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今田のthinking☆演劇はおかしい、というわけで、今回も前回、前々回、前々前回に引き続き、今田が一人でお届けいたします。
高澤さんは、演劇に出演しているそうでございます。
今日これを撮っているのが、10月の27日なんですけれども、今日が多分最終日、いわゆる先週落というやつだったと思います。
次回は高澤さんがいるといいですね。
高澤さんが今出演している舞台ね、あの運月イーファーという演劇ユニットかな、の、タイトル8Hのメビウスという作品で、僕見に行ったんですよ。
いつだったかな?水曜日だったかな?水曜日だった?23日かな?
見に行って、池袋にあるスタジオ空洞というところなんですけど、2時間半ぐらいだったかな?ちょっと長めの作品になったんですね。
Xとか見てるとすごく評判がいいみたいで、なんか口コミ口コミで最終的にはお客さんが1万人ぐらい集まったっていう風に聞いているので、すごい評判が良かったみたいです。
見に行って、僕も、いつだったか感想を持ちましたよ。それは高澤さんがまたこちらに戻ってきた時に一緒の回で喋ろうと思うんですけども、とりあえず今の時点で言えることはね、2時間半もセリフを覚えているのがすごい。これはすごいですよ。
もちろん僕も演劇、中途半端に演劇人と言えると思うんですけど、演出もやるし、脚本もやる。俳優もやります、僕は。
セリフも覚えるわけですよ。本当にね、演劇っていうのは不合理なメディアなんですよね。映画とかアニメとか小説とかと違って、複数の人間が一箇所に集まって、せーので始めるんですよ。
この、もう2024年ですよ。複製芸術が始まって何年経ってるか知らないですけど、この時代にそんな、なんて言うんですかね、アナログじゃないけど不合理な、非効率的な大人がね、何人も何人も1ヶ月くらい稽古して、で本番も一箇所に集まるって言うんですよ。
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で、そこに客が来るんですよ。で、見せる。まあその、経済的におかしいですよね。だから非効率的な話なんですよね。
まあでもその、だからこその、なんだろうこう、経済、経済に回収されない非合理さゆえの魅力みたいなのがきっとあるわけですよね。生の肉体がそこでほとばしる魅力とかも当然あるわけですよ。
あの、声とかもね。生の声がそこであるわけですから。とはいえ不合理ですよ。非効率的です。で、その非効率的な、象徴的なポイントっていうのは、セリフを覚えるっていうことね。
僕はセリフを覚えること、まあそんな得意じゃなんかないんですね。で、官兵とかも用意したりするんですよ。でその、みんな覚えるわけですよね。今回の4月イファーの方々も高澤さんを含め覚えていらっしゃいました。2時間半。
で秦と考えたときに、役者さんたち、そこに出演している役者さんたちって、何が楽しくて何を目的としてその作品出てるんだろうって思うんですよね。
まあもちろん、出たいから出てるんでしょうけど、おそらく衝撃状演劇ってまあその、それこそ経済的な意味では全然ペイできてないと思うんですよね。
じゃあ俳優って何が楽しくて舞台に立っているんだろう。何かこう達成感がないと続けていかないと思うんですけど、何が達成感なのかなーって思うんですよね。
それがもしかして、セリフを覚えた、覚えてうまく言えた、やったー、なのかって思ったんですよ今回。
まあそれだけじゃない、全然違う、それだけじゃないと思うんですけど当然。でも結局覚えたセリフを一枚でちゃんと言えてやったっていうのが達成感の
源というか一番前提なのかなとちょっと思いました。それで言うと、そこにだから逆に言うとそこにセリフを覚えて一枚で言えたっていうところに達成感を感じないんであれば続けていけないですよね、俳優っていうのは。
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僕はそういうのがあんまり好きじゃないなって今思うんですけど、でも自分がトリコロルケーキで脚本を書いて演出してた作品って多分だから役者さんの達成感的には満足度合いが低いものだったと思うんですよね。
そこまで理解した上で演劇っていうのはやった方がいいんでしょうね、とか思いました。思いましたっていうか考えましたね。シンキングですよだから。
普段高田さんにシンキングしてないじゃないかっていうふうにちょっと普段僕言うんで、自分でしたらどうなるんだろうと思って今回ちょっとしました。ありがとうございました。短いですけど。
また高田さんが来週は戻ってくるといいですよね。またよろしくお願いします。さよなら。今野でした。