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2025-12-05 21:18

演り人博覧会で上演した『どうせなにもみえない』製作過程を振り返る

11月29-30日に大阪で開催された演劇イベント「演り人博覧会2025」で上演した『どうせなにもみえない』という作品の製作裏話を話してます。

もっと色々話し残しておきたい気持ちだけど、あんまりうまくまとまらなかった……!
でも記録としてアップしておきます。

最後に今回つくった楽曲から1曲公開しています。

*****

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サマリー

演り人博覧会で上演された『どうせ何も見えない』の製作過程について、演者たちは自身の経験や工夫を振り返っています。大阪の屋上での上演を経て、音楽劇としての新たな挑戦がどのように形になったのかを話しています。特に、カラスをテーマにした新しい要素を加えたことが語られています。また、初めての経験としてアルバムを制作し、音声作品としても楽しめる形に仕上げたことが特徴です。

ポッドキャストの始まり
はい、どうもこんばんは、孤独部です。お久しぶりです。
ちょっと思い立ちまして、久しぶりにポッドキャストを撮ってみようかなと思います。
ボイスブログですね。先日ですね、演り人博覧会という名前のイベントが大阪でありまして、
そこでですね、久しぶりに昨日作品を作りまして、ちょっとそのことをね、記録しとこうと思ったんですけど、
ノートでね、僕、ブログ書いてるんですけど、ちょっと言葉にするの、なんか結構難しいなぁと思ったので、
もう一発撮りでね、ボイスブログでちょっと回して、記録に残しておこうかなと思います。
11月の29日、30日の土日でですね、大阪にあります、大阪の野田駅という、
大阪駅から一駅だったかな、確かのところにある、野田駅の目の前にあるライブアートバー、マガユラというところでですね、
一つのビルのお店自体は2階なのかな、2階がバーになってて、3階がイベントスペースみたいな感じであって、
屋上があってという構成のところでですね、屋上を含めて3階場全6作品が1時間ごとに上演されていくというイベントでございました。
そちらの方でですね、6作品中の一つ、どうせ何も見えないというタイトルの作品を屋上でやらせてもらったんですけども、
今日はね、それのいろいろ喋りたいことがいっぱいあるんですけど、そのイベント自体の感想もですし、作品作ってのことも言いたいなと思っているんですけど、
まずはちょっと自分の作った作品のことを振り返ってみようかなと思います。
なので多分これは3回かぐらいに分けてやるうちの1回目になるかなと思います。
というわけで、どうせ何も見えないという作品を今回演出としてやらせてもらいまして、
昨はですね、瀬野一郎さんという、実は僕はバンドやってるんですけど、白線の内側っていうバンドでキーボードを弾いてくれている瀬野一郎さんが、
過去にですね、結構前なんじゃないかな、初演いつだったかな、結構前だと思うんですけど、
初演がその、瀬野さんが書いた脚本を僕が演出するという。
で、昨年も1回やってまして、その時は名古屋にあります、この親指と博覧会主催の武道さんのアトリエ、
アトリエ混沌堂というのが、名機から一駅のところの亀島駅というところの近くにあるんですけど、
そこで昨年の7月だったかな、に初演をしました。
それから約1年ちょっと、相手の再演というわけなんですけども、会場がね、まず全然違ったんですよ。
その前回はその小民家の一室というか、スペースのところでやったんですけど、今回はもう屋上でやるという話だったので、
もう同じやり方はできないなと、その段階でお話もらった段階で思ってたので、全然ね、実際作ってみて全く違う作品になったんですけども、
その作品ね、結構今回苦労したんですよ、いろいろ。
普通の演劇って言うと変ですけど、いつもの苦労とは全然違う苦労をしたので、そのこともちょっと残しておきたいなと思って撮ってるんですけど、
初演の時は小民家一室で、僕の中でのテーマが、劇場空間に小民家なんですけど、照明とか音響とかをバンバン使って、
一つの劇場空間にしようっていう、濃密な劇場空間を作ろうっていうのが割とコンセプトの一つにあったんですけど、
今回屋上なので、それとは全然違う方向性に振り切ろうと思って思いついたのが、音楽に振り切ろうという形でございました。
見てもらった人はね、分かると思うんですけども、今回はですね、
事前の告知の時からローファイヒップホップ×ポエトリーリーディングによるライブな音楽劇というふうに途中でキャッチコピー的なものをつけてね、
Twitterなんかで書いてるんですけど、まさにそういう感じを目指して作っていったという作品でございましたね。
その曲をですね、全部自分で作ったんですよ。素人なんですけど、DTMで作りまして。
そのためにですね、準備としてはどれぐらいかな、8月、9月ぐらいの辺かな。
製作の悩み
白線の内側でライブがあったんですけど、その時特典のCDを作りまして、確か前回のポッドキャストかなんかで、
ちょっとその話したかなと思うんですけど、その時のCD作りとかも僕積極的に自分でミックスとかもやらせてもらってたんですけど、
それ何でかっていうと、実はここで自分でDTMで一から曲を作るっていうのが全体にあって、
ちょっと慣れとかないといけないなと思って、事前にメンバーとかにいろいろアドバイスもらったりしながら作っていくというのを経験しておいて、
そのバンドでの特典CDと、その後にですね、
ボカロンのイベントがありまして、開催されたのはついこの間、
ヤリ人博覧会の1週間前の11月の23、4とかの土曜日、日曜日の辺であったんですけど、
無色透明祭というボカロンのイベントがありまして、ニコニコ動画上で行われている。
それはどういうイベントかっていうと、ちょっと話すとれちゃうんですけど、どういうイベントかっていうと、
ボカロンのイベントなんですけど、普通は誰々が作ったこういう曲ですっていう風に出てると思うんですけど、
それはその、作家?作家名って言うんですかね。
そのボカロP名を出さずに、曲名と映像も白字に歌詞とかだけしか出していけないっていう、
純粋に曲を聴いてもらうっていうイベントがありまして、
それの期間が延長されたんですよ、偶然。
それで延長されたんで、あ、じゃあ間に合うじゃんと思って、
バンドの特選CDが作り終わった後にですね、バンドのライブが終わった後に、
ボカロンのイベントに1週間ぐらいで曲を急いで作って、2曲出したんですけど、
幸いにそれも、まあまあ、そんなに再生数多いわけじゃないんですけど、
それなりにね、聴いてもらえて、コメントとかもらえて嬉しいなっていう経験もしたので、
またね、改めてしたいと思うんですけど、そういうことを経て、
DTMのスキルは伸ばした上でですね、実質10月入ってからかな、
たぶん曲作ったのは、1月ぐらいのところでガーッと作っていきまして、
11月頭ぐらいからガッツリ稽古を始めたんですけど、
その段階でまだ全曲ができてなかったかな。
でもある程度形が見えている状態で稽古に臨んでいって、みたいな感じで、
そこから曲を詰めていって、みたいな感じでね、
稽古期間としてガッツリやったのは1ヶ月ぐらいなんですけど、
僕個人としてはその前の1ヶ月からの2ヶ月ぐらい、
本当にね、毎日のようにDAW触ってたんですよ。
DAWって音楽のソフトなんですけど、
毎日のように触って、曲自体はね、意外とすんなり出てきたんですよ。
意外と詰まることなく、こういう曲がいいなって思いついたものが、
意外とイメージ通りかな、形にどんどんできていけたかなというふうに思ったんですけど、
ある程度形になったところからがすごく大変でしたね、実際やってみて。
何が大変かというと、いわゆるミックスと呼ばれる作業だったりするんですけど、
曲を打ち込みで作ってるんですけど、打ち込んであるデータがあるんですけど、
それを最終的に聴いてもらう状態にするために、
音量のバランスだとか、細かいエフェクトだとか、そういうところを調節していくんですけど、
稽古やりながら、稽古用のタイミングの調節とかも含めて、
結構ね、細かいことを知らない人からしたら、何が違うの?ぐらいの差のことをね、ずっと細かく細かくいじって、
何か違うな、何か違うなと言いながら、毎日のように最後の1週間、2週間ぐらいは本当に頭を抱えてやってましたね。
これは人知れない努力だなと。
多分これはね、さっき言ったボカコレのイベントもそうですけど、
いわゆる音楽を作っている今のTTMをやっている人たちはね、
みんな直面している悩みっていうかね、大変さだと思うんですけどね。
本当にそれを痛感しましたね。
本当に演劇の悩みじゃないんですよね。
普通にDTエヴァとしての悩みみたいな感じでね、自分のスキルの無さを恨みながら、
ああだこうだとね、やってましたね。
漢字の作品の中身の話なんですけど、屋上でやらせてもらったんですよ。
屋上でやるにあたって、空間的にもかなり狭い場所なんですけど、
なので、いわゆるアクティングエリアっていうんですかね、
役者が動けるほどのスペースがないだろうという風な場所で、
しかもですね、僕8月頭にあった現地調査行くときの日にね、
風邪ひいてしまいまして、8度以上の熱を出して行けなかったんですよ。
映像を送ってもらったりとか写真を送ってもらったりとかして、
それを見ながらこういう場所なんだと想像しながら作ってたんですけど、
本当にいかんせん、もうね、たぶん見ててもね、
あの場所はどうしようって同じように頭がかかってたんですけど、
そこでやるにあたって、そのいわゆる空間的なっていうんですかね、
そのいわゆる役者の身体的なところにあまり頼らない方法なんかないかなと思ったときに、
やっぱり音だなという一つ思ったのと、
あと脚本自体、その瀬野さんの書いた脚本自体が非常に何て言ったらいいんだろうな、
いわゆるポエジーなというか、詩的な言葉だなというふうな印象を最初から受けてたので、
思い切ってこれを音楽にしてしまおうというのが結構その今回の演出の着想のスタート地点として、
この構想自体はね、結構その屋上でやりますよっていう話があった段階からずっと考えているうちに思いついていた、
温めていたアイデアでございましたね。
面白いことにこの瀬野さん、作家の瀬野さんはですね、
あの、劇番をやってる、やってた、やってる、今もやってるのか、
劇番をやってる方でございますので、
立場が逆転してるんですよね、いつもと。
その本来であれば、いわゆる作演出をやる僕が曲を作り、
逆にその普段曲を作ってる瀬野さんのが、
偽曲として扱われているっていうね、立場逆野郎っていうことがね、実は起きている作品でございますね。
非常にだから新鮮なんじゃないかなと思いますね、お互いに。
そんな感じでね、どんなふうに曲を作ってたかっていうと、
実はこの前回の初演の時からずっと思ったんですけど、
その作品の中身が、あの、
原作だともっと年齢が低い設定だと思うんですけど、
一応僕は女子学生というふうな解釈で扱ってまして、
で、今の時代、女子学生のモチーフというふうに考えた時に、
僕の中であったのはニュージーンズとか、
今回はちょっとね、アイリッドの要素も足してみたんですけど、
あの、あの辺の感じ、そのティーンの感じっていうものを今象徴するものっていう、
そのK-POPのあの辺だなというイメージがあって、
で、作品の持つその透明感とか繊細さみたいなところも、
そして危うさみたいなものもなんか通じるものがあるなというふうに思ったので、
実は曲の背景としてはその、
ローファイヒップホップというものと別に、
そういう軸も実はありました。
多分ね、聞いても分かんない程度だと思うんですけど、
でもその自分の中の作品作りの取っ掛かりとして、
あの、例えばコード進行だったりとかリズムパターンだったりっていうところで実はね、
かなりニュージーンズとかアイリッドの影響を受けた曲になってるんですよ、実は。
はい。
製作過程の振り返り
なので、一番分かりやすいのは最後のエンディングで、
ラストでかけた曲なんですけど、
あれとかはもうまさにね、
はっきり言っちゃうと、ニュージーンズのクッキーって曲があるんですけど、
クッキーみたいな曲がいいなって思って、
自分なりのクッキーを作ったので、
聞き比べるとね、
あ、もうクッキー丸パクリじゃんみたいな感じの曲ではあるんですけど、
でもまあその中に、
そのいわゆるローパイヒップホップ要素だったりとか、
入ってきたりとかしてると思うので、
まあ自分なりの解釈のものになったなというような感じでございますね。
本当にこんだけガッツリ曲を、
まあ全部で7曲作ったんですけど、
7曲で特典でCD配ったんですけど、
そのCD時間見たら30分ぐらいあるという、
アルバムやんみたいな、
ちょっとしたアルバムやん系ぐらいのボリューム感のある曲をね、
一気に自分で作って、
一つのCDにしたというのは初めての経験でございましたね。
一応その稽古中に録った声を録音してたので、
それをもう曲の中に埋め込んで、
お配りしたCDの中はボーカル入り、
これを聞けば、
もうなんていうの、
ボイスドラマじゃないですけど、
まあそういう感じの、
あの音声作品にもなってるかなというような形のものを作りました。
いやー面白い経験でしたね。
本当にね、
その録るのも結構苦労したんですよ。
録ること自体はもう稽古場でただ回した録音なんですけど、
その音がやっぱりどうしても大した録音環境で録ってないので、
音にノイズが乗ってたりとかして、
そのノイズをどうやったら消せるかなとか、
そういうね、
あのー、
実はそういう細かい努力が裏側であるという感じでございますね。
なんか肝心の作品の話を全然できてない気がする。
そうあのー、
2回目だったんですけど、
その初演の時と比べてまたちょっとね、
角度が違う部分があったりとか、
脚本も実は初演からもさらにいじってて、
初演でもいじってるんですけど、
そこからさらにいじって、
あのーちょっと重要なシーンを1個、
あえて落とすことによってちょっと解釈を変えてたりとか、
そのローファイヒップホップ的な要素を入れる中で、
カラスっていうのを新しいモチーフとして加えて、
それが役者の中に反映されていたりだとか、
これは本当にね、
あのー、
見る人が見て、
そうやって受け止めてくれたらいいなぐらいのものではあるんですけど、
今回あのー、
その出演者3人のうち平手さんの役の衣装が大きく変わってまして、
実は。
前回は蝶をモチーフにしてたんですけど、
今回はカラスをモチーフに、
なので彼女だけ制服が黒い、
セーラー服の上にカーディアンを着ているという黒い格好をしてもらったんですけど、
それは、
実は彼女にカラスというモチーフを重ねているというのが実は背景にありましたね。
脚本上ではセリフを一切加えないという風に僕の中でルール決めてたので、
本当にそれは何か薄々感じてもらえばいいなぐらいのエッセンスではあるんですけど、
それが、
あのー、
特に役者をやってくれた平手さん自身のアプローチの変わり方とかにも出てたのかな、
と思いますし、
あのー、
それによって作品自体がまた違った角度になったかなというのが、
面白いことだったなと思いますね。
初めての音楽制作
そうですね。
で、
本番の話もしますと、
今回ですね、
なんと乗り打ち、
当日の朝に名古屋を出て、
現地着いたのが11時ぐらいかな。
で、
本番は1時からなので、
仕込み時間2時間だったんですよ。
で、
音を鳴らしてた機材は全部自分の手持ちの機材、
家にある機材とか、
まあ今回買い足したものも若干あるんですけど、
なんでほとんど自分の手持ちの機材で固めてやるというもので、
もうね、
ギリギリでしたね、
本当に。
実はだからもう通し練習とかは、
本番直前にはできずに、
その、
数曲あるうちの、
1曲2曲ぐらいを役者さんで音量を合わせて、
あのー、
あのー、
あのー、
数曲あるうちの、
1曲2曲ぐらいを役者さんで音量を合わせて、
本番みたいな感じで、
1室目を迎えましたね。
本当に過去一番バタバタだったかも。
過去にね、ライブハウスとかいろんなところでやってきたんですけど、
なんか慌てっぷりだけで言ったら一番だったんじゃないかなというぐらいね、
バタバタして本番を迎えましたね。
うん。
逆に本番開けてからは、
あのー、
1室2室と重ねるうちにある程度、
自分たちも落ち着いてきて、
あのー、
他の組もね、
僕は、
あのー、
他5作品、
全部、
2日間で見ることができました。
またその話もね、
お祝いしていけたらなと思っております。
結構喋りすぎてしまった。
17分でございますね。
いや、
なんか、
記録に残そうと思ったのに、
大事なことは話せてないような感じがちょっとしますなぁ。
まあ、
またちょっと思いついたら話しましょうかね。
また別の作品のことを話す中でも、
またいろいろ話していくかなと思うので、
ちょっと今こう、
終わってまだ1週間経ってないのでね、
今のうちの自分のテンションというか、
なんか、
気分みたいなものが、
文章よりも声で残しておいてもいいのかなと思ったんですよね、
なんとなくね。
なので久しぶりにちょっとボイスドラマ、
ボイスドラマじゃないわ。
えっとー、
ボイスブログをね、
撮ってみました。
どうしようかな。
この後に、
えー、
7曲あるうちの、
どれか1曲を、
入れときましょうかね。
まあ、せっかくさっきの話あったんで、
ラストの曲をちょっと入れときましょうかね。
あれだったら言葉乗ってないので、
あの、許可なく、
乗せれる、
自分の、
完全に自分の曲と言えるので、
最後の曲を、
最後にかけて、
終わりにしたいと思います。
えー、
見てくださった方ありがとうございました。
えー、
またね、
あのー、
演劇の予定は特にないんですけど、
バンドとかやってるんでね、
ぜひ、
また、
あのー、
バンドとかで、
ライブとか、
見に来てもらえたらなー、
と思っております。
はい。
また次回、
えー、
他の作品についての、
お話をしたいと思います。
ではでは。
21:18

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