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どうもー、トリコロールケーキの駿河湾、今田です。 トリコロールケーキのジェームスワン、高澤です。今日はこんな話をしようと思います。
2024年春アニメ、今田のベストワン。 2024年の春クール、4月、5月、6月に放送されていたアニメ作品、それらから1本を取り上げて高澤さんにご紹介をするという
大人気コーナーが、ついに今回、おしまれつつの最終回を迎えます。 今回はですね、作品一つを取り上げるというより、結局春クールにやってたアニメ
たくさんあったけど、今田お前は何がベストワンだったんだというのを、ちょっと発表させていただきたいなと思ってます。
で、まあこれまでに確か12本、ここで紹介した作品は12本あったと思うんですけれども、
それにプラスして、ちょっといくつか見てます。ここで紹介したやつも、何紹介したかっていうの高澤さん忘れてると思うんで、
事前にアニメイトタイムズっていうサイトのリンクを送っておきました。 そこに2024年の春アニメ、放送されていたものがずらーっとあると思います。
それを参考に、僕のベストワン、一体どれだったんだろうと。
このラジオポストの中で紹介した作品もたくさんあるけれども、その紹介した作品の、この僕の紹介熱量っていうところから、高澤さんもちょっと当ててみることもできるんじゃないかなと思うんですよね。
まずそのリストにずらーっと作品タイトルあると思うんですけど、これ紹介したなとか、これは紹介してないなーっていうのはわかります?
わかりますね。例えば、アストロノート。 アストロノート、よかったよね。
大いとんぼ。 大いとんぼ、よかった。
かな? え?
あとは、週末トレインどこへ行く? 週末トレインね、よかったね、あれは。
変人のサラダボール? 変人のサラダボール、変サラね、あれもよかったですよね。
忘却バッテリー? 忘却バッテリーもよかったよね。あの人の動きっていうのはね、忘却バッテリーが結構表現のレベル高かったですよね。
ゆるキャン? ゆるキャンシーズン3ね。
ゆるキャンはもうビッグタイトルなんで、これはもう好き嫌いあるでしょうね。
こんな感じかな? すごい多いですね、にしても。 そう?こんなもんよ。
そんな、これをこんなもんなんですね。そこもわからなかった、私には。
たぶんピークよりはちょい減ってるぐらいじゃないかな。
この夏に始まるアニメだと、確か55本だった気がします。
で、そこに再放送とかもいっぱい入ってくるんで、放送されているアニメ自体はもうちょっとあるんでしょうけど、僕基本的に地上波のものしか見てないんで、
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netflixとか、huluとか、ディズニーチャンネルとか、そういうとこ見てませんので、もう早速発表しちゃいますか。
僕の2024年春に放送されていたアニメの中から、僕のベスト1。 はい、お願いします。
じゃあドラムロールお願いします。
おいしんぼです。
ないじゃん、ここに。 ありがとうございます。 しかも見終わってないんじゃないですか。
おいしんぼはTVKですね、テレビ神奈川で再放送。 日曜日の夜やってましたね、10時半ぐらいに。
やってましたっつーか、まだ全然始まったばっかなんで、20話ぐらい見たんですけど、まだ全然先はありますから、
あと1、2年はおいしんぼ見ていくことになるんでしょうね。
へー、なんか未だのベスト1って聞いたら、ああそうなんだと思えるけど、なんていうんですか、ハルクールのって考えちゃうと表紙抜けです。
まあでも再放送されてるんで、間違いなくハルクールに。 おいしんぼ見たことある?アニメの。
ないです。漫画もない。 漫画もない?どんなのか知ってる?
グルメの男の人がいろんなお店に行って、いろいろ食べて、アドボーダー言うっていう話。
あ、ちょっと違うね、そのグルメな男の人は出てくるっていうのはあってるんだけど、
まず2人出てくる。 カイバラユーザン。
カイバラユーザンと山岡志郎。 これ2人、
因縁があるんだけど、どんな因縁か知ってる? 知らないです。
親子なんだよ。 あ、そうなんだ、知らなかった。
お母さん病弱だったんだよね。
カイバラユーザンはね、北大寺ロサンジュンってわかるかな?
はい、わかります。 陶芸家にして美食家であった。
彼がモデルで、ユーザンもそういう陶芸とかをやるんだよね。
すごい美食家で、美食クラブだっけ?っていうのを主催してて、
贅沢の限りを尽くす、物好きおじさんたちのクラブなんですよ。
なんかちょっと保守的な印象はありますね。 保守的です、保守的です。
この美味しいもの原作者もね、保守的だったりして、
カイバラユーザンとそこを同一主旨されて語られがちなんだけど、
カイバラユーザンはフィクションのキャラクターなんで、
そこと山岡志郎のこの親子喧嘩、親子喧嘩です。
飯を巡る? そう、飯は巡るんですよ。
ユーザンはすごい食べ物にこだわりがあるんです。
家で食べる料理もそうで、病弱なユーザンの奥さん、志郎のお母さんね、
お母さんがもう何度何度作り直しても、こんなの食えるか?つって。
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最低じゃん。 最低なんだよ。
モラル、ユーザンないんですよ、モラル。
で、死んだんですね、お母さんは。
なんじゃそりゃ、お前が作れって言いたくなっちゃいますね。
志郎からしたら、ユーザンはもうお母さん、おふくろのことを顧みずに、
殺したようなもんだと、志郎はめちゃくちゃ怒ってるんですよ。
親じゃねえと、あんなもん。
めちゃくちゃ怒ってるどころじゃないでしょうね、憎んでる。
お父さんなんて言わないですよ、貝原ユーザン。
貝原ユーザンも志郎のことは、息子とか言わないですよ。
山岡志郎は新聞社に勤める記者なんですね、文化部の。
潜り込みやがってと、新聞社にこいつが入ろうとしてることなんかを知ってたら、
潰してやったのにって、そんなこと言うんですよ。
なんで?
志郎が知ったような口を聞くからですね、美食について。
なにそれ。
お前のようなやつが美食を語るなんぞ、肩腹痛いわと言うんですよ。
いいじゃん、別に。
ただ、ユーザンはすごい教育もしてて、志郎に。
美食について。志郎はすごいんですよ、プロ級の舌を持ってて腕前もすごいんですよ。
でも普段は競馬中継とかを聞いてサボってるんですよ、仕事を。不良社員なんです。
そこに新人記者として、新卒の子みたいな、24号の子が入ってくるんですね。
女性がいたと思う、確か。
クリタさんがね。
この子が、何なんですか、山岡さん。
まあ、あきれるみたいな感じなんですよ。
クリタさんは天才的な舌を持ってて、第1話で、
いい豆腐とダメな豆腐の違いを完全に当てるっていう天才なんですね。
それで山岡志郎も、こいつできるみたいな一目を置いたんですよ。
この作品の登場人物ね、みんな食べるのが好きでめちゃくちゃ食います。
お腹いっぱいにならないです。
あ、そうなんですね。
店を回るわけじゃないんだよ。グルメ全般。
何かで見たのは、おにぎり、お弁当のおにぎりにもすごい拒否つけるみたいなの。
つける、有名なシーンですよ。
何だったっけな、クリタさんがおにぎり作ってきてくれたんだよ。
で、それを競馬新聞見ながら、ノールックでおにぎり食べるんですよ、山岡がね。
点数つけちゃうんですよ。何点だったか忘れたんだけど、見ずに。
おにぎりも見ずに、ただむしゃむしゃって小張りだけして、
15点、みたいなこと言ったんですよ。
山岡はね、貝原雄三のことが大嫌いですよね。
お母さん殺したようなもんだから。
でも、貝原雄三の血が山岡にも流れちゃってるんですよ。
そこをね、山岡苦しんでるんだよね。
わかってるんだよね。俺にもあいつの血が流れてるって。
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これはまだ、僕は原作読んでないし、これから先どうなるかわかんないですけども。
ただまあ今少なくともこんな僕でも知ってるのは、山岡とクリタさん結婚するんですって。
で、子供が生まれるんですって。
孫ですよね、雄三からしたら。
うん。
ベタボレになるそうです。
えー。なんかだから何っていうくらい、ちょっと私はあまり苦手なタイプかもしれません。
でもね、貝原雄三、一人称が雄三なんですよ。
ワシとかじゃなくて、この雄三の目の黒い内輪とか、一人称雄三なんですよ。
これがまあ可愛いっていうね。
一番貝原雄三が近い存在というか、いて違和感がないのはサンリオですね。
サンリオキャラクターのキティちゃんとかの横に貝原雄三がいても、全然違和感がない。
えー。
この貝原雄三が。
で、何がいいかっていうと、おいしんぼの、すごいドラマがいいんですよ。
うーん、1話完結なんですか?
1話完結です、一応。で、キャッチフレーズがこのアニメついてて、
究極のアニメドラマっていうキャッチフレーズなんですよ。
へー。
グルメドラマじゃないんですよ。アニメドラマって言うんですよ。
アニメだからね、原作じゃなくてアニメだから。
ドラマが多様で、僕は別に飯の話とか好きじゃないじゃない、普段。
そうですね。
飯の話もしてたりはするんだけど、ドラマのパターンがいろいろで、どうやってそれを飯の話につなげるのかっていうのが、
原作者の思想は偏りすぎてて好きじゃないんだけど、この引き出しの多さ、展開の多さっていうのはちょっとやっぱり才能を感じますね。
うーん。
なんか伝通家どっかの出身の方なんですよね、確か。原作者と作画は別なんですけどね。
で、あとアニメでいいのは、スタジオが毎回違うんですよ。
スタウケのスタジオがね。
それごとに結構絵が違ってて、演出も違ってて、ある回でびっくりしたのは、夜景の流れるタクシーの車内のシーンでね、
タクシーの外を、同じ方向に走ってるバイクがタクシーを追い抜いていくんですよ。
まずちゃんと描かれているのもすごい。タクシーの窓の外にそのバイクがちゃんと描かれているのもすごいと思ったんだけど、ちょっとそのシーンが進んだ後に
信号に引っかかるんですね。タクシーが。その信号に引っかかるときに、さっき追い抜いたバイクに追いつくんですよ。バイク追い抜いた後、信号に先につかまってた。
映画みたい。
先につかまってたんですね、バイクが。そこに追いつくんですよ。それを別にバイクを追っかけてたりしないんですよ。
カメラはずっとタクシーの車内にあるんです。で、今バイクが来たって別にそのわざとらしく演出しないんですよ。
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ただふと気づいたら、あれ?このバイクさっき追い抜いたバイクじゃね?って、僕だけが思うんですよ。見てる僕だけが。
何これって。こんなのわざと描くんだ、手でって思って。
確かに。だいたいループだったりしますもんね。
当時、80年代後半から90年代の頭なんで、まだバブルの残り画もあったりして、おそらくね、手で描く作画がすごく充実した時期だったんですよね。
で、その回はね、ほんとびっくりしました。何?どこに贅沢なことやってんの?と思って。
確かに。
すごい集中力で見てると。
ぎゅーって見なくていいのに。
いや、見ちゃうんだよ。物語もいいし、そういう回があるって知っちゃったから、そのバイクが追いついたりするっていう。
5、6回に1回ぐらいそういう回が来るの。すごい演出がすごい回が。
見逃せないんだよね、おいしん坊。超いい。
全部ちゃんと僕真剣に見てますけど、圧倒的に一番面白い。
そうなんだ。そうなるとあれですよね、2024年の今のアニメって。
いや、おいしん坊のクオリティが高いだけだと思うんですけど。
やっぱその90年代前半とか80年代後半なんで、最後のエンドロールとかを見てると、
あれ?あの監督、今やあの有名な監督が、え?この時は設定で?え?この時は動画で?とか、そういう人も結構いて、
最近ここ2、3年アニメを見るようになった僕からしたら、おいしん坊ってすごいアニメだったんだなって思っているところですね。
確かにそれ聞くと気になるけど、見始めたらもしかしたらイライラしちゃうかもなとも思いました。
ユーザーに?
うん。
でも可愛いんだよ。そういうおじさんを可愛いと思うようなチャンネルは別に高谷さんにはないか。
ない。
この貝腹ユーザーがっていうんだよ。
マイメロと一緒なんだよ。
一人称を自分の名前にする人で結構きつめの方とかも実際会ったこともあるので、
ちょっとあまりそれに対してだからどうっていう気持ちはあまりないかもですね。
だってそんなマイメロと一緒じゃん。
そこだけ切り取ればね。
高谷さんもグルメ好きとか言うけどさ、
もてなしの心っていう回があって、ユーザンの家で働いてたお手伝いさんみたいなおじいちゃんいるんだけど、
かつてユーザンがそのお手伝いさんの家に行ったことがあったんだって。
そこで飯を食ったんだって。
お手伝いさんだから収入も低いからユーザン先生が来ても何のもてなしもできません。
こんなものですいませんってご飯出したらしいんだけど、
そのご飯がユーザンは一番おいしかったって言ってたの。
これなんでかっていうと気持ちとかじゃないんだよね。
気持ちは味にはならないから。
でも明らかにおいしかったんだって。
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で、後年そのお手伝いさんがもう辞めて、
引退して地元に帰るってことになったんだよ。
その時にちょっといろいろあって、山岡素郎とそのお手伝いさんが
おいしい米をどっちの方が炊けるかっていう勝負をしたんですよ。
山岡素郎も英才教育職については受けてるから、やっぱりおいしいお米を炊くんだよね。
でもそのお手伝いさんが炊いたお米の方が明らかにおいしかったんですよ。
違いがわかるかって言ってユーザンが、
素郎、お前にこの違いがわかるかって言って。
理由がね。
そしたら素郎が震えながら、
金に物を言わせて、いい米を使ってるんだとか言うだけよ。
その金とかをユーザンが手助けしたんだろう、裏で。
俺を任すために。
そうじゃないんだよね。
そのお手伝いさんは、相手をもてなしたいと思ってるわけ。
このご飯を食べる人をもてなしたいと思ってるわけ。
その時に、でももてなしたい時に、
あの時ユーザンが来た時のようにお米を炊いたんだけど、
どうしたかっていうと、
口当たりを良くするために、炊く前のお米を一粒一粒、
同じサイズのものをより分けた。
で、そこまでの手間をやってから炊いたんだと。
いい素材を使ってるわけじゃないんだと。
とにかくもてなしの心がそうなったのと。
心が直接出たわけじゃなくて、
もてなしの心があることによって、
米のサイズをより分けて、均等なやつだけ炊いて、
そうすると炊き加減とかが均等になるからね。
で、ガーンと。
なにそれ。
まあまあまあ、いいんじゃないですか。
やりたいなったら。
このお手伝いさんと志郎は仲がいいんですよ。
もうおじいちゃんなんで。
志郎がね、幼少期、庭の柿の木に登って、
降りられなくなったことがあったの。
その時に降ろしてくれたのが、そのお手伝いさん。
とか、そういう物語ね。
感動するとかじゃなくて、
いい話だとかじゃなくて、
物語のパターンの多さ。
こういう物語を思いついて書くってことが面白いじゃん。
っていうことだけ。
そうですね。
共感ではないですね。
だから、飯は僕好きじゃないです。
というわけで、2024年春アニメ、
未だのベスト1は、
おいしんぼでした。
おいしんぼの話しかしてないじゃないですか。
これから2024年夏アニメが始まりますけれども、
当然おいしんぼまだまだあるんで、
もしかしたらおいしんぼの2連覇ってこともあるかもしれませんね。
2024年夏もベスト1はおいしんぼになる可能性が十分にございます。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
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聞いていただきありがとうございます。
ラジオポトフでは、
皆さんからのお便り、
コーナーへの投稿をお待ちしています。
概要欄にあるお便り受付ホームからお送りください。
あなたのお便りが、
番組を作る。
ご視聴ありがとうございました。