の中頃ぐらいまではタダで使えると。
ぜひですね。
ポッドキャストもさっき言ったようにプレミアム会員ならではの良さがあったりするので。
ぜひ音にこだわっている方はプレミアム会員になってみるのもいかがでしょうかという。
相変わらずスポティファイの回し物みたいなトークをかばしておりますけれども。
私には一線も入っていないのでね。
そんな感じで今日もやっていこうと思いますので最後までお付き合いよろしくお願いします。
番組ではお便りを募集しております。
概要欄のマシュマロからメッセージを送ってみてください。
ツイッターでのつぶやきもお待ちしております。
番組ハッシュタグはハッシュタグラジオです。
ラジオのオは山本優斗の優の部分です。
俺様とお前らでラジオ作っていこうぜ。
お待ちしております。
山本優斗です。よろしくお願いします。
この前のラジオの中でですね。
倍速視聴だとかファスト動画がちょっと話題にあっているみたいな話をさせていただいて。
私は一応声優という作り手側の視点でどういう感じなのかなみたいなのを考えてみた。
そういう回が前あったんですけれども。
ちょっと今回もですね。業界的な話を軽くしたくて。
っていうのもちょっとまた気になる記事を一つ見つけまして。
タイトルがですね。
2019年以降新人声優のデビューはほぼゼロらしいというね。
なかなかそうですね。今だと声優のファンも多いですし、声優を目指す方もすごい多いですし。
私はまだまだぺいぺいの若手ですが、そういう若手から見てもなかなか衝撃的なタイトルの記事やという話なんですけど。
こちら、何でしょうね。書いている方というのが音響監督の長崎ゆきよしって書いてあるんですが。
長崎さんという方ですね。
もちろん私はご縁があったことはないんですけど。
長崎さんですとラブライブですとか、あとはプリパラですとかデジモンですとか、
白王記ですとか、D4DJとかもやってたかな。
とにかく、時代の節目節目にある大型アニメによく関わってらっしゃるっていう印象の方でして。
この方が言うんだったら、たぶんそうなんだろうなっていうか。
マジでそうなんだろうなって思うというか。
特にジョジアニメといいますか、プリパラもそうですし。
ラブライブはどっちかっていうと大人のファン向けな気はしますけれども。
特に若手の女の子の女性声優、新人をたくさん使う作品を撮ってらっしゃる音響の方なので。
なおさらこの言葉に真実味、嘘は言ってないはずなんですけど。
アニメ業界の動向
より言葉の重みがグッとくると言いますかね。
こちら文春オンラインの記事なんですけれども。
すごいですよ、スタートから。
2019年以降、新人声優のデビュー数はほぼゼロに近い状況だという。
一方で声優に憧れる人は数多く、専門学校や養成所を目指す人は後を絶たない。
なぜデビューできないことがほとんどにもかかわらず、人は集まり続けるのかっていうね。
もうこんなもん読みたくねー。
もうこんな他人事じゃねえからなマジで。
うーんって思ったんだけど。
これはやっぱり、やっぱ2019年っていうと一つあるのはやっぱコロナ禍なわけですよ。
コロナ禍なわけですね。
別に声優業界に限った話じゃないと思うんですけど、コロナ禍に入っていこう。
やっぱ仕事のやり方だったり、業界における常識みたいなやつがバンバン変わっていった年だと思うんですけど。
やっぱ声優もそれは例外ではなくて。
私みたいな業界の端っこの小指の爪の先の赤ぐらいの人間でもその影響を受けたりするんで。
これは本当によくわかるんですけど。
何でしょうね。
この記事ざっとまとめると、新人が現場に立てなくなったっていう話をずっとしていて。
まずコロナが流行することによって、人数がたくさんいる状態のアフレコができなくなったと。
三密というやつの極みみたいな状態でしたからね、アフレコブースっていうのは。
結果、抜き撮りっていう決まったシーンだけ撮って、はいお疲れ様でしたみたいな。
同時に撮るとしても、マイク三つ立てて三人で一個ずつ使って撮るみたいな。
終わりなので、若手を置く暇がないと。
もう一個のこの現場に立てない理由としては、
たくさんの声優さんがアフレコに今まで参加していたということは、
大ベテランからド新人までいるわけですけど、
大ベテランの芝居を後ろで見て吸収して、
あとは何かベテランの方がやった技を盗んだりとか、
ベテランの方が毎日失敗した時も、こうやってリカバリーするんやなっていう勉強がね、今までの環境ですと。
だから2019年以前だと新人声優はできていたけれども、
これがアフレコが変わってしまったことによって新人はこれができなくなる。
だからレベルアップができない。
レベルが低い状態の人を現場に呼ぶほど現場に余裕がないっていうのもあったりして。
結果どうなるかっていうと、そうすると、じゃあ以前から売れてる名前のあるベテランたちとか、
あとは多少新人を使うにしても強い事務所の人とか、
青鬼プロダクション、ケンプロダクション、ケンユーオフィス、81プロデュースとか、
強い事務所の新人って言っても5年ぐらいやってる人とかしか使わなくなったみたいな。
ざっとまとめると、こういう理由があってさ、
新人がなかなか出てこれなくなるみたいな話が書いてあって。
とても身に覚えがあるというか。
アフレコ現場の変化
これ書いてあることがさ、なんか読んでるだけで心がすごい痛くなってきてさ。
これさ、めちゃめちゃ皮肉なことが書いてあるんだけどさ、
新人をさ、要はデビューさせたりとかさ、新人がたくさん出てくるっていうのを回避する状況に今なってるわけじゃないですか。
以前からいらっしゃる、声優でファンがいらっしゃるような超強い人らだけ使って撮る現場が回るようになってしまっているんで、
どうなっているかっていうと、皮肉にも作品のクオリティはすげえ上がってるっていう。
なぜなら上手い人しか出てこないから。
こういうので私が最近すごく思うのが、私の肌感ですよ。
私の肌感なんだけど、木村すばるさん、ジャイアンとかヒプノシスマイクの山田一郎の木村すばるさんと、
津田健二郎さん、カイバセトとか、今だとテルマエローマへの主人公とかやってますけど、
このお二人が異常に仕事してんだって思うんですよ。
これ私の肌感ね。
ここ2年ぐらい特に、このお二方がマジで体壊すんじゃねえかなっていうレベルのスケジュールで動いてらっしゃるんだけど、
こういう理由もあったりするのかなって思うわけですよ。
やっぱその現場でさ、絶対上手くて、かつファンがついていて、
しかも声が良くて、青年からおじさんまで行ける人を使いたいわけじゃないですか。
なんならスマホゲーとかでも200ぐらいできる方々ですよ。
ってなると、確かに木村すばるさんとか津田健二郎さんめちゃめちゃ稼働するよなとか思ったりして。
だから間違いないんだろうなみたいな。
で、そんな津田健二郎さんとか木村すばるさんレベルの方々だけ使ってアニメを作るわけだから、
そりゃクオリティ上がるよなというか。
やっぱね、アフレコにおける無駄な時間とかもどんどん咲かれてる状態なので、現場とかだと。
とにかく早く撮ってさっさと返すが徹底されてるので、そうすると意味のないシーンもどんどんなくなってくるし、
そうすると必然的にアニメのクオリティがどんどん上がっていきますよね。
そのアフレコと吹き替えのレベルがガンガン上がってくわけだから、
イコール面白いアニメも増えてくみたいな。
こういうことがあって、新人声優はなかなか出てくることもないよみたいな。
これはどうなんだろうな。
なんか、なんでしょうね。
これもう一個書いてある話でさ、これは俺へーって思ったことなんだけど、
声優のキャスティングの仕方にもすごい影響があるって書いてあってさ。
まず声優のキャスティングをする際、希望する声優のスケジュールが空いているかどうかが問題になります。
これは知ってるんですよ。
だいたい第1候補から第3候補ぐらいまでキャラクターのキャスティングの候補を決めておいて、
もちろん1の人を使いたいんだけど、
だいたいスケジュールがめちゃくちゃ埋まってて無理だったりするから、
2か3の人が選ばれるっていうのが結構以前から多かったんだけど。
で、だいたい第1候補っていうのが実力があって人気もあってファンもいっぱい付いてる方だったりするわけ。
だからさっきの話で言うと、第1候補で木村すばるさんとか津田健次郎さんが来て、
第3候補、第4候補ぐらいに私のようなあんまり名前のない人が来るような感じですかね。
候補に選ばれたらいい方ではあるんですけど。
っていう感じだったんだけど、1個の現場の時間がだいぶ短くなったから、
この候補決めもさ、今までだったらその日第1候補の木村すばるさんが、
その日はもうすでに現場2つあるんで無理ですねってお断りされてたのが、
あ、全然いけますよになっちゃったっていう。
結果また新人の場所がなくなるっていう。
いやー、これはちょっと怖いですよね。
作品クオリティの向上
でさ、これはこの記事とは関係ないところの話で、私のまた裸の話になるんですが、
最近ぼちぼちアニメを勉強も兼ねて見るようになったんですよ。
そうするとすげー思うのが、これ2019年以降って話をしてるんで、
私最近見てるのが結構2020年、21年のここ最近のアニメ結構見てるんですが、
脇役みたいなキャラ言うじゃないですか。
ほんとなんか一言二言ぐらいしか喋らないキャラ。
モブとまでは言わないけど、ネームドキャラ。
名前があるキャラではあるけれども、セリフがほんとに1個か2個しかないみたいな。
おお、がんばれよ、とかさ。
おお、ありがとう、とかぐらいしかセリフがないみたいなキャラクターが。
まあアニメってやっぱいるもんなんだけどさ。
そこにすらさ、めちゃくちゃいいキャスティングしてることが多いのよ最近。
ここ2年ぐらい。
これなんでかっていうと、さっきのキャスティング事情だなっていうか。
だから普通だと一言二言のセリフなんてさ、
それこそ我々みたいな、まだちょっと出てきたぐらいのペーペーを使うことがやっぱり多いんだけどさ。
でも意外な落とし穴があって、一言しかないセリフってむちゃくちゃ難しいんだよね。
舞台とかでも、ドラマとかでもそうだけど、
ワンシーンしかない芝居ってめっちゃむずいんすよ。
そこでピタッと当てなあかんわけで。
こんにちわって言うだけでそのキャラ全部出さなあかんから。
そのキャラの説明というか、そのキャラらしさをこんにちわだけで出さなきゃいけないから。
実は新人がそこに置かれる方がむちゃくちゃ難しかったりなんかして。
でもそれこそさっき言った新人が学べるっていう場にはなるわけですよ。
こんにちわだけで何十テイクって撮ったりなんて、なくもない話だったりするわけで。
だけどさっき私が言ってたここ最近のアニメだとそこにもいい人使ってるって言うと、
やっぱベテランでうまい人ってさ、こんにちわ、はいOKです、ありがとうございますって終わるわけですよ。
だったらベテラン使うよなみたいな。
今までだったらさっきのキャスティング事情でそのベテランさんのスケジュールが埋まってる率の方が高いんだけど、
一個の現場の時間がめっちゃ短くなってるから、こんにちわだけで結構なそこそこの吹き替えでめっちゃやってる方とか呼べちゃったりするわけですよ。
そうするとそっちの方の方が信頼性あるじゃないですか。こんにちわだけでキャラ全部出せるんだから。
俺はだって現場行ったら多分何テイクかやりますよ。一発OKはなかなかないと思う。
実際難しいし。だからそういうのもあったりなんかしてね、なかなか新人が入りづらくなっていくみたいな。
実際、私自身がですね、正式なデビュー、デビューっていう定義がどういう定義でデビューになるかが、
私もちょっとまだ定かではない、何とも言えないんですけど、声の仕事をしてギャラをもらったっていうところで言うなら、
私はデビューは多分2018年なんですよ。ギリセーフなんですよね。
ありがたいことに最近もフリーの身になっても、私に例えばナレーション振ってくださる方とかがいらっしゃるようにギリセーフというか、
一応現場を経験はしてるっていう、だけどまだ無名ではあるけれど、なんで私ほんとギリセーフっていうところがあったりもするわけなんだけど、
じゃあ例えば今年西洋事務所入った人で現場行けるかっていうと結構むずいんじゃないかなってやっぱ思うんですよね。
バーターなんて言葉があって、強い人がキャッシングされたときに、うちの事務所の新人一人いるんでこいつも連れてってくれませんかねって、
制作側に言っていいよって言って一人連れてきて、じゃあその子をMOBで出してあげるとか、そういうのが今まであったんだけど、
多分今それも無理なんですよね。なんせ一人一個のマイクさっさと帰れの世界になってるんで、
バーターも多分無理だしみたいな。だから俺マジでちょっと命拾いしたなと思って。
私一応声優事務所に入って1,2年ぐらいやってたんですけど、2019年、そうですね。
でも一応デビュー2019なのか、俺2019の秋でゲームに初めて出たんで、ギリギリデビューそこですね。
だから、なんだろう、このさっきの記事のほぼゼロのうちの0.001は俺かもしんない。
声優業界の現状
なんとか滑り込みましたけれども。でも怖いよな、怖いよ。
俺は今フリーランスのみだから、ほんとこういう好き勝手に業界の話できるんだけどさ、
声優事務所の人はニコニコしてて絶対喋らない話の話を1個すると、やっぱり養成所とか専門学校の話になるわけですよ。
さっきこの記事の話をする時にさ、じゃあ新人のデビューがほぼゼロなのに、声優を目指す人が後を絶たないみたいなのあるじゃないですか。
これはやっぱりその話が表に出てないからですよね。
今言ったその現場の現状が表に出てないわけじゃないですか。
怖い話ですよ。お金払ってさ、高いよ専門学校も養成所もね、お金払ってさ、レッスン受けてさ、デビューできるかどうかわかんないけど。
こんなこと言っちゃダメだけどさ、デビューできるかどうかもわかんねえのにさ、なんとかみんなレッスンとか受けてさ。
じゃあいざ、受かりました。芸能事務所におめでとうございます。君は今日から声優事務所の門をなんとか狭き門をくぐり抜けてプロへの道を踏み出したのです。
仕事がない!ってなるからね。
あー怖い怖い。
あー怖いよ怖いよ。
でその、あれさ、その、記事の冒頭にはさ、後を絶たないって書いてあったけど、マジな、本当のマジな話をすると、声優志望って減ってきてるんですよね。
減ってるんですよ。特に男がすごい減ってきてる。女の子はね、なんか理由はわからないけど、とてつもなくいるんですよ。
だから新人が山のようにデビューして山のように消えてくんだけど。
男性はね、減ってってんだよね。ぼちぼちと。ぼちぼちと減ってる。やっぱ前世紀ってのがあるから、そこと比べるとガンガン減ってったりするんだけど。
で、そうすると、声優の養成所とか専門学校はどうするかっていうと、彼らでお金を取らなきゃいけないわけですよ。彼らもビジネスでやってますから。
だから、なかなか上のクラスに行かせないとか。いろんな養成所をこう、ここはダメだったけど、こっち案内できるよとかね。こうやったりなんかしてね。
この業界でたまに怖い言葉で、養成所ジプシーなんてのがありますけれど、いつまで経っても声優事務所に入れないから何年と何年も何円もかけて、いろんな養成所を行き来するってそんな方が出てきたりするわけなんですけど。
あー怖いですね。俺こんな話してて怒られないかな?偉い人に。こういうのはフリーランスの身だからできることなんだけど。
だから、闇が深いですね。こんな締め方はどうかと思うんだけど。
でもね、結局、俺の体感、ずっと俺の体感の話してるけど、マジな話をすると、やっぱフリーランスで俺やってる身からすると、結局何がやりたいかっていう話なわけですよ。
別に俺正直アニメに出たいわけじゃないから。ラジオがやりたい。ラジオで飯食いたいだから。
だから、目的持ってちゃんと進まないと業界がどういう動きになってたとしても、多少ちゃんと進めるみたいなのができないんだろうなと思いますね。
だから、声優志望の方でもしこれを聞いてる方がいらっしゃるなら、なんとなくで来るのは本当にやめた方がいいよっていう。
マジでここ、これ、絶対これをやりたいんですっていうのを持ってこないと、まあいい加減難しい業界になってるのかなっていうね。
そんなことを思ったっていう、なんだか生々しい話をね、お送りしました。ありがとうございました。
フリーランスの視点
山本優斗のラジオというと。
山本優斗のラジオというと、そろそろお別れのお時間です。
コーナーのお便り募集中でございます。NG代替なしのガチ質問と皆様からの推し語りを募集する業界のコーナーよろしくお願いいたします。
なんか最近、声優業界の話というか、ちょっと生々しい仕事の話をラジオでついついしたくなるんですけど。
なんでかなって考えてから、多分飲み会に全然行ってないからですね。
だいたいさ、こういう、別に声優に限らず、その仕事の専門的なさ、生のリアルな話ってさ、
やっぱ同じ業界の方とビールとかハイボールとかを飲みながら、いやーわかるよーみたいなね。
なかなか新人のキャスティング減ったよなーみたいな話ってするもんじゃないですか。酒を交わしつつ。
でも、やってないからね。全く飲み会行ってないですから。
多分そういうのがラジオに出てるんでしょうね。
俺、そのうちマジで言っちゃいけないこと言いそうで怖いんだよな。
ほどほどにしていこうかなとは思うんですけれども。
あとはですね、冒頭にも言ったんですけど、音楽をかけながらしゃべる会。
また次の企画もですね、ちょっと考えているので、よければその時にもね、また来て皆様いただければと。
アーティスト縛りとかもね、やってみたいかなと思うんでね。
ポルノグラフティーとかクリーピーナッツとかでね、縛りでラジオやってみたいですよ。
これも非常に楽しみなんでね。いろいろ練りつつ、またやれたらなと思っております。
というわけで、本日も最後までお付き合いありがとうございました。
お相手は山本優斗でした。また次回。さよなら。
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