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好きな映画がありまして、そのお話をサクッとご紹介させていただきます。
2002年の日本の映画になりまして、
『仔犬ダンの物語』というものです。
今田さん好きですよね。
僕の人生のベスト10に必ず入る一本ですね。
なんでかというと、演じている出演者たちがですね、
ハロープロジェクト・キッズと言いまして、
ハロープロジェクトというのが、モーニング娘。が所属するアイドル組織ですね。
そこでジャニーズで言うジュニア、株組織というのができまして、
それがハロープロジェクト・キッズだったんです。
練習生とは違うんですか?
そんな感じですよ。
そこから後に、ベリーズ工房と℃-uteが生まれたというところですね。
ハロープロジェクト・キッズが総出演していた『仔犬ダンの物語』
これがですね、彼女たちのほとんど芸能人としての初めての仕事だったんですね。
何年くらいですか?何年くらい前の?
2002年ですね。
これ、監督が沢井新一郎さんという名将ですね。
トラック野郎シリーズの脚本をやられていたりですとか、
映画で言うと『Wの悲劇』ですとか、
はい、見ました。
『メゾン一国』ですとかね、いろいろあります。
こういうダンの物語、素晴らしくてですね。
子供たちばっかり出ていて、モーニング娘。も出ているんですが、
役柄的には、というか実際にも新しく芸能人として活動を始める
ハロープロジェクトキッズたちのお姉さん的なポジションだったんですけども、
この子犬ダンの物語の中でも子供たちを見守るお姉さんとしての高校生ですとか、
そんな感じで出演しています。
で、子犬ダンの物語、このポイントがですね、
ほとんどの出演者が小学校か中学校かぐらいで、
しかも芸能活動をするのが初めてということで、
演技とかもズブの素人なんですね。
彼女たちの特徴がですね、
泣くときの芝居っていうのがですね、
目を擦るという猿芝居、三文芝居ですね。
なんですけれども、彼女たちは素人なんですが、
脇を固めているのはしっかりとした実力派の俳優さんたちなんですね。
中には江本昭さんなんてのもいらっしゃるし、
ちょっと気づいたんですけれども、
そういった実力派俳優の方々が泣く芝居をするところもあるんですが、
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彼らもですね、なぜか目を擦るんですね。
演出?
演出だと思うんです。おそらく子供たちに合わせているのか。
ここからすごいことが起きるんですけれども、
子供たちの中でも主役級の子がですね、
今もう芸能界に引退してしまったベリーズ工房の嗣永桃子さん。
桃知ですね。
演じてたんですけれども、
彼女はですね、親の離婚話かなんかで、
おじいちゃんおばあちゃんのいる田舎に一回避難してきているみたいな感じなんですね。
で、その田舎の子たちとの喧嘩もあったり、
雪どけもあったりみたいな話なんですが、
物語の終盤では、おじいちゃんおばあちゃんのところから、
お母さんのところに引き取られることになりまして、
また都会に戻っていく。
お父さんかな?ちょっと忘れましたけども。
都会に戻っていくんですね。
ラストシーンがですね、
確かバスかなんかに乗って、
橋の上を都会の方にバスが去っていくっていう。
そのバスの窓からですね、
橋の下にいる田舎の子供たちに向かって、
別れの手を振るっていうシーンなんです。
つまり橋の下から田舎の子供たちは、
都会に帰っていくももちを見送っているんですけども、
力いっぱい手を振ってですね、
またね、みたいなことを言っているわけです。
その時、結構10人くらいいるんですけども、子供が。
みんなの目にですね、
あふれんばかりの涙が。
なぜだか。
なぜだかというか、
完全なるスポイト事件が発生しているんですけれども、
これは不思議なことに、
そのフィクションの涙ですよね、当然。
当然その作り物の涙なはずなんですけど、
それを見て、
私の目に本物の涙があふれてくるんです。
見てる側の今田さんの目に?
はい。
スクリーンの中の偽物の涙が予備水となって、
僕の涙を引き起こしているんですね。
へー。
演出の妙というか、
奇行ですね。
そうなんですよ。
その作り物の面白さみたいなものを、
面白さ、素晴らしさみたいなものを、
僕は子犬団の物語で学びましたね。
犬は?
はい。
犬って出てくるんですか?
犬出てきますよ。子犬団なんで。
子犬なんで。
もちろん、
都会の子と田舎の子の友情の話でもあって、
仲良くなるきっかけが、
捨てられていた犬を保護することだったんですね。
その犬を団地で飼うことになって、
団地の団。
そうなんですね。
その団を団地で飼うってなって、
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そんなのいけないよっていう大人もいたり、
するっていうのが話ですね。
見たほうがいいですよ。1時間くらいしかないんで。
素晴らしいです。
分かりました。
確かAmazonプライムかなんかで有料で見れたかな。
そうですか。
びっくりしたんですけど、ユーネクスト。
この世のすべての映画があるってことでおなじみのユーネクストにないっていう。
何でか分かんないですけど。
ユーネクスト本当にこの世のすべての映像。
確かありますよね。ないんですよね。
素敵な映画だと思うんですけどね。
あと不思議なことに、僕この映画の話いろんなところでするんですけども、
あれね、見た見たっていう人1人もいなかったです。
こんなことあるんですかね。
それ、たとえばHello! Projectが好きな方でも?
そうですね。
そうですか。
なんでしょうね。
公開は結構大きいところでされてたわけでもない?
分かんないですけど、それで言うとは思いますけどね。
当時は今をときめくモーニング娘。も出てる。
そしてこれから有望株としてのHello! Projectキッズが出てるわけですから、
見てて当たり前な気がするんですけどね。
なんか見くびられてるみたいなところなんですかね。
70分。東映ですね。東映が。東映っぽいですね。
はい。
70分ですね。あ、興行収入6.5億円。
これでも僕何回か見ましたけど、70分しかないのにすごい歯ごたえですよ。
あ、そうですか。
全然見くびられるようなものではないです。
ただ、やっぱり芝居が稚拙なんで、
それを稚拙だなで終わらせてしまうような人は見ない方がいいと。
そこにしっかり行き届いた沢井さんの演出とかを
読み解いて楽しめる人にはオススメです。
気になる。
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いいね。やっぱり覇気がいいよね。