2025-08-06 25:57

【特別編】色の心理学はなぜ信じられやすいのか~質問:ピンクは女の子の色ですか?~【RADIO Kitsch #科学系ポッドキャストの日】

色の思いに魂を引かれて。



【#科学系ポッドキャストの日 】

8月のトークテーマ「色」

ホスト「高橋クリスのFA_RADIO:工場自動化ポッドキャスト」

プレイリスト :

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【参考文献】

石井国雄、田戸岡好香『ピンクと青とジェンダー』青弓社、2025年



【音楽提供】

■Sakura Girl様

→https://www.youtube.com/@SakuraGirl

サマリー

このエピソードでは、色とジェンダーの関連性について議論されており、特にピンク色が女の子の色として認識される背景やその歴史が説明されています。また、色彩心理学がなぜ人々に信じられるのか、その理由についても考察されています。さらに、色彩の心理学とジェンダーの関係を探求し、ピンク色が女性に関連付けられる理由についても考察されており、外部の偏見がどのように色と性別に影響を与えるかが議論されています。

性別と色の関連性
こういう質問がありました。
ピンク色は女の子の色ですよね。
ピンク色と言われると、比較的女の子がイメージしやすい色なんじゃないかなと思いますし、
トイレとかピンクとブルーで分けられていますしね。
なので、ピンク色というと女の子の色。
比較的正しい言い方だと思います。
ただ、このピンクが女の子で、反対にブルーが男の子で、
こういう色で性別を分けるやり方、この性別の分け方はですね、
人類、運前年と歴史がある中で、たった100年前からの慣習でしかないんですね。
もっと言うとですよ。
色と性別を関連づけて考え始めたのは、150年前です。
で、その150年前の時は、ピンクが男の子で、ブルーが女の子でした。
今と真逆だったわけですね。
ということで、色とジェンダーにまつわる不思議、
そしてあとは心理学の話とか、そういう話をしていきたいと思います。
ピンクの歴史
ということで、おはようございます。スタジオウケチの三木裕蘭です。
今回はですね、前回の月も参加したかな、科学系ポッドキャストの日の参加放送会です。
今回のテーマは色ということで、
今回はですね、この科学系ポッドキャストの日に参加している番組が、色についてそれぞれ話し合っていますので、
ラジオウケチも今回は色と、そして番組にちなんでジェンダー、この関連についてお話をしていきたいと思います。
科学系ポッドキャストの日の詳細については、概要欄を見ていただければと思います。
ということで、今回はですね、ピンク色の話を冒頭にしましたね。
まあ、なんとも定番すぎるテーマかなとは思いますけども、ピンク色イコール女の子、ブルーイコール男の子。
この関連づけは、現代に広く浸透している色とジェンダーの分け方なんじゃないかなと思うんですけど、今回はピンク色に注目して、果たしてそれが伝統的なのか。
この点からちょっと歴史を振り返りながら、あるいはなぜピンク色がここまで浸透してしまっているのかみたいな話も少しできたらなと思います。
実はですね、ピンク色の流行というのは18世紀ヨーロッパからなんですね。
歴史をやっている方なら知っているかなと思うんですけど、ポンパドゥール夫人という方がいますね。
ルイ15世の女化けとして有名な婦人がいたんですけど、このポンパドゥール夫人がピンクを好んで身につけていたそうですね。
そのポンパドゥール夫人が広めたピンク色のことをポンパドゥールピンクというふうに言って、ヨーロッパの全域にピンクブームが18世紀の半ば後半ぐらいから流行が広まっていったんですね。
ですが当時のピンクというものは現代とは異なっていてですね、女性の色として流行っていったわけではありませんでした。
当時はむしろ上品で、そして優美で、あと洗練された、そういう色としてのピンクが流行ったわけです。
ポンパドゥール夫人という位の高い貴族が着ていた色になりますから、こういうイメージを伴ってピンク色というのがヨーロッパに広まっていったわけです。
この話だけでもピンクイコール女性というのが伝統的ではないというのがこの例からもわかると思うんですけど、これが19世紀に入るとですね、ここでようやく乳児の衣服、子供の衣服に対して色付けをしていくようなそういった傾向が出てきました。
この時の子供の服なんですけど、基本的には白色ですね。ただそこにちょっとしたピンク色であったり青色であったり、こういうようなものが足されて使われていくようになります。
ここでもですね、男の子に青色をあげて、女の子にピンク色の服を着させるというこういうことをしていたわけではないんですね。
この時はまだこの子供の髪とか目とかそこら辺の色に関連付けた色の衣服を与えるとこういうことをやっていました。
例えば青い目をした子供には青色の衣服が与えられていたし、茶色い目をした子にはピンク色の衣服をあてていたと。
こういうふうにちょっと髪色とか目の色とかそういうふうなその身体的特徴に合うような色の服を与えていたと。こういうふうな傾向であったわけですね。
色彩心理学の影響
そしてですよ、19世紀後半に入ってきますと、ここでようやく色と性別、色とジェンダーを結びつけるような傾向が出てきます。
ただこれはですね、非常に面白いことにですね、現代とは真逆の色分けをしています。
1890年のレディースホームジャーナルという雑誌があるんですけども、ここにですね、色が欲しい時には青は女の子に、ピンクは男の子に、こういうような記載があります。
つまり女の子に対して青色を当てて、男の子に対してピンク色を当てていたわけですね。現代と真逆ですよね。
ちなみにこの理由についても記載があってですね、はっきりとした強い色であるピンク色を男の子に、そしてより繊細で可憐な色である青色というのを女の子に与えようと、こういうような理由付けがされているわけですね。
ラジオキッチュの第1回かな、放送でも話したと思うんですけど、やっぱりね、昔はね色付け別なんですよ。青色っていうのは今では男の子の色になってますけど、昔は青イコール女の子だったわけです。
それはここにも記載があるように繊細な色なんですよね、青っていうのが。繊細だし、より凛とした色。だからこれはこの青色っていうのは女の子に相応しいよねっていう観念があったし、逆にピンクとか赤とかね、この系統の色っていうのは強い色であると。
ピンクの場合ははっきりとした色だから、赤色の場合はなんというか、僕が見た文献では情熱的な色だから男の子に相応しい色と、こういうふうにされていたわけですね。
なのでこれは19世紀後半の話なんですけど、この時点で色と性別に関する分け方が登場して、ただしかしそれが現代とは真逆の分け方だった。真反対の結び付け方をしていたということですね。
そしてこの後から、性別と色に関する関連付けっていうのがごちゃごちゃになってきて、やがては現代と同じような色付け、色分け方に定着していくわけです。
僕が好きなサンサイブックスという出版社から出ている一番素敵な〇〇の教室という、ちょっとした概略、概論を述べるような絵がたくさん書いてある半分図鑑みたいな本のシリーズがあるんですけど、その本のシリーズの中に色彩についての本があるんですね。
その中に色んな色彩、ピンクでもブルーでも緑でも何でもいいんですけど、その色の使い方あるいはその色が持つイメージについて解説した本なんですけど、そこのピンク色の説明欄の中にピンク色っていうのは心を和らげるような、そこに癒しを与えるようなイメージを持っている色です。
だからナースの制服にはピンク色が採用されています。
こういうような記述があったんですね。
これ間違ってるんですよ。
別にピンク色がストレスを緩和するとか、ある程度心の精神的なものを和らげるみたいな理論が世の中には出回っているんですけど、この理論を提唱した実験は現在では科学的根拠に乏しいというふうに言われて、完全に信頼性を失っている、そういうような実験なんですね。
ただその実験の結果だけが独り歩きしているような、そういうような状況なんです。
この実験についてはまた後で述べるんですけど、この実験についてはまた後でちょっと説明するんですけど、これからはなぜ色彩の心理学というものは人々に信用されてしまうのか。
そしてさっきの本のナースの制服にピンク色が採用されているのは、それはストレスを緩和するためですよ、心を和らげるためですよというふうな記述が誕生してしまうのか。
こういう話をこれからちょっとしていきたいと思います。
はい、ということでさっき話したようなですね、ピンク色というのはストレスを緩和したり、言い方によって攻撃性を減らすような、そういうような効果があるみたいな説を提唱したのは、ベイカーミラーピンク効果と言われるようなものですね。
このベイカーミラーピンク効果、どういうものかというとですね、アレクサンダー・G・シャウスが行った実験によって提唱された説なんですね。
この実験はどういう実験かというとですね、実験の参加者に両手を広げてもらい、その腕を3秒間力づくで押し下げ、その時に実験参加者がどの程度腕に力を入れて抵抗するか、こういうものを調べた実験になります。
そして一方の受験者にはピンク色の画用紙を見せながら、こちらがその参加者の腕を下ろそうとする。
もう一方の参加者には何も画用紙を置かないで、こちら側がその参加者の腕を下ろそうとしたわけです。
この時、ピンク色の画用紙を置いた参加者の方が抵抗しなかった。腕に力を入れなかったわけです。
つまり、この実験結果からピンク色には攻撃性を減らす効果があるとして、この考察を世に出したわけですね。
この研究結果が発表されてからは、刑務所の独房の壁の色をピンク色に塗る、こういうような施策が打たれたりしましたね。
これは受験者の攻撃性を減らすとか暴れないようにするという目的があって、独房の壁、内壁ですよね。
その部屋を真っピンクに塗って、それである程度効果があるだろうみたいなやり方であったり、あるいはサッカーの試合が行われるようなスタジアムのロッカールームの一方をピンク色に塗った。
対戦相手側が使うロッカールームをピンク色に塗って、そいつらの攻撃意欲、繊維を削ぐというような目的があったそうなんですけど。
こういうようなやり方がされたりしましたね。
しかし、このベイカーミラーピンク効果は、1980年代からの科学的な検証によって根拠が乏しいような実験であるというふうに認められました。
何回か追試が行われたり、あるいはその効果が本当にあるのかというのを実験するような、また別のやり方の実験が行われたりして、その結果ピンク色というものに攻撃力の低下を認めるような効果はないというふうに判断されました。
ただし、さっきの2つの例、ピンクのロッカールームであったり、ピンクの毒棒であったり、こういうように、このベイカーミラーピンク効果は非常に信じられたんですよ。そしてみんながこの効果を使ったんですよ。本当は存在しないのに。
じゃあこれはなぜか、こういう話をちょっとしてみたいと思います。
色の心理学がなぜ信じられるかって話ですよね。
これはですね、まず第一に、色彩心理学の主張っていうのは日常経験に非常に結びつきやすい、これが大きな要因だというふうに言えますね。
要は、赤を見ると興奮するわ俺みたいな、青を見ると落ち着くんだよね。こういうような個人が持っているような何の変哲もない感情っていうのが誰しもにはありますよね。
この感情と一見それっぽい正しいような科学的実験、この根拠が自分の思っていることとリンクしてしまう、それと一致してしまうと、やっぱこういう俺の思ってたことって正しかったんだっていうふうに自分が錯覚してしまうわけですよ。
この錯覚したときに出るドーパピンっていうのはとんでもないものですから脳汁がドバドバ出るわけですから、その結果それが仮に流説であったとしても世の中に広まっていってしまうわけですね。
あともう一つ言えることとしては、この色彩心理学の実験結果っていうのは、なんかギンドナンガンっぽいことを言ってるんですね。
もう一つ言えることとしては、こういう色彩心理学っていうのは社会や身の回りに潜む複雑な問題に対する簡単な解決策を提供しているように見える。
これも非常に大きいですね。
例えばピンクっていうのは攻撃性を減らすような効果がありますよとか、あるいはこういう色を使えば集中力が上がりますよみたいなやつ。
例えば青いボールペンで勉強すれば暗記力が高まりますよみたいな話ありますけど、あれも似たような話ですよ。
すごい非常に困ってる、暗記力を上げたい、俺めっちゃ暗記したいんだよ受験だし、世界史やんなきゃいけないし、みたいな受験生は非常に記憶力を上げることに対して苦悩しているし奮闘しているんですね。
どうやればこう自分の集中力が上がるか記憶力が上がるかみたいなものを考えていると、その問題は非常に複雑すぎるんですよ。
どこから手をつけていいかわからないぐらい。そうでしょ、記憶力を上げる銀の弾丸なんてないんだから。
けどね、そこにそういうふうに悩んでいる人に対して、青のボールペン使えばいいよ、青色の人式使えばいいよ、こういうふうに言われたらそう信じるわけですよ。
その人にとってはそれが銀の弾丸になるわけだから。こういうふうに簡単な解決策を一瞬でパッと掲示しているような、そういうふうなキラキラしたすごい必殺技のような色彩心理学は思えてしまうわけですね。
なのでこういうふうに広まっていくというものはありますね。
あとこれは自分に刺さってくるような理由なのであまり言いたくはないんですけど、メディアの影響が大きいです。
メディアっていうのは別にSNSであったり、あるいはマスメディアだったりだけではなくですね、僕のようなポッドキャスターも一つのメディアですよね。
有名な例があるのでちょっと紹介したいんですけど、ゆる言語学ラジオというポッドキャスト皆さんご存知でしょうか。
非常に有名なポッドキャストなので知っている方も多いんじゃないかなと思うんですけど、このゆる言語学ラジオの中で提唱された一説がありまして、それは藤原富彦という日本人の人物がいますけど、この藤原富彦は当時の発音では藤原プピチョだったんじゃないか。
こういうような説をラジオ内で紹介されたんですね。
色彩とメディアの影響
ただしですよ、この藤原プピチョというふうに発音するんじゃないかというものは多分一説に過ぎなくてですね、まんまり研究者の間柄ではコンセンサスが取れていないような説だったわけです。
ただしゆる言語学ラジオはこの説を紹介してしまった。あのポッドキャストは非常にリスナーが多いですから、それがリスナーの皆さんに広まっていってしまったと。こういうような事件がありました。
ポッドキャスター側からすれば、藤原の富彦が藤原のプピチョだったなんて話は面白いんですよ。非常にキャッチーなんです。だから自分が本で読んでたら面白いと思うし、ラジオで紹介したいと思うんだけど、キャッチーで面白そうな説こそ、それは流説である可能性が非常に高いわけです。
本を読んでる時とか皆さんもそうだと思うんですけど、本を読んでてすごい面白そうな説が出てきたなと思ったら、その著者の独断と偏見でしかなかったと。独自仮説でしかなかったと。こういうような場合がよくあると思うんですけど、これと似たような感じですね。
やっぱり面白いものというのはメディアが伝えるというのはメディアの義務みたいなものもありますし、それがメディアの仕事だと思っている、自分に釘を刺しているような感じなのであまり言いたくはないんですけど、やっぱりキャッチーなもの、面白そうなものこそセンセーショナルな話題としてメディアでは取り上げられてしまいますので、こういうふうなメディアとの関係の結果、流説なんだけど面白い。
こういうような説が広まっていってしまうわけですね。そしてピンク色は攻撃性を減らすよなんていう流説もこうして広まっていってしまった。もう一度言いますけど、ベイカーミラーピンク効果ですね。これも同じようにして流行してしまったというふうな説ですね。
はい、ということでここまでいろいろ話してきたんですけど、じゃあ結局ですよ。この色とジェンダーのリンク、あえてここでは性別というふうに言いますか、色と性別のリンクは切り離すべきなんでしょうか。つまり青色が男の子で赤色が女の子。
これやめた方がいいんでしょうか。どっちなんでしょうか。こういう話をちょっとしたいと思いますね。例えばですよ、皆さんがポスターのデザインをするとして、女性向けというふうな文言を入れたいとします。
で、その女性向けが目立つように女性向けという文字を何色で書きますか。まあ基本的なやり方でいくとピンク色で書くんですよ。ただこれをやるべきなのか否か。あるいは女性向けという文字を青色で書く。
こういうようなことをやってみるか。それがいいことなのか悪いことなのか。こういった話についてなんですけど、僕はこの色と性別のリンクは切り離した方がいいと思います。というのもですね、例えば女性は優しいというようなバイアスがありますよね。偏見があります。
対してピンク色というのは、さっき言ったような看護師の制服によくある色ですからピンク色も優しいというふうな偏見がありますね。つまりピンク色イコール優しい、女性イコール優しい、こういうふうに独立した2つの偏見が並んで存在しています。
これをリンクさせようとしたら、ピンク色イコール女性イコール優しいみたいな偏見を作ることはできるんですけど、これをやるべきかという話です。僕はやるべきではないと思います。
なぜなら、ピンク色イコール優しいというイメージと、女性イコール優しいというイメージあるいは偏見、この偏見が独立して2つ存在している状況だからこそ、わざわざピンク色で女性という文字を書くことによって、女性イコール優しいというような偏見を助長してしまってよいのかと。
別にピンク色で書いてもいいじゃないかと思われるかもしれないんですけど、ピンク色で書くことによって女性は優しくなければならない、あるいは何というか、もっと古風な言い方をするとおしとやかでなければいけない、こういうようなイメージ偏見を作ってしまうような状況を生み出しているわけです。
なので、できるのであればピンク色で女性を書くみたいなことは一旦やめて、青色であったり緑色であったり、そういうような他の色で女性という文字を書いてあげる。
つまり他の色を女性とリンクさせてあげる。こういうふうなことをすることによって、女性イコール優しくなければならない、おしとやかでなければならないというような外からの女性に対する概要数を減らすことができるわけです。
こういうようなロジックがあるからこそ、僕はできるのであればピンク色で女性という文字を書くみたいなことはやめてみてはどうかというふうに思うわけです。
別にこれ全部が全部そうしろっていうふうに言ってるわけではなくて、例えばトイレの色とかね。トイレの色を全部青色にしたり赤色にしたりとか、いろんなことをやってる国や自治体がありますけども、僕はできるのはやれって言ってるんですよ。
無理やりやれとは言ってないんですよ。僕の大学のトイレも最近できた校舎のトイレは女子トイレも男子トイレも色がついてないんですよ。マークはあるんですけど、女子トイレ用のマークも男子トイレ用のマークもどっちも黒色なんですよね。なので一見パッと見わかんないんですよ。
大学ぐらいの規模だったらまだいいと思いますけど、これが公共施設というふうになったらいろいろな問題が起きそうだし、いろいろな問題が起きてからじゃあ遅いので、そこまでやれとは思わないですけど、できることならばこういう色と性別のリンク付けを一旦やめてみるという手も社会に根付くいろんなジェンダーバイアスであったり、
女性に対する偏見概圧、男性に対する偏見概圧を抑えるための手段にはなるんじゃないかなというふうに思っております。
ジェンダー関連の書籍
ということで今回はピンクとジェンダーとその歴史とあるいは色彩の心理学というふうな観点でお話をしてきました。
今回はピンクと青とジェンダーという本を参考にしてお話をしましたので、この本については概要欄に載せておきますので、気になった方は見ていただけるといいかなと思います。
このピンクと青とジェンダーという本は今年の5月に出た本で、まだまだ新しい本なんですけど、全部の章に対して出典が書いてあるんですね。
しかも客注付きで、なので非常に出典名次が高い本になっているので、今年のジェンダー関連の本の中では非常にいい本なんじゃないかなと思います。
僕はジェンダー関連のこういった書籍を基本的にあんまり好きくないんですけど、というのもそういったジェンダー関連の本のほとんどは出典が書いてないからですね。
なのでああいう系の本あんまり好きじゃなくて、特に上野千鶴子の本とか絶対に読まないんですけど、こういう出典名次の高い本だったら読んで楽しいので、皆さんにもお勧めしたいなというふうに思います。
またですね、今回は川家ポッドキャストの日の参加放送会ということで、今回の8月のテーマ色ということで、他の参加番組の皆さんも色について話していらっしゃいますので、良ければそちらのエピソードも見ていただければというふうに思います。
ということで今回はこの辺で終わろうかなと思います。ここまでのお相手はスタジオキッズの水木裕蘭でした。
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