高校生の時からずっとビブリオバトルしててハンダイビブリオさんに大学生になったらハンダイビブリオおいでって高校生の時に声かけられてからずっとハンダイビブリオでゆるゆるぬくぬくやってます。よろしくお願いします。
なんかエースっぽいね。
ちょっと補足させてもらいたいんですけど堀内のタコ紹介として補足なんですけど
堀内彩乃ちゃんは高校生の時に全国大会にも出場されてて大学生大会にも出場されてて2020年の全国大学ビブリオバトルではなんとグランドチャンプボーン取られてるっていう全国一位を経験してる女なので
いらっしゃいんですみたいな感じになるけどめちゃくちゃすごい人です。ということだけ補足させてください。
全国チャンピオン。
元全国チャンピオンです。その後行けなかったんであれなんですけど。
自分で言うの恥ずかしいなと思ってたんでみゆちゃん言ってくれてありがとうございます。
全国チャンプ押していった方がいいですよ。
ハンビブすごいんだぞってことでやっていきましょう。
実際youtubeでも堀内さんの全国大会の模様が見れるんですけどめっちゃ上手かった。出場メンバーレベルめっちゃ高いなって思って。
それ見たから今回ビブリオバトル控えてるのでめっちゃドキドキしちゃって。
あれを基準にしちゃいけないと思うけどな。相当いろんな人が。
トップの大会ですからね。
トップ5人でしょ。
でも私も2020年の5人の発表見させてもらいましたけどyoutubeですごいなって思いましたね。
面白かった。
これは後でもうちょっと詳しく話してみましょう。
その前に話が始まっちゃってるけどリスナーはビブリオバトルってなんなんみたいな感じになってると思うので
ビブリオバトルのご説明をお二人に簡単でも構わないでお願いしてもいいですか。
昨日なんと公式サイトを見て予習してきたので頑張って伝えたいと思います。
じゃあまず説明しますので柳野ちゃん補足あったら後からお願いします。
大丈夫です。
じゃあビブリオバトルっていうのが何かを紹介したいと思うんですけど
ビブリオバトルっていうのはビブリオっていうのがラテン語で書物を意味する単語で
バトルは英語で戦いなんですね。つまり本の戦いなわけですよ。
でこれビブリオバトル知らない人からしたら本で戦うって何こう本で殴り合ったりするのとか思うんですけど全く違うわけですね。
ビブリオバトルっていうのは一言で紹介すると本を紹介するコミュニケーションゲームになってます。
ビブリオバトルのやり方はすごい簡単でまず読んで面白いって思った本を一人一冊それぞれ持って集まります。
その次に一人5分でそのおすすめの本を紹介します。
この時に大事なのが5分間っていう数字がキーワードになっててこれを過ぎちゃっても少なくてもダメちょうどぴったり5分間でプレゼンしてもらいます。
でその後に参加者全員でその本に対して2、3分間でディスカッションを行います。
でそれを参加者分繰り返した後に最後にどの本が一番読みたくなったかっていうのを参加者全員による投票によって決めます。
で一番読みたいと思った人が多くなった本がチャンプ本って呼ばれることになります。
でビブリオバトルっていうのはプレゼンテーション大会みたいに思われることもあるんですけど実はレジュメとかプレゼン資料とかを事前に準備することは基本的にダメとされてるっていうかライブ感っていうのをすごい大事にするゲームなんですね。
そこが結構ポイントかなっていうふうに思います。
そんな感じですかね八重野ちゃんどうでしょうか?
さすが次期部長です。もう安心して反対ビブリオ任せられると今確信しました。
ビブリオバトルっていうのはいつ頃から始まったものなんですか?
2008年くらいに確か京都大学の今立命館大学にいらっしゃるんですけれどもごめんなさい2007年でした。
京都大学の大学院情報学研究科共生システム論研究室の谷口さんによって考案されたビブリオバトルとなっています。
2008年に立命館大学除去となった谷口さんが研究室でみんなでやり始めたのがきっかけって感じです。
今では高校生大会中学生大会大学生大会など全国大会も各地で繰り広げられています。
すごい、さらっとちゃんと出てきた。
すごいぞ。
でも聞いて、意外と歴史がまだ15年ほどなんですね。
僕も名前は聞いたことあったんですが、自分が学生の時にはこのビブリオバトルっていうのは全く知らなかったので、
僕は本当に社会人になってからできたものなんだって。
そうなんですよね。結構新しいゲームだし、名前からするとなんか海外から輸入してるかとか思われがちなんですけど、
実は日本で発案されたゲームなんだよっていうのがありますね。
私、海外から持ってきたもんだろうなって思いました。
僕もそう、てっきりそう思ってました。
そう、だからビブリオバトルっていうのは実は、何て言うんですかね、和製、英語、英語でもないです。造語なんですね。
今では割と大学受験とかにも使ってる大学があったりします。ビブリオバトル受験みたいなの。
あとね、たぶん教科書とかにも載ってるんじゃないかな、小中とかの。
たぶん、前職そんな感じの仕事をしてたんで、なんか見たことある、ビブリオバトル。
でもそうですよね、中高で学校の取り組みとしてやってたり、小学生でもビブリオバトルしてみようみたいなのがあったりとか、
私の場合はだいたい3つに分けられるかなと思ってて、
海外文学とかが結構好きなのと、このラジオとも結構合致してますね。
あと、苦衆とか歌衆とか短歌とか俳句とかの詩歌の類が好きだなっていうのと、
あと最後に現代の純文学の新作小説を追いかける。
それこそ文芸誌とかをね読んだりするのが好きですね。
なるほど。じゃあこの表紙のデザインは大西さんセレクトですか?
私です。ハンダイビブリをやるときに絶対に文芸春秋…
あ、某文学のオマージュ。
文芸雑誌のオマージュなのかもしれない。
某文芸雑誌のリスペクトを込めてやりましたね。
なるほど。面白い。
ちょっと音声じゃ伝わらないかもしれないけど、
表紙がね、さすがに表紙が某文芸雑誌を丸パクリしてるなと思ったんですよ。
裏もね。
そうそうそう。なんかもう、あれって思った。
裏とかね、フォントとかね、ちょっとこだわって作りましたよね。
この表紙にいる男の人は一個前の部長そっくりなんですよ。
そうなんだ。じゃあもう見る人が見たらもう趣味全開なのか。
あれですね、やっぱそのビブリオバトルって、ちょっと話を聞いて思いましたけど、
やっぱり本を使って人をつなぐものなんだなっていうところがあるんだなと思って。
それはハマりますよね。
ハマりますね。
友達もたくさんできますしね、気が。
いいですね。
じゃあ堀内さんの始めようと思ったきっかけをお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。
すごく大西さんとダダかぶりで申し訳ないんですけれども、
私も中学校の時に学校の図書館にずっと入り浸ってて、
その時の担当の先生が堀内さん本も好きだし、しゃべるのも好きだし、やってみたらっていう全く同じフレーズで。
誘われまして、軽い気持ちで高校生になった時に、あ、そういえばビブリオバトルあったなと思って。
中学校の時は受験でやらなかったんですけど、高校の時にやろうかなと思って、
高校生の時に地元は和歌山なんですけど、和歌山市大会に出て、流れで1位取っちゃって和歌山県大会に出て、そこでダメだったんですけど、
そこでまた友達もできて、楽しくなって、続くのか続かないのか分からなかった時に、
社会人の、今魔境だなと思ってるんですけど、社会人の方々がビブリオバトルやってる団体があって、
なんかひょんなことからそちらにお邪魔させてもらうことになり、制服でいったらみんないろんなおじいちゃん、おばあちゃん、お姉さま、お兄さまに可愛がられて、
ビブリオバトル生にどんどんズルズル引きずり込まれたという経緯があります。
その魔境壊そう。
魔境やばいです。
魔境すごいです。
社会人のビブリオバトラーの方々、たぶんすごいんだろうな。
私も見たことあるのは社会人の回だったんで、すごい上手かったのを覚えてる。
社会人はね、もうすごいです。オーラが違います。
喋る時の言葉の重みが違います。
中学生、高校生とかだったらね、ビブリオバトル、あ、学校で進められたかなとかもありますけど、
社会人とかなると、そういう外からやろうみたいな動きもない中でね、
自分の力でそこまで歩みを進めてるっていうことは、すごい、すごい力をお持ちの人たちがね、
つぶぞろいになってるっていうのはね、間違いないと思います。
なんか年齢幅を、小学生から90、もう何歳まででも年齢幅気にしない全国大会っていうのがあるんですよ。
それはすさまじいです。
とんでもない魔境です。
すさまじいです。
魔境です。
そこに小学生とか中学生いたらめっちゃ面白いなって。
たまにね、すごい小学生いたりしますね、絵本持ってますね。
大人に囲まれてね、5分間一生懸命絵本で喋ったりして優勝みたいなパターンもありますからね、
毎年本当に何が起こるかわからないっていうのが、全国大会の恐ろしさですよね。
小学校、わかんないけど、3、4年生ぐらいに絵本紹介されたらちょっとやばいよね。
それだけで読みたいって思っちゃうよね。
じゃあちょっとお二人にこの後お聞きしたいのは、ビブリオバトルをする上で楽しいこととか大切にしてることとか、
もしくはビブリオバトルに絡めて話したいこととかあればお話しいただけたらなと思います。
じゃあここで一個、私とややのちゃんのエピソードトークをしたいと思うんですけど。
何話されるかわかってないからちょっと怖いんですけど。
わかって怖い?わからなくて怖い?
わかんなくて怖いです。
エピソードがいっぱいあるかもしれないですね。
ビブリオバトルってさっきも言ったように、人を通して本を知る、本を通して人を知るっていうのがキャッチコピーなんですけど、
まさにそれだって思ったことがあって、私とややのちゃんが出会ったのは、
高校生の時に半大ビブリオバトルの文化祭でビブリオバトルが行われてた時に、
たまたま二人とも参加してて、そこで高校生だって感じでお話をするようになって仲良くするようになったんですけど、
そこでお互いが紹介してた本がね、ややのちゃんが和尾石黒の私を話さないでを紹介してたんですね。
海外文学の名作じゃないですか、和尾石黒って感じじゃないですか。
その時私が紹介してたのが、石黒ひろしさんっていう半大でAIについて研究をされてる方の新書のアンドロイドは人間になれるかっていう本だったんですね。
全然ジャンル違うけど、石黒だっていう風に意気投合して話し込んだことがあって、
それすごいなんか全然関係はないけど本の本当に一部の著者の苗字が一緒だったみたいなめちゃめちゃ些細なことなんだけど、
そこがきっかけでなんか今も繋がり繋がってる、繋がり続けてるのなんかちょっとジンとくるじゃんと思って話したくなったので話しました。
そこが一番最初石黒さん繋がりでしたね、確かに。
何気なくビブリオバトルに参加した時に、この本知ってるんだとか、この本とこの本、偶然だけど共通点があるよねとか、
このテーマでこの本持っていくんだとか、そこに参加者の個性が現れたり、そこで意気投合することがあったりして、
そういう偶然を楽しむのもビブリオバトルいいところかなっていうふうに思います。
確かに他の何か他の人知らないでしょみたいな本とかを持って行った時に、知ってる人がいるとテンションが上がるっていうのはありますね。
分かるー。
分かる分かる。
知ってるんだこの本やるじゃんみたいな謎の上から見てる。仲良くなれそうみたいななりますね。
私読書会をやってるんですけど、結構長くやってて、自分が読んだ本を持ってきてくれる参加者が来るとすごいテンション上がるんですよ。
しかもすごいマニアックなやつだと。
いいですね。
確かにビブリオバトルも同じですねきっとね。
あと逆に自分が他の人が知らない本を持っていて本当に誰も知らないと、この読書好きの中でも知られてなかった。
よっしゃ私がパイオニアだみたいな気分で逆に嬉しくなることもありますね。
特にみゆちゃんが本当にいろんな海外文学持ってきてくれるんですけど、一回アフリカ文学持ってきたことがあって、
アフリカ文学についてこんな楽しそうに語る人いるんだっていうのがすごく印象強く残ってたりしてます。
誰も知ってる人いなかったですよね、あの時のビブリオバトル確か。
私紹介したのがエイモスチェツオーラのヤシザケノミ、岩波文庫で出てた。
知ってるやっぱり。
さすがすぎるんですけど。
読んだことはないんですけどね。タイトルは名前も知ってますね。
その時私紹介した時は最初に皆さん海外文学読みますかって呼びかけて、その段階ではこっちらほら手が上がるんですけど、
じゃあアフリカ文学読んだことある人って言った瞬間手がシーンって下がってね、
よっしゃ誰も読んでなかったと思ってめちゃめちゃ気持ちよかったっていう、まだみんなが知らない本を紹介できたっていうのが嬉しかったですね。
しかもそれでチャンプ本ちゃんと取っていきましたからね、すごかったです。
すごい、そういうコミュニケーションを取りながらやるんですね。
そうですね、最近はコロナの影響でオンラインで開催されるようになって、
ズームになっちゃうとちょっと寂しいかなっていう時もあるんですけど、その分対面でやるとねめちゃめちゃ盛り上がりますね。
めっちゃ楽しいですね。
言っちゃうところから笑い声もツッコミとかも入りつつ。
呼びかけあったりね、ツッコミあったりね、そういうなんかコミュニケーション取りながら周りの反応見ながら話を変えるとかね、
そういうのもできるのが楽しいところですね。
読書会でも自分の好きな本を紹介するっていう形式のものがあると思うんですけど、それとビブリオバトルはまたちょっと違ってそうですよね。
自分の好きな本を同じく紹介するんですけど、ただビブリオバトルの方がすごい時間の制限もあると思いますし、
なんかより積極的にコミュニケーションが生まれやすいのかなっていうのをちょっと聞いてると思ったりしました。
そうですね、やっぱり5分間の時間制限あるのやっぱり大きいなと思ってて、やっぱり5分っていう限られた短い時間だからこそ、
こう、取捨選択をしないといけないというか、ここだけは絶対に伝えたいみたいなことを押し出してビブリをしたり、
そこで同じ本紹介しててもね、どこを抽出するかがバトラーによって違うっていうのが面白いところかなと思います。
多分ちょっと話を聞いてて、読書会と違うなって思うのは、結構何だろうな、一個ハードルが設けられてるんで、
発表しなきゃいけないとか準備しなきゃいけないとかっていうのはハードルが設けられてるんで、
多分人間のタイプがちょっと、その中では幅はあると思うんだけど、ちょっと似た感じの人が集まってくるんだと思う。
入り口はいろいろあると思うけど、だから読書会はもうちょっとなんかふわっとしてるっていうか、
結構なんか話すの超下手なんだけど、ちょっと今回来てみましたとか、
ビブリオバトルを完成したいみたいな気持ちに近いのかもしれないんですけど、ちょっと人の話も聞いてみたいんでみたいな感じで、
割とこうゆるっとくる人が多くて、あんまりガツガツしないっていうか、自分の本をどうしても紹介したいみたいなっていうよりは、
ちょっと軽く話してみたいんです、軽く聞いてみたいんですみたいなんで、ちょっとなんかゆるいなと思ってて、
それはそれで仲良くなるんですけど、多分ビブリオバトルはみんな一個の同じ苦労というか、
同じ何かをくぐり、経験してるからこそ多分共通認識がすごいあるから、めっちゃ仲良くなるんじゃないかなって、
ちょっと今聞きながら思いましたけど。
あ、でもこれは場合にもよるんですけど、結構ゆるっとビブリオバトルしてるのも多くて、
それこそ、なんだろう、もうサークルの中でじゃあ部員だけ集めてやりますっていう時は、
もう直前まで本決めてないみたいな感じで、何紹介しようかなって、むしろそこをゲームとして楽しむみたいなのもあったりとか、
話すことも事前に何と何と何をしゃべろうみたいな感じじゃなくて、
5分間話す中でもう頭の中で構成考えながらしゃべるみたいなのがあったりして、
結構そこはゆるっとしてる人も多いんじゃないかなって思います。
で、私ビブリオバトルをやってる中でも話が上手い人ばっかり集まってるわけでもなくて、
話すのが下手だったり、話がゆっくりだったり、難しいなって思う人でも全然ビブリオバトルに参加することはできます。
で、これポイントになってるのが、ビブリオバトルって話が上手い人を決める大会っていうわけじゃなくて、
あくまで読みたいと思った本に投票するっていうのが最後あるんですね。
読みたいって思った本がチャンプ本になる。
どれだけその人が話すのがゆっくりで聞きづらくて難しいなって思ったとしても、
その本を読みたくさせたら、その本はチャンプ本になることができるんですよ。
あくまでこれも紹介した人に賞をもらえるわけじゃなくて、あくまで本がそのチャンピオンになるっていうことで、
あくまで本がメインの大会なので、めちゃめちゃ本を通じてバトルしてやろうみたいな話が上手い奴がめちゃめちゃ集まってるよっていう尖った大会でもなく、
本が好きっていうのだけあれば誰でも参加できる大会、参加できるゲームかなとは思います。
なるほど。やっぱちょっと見たYouTubeのいくつかに引っ張られてますね。
ありがとうございます。
大会はね、モサが集まってますからね。
僕は今の聞くとちょっと自分の中のハードルが下がりましたね。
反対ビブリオとか本当にゆるゆるやってますね。
そうなんですね。
ビブリオバトルをしっかりやってる人から見たら怒られるんじゃないかぐらいの勢いでゆるくやってます。
ビブリオバトルでもね、この本紹介するの?みたいなわけわからない本紹介する人いますからね。
私が一番衝撃だったのは国語辞典は読み物ですって言って国語辞典一冊紹介された方がいて、
ビブリオバトルで国語辞典ってめちゃめちゃ驚きましたね。
他にもこう絶版になった本紹介してきて、いや誰が買えるねんって言われたりとかね、いろんな本の紹介がありますね。
じゃあちょっと私がちょっと誤解したんで、そこは認識改めつつと思いながら。
私の後半かな?に活動記録コーナーがあって。
頑張って作ったそうです。
あ、そうですね。いや結構紹介されてる本めっちゃ幅広いなと思って。
そうそう。
すごい面白く読んでましたね。
個性をね大事にしてますね、ハンビブは。
そうですね、あとはビブリオバトルその時間にめっちゃ厳しい、厳しいっていうか、時間は絶対守るっていうルールはあるんですけど、
やっぱり本を愛する人たちが集まっている優しい場所なので、
喋ってる中で、あ5分来ちゃったっていうのがあってもね、質問タイムではいって手が上がったと思ったら質問がその発表の続きを教えてくださいっていうのがあったりするんですよ。
そういう感じでお互いの優しさによって成り立っているゲームかもしれないです。
なるほど。
すごいな、それはすごいですね。
聞くと、参加する目的もバトルに勝とうとかっていうよりかは、ビブリオバトルを楽しもうっていう思いでやっぱりみんな参加されてるんだなっていうね、ちょっと思いましたね。
こんな社会が本当に来るかもしれないと思わせる力が読者を引き込みます。
この本にはすごく説得力に長けている部分があって、
こういう社会になったら世の中はこうなりますよねってことがしっかり描かれてるんですね。
例えば先ほど病がなくなるって言ったんですけれども、
一口に病といってもウイルス性の病だけではありません。
その中には生活習慣病も含まれます。
生活習慣病をなくす仕組みとしては、
一人一人の健康を管理して監視することによって、
こういった食べ物をあなたは食べた方がいいですよ、
これくらい運動した方がいいですよっていうのがお勧めされるんですね。
個人的にインターネット社会の今お勧め動画が
サジェストされる部分につながるなと思ったんですけれども、
それに沿って生きていくんです。
そうなるとどうなるのか。
まず体型、痩せすぎ太りすぎなく大体同じになります。
肌質とかも良くなります。
ぱっと見の見た目が変わらなくなるんですね。
そんな世界になるとこういう世界になるってのがしっかり描かれているので、
私たち読者はより世界に入り込むことができます。
ところで皆さん、この本の作者伊藤圭角さんご存知ですか?
知らないって方結構多いと思います。
それもそのはず、この方、
作家人生たったの2年なんですぐに若くして亡くなってしまったんですね。
彼が残した作品はこのように数冊しかなくてですね、
SFのいろんな賞を取っています。
期待の作家さんでした。
若くして亡くなった天才が残した貴重な知る人ぞ知る名作小説です。
今だから読んでくれってたくさん押してきたんですけれども、
最後に一つだけ皆さんにお伝えしておかなければならないことがあります。
最初の方、この本実はですね、すごく読みづらいんです。
こんなこと言ったら読みたくなくなっちゃうかもしれないんですけれども、
これ読みづらい理由がありまして、
最初の方、プログラミング言語がちょこちょこ挟まってるんですね。
訳わかんなくて困るんですけど、もう訳わかんなくて大丈夫です。
ずっと読み飛ばしちゃってください。
これ最後の最後にすごく効いてきます。
一番面白くてミソの部分になります。
この本、最後の最後ね、エピローグまで読むと、
あ、だからプログラミング言語が入ってたんだっていうのがすっきりストンと落ちてきます。
なので最後まで絶対読んでください。
以上です。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ちょっと今緊張ですごい、バクバクしてくれてます。
後半に今日これがあること分かってたんで、
もうずっと気が気じゃないまま喋ってたんで今すごくやり遂げてホッとしました。
来週配信の分は少しリラックスして、
まあそこでもあると思うからだけど、
リラックスしてちょっとお話ししてください。
いやすごかったね三重さん。
ハーモニーはラジオでも紹介したことは過去にやってるんですけど、
すごいラジオでね、ああいう風に喋れたらよかったなって思いましたね。
すげー分かりやすかったよね。
分かりやすいし、時代が今本当に読むべき本なんだってすごい感じましたし。
ストーリーの挟み込み方と導入の興味づけと、その辺りが絶妙ですよね。
そうですね、こういう本紹介ってちょっとあらすじを喋っちゃうとやっぱそれに時間取られたりするんですけど、
それを感じなかったんですよね。
すごいなんかおすすめポイントがどんどん次から次に出てきて、
その流れでその話もちょっと分かってくるっていうですね。
紹介の仕方とかもすごい上手いなと思って、
これを原稿なしで喋られてるっていうのもまたすごいなって。
原稿ないとね、なかなか流暢にここまで難しそうだなって思いましたし。
これは全国大会より、原稿は使ってないけどいろんな喋り方をいろいろ練習した過去があるので、
思い出してスラスラ喋れたっていうのがあるんですけど、
本来こんなにスラスラ喋んないんですよ。
すごいすごい。
私と三重さんハーモニー読んでるんであれなんですけど、
情報の選択がそれも絶妙でしたね。
やっぱりハーモニー紹介するときとか私と三重さんSFよく紹介するんですけど、
どこまで言うかっていうのはすごい一回結構議論するもんね、お互いね。
ここに止めようとか。
でも編集してるときにいやもうちょっと話してもよかったかなとかちょっと思うこととかも全然あって、
今のレベル感は結構参考になるレベル感でしたね。
すごい特にSFとかって難しいですよね。
難しい。
ネタバレとかね。
ここ行っちゃったら楽しみに半減しちゃうなみたいなライン絶対あるから、
そこは本当悩むからすごい上手いなと思いましたね。
すごい普段本を紹介してる方からの感想聞くことがないですごくこっちも勉強になります。
すごい見る視点が違うって思いましたね。
なるほど。
自分だったらって考えたら作者の伊藤圭角さんの虐殺機関とかとつながってるんで、
ついそっちの背景の方を喋っちゃったりして、本筋と違うところをね、
もしかするとそれがこの5分という中では不要かもしれないし、
さっきの大地さんの話で情報の選択の仕方っていうのがやっぱりすごい、
僕が考えたりしたらちょっと違ってる、その辺違うんだろうなってすごい感じましたね。
なんか出社選択といってもややのちゃん最後の最後の残り30秒っていうところで、
前半ちょっと読みづらい部分がありますって、
マイナスになりそうなところをカミングアウトした上で、
でもそこを読んだら最後の結末の感動につながるっていう、
読者の引きつけ方がすごいですよね。
確かにそれすごいな。
マイナス要素言うの怖いもんね、この流量バトルでね、きっと。
それ言っとかないと途中でやめられるのが一番嫌なので、
最後まで読んでねっていうのは絶対言わなきゃと思ってました。
ちょっと聞いたのと違ぇんだけどみたいな。
最後まで読まなきゃ面白さわかんないぞっていうのをちゃんと言っとかなきゃっていうのが、
すごい指名、義務的なものとしてありましたね、指名感というか。
愛がありますね、読者への配慮じゃないけど。
でもわかる、俺たちもラジオを紹介するときよく万人抜きしないんですけどみたいな。
そうですね。
最後ちょっと私の個人的な感想なんですけど、
1020の堀内さんが出てらっしゃるYouTubeの5人の方見て、
すごい共通されてるなって思ったことがあるんですけど、
堀内さんとハーモニーもそうなんですけど、
皆さんが本相棒感があってすごいいいなって思った。
この本と相棒になってる感がすごいなんか羨ましかった。
すごいいいなって思いましたね。
生命式の話された方とかもすごいなんか、きっと。
生命式の人はこんな人なんです。
生命式は、三大ビブリオ創立の元部長の懇親の発表です。
かっこいいですよね。
なるほど。
マジ相棒感があってね、ちょっとこれは熱いなって思ったんだよ。
しかもあれ、おばあちゃんの家で焼肉食べた後、生命式の話してるんですよね。
あれはすごいなって思いました。
こんな重要な決勝の舞台で、ちょっと遊び心を出してくるっていうのはね、
本当に面白いですね。
気も座っているなって思った。
うちの元部長すごい軽録があるんですよね、毎回。
学生に見えない軟録ね。
本当に本が相棒。
あの人は本当に社会人ビブリオの波に揉まれてきた人ですね。
本が相棒っていうのは本当に間違ってないと思ってて、
ややのちゃんが何かのときにビブリオバトルで負けちゃったときどうするみたいなときに、
自分がどうこうじゃなくて、本に対してうまく伝えてあげられなくてごめんねみたいなことを思うみたいなのを言ってました。
それなんかすごい申し訳ない気持ちになります。
絶対面白いのに私が伝えきれなくて申し訳ないっていう感じになります。
面白い。
ちょっとした疑問なんですけど、
紹介した本をもう一度大会とかで出すことってあるんですか?
やらないといけないけど、私結構やります。
なんかちょっと変えて、ここも言いたかったな、あっちも言いたかったなってなったり、
全然違う団体とかやったら普及活動ですよ、自分の好きな本の。
それ重要、超重要。
じゃあやっぱりあれなんですね、本当に自分の好きな本をどんどん推していくっていう。
ある団体で全然受けなかった本が、こっちで紹介したらバカ受けたみたいなのとかあるからね、
もういろんなところで自分の推しの本を紹介するっていうのはやめられないですね。
一回参加しただけじゃなくて。
そうですね、一回全然受けなくてもめげずに他のところでやったっていいですかね。
じゃあちょっとそろそろ次回につなげていきましょうか。
このままですね、ちょっと4人で来週も配信したいと思います。
来週はですね、我々4人でちょっとビブリオバトルをやってみようとなっておりますので、
お楽しみにしていただけたらなと思います。