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2023-02-13 52:36

番外編 第31回「阪大ビブリオバトルの二人に聞くビブリオバトルとは?ゲスト回(前編)」

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今回は番外編となり作品紹介のない回となっています。

ゲストとして阪大ビブリオバトルに所属する大西さん、堀内さんのお二人を迎えしました。
阪大ビブリオバトルの部長を務める大西さんと「大学ビブリオバトル・オンライン大会2020」のチャンピオンに輝いた堀内さん。
実績十分のお二人からビブリオバトルの基本的な概要や魅力などお聞きしました。
また堀内さんに上記大会の決勝で披露した「ハーモニー」(伊藤計劃著)の実演もしていただきました。
後編では実践編として4人でミニビブリオバトルを行いますので続けてお楽しみいただけます。
ぜひお聴きください!

ゲストの阪大ビブリオでは学生も一般人も参加・見学可能です。
オンラインで不定期開催されているので、関心ある方は阪大ビブリオのTwitterアカウント(@handaibiblio)にDMでお問い合わせください。
また大西さん、堀内さんも参戦していた「第8回全国大会inいこま」は3月12日に決勝が行われます。
現地観戦できますので、ぜひ熱い戦いを観てみませんか。

第8回全国大会inいこま
https://ikomabiblio.jimdo.com/全国大会inいこま/第8回全国大会inいこま/


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【番組内で紹介したトピック】

■『ハーモニー』伊藤計劃 ハヤカワ文庫

https://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/21166.html

【読書のいずみ】

全国の大学生協で配布されている読書雑誌「読書のいずみ」に紹介されました!

https://www.univcoop.or.jp/fresh/book/izumi/news/news_detail_858.html


【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】

声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集

https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35

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https://forms.gle/a569tyUhMDDaCXGF8 

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【文学ラジオ空飛び猫たちとは】

硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。

案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ

京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ

文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、

読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます!

毎週月曜日朝7時に配信しています。

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#本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック


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文学ラジオ空飛び猫たち
どうも皆さんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするポッドキャストです。
お相手は私、小説が好きなダイチと羊を巡るカフェのミエの二人でお送りします。文学のプロではない二人ですが、東京と京都をつないでお互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。
はい今回はですね番外編となっておりまして作品紹介のない回になります。そして久しぶりのゲスト回となっております。
でちょっとその話に入る前にですね、実はですね我々ちょっと前なんですけど読書の泉という全国の大学の生協で無料配布している
読書情報誌というものがあるそうなんですけども、そちらのですね12月号なのか12月に発売された号なので何月号かちょっとあれなんですけども
12月に無料配布された号で特集音とラジオみんなに教えたい推しラジオというものにですね紹介されましたということをちょっとお伝えしたいと思います。
なんかちょっと嬉しかったですね。急に連絡来てねなんか紹介させてくださいって言って。全国の大学生の方12月号だから多分これ配信が2月になっちゃってるからちょっともうないかもしれないけれどもバックナンバーもし見つかったら見ていただけるとありがたいです。
ウェブサイトでもこの読書の泉の内容が公開されているのであのラジオのSNSでもリンク紹介したいと思いますのでちょっと見てもらえると非常にありがたいなと思いますね。
はいじゃあそんな感じでその大学つながりではないんですけれどもどうですね今回ゲストが来ております。
今回のゲストは半大ビブリオバトルのお二人です。では早速ちょっと2人に登場していただきましょう。半大ビブリオバトルの大西さんと堀内さんお二人に来ていただいております。
よろしくお願いします。大西ですよろしくお願いします。堀内ですよろしくお願いします。ありがとうございます。
いやーなんかちょっと久しぶりのゲスト会でちょっと我々も緊張しますね。
ほんとしばらくぶりなんでね。いやまさかこう呼んでいただけるとね思ってないのでねドキドキワクワクです。嬉しいです。
このゲスト会も結構ねもう勢いというかだから前々からやりましょうというよりかはですね。
じゃあちょっと今度やりましょうかみたいな感じでパッてね決まったゲスト会ですけども。
でえっと今回の経緯なんですけれども2022年かの11月にあった文学フリマ東京で我々二人がですねこの半大ビブリオバトルが出展されてましてそこで冊子を購入してそしたらですね結構内容が濃くて面白かったんでしかもですねあのビブリオバトルっていうのはねあの知らないわけではなかったんですけども実はよくわからないものだなということに気づきましてちょっと今回ですね教えてもらいたいなと思ったところでお声掛けさせていただきました。
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いやもうこれをきっかけにビブリオバトルをガンガン普段のリスナーの皆さんにも普及していこうという感じですね。
食い気味で食い気味で出ると言いました。
なんかこんなお話出てるけどややのちゃんどうします出ますみたいな感じで相談したらあもう出ましょう出ましょうみたいな感じ。
すごいありがたいですね。
で今回ですね前後編という構成をさせていただきます。
で前編はですねビブリオバトルは何ぞやということをですねこのお二人からちょっと教えてもらって後半はですねちょっと私と三枝さんも参加してちょっとビブリオバトルをやってみようという話になりました。
なんで結構ですね今日の収録めっちゃ緊張してるんですよ。
僕はね多分ラジオ史上一番準備したと思いますね今回。
嘘そんなに嘘でしょ。
いやいやあのねやっぱビブリオバトル自分がやるってなったらね結構ねやっぱその事前準備大事なんだなってそう調べれば調べるほどそう思っちゃった。
いやそれは俺も思った。
そうだから緊張わかりますね。
あーじゃあもう三枝さん勝ちに行く気で来てますね。
いやでもお二人が緊張してるっていうのを聞いてそんなに準備してるのってやばい緊張って多分ね。
こっち二人は大西堀内は今余計ドキドキしてますね。
そうですよねまああのお二人まだ大学生なんで社会人となんかこういう取り組みするっていうのもまあまあ仲はないかもしれないですけど珍しい方だと思うんでそれだけで緊張されると思いますが。
つまりこの4人今超緊張してる。
同じ気持ちでちょっと収録していきましょう。
そうですね。
じゃあ早速ちょっと始まっちゃってますが大西さん堀井さんそれぞれちょっと簡単に自己紹介していただいてもよろしいでしょうか。
はいじゃあ大西から行きます。
大西美優と言います。
現在大学2年生です。
ハンダイビブリオバトルに所属していて一応次期部長?もう部長かな?
もう部長です。
もう部長らしいです。
部長様ジキジキが。
ハンダイビブリオバトルの部長をさせてもらってます。
で一応ハンダイビブリオに所属しているんですけど大学は全然別のところで広島に住んでいます。
そうなんですね。
そうなんですよ。
出身は関西の方なんですけど今は広島に住んでいます。
そんな感じですかねよろしくお願いします。
ありがとうございます。
じゃあ堀内さんお願いします。
堀内自己紹介します。
堀内彩乃です。大学は今4年生です。
私もハンダイビブリオに所属してるんですけれども特に役職はなくて一平のメンバーです。
そうですね私も実はハンダイビブリオにはずっと所属してるんですけれども大学は別の大学で今兵庫県に住んでます。
06:00
高校生の時からずっとビブリオバトルしててハンダイビブリオさんに大学生になったらハンダイビブリオおいでって高校生の時に声かけられてからずっとハンダイビブリオでゆるゆるぬくぬくやってます。よろしくお願いします。
なんかエースっぽいね。
ちょっと補足させてもらいたいんですけど堀内のタコ紹介として補足なんですけど
堀内彩乃ちゃんは高校生の時に全国大会にも出場されてて大学生大会にも出場されてて2020年の全国大学ビブリオバトルではなんとグランドチャンプボーン取られてるっていう全国一位を経験してる女なので
いらっしゃいんですみたいな感じになるけどめちゃくちゃすごい人です。ということだけ補足させてください。
全国チャンピオン。
元全国チャンピオンです。その後行けなかったんであれなんですけど。
自分で言うの恥ずかしいなと思ってたんでみゆちゃん言ってくれてありがとうございます。
全国チャンプ押していった方がいいですよ。
ハンビブすごいんだぞってことでやっていきましょう。
実際youtubeでも堀内さんの全国大会の模様が見れるんですけどめっちゃ上手かった。出場メンバーレベルめっちゃ高いなって思って。
それ見たから今回ビブリオバトル控えてるのでめっちゃドキドキしちゃって。
あれを基準にしちゃいけないと思うけどな。相当いろんな人が。
トップの大会ですからね。
トップ5人でしょ。
でも私も2020年の5人の発表見させてもらいましたけどyoutubeですごいなって思いましたね。
面白かった。
これは後でもうちょっと詳しく話してみましょう。
その前に話が始まっちゃってるけどリスナーはビブリオバトルってなんなんみたいな感じになってると思うので
ビブリオバトルのご説明をお二人に簡単でも構わないでお願いしてもいいですか。
昨日なんと公式サイトを見て予習してきたので頑張って伝えたいと思います。
じゃあまず説明しますので柳野ちゃん補足あったら後からお願いします。
大丈夫です。
じゃあビブリオバトルっていうのが何かを紹介したいと思うんですけど
ビブリオバトルっていうのはビブリオっていうのがラテン語で書物を意味する単語で
バトルは英語で戦いなんですね。つまり本の戦いなわけですよ。
でこれビブリオバトル知らない人からしたら本で戦うって何こう本で殴り合ったりするのとか思うんですけど全く違うわけですね。
ビブリオバトルっていうのは一言で紹介すると本を紹介するコミュニケーションゲームになってます。
ビブリオバトルのやり方はすごい簡単でまず読んで面白いって思った本を一人一冊それぞれ持って集まります。
09:05
その次に一人5分でそのおすすめの本を紹介します。
この時に大事なのが5分間っていう数字がキーワードになっててこれを過ぎちゃっても少なくてもダメちょうどぴったり5分間でプレゼンしてもらいます。
でその後に参加者全員でその本に対して2、3分間でディスカッションを行います。
でそれを参加者分繰り返した後に最後にどの本が一番読みたくなったかっていうのを参加者全員による投票によって決めます。
で一番読みたいと思った人が多くなった本がチャンプ本って呼ばれることになります。
でビブリオバトルっていうのはプレゼンテーション大会みたいに思われることもあるんですけど実はレジュメとかプレゼン資料とかを事前に準備することは基本的にダメとされてるっていうかライブ感っていうのをすごい大事にするゲームなんですね。
そこが結構ポイントかなっていうふうに思います。
そんな感じですかね八重野ちゃんどうでしょうか?
さすが次期部長です。もう安心して反対ビブリオ任せられると今確信しました。
ビブリオバトルっていうのはいつ頃から始まったものなんですか?
2008年くらいに確か京都大学の今立命館大学にいらっしゃるんですけれどもごめんなさい2007年でした。
京都大学の大学院情報学研究科共生システム論研究室の谷口さんによって考案されたビブリオバトルとなっています。
2008年に立命館大学除去となった谷口さんが研究室でみんなでやり始めたのがきっかけって感じです。
今では高校生大会中学生大会大学生大会など全国大会も各地で繰り広げられています。
すごい、さらっとちゃんと出てきた。
すごいぞ。
でも聞いて、意外と歴史がまだ15年ほどなんですね。
僕も名前は聞いたことあったんですが、自分が学生の時にはこのビブリオバトルっていうのは全く知らなかったので、
僕は本当に社会人になってからできたものなんだって。
そうなんですよね。結構新しいゲームだし、名前からするとなんか海外から輸入してるかとか思われがちなんですけど、
実は日本で発案されたゲームなんだよっていうのがありますね。
私、海外から持ってきたもんだろうなって思いました。
僕もそう、てっきりそう思ってました。
そう、だからビブリオバトルっていうのは実は、何て言うんですかね、和製、英語、英語でもないです。造語なんですね。
今では割と大学受験とかにも使ってる大学があったりします。ビブリオバトル受験みたいなの。
あとね、たぶん教科書とかにも載ってるんじゃないかな、小中とかの。
たぶん、前職そんな感じの仕事をしてたんで、なんか見たことある、ビブリオバトル。
でもそうですよね、中高で学校の取り組みとしてやってたり、小学生でもビブリオバトルしてみようみたいなのがあったりとか、
12:08
結構学校でやってたり地域でやってたりっていうのも多いですよね。
もしかすると、今の大人の人より子どもさんとか学生さんの方が知ってる人多いかもしれないですね。
認知度は結構あるかもしれないですね。
でも学校とかだけじゃなくて、地域のコミュニティでゆるっと継続的にやっていこうっていう団体があったりとか、あるいはカフェで開催しようという取り組みがあったりとか、
結構幅広く学校とか企業でやってるところもあったりとか、そう学校とか企業でやってるところもあり、
地域の取り組みとか家族とか友達とかでも開けたりとか、その希望感が結構大小様々にあるの結構特色かもしれないですね。
各地域名、茨城とか高槻とか関西でよく知られてるビブリオバトル、地域名も例えば茨城ビブリオとか高槻ビブリオとか、
生駒ビブリオとかそういう各地域に各団体があったりするので、割と身近に実はあるかもしれないです。
なるほど。
でも多分おそらくですけど、3人か4人いたら始められちゃいますよね。やりたいっていう人が、
なんかその周りにいたらね、それぐらいで始められる読書活動としては結構いいかもしれないですね。
ビブリオバトル3人いたらとりあえずゲームは行えるので、とりあえずやりたいと思ったら三枝さんと大地さんにもう一人誘ってもらったらいつでもビブリオバトル団体立ち上げられるよということでね。
割と本当にどこでも本さえあればできるんで、私たち一回USJでやろうぜって言って、USJ行ってるのに待ち時間でビブリオバトルしたことあります。
ありましたね、そういうのね。
すごい光景だな。
変なやつですよね、旗から見たら。
ラジオでたまに読書会オンラインでやることあるんですけど、一回ビブリオバトルやってみても面白いかもしれないですね、リスナーの人たちに。
いいですね。
面白いと思います。
じゃあそのためにもちょっと今日はハードルを下げるような話もいろいろ聞けたらなと思います。
そうですね、ビブリオバトル全国大会とかを見ちゃうと、すごいってなっちゃって圧倒されることが多いと思うんですけど。
ハードル下げてほしい。
ビブリオバトルって本当は気軽に楽しめる。何なら事前準備なしで飛び込みでエイヤーってやれるようなゲームなのでね。
とりあえず参加してみようっていう気になってもらえるように頑張って話します。
本当に好きな本5分間話し聞いてくれみたいな感じの飛び込みでできるやつなので、本来。
さっき収録する前に打ち合わせの時に私話させてもらったんですけど、ビブリオバトル見たことはあるんですよ。
15:04
さっきお二人がそれで参加だっていう話をされていたんで、観戦目的に行くってのも全然アリってことですよね。
そうです、全然アリです。自分は発表はしなくても見るだけでもいいかなっていう感じでもビブリオバトルの劣機とした構成員になってますからね。
実際ビブリオバトルって最後発表者だけで投票するとかじゃなくて、参加者全員集まって参加者全員でチャンプ本を決めるっていうルールがあるので、
ビブリオバトル観戦してるだけでも劣機としたビブリオバトルの構成員です。
全くその意識なく聞いてましたからね。
なるほど、なので自分でビブリオバトラーになるっていうこともあるし、なんかわかんないけど発表するのが苦手って人はもうひたすらビブリオバトルを見にまっくるみたいな活動もできるということですよね。
そうですね、多分多分。でもね多分ねこれ私だけかな多くの人に共通してると信じたいんですけど聞いてるとねやりたくなりますよ。
人の推しを聞いてると私の推しも聞けみたいな気分になってきます。
俺もちょっと出たくなったもんな。
見に行ったら、気づいたらやってますね多分。
なるほど、そういう感じなんですね。
ということでまず見に来ていただければ自然と増えていくということで。
なんか導入が、誘導がうまいですね。
さてさて、じゃあこの後ですねビブリオバトルとはなんとなく皆さんわかってもらったと思うのでお二人にちょっとこのビブリオバトルについてですね、
大枠のビブリオバトルじゃなくてもう大西さんや堀内さんにとってビブリオバトルとは一体何なんだっていうところをですね聞いていきたいと思います。
じゃあまずですねなぜお二人ビブリオバトルを始めようと思ったか聞いてもいいですか。
じゃあそんな大行なエピソードトークはないですが大西から行きますか。
私ビブリオバトルを始めたのは中学生の時でその時その仲の良かった先生が本も好きだししゃべるのも好きそうだしやってみるといいんじゃないっていう風に進めてくれたのがきっかけです。
それきっかけで学校ぐるみで大会とかに出場させてもらったり地域の図書館とかに行かせてもらったりしたのが初めてビブリオバトルした時っていう感じですかね。
でその後ずるずる高校でも続けて大学でも続けてて気づいたらこんなことになっていたっていう感じなので中学生の時の自分はすごい軽い気持ちで始めてるのでまさか自分が6、7年後とかもビブリオバトルやってるよって聞いたらすごい驚くんじゃないかなって思います。
私あの一つだけみゆちゃんのエピソードですごく覚えてるのがあってあの高校生の時に関西大会に出場されてたんですけれどもなんかそれにテレビかなんかが密着してくれてたんですよね。
でそのテレビを見てたんですけどあなたにとってビブリオバトルとはって聞かれたみゆちゃんが即答で恋人って言ったんですよ。
18:09
その印象が強くてなんかそんな軽い気持ちでやってたんだ恋人って言っちゃったんだっていうのは今ちょっと衝撃ができて。
そんなん言ったら語弊あるじゃないですか。
最初はね軽い気持ちだったけどだんだん恋人みたいなね大切な存在になっていたっていう風に解釈しておいてください。
わかりました解釈しておきます。
面白いな。
あのなんでまずなんだろうその続けちゃってるところと自分もそうなんですけどなんかゆるく始めたことがめっちゃ長く続くことってこのラジオとかもそうなんだけどあると思うんですけど何が自分を駆動させると思いますか。
なんだろうでも一つ思うのはビブリオバトルって本のゲームだと思われがちなんですけど実はそこに関わってくる人もすごい重要なのかなって思ってて。
その人との距離感みたいなのが私はすごい心地いいなあって思います。
ビブリオバトルのキャッチコピーでですね人を通して本を知る本を通して人を知るっていうのがあるんですけど。
あそうですまさにね物資の。
札の裏にも書いてありますよね。
そうなんですこれビブリオバトルのキャッチコピーなんですけどまさにその通りだと思ってて本がきっかけでその人について興味を持つこともあるし。
逆にこの人が紹介してるからこの本を読んでみようかなとかそういうきっかけもあるしその本を中心にこう自然と人の人とつながれるっていうその距離感が私はすごい心地よくて続けてるのかなと思ったりします。
実際私と八重野ちゃんもね高校生の時につながってねもうなんやかんやで八重野ちゃんは社会人目前ってことでね結構長い付き合いなので。
何もかぶってないのにね高校も住んでる場所も地域も大学もかぶってないのに。
大学も違うしね。
面白いですねすごいなんかいいね。
高校の制服着てた時から仲いいのにどこもかぶってない。
何もかぶってないけどビブリオバトルやってるっていうので自然とこうこのビブリオバトルでもあったなぁみたいなのとかこの本八重野ちゃんが紹介してたからちょっと見てみようかなとかねそういうつながり方。
日常ではあんまりないんじゃないですかね。
ないと思いますねそういう関係が築けるものは。
二人のその好きな本のジャンルとかっていうのは。
かぶってるかかぶってないか。
全然かぶってないですよね多分。
違いますね。
そうだったんだ。
私堀内は基本的にもともとファンタジーとかSFとかが大好きだったんですけれども、
ビブリオバトルを始めていろんなジャンルを読むようになったっていうのはあります。
でも基本的に今でもSFとかファンタジーが大好きです。
21:03
私の場合はだいたい3つに分けられるかなと思ってて、
海外文学とかが結構好きなのと、このラジオとも結構合致してますね。
あと、苦衆とか歌衆とか短歌とか俳句とかの詩歌の類が好きだなっていうのと、
あと最後に現代の純文学の新作小説を追いかける。
それこそ文芸誌とかをね読んだりするのが好きですね。
なるほど。じゃあこの表紙のデザインは大西さんセレクトですか?
私です。ハンダイビブリをやるときに絶対に文芸春秋…
あ、某文学のオマージュ。
文芸雑誌のオマージュなのかもしれない。
某文芸雑誌のリスペクトを込めてやりましたね。
なるほど。面白い。
ちょっと音声じゃ伝わらないかもしれないけど、
表紙がね、さすがに表紙が某文芸雑誌を丸パクリしてるなと思ったんですよ。
裏もね。
そうそうそう。なんかもう、あれって思った。
裏とかね、フォントとかね、ちょっとこだわって作りましたよね。
この表紙にいる男の人は一個前の部長そっくりなんですよ。
そうなんだ。じゃあもう見る人が見たらもう趣味全開なのか。
あれですね、やっぱそのビブリオバトルって、ちょっと話を聞いて思いましたけど、
やっぱり本を使って人をつなぐものなんだなっていうところがあるんだなと思って。
それはハマりますよね。
ハマりますね。
友達もたくさんできますしね、気が。
いいですね。
じゃあ堀内さんの始めようと思ったきっかけをお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。
すごく大西さんとダダかぶりで申し訳ないんですけれども、
私も中学校の時に学校の図書館にずっと入り浸ってて、
その時の担当の先生が堀内さん本も好きだし、しゃべるのも好きだし、やってみたらっていう全く同じフレーズで。
誘われまして、軽い気持ちで高校生になった時に、あ、そういえばビブリオバトルあったなと思って。
中学校の時は受験でやらなかったんですけど、高校の時にやろうかなと思って、
高校生の時に地元は和歌山なんですけど、和歌山市大会に出て、流れで1位取っちゃって和歌山県大会に出て、そこでダメだったんですけど、
そこでまた友達もできて、楽しくなって、続くのか続かないのか分からなかった時に、
社会人の、今魔境だなと思ってるんですけど、社会人の方々がビブリオバトルやってる団体があって、
なんかひょんなことからそちらにお邪魔させてもらうことになり、制服でいったらみんないろんなおじいちゃん、おばあちゃん、お姉さま、お兄さまに可愛がられて、
ビブリオバトル生にどんどんズルズル引きずり込まれたという経緯があります。
その魔境壊そう。
魔境やばいです。
魔境すごいです。
24:00
社会人のビブリオバトラーの方々、たぶんすごいんだろうな。
私も見たことあるのは社会人の回だったんで、すごい上手かったのを覚えてる。
社会人はね、もうすごいです。オーラが違います。
喋る時の言葉の重みが違います。
中学生、高校生とかだったらね、ビブリオバトル、あ、学校で進められたかなとかもありますけど、
社会人とかなると、そういう外からやろうみたいな動きもない中でね、
自分の力でそこまで歩みを進めてるっていうことは、すごい、すごい力をお持ちの人たちがね、
つぶぞろいになってるっていうのはね、間違いないと思います。
なんか年齢幅を、小学生から90、もう何歳まででも年齢幅気にしない全国大会っていうのがあるんですよ。
それはすさまじいです。
とんでもない魔境です。
すさまじいです。
魔境です。
そこに小学生とか中学生いたらめっちゃ面白いなって。
たまにね、すごい小学生いたりしますね、絵本持ってますね。
大人に囲まれてね、5分間一生懸命絵本で喋ったりして優勝みたいなパターンもありますからね、
毎年本当に何が起こるかわからないっていうのが、全国大会の恐ろしさですよね。
小学校、わかんないけど、3、4年生ぐらいに絵本紹介されたらちょっとやばいよね。
それだけで読みたいって思っちゃうよね。
じゃあちょっとお二人にこの後お聞きしたいのは、ビブリオバトルをする上で楽しいこととか大切にしてることとか、
もしくはビブリオバトルに絡めて話したいこととかあればお話しいただけたらなと思います。
じゃあここで一個、私とややのちゃんのエピソードトークをしたいと思うんですけど。
何話されるかわかってないからちょっと怖いんですけど。
わかって怖い?わからなくて怖い?
わかんなくて怖いです。
エピソードがいっぱいあるかもしれないですね。
ビブリオバトルってさっきも言ったように、人を通して本を知る、本を通して人を知るっていうのがキャッチコピーなんですけど、
まさにそれだって思ったことがあって、私とややのちゃんが出会ったのは、
高校生の時に半大ビブリオバトルの文化祭でビブリオバトルが行われてた時に、
たまたま二人とも参加してて、そこで高校生だって感じでお話をするようになって仲良くするようになったんですけど、
そこでお互いが紹介してた本がね、ややのちゃんが和尾石黒の私を話さないでを紹介してたんですね。
海外文学の名作じゃないですか、和尾石黒って感じじゃないですか。
その時私が紹介してたのが、石黒ひろしさんっていう半大でAIについて研究をされてる方の新書のアンドロイドは人間になれるかっていう本だったんですね。
全然ジャンル違うけど、石黒だっていう風に意気投合して話し込んだことがあって、
それすごいなんか全然関係はないけど本の本当に一部の著者の苗字が一緒だったみたいなめちゃめちゃ些細なことなんだけど、
27:05
そこがきっかけでなんか今も繋がり繋がってる、繋がり続けてるのなんかちょっとジンとくるじゃんと思って話したくなったので話しました。
そこが一番最初石黒さん繋がりでしたね、確かに。
何気なくビブリオバトルに参加した時に、この本知ってるんだとか、この本とこの本、偶然だけど共通点があるよねとか、
このテーマでこの本持っていくんだとか、そこに参加者の個性が現れたり、そこで意気投合することがあったりして、
そういう偶然を楽しむのもビブリオバトルいいところかなっていうふうに思います。
確かに他の何か他の人知らないでしょみたいな本とかを持って行った時に、知ってる人がいるとテンションが上がるっていうのはありますね。
分かるー。
分かる分かる。
知ってるんだこの本やるじゃんみたいな謎の上から見てる。仲良くなれそうみたいななりますね。
私読書会をやってるんですけど、結構長くやってて、自分が読んだ本を持ってきてくれる参加者が来るとすごいテンション上がるんですよ。
しかもすごいマニアックなやつだと。
いいですね。
確かにビブリオバトルも同じですねきっとね。
あと逆に自分が他の人が知らない本を持っていて本当に誰も知らないと、この読書好きの中でも知られてなかった。
よっしゃ私がパイオニアだみたいな気分で逆に嬉しくなることもありますね。
特にみゆちゃんが本当にいろんな海外文学持ってきてくれるんですけど、一回アフリカ文学持ってきたことがあって、
アフリカ文学についてこんな楽しそうに語る人いるんだっていうのがすごく印象強く残ってたりしてます。
誰も知ってる人いなかったですよね、あの時のビブリオバトル確か。
私紹介したのがエイモスチェツオーラのヤシザケノミ、岩波文庫で出てた。
知ってるやっぱり。
さすがすぎるんですけど。
読んだことはないんですけどね。タイトルは名前も知ってますね。
その時私紹介した時は最初に皆さん海外文学読みますかって呼びかけて、その段階ではこっちらほら手が上がるんですけど、
じゃあアフリカ文学読んだことある人って言った瞬間手がシーンって下がってね、
よっしゃ誰も読んでなかったと思ってめちゃめちゃ気持ちよかったっていう、まだみんなが知らない本を紹介できたっていうのが嬉しかったですね。
しかもそれでチャンプ本ちゃんと取っていきましたからね、すごかったです。
すごい、そういうコミュニケーションを取りながらやるんですね。
そうですね、最近はコロナの影響でオンラインで開催されるようになって、
ズームになっちゃうとちょっと寂しいかなっていう時もあるんですけど、その分対面でやるとねめちゃめちゃ盛り上がりますね。
めっちゃ楽しいですね。
言っちゃうところから笑い声もツッコミとかも入りつつ。
30:02
呼びかけあったりね、ツッコミあったりね、そういうなんかコミュニケーション取りながら周りの反応見ながら話を変えるとかね、
そういうのもできるのが楽しいところですね。
読書会でも自分の好きな本を紹介するっていう形式のものがあると思うんですけど、それとビブリオバトルはまたちょっと違ってそうですよね。
自分の好きな本を同じく紹介するんですけど、ただビブリオバトルの方がすごい時間の制限もあると思いますし、
なんかより積極的にコミュニケーションが生まれやすいのかなっていうのをちょっと聞いてると思ったりしました。
そうですね、やっぱり5分間の時間制限あるのやっぱり大きいなと思ってて、やっぱり5分っていう限られた短い時間だからこそ、
こう、取捨選択をしないといけないというか、ここだけは絶対に伝えたいみたいなことを押し出してビブリをしたり、
そこで同じ本紹介しててもね、どこを抽出するかがバトラーによって違うっていうのが面白いところかなと思います。
多分ちょっと話を聞いてて、読書会と違うなって思うのは、結構何だろうな、一個ハードルが設けられてるんで、
発表しなきゃいけないとか準備しなきゃいけないとかっていうのはハードルが設けられてるんで、
多分人間のタイプがちょっと、その中では幅はあると思うんだけど、ちょっと似た感じの人が集まってくるんだと思う。
入り口はいろいろあると思うけど、だから読書会はもうちょっとなんかふわっとしてるっていうか、
結構なんか話すの超下手なんだけど、ちょっと今回来てみましたとか、
ビブリオバトルを完成したいみたいな気持ちに近いのかもしれないんですけど、ちょっと人の話も聞いてみたいんでみたいな感じで、
割とこうゆるっとくる人が多くて、あんまりガツガツしないっていうか、自分の本をどうしても紹介したいみたいなっていうよりは、
ちょっと軽く話してみたいんです、軽く聞いてみたいんですみたいなんで、ちょっとなんかゆるいなと思ってて、
それはそれで仲良くなるんですけど、多分ビブリオバトルはみんな一個の同じ苦労というか、
同じ何かをくぐり、経験してるからこそ多分共通認識がすごいあるから、めっちゃ仲良くなるんじゃないかなって、
ちょっと今聞きながら思いましたけど。
あ、でもこれは場合にもよるんですけど、結構ゆるっとビブリオバトルしてるのも多くて、
それこそ、なんだろう、もうサークルの中でじゃあ部員だけ集めてやりますっていう時は、
もう直前まで本決めてないみたいな感じで、何紹介しようかなって、むしろそこをゲームとして楽しむみたいなのもあったりとか、
話すことも事前に何と何と何をしゃべろうみたいな感じじゃなくて、
5分間話す中でもう頭の中で構成考えながらしゃべるみたいなのがあったりして、
結構そこはゆるっとしてる人も多いんじゃないかなって思います。
で、私ビブリオバトルをやってる中でも話が上手い人ばっかり集まってるわけでもなくて、
話すのが下手だったり、話がゆっくりだったり、難しいなって思う人でも全然ビブリオバトルに参加することはできます。
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で、これポイントになってるのが、ビブリオバトルって話が上手い人を決める大会っていうわけじゃなくて、
あくまで読みたいと思った本に投票するっていうのが最後あるんですね。
読みたいって思った本がチャンプ本になる。
どれだけその人が話すのがゆっくりで聞きづらくて難しいなって思ったとしても、
その本を読みたくさせたら、その本はチャンプ本になることができるんですよ。
あくまでこれも紹介した人に賞をもらえるわけじゃなくて、あくまで本がそのチャンピオンになるっていうことで、
あくまで本がメインの大会なので、めちゃめちゃ本を通じてバトルしてやろうみたいな話が上手い奴がめちゃめちゃ集まってるよっていう尖った大会でもなく、
本が好きっていうのだけあれば誰でも参加できる大会、参加できるゲームかなとは思います。
なるほど。やっぱちょっと見たYouTubeのいくつかに引っ張られてますね。
ありがとうございます。
大会はね、モサが集まってますからね。
僕は今の聞くとちょっと自分の中のハードルが下がりましたね。
反対ビブリオとか本当にゆるゆるやってますね。
そうなんですね。
ビブリオバトルをしっかりやってる人から見たら怒られるんじゃないかぐらいの勢いでゆるくやってます。
ビブリオバトルでもね、この本紹介するの?みたいなわけわからない本紹介する人いますからね。
私が一番衝撃だったのは国語辞典は読み物ですって言って国語辞典一冊紹介された方がいて、
ビブリオバトルで国語辞典ってめちゃめちゃ驚きましたね。
他にもこう絶版になった本紹介してきて、いや誰が買えるねんって言われたりとかね、いろんな本の紹介がありますね。
じゃあちょっと私がちょっと誤解したんで、そこは認識改めつつと思いながら。
私の後半かな?に活動記録コーナーがあって。
頑張って作ったそうです。
あ、そうですね。いや結構紹介されてる本めっちゃ幅広いなと思って。
そうそう。
すごい面白く読んでましたね。
個性をね大事にしてますね、ハンビブは。
そうですね、あとはビブリオバトルその時間にめっちゃ厳しい、厳しいっていうか、時間は絶対守るっていうルールはあるんですけど、
やっぱり本を愛する人たちが集まっている優しい場所なので、
喋ってる中で、あ5分来ちゃったっていうのがあってもね、質問タイムではいって手が上がったと思ったら質問がその発表の続きを教えてくださいっていうのがあったりするんですよ。
そういう感じでお互いの優しさによって成り立っているゲームかもしれないです。
なるほど。
すごいな、それはすごいですね。
聞くと、参加する目的もバトルに勝とうとかっていうよりかは、ビブリオバトルを楽しもうっていう思いでやっぱりみんな参加されてるんだなっていうね、ちょっと思いましたね。
36:07
お互いいろんなね、いろんな思いを持つ人がいると思うんですよ。
絶対勝ちたいっていう人もいてもいいし、ビブリオバトル楽しむだけ、もう票数とかチャンプになるかどうかは気にせず楽しむのが目的っていう人もいて、
そういういろんな思いを持った人を全部内包できるのがビブリオバトルのいいところだなっていうのは、とある先輩が言っていたのを丸パクりしました。すみません。
武士の中で言いましたね。
武の中で引き継がれてるんですね。
そうですね、とにかくどんな人でも受け入れて楽しくやっていこうっていうのがハンダイビブリオのモットーなのではないでしょうか。
知らんけど。
知らんけど。
めちゃめちゃ言ってるんでそうです。
そうです。私が言ったのでそうです。ハンダイビブリオはそういうモットーでいきます。
だいぶこの後ビブリオバトルやるのが気持ちが楽になりましたよ。
そう、こうやってハードルを下げることでね、だんだん沼に引きずり込んでいくっていう。
もう多分だいちちゃんもみえさんも1年後にはもうめっちゃ有名なビブリオバトラーになってくると思います。
そうですね、なんか読書会じゃなくてビブリオバトルばっかり開催してるという。
じゃあ前半の締めで2020年にチャンプ本を取ったという堀内さんのハーモニーを披露してもらおうかなと思いますのでお願いしてもよろしいでしょうか。
こんなにゆるっとゆるっととか言いながら2020全国大会に優勝したやつやるかいって感じでもあるんですけど。
確かにな。
まあでも1個の完成形みたいなのをちょっと見せるとみんなもオッて思うと思うんで。
で、来週ちょっと俺とみえさんのぬるいビブリオバトルを出してこれでもいいんだみたいな感じにしていきましょう。
じゃあちょっとここからはですねちょっとタイムキープもあるので我々ちょっと初心者なので大西さんの方に進行を任せたいと思います。
はいじゃあ司会を大西に引き継いでややのちゃんに王者のビブリオバトルを見せてもらいたいと思いますとプレッシャーをかけていきます。
ハードルを上げていきます。
じゃあ今回は質問タイムは一応割愛して本来なら質問タイムが2、3分取られて重要なところなんですけど今回は割愛させてもらって5分間ややのちゃんにハーモニー紹介してもらおうと思います。
じゃあこんな感じで。
もう早速ですか。
心の準備いいですか。
そうですねあのハーモニー動画でも上がってるんですけど本来原稿を準備するものでもないので全く同じビブリオバトルっていうのはできないんですね。
なので内容は同じ本なので同じ人が紹介するしだいたい被ってくるところがあると思うんですけれども一言一個同じになることは多分ないと思います。
なのでなんかちょっと前と言ってたことが違うじゃないかっていうとこあるかもしれないんですけれども温かい目でお願いします。
39:03
温かい耳か耳。
温かい耳でハーモニー2020堀内彩乃リミックスバージョン。
2020じゃないな。
ハーモニー堀内彩乃2023リミックスバージョンということでね。
頑張ってもらいましょうか。
どうしよう5分で終わらなかったら。
まあゆるっと頑張ってもらいます。
じゃあ行きます。
はい堀内彩乃ですよろしくお願いします。
皆さんコロナウイルスっていつ日本で確認されたかって覚えてますか。
2020年らしいです。
もう今3年経ったんですよ。
それも衝撃なんですけれども。
3年経った今でもコロナウイルスってまだ猛威を振るっています。
コロナについて皆さんどう思いますか。
もうさすがにそろそろ亡くなってほしいという声がほとんどだと思います。
そこで私が今日紹介する本は、
なんとそういったコロナウイルスなど病気が全てなくなった世界のお話です。
こちら伊藤圭角さんのハーモニーという本です。
この本約10年ぐらい前に出版された本なんですけれども、
ネットとかを見ると、
もともと読んだことのある人たちがコロナになってから思い出して読み返したっていう口コミがたくさんありました。
なので今こういう状況だからこそ読むべき一冊です。
さて一体どういうお話なのかといいますと、
全世界で新型のウイルスが蔓延したことによって世界中で治安が悪化、世界的な大混乱になりました。
この事件をきっかけに人間の健康が第一だという考えが世の中に浸透するんですね。
そうした結果医療や科学が健康志向になりまして、
最終的に人々の健康を管理して人々の体に不調がないか監視する仕組みができました。
そうして病が全てなくなったという世界のお話です。
病がなくなるって素敵なことだと思いませんか。
ただこの本の主人公はそのウイルスが蔓延した大混乱期にはまだ生まれていなかった少女です。
この子はこの世界に疑問を持ちます。
なんで自分のものである体をこんなにも管理されなきゃいけないのか。
そこでこの理想郷に一石投じてやろうと主人公は画志を試みるんです。
ここまで話してきたんですけれども、
なんとこれ序盤のたった40ページの内容です。
ここからがさらに面白い。
物語の本面としては、
画志に失敗してその時死ねなかった主人公が14年後大人になってからのお話です。
彼女はとても優秀でしてWHO世界保健機関で
人々の健康が保障されているかどうかをチェックする部署で働いています。
老化とか突発的な事故以外では死なない健康的な世界。
そんな社会である日事件が起こります。
同時刻に世界各国でたくさんの方が自殺を図ったのです。
その内容については実際本編を読んでもらうとして、
今聞いていただいたようにこの本SFなんですね。
SFにおいて説得力ってかなり大事だと思います。
42:03
こんな社会が本当に来るかもしれないと思わせる力が読者を引き込みます。
この本にはすごく説得力に長けている部分があって、
こういう社会になったら世の中はこうなりますよねってことがしっかり描かれてるんですね。
例えば先ほど病がなくなるって言ったんですけれども、
一口に病といってもウイルス性の病だけではありません。
その中には生活習慣病も含まれます。
生活習慣病をなくす仕組みとしては、
一人一人の健康を管理して監視することによって、
こういった食べ物をあなたは食べた方がいいですよ、
これくらい運動した方がいいですよっていうのがお勧めされるんですね。
個人的にインターネット社会の今お勧め動画が
サジェストされる部分につながるなと思ったんですけれども、
それに沿って生きていくんです。
そうなるとどうなるのか。
まず体型、痩せすぎ太りすぎなく大体同じになります。
肌質とかも良くなります。
ぱっと見の見た目が変わらなくなるんですね。
そんな世界になるとこういう世界になるってのがしっかり描かれているので、
私たち読者はより世界に入り込むことができます。
ところで皆さん、この本の作者伊藤圭角さんご存知ですか?
知らないって方結構多いと思います。
それもそのはず、この方、
作家人生たったの2年なんですぐに若くして亡くなってしまったんですね。
彼が残した作品はこのように数冊しかなくてですね、
SFのいろんな賞を取っています。
期待の作家さんでした。
若くして亡くなった天才が残した貴重な知る人ぞ知る名作小説です。
今だから読んでくれってたくさん押してきたんですけれども、
最後に一つだけ皆さんにお伝えしておかなければならないことがあります。
最初の方、この本実はですね、すごく読みづらいんです。
こんなこと言ったら読みたくなくなっちゃうかもしれないんですけれども、
これ読みづらい理由がありまして、
最初の方、プログラミング言語がちょこちょこ挟まってるんですね。
訳わかんなくて困るんですけど、もう訳わかんなくて大丈夫です。
ずっと読み飛ばしちゃってください。
これ最後の最後にすごく効いてきます。
一番面白くてミソの部分になります。
この本、最後の最後ね、エピローグまで読むと、
あ、だからプログラミング言語が入ってたんだっていうのがすっきりストンと落ちてきます。
なので最後まで絶対読んでください。
以上です。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ちょっと今緊張ですごい、バクバクしてくれてます。
後半に今日これがあること分かってたんで、
もうずっと気が気じゃないまま喋ってたんで今すごくやり遂げてホッとしました。
来週配信の分は少しリラックスして、
まあそこでもあると思うからだけど、
リラックスしてちょっとお話ししてください。
いやすごかったね三重さん。
ハーモニーはラジオでも紹介したことは過去にやってるんですけど、
すごいラジオでね、ああいう風に喋れたらよかったなって思いましたね。
すげー分かりやすかったよね。
分かりやすいし、時代が今本当に読むべき本なんだってすごい感じましたし。
45:05
ストーリーの挟み込み方と導入の興味づけと、その辺りが絶妙ですよね。
そうですね、こういう本紹介ってちょっとあらすじを喋っちゃうとやっぱそれに時間取られたりするんですけど、
それを感じなかったんですよね。
すごいなんかおすすめポイントがどんどん次から次に出てきて、
その流れでその話もちょっと分かってくるっていうですね。
紹介の仕方とかもすごい上手いなと思って、
これを原稿なしで喋られてるっていうのもまたすごいなって。
原稿ないとね、なかなか流暢にここまで難しそうだなって思いましたし。
これは全国大会より、原稿は使ってないけどいろんな喋り方をいろいろ練習した過去があるので、
思い出してスラスラ喋れたっていうのがあるんですけど、
本来こんなにスラスラ喋んないんですよ。
すごいすごい。
私と三重さんハーモニー読んでるんであれなんですけど、
情報の選択がそれも絶妙でしたね。
やっぱりハーモニー紹介するときとか私と三重さんSFよく紹介するんですけど、
どこまで言うかっていうのはすごい一回結構議論するもんね、お互いね。
ここに止めようとか。
でも編集してるときにいやもうちょっと話してもよかったかなとかちょっと思うこととかも全然あって、
今のレベル感は結構参考になるレベル感でしたね。
すごい特にSFとかって難しいですよね。
難しい。
ネタバレとかね。
ここ行っちゃったら楽しみに半減しちゃうなみたいなライン絶対あるから、
そこは本当悩むからすごい上手いなと思いましたね。
すごい普段本を紹介してる方からの感想聞くことがないですごくこっちも勉強になります。
すごい見る視点が違うって思いましたね。
なるほど。
自分だったらって考えたら作者の伊藤圭角さんの虐殺機関とかとつながってるんで、
ついそっちの背景の方を喋っちゃったりして、本筋と違うところをね、
もしかするとそれがこの5分という中では不要かもしれないし、
さっきの大地さんの話で情報の選択の仕方っていうのがやっぱりすごい、
僕が考えたりしたらちょっと違ってる、その辺違うんだろうなってすごい感じましたね。
なんか出社選択といってもややのちゃん最後の最後の残り30秒っていうところで、
前半ちょっと読みづらい部分がありますって、
マイナスになりそうなところをカミングアウトした上で、
でもそこを読んだら最後の結末の感動につながるっていう、
読者の引きつけ方がすごいですよね。
確かにそれすごいな。
マイナス要素言うの怖いもんね、この流量バトルでね、きっと。
それ言っとかないと途中でやめられるのが一番嫌なので、
最後まで読んでねっていうのは絶対言わなきゃと思ってました。
ちょっと聞いたのと違ぇんだけどみたいな。
48:01
最後まで読まなきゃ面白さわかんないぞっていうのをちゃんと言っとかなきゃっていうのが、
すごい指名、義務的なものとしてありましたね、指名感というか。
愛がありますね、読者への配慮じゃないけど。
でもわかる、俺たちもラジオを紹介するときよく万人抜きしないんですけどみたいな。
そうですね。
最後ちょっと私の個人的な感想なんですけど、
1020の堀内さんが出てらっしゃるYouTubeの5人の方見て、
すごい共通されてるなって思ったことがあるんですけど、
堀内さんとハーモニーもそうなんですけど、
皆さんが本相棒感があってすごいいいなって思った。
この本と相棒になってる感がすごいなんか羨ましかった。
すごいいいなって思いましたね。
生命式の話された方とかもすごいなんか、きっと。
生命式の人はこんな人なんです。
生命式は、三大ビブリオ創立の元部長の懇親の発表です。
かっこいいですよね。
なるほど。
マジ相棒感があってね、ちょっとこれは熱いなって思ったんだよ。
しかもあれ、おばあちゃんの家で焼肉食べた後、生命式の話してるんですよね。
あれはすごいなって思いました。
こんな重要な決勝の舞台で、ちょっと遊び心を出してくるっていうのはね、
本当に面白いですね。
気も座っているなって思った。
うちの元部長すごい軽録があるんですよね、毎回。
学生に見えない軟録ね。
本当に本が相棒。
あの人は本当に社会人ビブリオの波に揉まれてきた人ですね。
本が相棒っていうのは本当に間違ってないと思ってて、
ややのちゃんが何かのときにビブリオバトルで負けちゃったときどうするみたいなときに、
自分がどうこうじゃなくて、本に対してうまく伝えてあげられなくてごめんねみたいなことを思うみたいなのを言ってました。
それなんかすごい申し訳ない気持ちになります。
絶対面白いのに私が伝えきれなくて申し訳ないっていう感じになります。
面白い。
ちょっとした疑問なんですけど、
紹介した本をもう一度大会とかで出すことってあるんですか?
やらないといけないけど、私結構やります。
なんかちょっと変えて、ここも言いたかったな、あっちも言いたかったなってなったり、
全然違う団体とかやったら普及活動ですよ、自分の好きな本の。
それ重要、超重要。
じゃあやっぱりあれなんですね、本当に自分の好きな本をどんどん推していくっていう。
ある団体で全然受けなかった本が、こっちで紹介したらバカ受けたみたいなのとかあるからね、
もういろんなところで自分の推しの本を紹介するっていうのはやめられないですね。
一回参加しただけじゃなくて。
そうですね、一回全然受けなくてもめげずに他のところでやったっていいですかね。
じゃあちょっとそろそろ次回につなげていきましょうか。
このままですね、ちょっと4人で来週も配信したいと思います。
来週はですね、我々4人でちょっとビブリオバトルをやってみようとなっておりますので、
お楽しみにしていただけたらなと思います。
51:01
ちょっと自分の相棒本もあるんですけど、それとは違うやつを私は紹介しようと思っているので、
全ての見えない光でいこうと思った、俺は皆さん最初。
でもなんかラジオでも紹介してるし、ちょっと自分は多分誰も知らないだろうけど読んでもらいたい本をいこうと思っています。
僕もね、そうです。大地さんが読んでないであろう本を選びました。
そこ探り合うよね。
そうだよね、やっぱりね。
じゃあちょっと楽しみですね。
じゃあ何か告知あれば今。
了解です。
じゃあうまく言えるかわかんないけど、いきます。
私たち半大ビブリオバトルは現在はオンラインでズームを用いて定期的に、不定期かな?不定期に楽しくビブリオバトルを行ってます。
見学したいとか参加したいっていう方は、
高校生から社会人までどんな年齢層の方でも見ていただけたらと思いますので、参加したいっていう方はツイッターのDMとかでね、
半大ビブリオバトルって検索してもらえたらアカウントが出てくるので、ぜひ声をかけてもらえたらなと思います。
一緒に楽しくビブリオバトルしましょう。
ありがとうございます。
じゃあ次回はですね、この半大ビブリオバトルゲスト回後半になります。お楽しみに。
番組の最後になりますがサポーターを募集しております。
特典のメールマガ等はですね、番組概要欄ご確認ください。
番組の感想やリクエストは随時募集しております。
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ではまた来週。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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