なりますね なぜかあの定期的に現れるオバマ元大統領が進める一冊ですね
あの3体の時もですねこのオバマ大統領がもう13とかですね 結構あの方も大統領がすごい
を読書家でしかめっちゃいい本をね 推薦してくれてるんで今回も間違いないだろうと感じですねそうですね
そうですねあとちょっとこの本を読むにあたっての特徴的だったのがの たまにあの人物の会話の中で中国語がそのまま出てくるんですけども
ちょっとそれがどういう意味かわからない時とかあるんですけどもそのあたりは全然 大丈夫で気にせず読んでいけるようになっています
もしですねこの本に興味があって読もうと思っている方はこれから呼ばれる方も中国語 が突然出てきて戸惑うところあるかもしれないんですけども
そこはもう気にせずにどんどん読み進んでいって大丈夫なので だからちょっとそれをですね最初にちょっと補足でお伝えさせていただきました
ちなみあの解説で藤井しかるさんもあえてそのまま中国語は表記したというふうに書いてい まして失格あるところかもしれないんですけどまぁ気にせずにっていうのですね
ちょっと知ってもらえたらなと思いますなんかね気になっちゃう人は気になっちゃうかもしれない けど
でも前後の文脈から判断どんなこと言ってるのかなみたいな判断はできたり そうですねそうですね
あとにとにかくね次読んでいけば全然大丈夫かなと思いますので ではですねちょっとこの作品の魅力のところを話していきたいなと思いまして
全部であの3点あるんですけどちょっとまず最初がですね この作品の持つ世界観ですねこれもですねなかなか独特と言いますか
まず舞台となっているのがゴールドラッシュ後のアメリカというですね これが場所としてはアメリカ西海岸のカリフォルニアあたりと思われるところの年代が不明で
架空の都市ですね架空の世界というか架空の都市というところが設定されています 小説の中ではですね
xx 62年から始まるんですけどもこれが1962年と読むこともできるし 未来の話とも読むことができるというですね
まあちょっとあの北都の県のような年代の設定のされ方なんですけどちょっとそういう ですね
ゴールドラッシュ後のアメリカということでえっと炭鉱の街ですね この舞台となると炭鉱の街で取り残された主人公
一家の話になるんですけども主人公一家というのが周囲から孤立したところがあって 自分たちの居場所
夢見ているというですねそういった話になります 主人公一家といったものですね
またちょっと後で話が出てくるんですけどももうお父さんとお母さんはいなくて子供2人ですね 子供2人がどうやって生きていくかというですね
まあそういうなかなか厳しくもあるようなそんな世界観ですね そうですね
中国からの移民一家になるんですけども移民一家の家族を物語る構成力というですね 点ですね
これどういうことかというと小説としては父と母が亡くなった後から物語始まっていくんですけども
ただ父も母も子どもたちにとって存在が消えるというわけではなくてですね
時折両親の言葉とか両親とのエピソードとかっていうのがこの作中でどんどん入ってくるんですけども
それが子どもたちの記憶なのかの幻覚なのかよくわからないようなですね すごい曖昧な含まれ方をしていて
子どもが主人公なんですけどもでどう生きていくかという話ではあるんですけど
ただこの小説の構成ですねそれが過去を描いていてこの小説自体がだんだん家族の物語になっていくというですね
このちょっと構成というところもすごく巧みというかですね全体では四部構成なんですけども
僕ちょっと読んでて思ったのが一部と二部というのは現在進行形で
だからその読んでいてなんとなくわかるというかですねこういう話なんだなぁと思って読んでたんですけど
3部4部の展開が結構ですねすごいと思いましてまさかまさかこうくるとはというですね
ちょっとそんな驚きがありましたね そうですねいやこの構成は本当すごくて
なんだろうなこの作品絶対すごいなこの構成なんですよって一部でこう見せておいて 2部でこう語って3部と4部でなんすか一部と2部を補足してきながら
最後展開していくっていう大枠だと思うんですけどここがこの構成を練っている段階が多分相当 かなり時間をかけていると思いますし
やっぱりなんでしょうね構成が良い作品って読んでてもただこう乗っていけるというか まあそういうところもあるんでこれは本当すごい良かったですね
扱ってるテーマも家族や生き方っていう重い部分を扱ってるんでうまく話そうとすると なんかちょっと誤解を生んでしまいそうな感じもあるんですけど
いい小説ってなんか無駄がないものだなっていう印象があるんですけど これで言うとでもなんだろうなすごく読者のかどう読むかを考えて書かれている
小説だなと思っていてそれに対して非常に無駄がないなって思いました あの物語としてはこうすごくスリムなわけでもないし
いろんな枝葉があるしでもただやっぱりこの家族とかこの2人ですね このサムとルーシーをの生き方
どこに居場所を見つけるかみたいな ところをすごく重点的に描いていてそれはぶれなくてでも一瞬一瞬彼らがどういう状況に
置かれているのかどういう感情を抱くようになるのかっていうのをそこはもう 過不足なく描いている感じはあってなんかすごくまとまったんですかね何だろうなまとまった
この主人公たちの感情を割とシンプルに端的に短く 伝えようとしていると思うんですよこの小説はだからなんとなく
詩としてこう見るわけじゃないからだけど 感性の部分はもうちょっとなんかの伸びしろって言い方あるとなんかすごく語弊がありそうだから
なんか言葉はすごく難しいんですけど ただなんか先がありそうな気がするんですよ
それが見たい
どうだろうとみえさんどう思ったかわかんないけどこの点は
ちょっと僕はねこの原文と翻訳がどこまで一致しているのかっていうのは全くわからなくて
ただ藤井光さんの役なのでかなり原文の持ってるイメージというかそこは再現されていると思ってまして
もっとそのこの作者の人の感性を全面に出した作品って絶対もうそういうのも書ける人だと思いますし
でこの作品に関してはやっぱりこのかなり世界観に合った文体で書かれているんじゃないかなと思っていて
まあそれをあのすごく藤井光さんの翻訳がなんかでもいい意味で淡々と書いていて
まあそれが読んでいるとなんか伝わってきたんですね
そうなんですよなんて言うんですかね読んでいてくどくないというかしつこさを感じないというか
だけどこの文章を味わえるというですねなんかそういうのがあってこれはね作者の人の書き方のうまさもあると思います
まあそれをやっぱり翻訳がすごくあのうまいことされてるのかなと思うねちょっと思って読んでましたね
何だろう例えば160ページのところでまあしよって言う 章部の中の章になるのかな
まあちょっとあれですけどまぁその区切りがあってそこの一行目が今新しい類の朝 っていうだけで始まるんですけど
この中すごく端的にこういうとこ全然いっぱいあるんで今たまたま ペラペラめくってあこういうところだよなぁと思ったところを言ってるだけなんですけど
今新しい類の朝っていう株足のない感じ でもただの朝じゃないし何だろうもちろん新しい類っていう言葉
チョイスは多分このどこまで原文から引っ張ってきてどこまでこの藤井光さんがこう 類っていうのを当て込めたかわからないですけど
でもやっぱりこのいうたったこれだけで伝えてくるものあるし もちろん前後のドミネカもあるんですけどこういうのがなんかうまいんだよな
あれですねなんかうまく言えたかどうかわからなかった
まあでもこのその他が黄金ならば完成がないわけじゃないんでもう完成かなり ねじ込まれている一冊だと思うんで
もうめちゃめちゃこの著者の感性味わえるんですけど 本当にこの文章力でこの世界観作っちゃってるっていうところが多いであると思うんで
もちろんそうなんですけどってさらにもっとすごい もっと爆発したものもこの作者やったらねまた書くんじゃないかなっていうその期待ですよね
なんかそう個人でやっぱこういう作家に今回出会えてなんかそういう すごそうだなぁみたいなの感じに入れたのもなんかすごくちょっと嬉しかった
ブーブー言っちゃったからちょっとストーリーいきますか で今回はこの小説4部構成なんですけど
1部と2部のストーリーをお話しさせていただいてまぁ3部と言えばまぁちょっと こういう感じだよぐらいにして今回終えたいと思いますでちょっとご興味持ったら読んで
いただけるとありがたいなと思いますじゃあ ちょっと第1部いきます第1話ですね
××62年ですねこれが19なのか18なのか 20のがちょっとあれですが××62年っていうところから始まりますでえっとあらすじにもあった
通りですね 父が死ぬとこから始まりますこの単行の街で暮らす中国系移民の一家
そしてその子供のルーシーとサムはまああらせですね その前の晩父が亡くなっていたことに気づきます
でここから小説が始まっていきますで2人はですね数年前に母を失っており もうこの町に居場所はありません
2人は馬に父の亡骸を乗せて町を離れていきます でこの父の亡骸を葬る旅に出ますで母の教えに乗っ取り
父を葬るには銀が必要で2人は銀貨を手に入れようとします まあこの銀貨を手に入れるためにですねなんか銀行強盗に近いこともやってしまったりするんです
けれどもまあなかなかちょっと手に入らず 父を馬に乗せたまま旅をし続けるという流れになっていきます
で特に父は何をするわけでもないのでどんどん腐っていって 宇治が湧いたりしていきますねだからその腐敗臭とともにあの2人は旅をします
この2人の旅って思う過酷ですね食料もないし安全な水も持ってません なのである日あの煮沸しない水を飲んだ
サムが山に倒れたりしますでも2人はあることからようやく銀貨を手に入れ 父を埋葬する場所を探し出しついに埋葬しますね
彼ら2人はこの後どう生きていくか話していきますがこの旅の間 2人はですね大きなへたたりができてしまいました
ルーシーはサムの自分勝手さが許せないし理解ができない 子供のままで暴露しながらも生きていると思っているサムをルーシーはよく思っていない
ルーシーは定住して落ち着いた暮らしをしたいと思っています で2人はスイートウォーターという町の存在を知りそこからあのそこに向かうことにします
がそこで暮らすのかどうかというのは2ではでは考えが割れています サムはもうこの2人だけで生きていけると思っているけれども
ルーシーはそんなの無理だと思っているので街で暮らしたいと思っています 第1部の流れはかなりかいつまりましたがこんな感じですでこの間に結構2人での
やり取りというのは会話からもですもねかなりヒリヒリしたものを感じ取りますし 単純に家族だから手を取り合って生きていこうみたいなシンプルな話ではなく2人の
もうここから出て行くというふうに言われます そこでお父さんはもうこの町を離れて引っ越しですね
そこではもう船に乗って海の向こうの土地 まぁちょっとアメリカを離れようというですね
で当初ですねこの引っ越しに関してルーシーは反対していたんですね まあそれはリー先生との特別授業が続いていて学校にも行きたいというのがねあったんです
けども ただ最終的にはマルーシー受け入れるというかななんか一家全員で引っ越しするということになります
ところがなんですけども引っ越しの途中に本当まだあの街から離れていないところで 強盗にあってしまいます
でそこでもう一家も資産をですねもうすべて 盗まれてしまってもうちょっと引っ越しとかですねおじゃんになってしまいます
でもうその後すぐの話ですある夜に母さんが出産をします で3人目の子供さんを産んだんですけどもただそれが資産でした
でお父さんがその亡くなった赤ん坊埋めに入っている間にお母さんもなくなっていた ということがわかります
でもその強盗にあってからお母さんがなくなるまでというのはもうわずか3日の間 なんですけども隣田に行くんですねもう大切なあらゆるものを失ってしまいます
というのがですねこの第2部の話になります お父さんがね単行で働くようになってからお金を稼ぐまでただ結局は資産すべて失って
しまってお母さんもなくなってしまうというところまでですね 第1部が結構子供の旅の話だったんですけども
第2部は家族の姿というのが描かれているそういう分になっていました これが一部から見ると過去の話なので一部でちょいちょい出てきたこの
父と母の話を結構保管してくれるし 父と母のそれぞれの持つ強さみたいなあと弱さか
みたいなところが見えてきてまでそれがやっぱりサムとルーシーに受け継がれてる っていうのをわかる部分でもあるのでこの2部ってのはなかなかこの物語で結構
重要な役割をになっているなぁと思いますね まさかお父さんが第1部やとですね結構ひどい人間
中の暴力的なところがあって子供たちも嫌がってるんじゃないかと思いきや 第2部を読んでいくとですねちょっと印象がまた
かかってくるところがあってこの辺の描き方ほんと面白いな 思いましたねそうですねまあもともとこのゴールドラッシュを見据えて引っ越してきたけどもうそこは
もうラッシュ後だったっていう街で 父は夢を見てきたけれどまでまだ夢を見続けてるしね
また他にいい場所があるみたいなでそれと母とこう 意見がぶつかったりするのとかよくねこのあたりを見るとなんか父の身勝手さ
もあるけどみたいなとこはあるけどねそうですね 父も身勝手なんですけど結構ただあのすごく教えるんですよね
世の中とはコーダーとか生きていくとはコーダーみたいなんですね そういうのが結構印象的なあと僕ちょっとこの第2部で印象的だったシーンがあって
それが166ページ7ページのところなんですけどルーシーが リー先生と特別授業をしているんですけどもそこで
欲しいなと思いますねそうですねここはもう 父の語りのパートなのでよくわからなかった父の思いっていうのが割とこう我々に
読み手に示されるところですね で最後の第4部になっていきます
4部というのは5年後から始まるんですけども 17歳になったルーシーとサムですね
まあその2人は自分たちが求めるものを手にすることはできるのかと ルーシーとサムに居場所はあるのかというのがですね
描かれてるんですけども ルーシーもサムもなんて言うんですかね現実を生きているんですけどもだんだんそれが
その生きている世界が神話的に描かれるような印象があってですね ただそれが現実でもあるというですねすごくなんかもうねなんとも言えないこの
読みごたえがあって まあこれはですねもう本当の最後2人の育成っていうのを見届けてもらえたらなぁと思う
ような まあそういう第4部でしたねそうですねうん
まあ4部はもうちょっとあまり話すとあれですけどだいぶ展開とラストはほんとすごい いいんでそうですよね最初のとかすごいそうそうあのこれも
すごい意外性のある話がねから始まったりするんで ぜひまぁちょっと彼らのこの2人の5年後っていうのはねどうなるどうなっているのかって
最後どうなるかっていうのは本当に読んでもらいたいですね ちょっとストーリーはこんなところでまぁもうこの後はそんなに話す子
あれもないんですけどと際印象残った部分は少し話させていただきたいなと思うんです けど
私結構ですねずっとこの少数繰り返し出てくる何があればいいは家になるっていう 問いかけのワードがまあ字の文だったり
まあセリフだったりでたまに出てくるんですけどこれがね結構良いアクセントというか なっていてやっぱりこの2人父と母も含めてかこの一家が放浪している
旅の中でそしてまあ落ち着いたとしてもね ある場所の追差としても一体何があれば家は家になるんだろうっていう
この問いかけがすごくうまいなぁと思っていて結構印象的な使われ方をしているので まあテーマにも見せずに関わってきますし
すごくこのあたりがうまいなと思いましたねちょくちょく このワードが出てくるきますね何があれば男は男になるとかですね
何があれば〇〇は〇〇になるっていうねこれがちょくちょく出てきてまあ主に ルーシーとかサムなんですけども
なんか原点に立ち戻ろうとしているのがですねその問いかけで感じますし 確かにねうまい使われ方してるなぁと思いましたね
であとですねちょっと個人的にですねこのサムが父の語りだったり 父の語りを聞いていたサムが同じ
まあ実の語りをあの話す時があったり繰り返し話したい物語みたいな感じで物語を 語ったりするんですけどサムがその文章はねうまいんですよねなんか
このなんだろうなこのうまくまとまってて だから言い方あれなんですけどこのマズシーがちょっと特にサムとか
まあ父かも含めてそこまで頭が良くないのかなみたいな印象を持つんですけど この語りを聞くとなんかすごいなぁって思ってしまう
だからなんだろう文字で物事を伝承しない文化を持っている人たちって ちょっとこの中国のこの方々のこのルーツはちょっとわかんないですけど
インディアンとか多分そうだと思うんですけど ネイティブアメリカかアメリカとかそうだと思うんですけど
多分洗練されていくんだろうなっていうのがなんかあって この物語を覚えやすくするためとか
なんかそういう匂いをちょっとこの語りから感じて そこも私もちょっと個人的にすごく印象に残ったとこですね
まあサムがねやっぱりすごいいろんな一面を持っている人かなと思っていて まあただ基本的にはね
かっこいいというかちょっと短気なところもありつつ あの男らしいところがねあってかっこいいんで
語りが上手さも確かにありましたね
サムはあれですねもう信念がすごいからね
そうですね なんかいつそんなのがなんか植え付けられたのかって思うくらい
本当にね子供の頃から全然変わらないんですよね あと僕はちょっと思ったのはこの370ページぐらいある
長い小説だったんですけども最後終わる時ですね ルーシーとかサムってまだ17歳16歳
もしかしたらそこから1年ぐらい経ってるかな ぐらいなんですけどもこれだけの過酷な旅をしてきて
本当にあのこのラジオでは触れてないんですけども ルーシーもサムも相当やばい状況になることがあるんですけども
まあでもですね人生は続いていくというかですね小説の終わりっていうのはこのルーシーとサムにとっては人生のまだ実は始まりなのじゃないかなと思うようなですね
ところがあってこれだけ長い話を読まされてでもまだこの2人は17歳でこれからなんだって思うとですね
なんかいろいろ思うところがあるんですね これはもしかすると実はこのルーシーとかサムの出発に至るまでの話だったのかもしれないな
なんかいろんな囚われていたものからやっと解放されるとかですね だからいろんな読み方ができる本だったなというのは最後に読み終えてから思いましたね
そうですね確かに確実にこれはルーシーの成長物語ではあるんで ルーシーがこの第4部で気づくことがあるんですけどそれはやっぱりすごく良くて
ちょっとそこは感動しましたね 確実に成長というかもう大人になったなって思いますね
ちょっとそのとおりにしときましょうか じゃあちょっと最後ですねこの小説に寄せてテーマトーク話したいことがありまして
この小説に描かれる強さを自分に引き寄せるにはという話でをちょっとしてみたいと思っ ていますでなんでこの話をちょっと設定したかというと
この小説やっぱりどうしてもゴールドラッシュ後のアメリカそして移民っていう 文化的にも時代的にもちょっとやはり我々
現代できる日本人からは離れたことが描かれてるなとは思います でもやっぱりここで描かれているルーシーだったりサムだったり
父と母の強さっていうのは普遍的というわけでもないのかもしれないけれども やっぱりちょっと1個抽象化すると何か自分たちのこの今の人生にも当てはまるんじゃ
ないかなぁとちょっと思ったのでちょっとどうやったらこの強さを引き寄せることが できるかなと思ってちょっと話してみたいなと思って設定しました
確かに読んでるとねだからなかなか今のこの社会でルーシーとかサムみたいな この一家の持ってるような感覚ってなかなか身につくことってないんだろうなと思いますしね
僕一つ思うのはこの一家全員に言えるかもしれないんですけども その社会に馴染もうというつもりがもう全くなくて
なんかもう自分たちが求める居場所っていうのはもうそこではなくてもっとあちら側という なんかもうここじゃなくて向こうでしか生きれないみたいなんですね
なんかそういうのがもう最感覚的なものか思うんですけども なんか根本的にそういうのがあってでそれはもうすごい頑固なもので売れることも絶対に
ないからまあそれがだんだん強さになっていったのかなと 思ったりしてですね
でじゃあ自分に強さを引き寄せるにはって思った時にこれちょっと悩みますね そうですねなんだろうななんかこの小説
でルーシーがマッシュ主役というか視点で書かれるので ルーシーの話が多いんですけどで実際ルーシーはこの中で父のこと母のこと
サムカのこと自分のこの家族のことを考えて自分の身勝手さみたいなものにも気づいたり してそしてなんか成長してくるんですけど
やっぱりこの彼らが置かれている環境っていうのはやっぱり過酷なので 例えば自分がこのことを家族とかに
対して感じることがルーシーのようなことを感じたことってがなくはないんです けど
でも10代では絶対気づけなかったし20代後半とか30とかわかんないけど働くよう になって自分で稼ぐようになってみたいな
で父は母はこういうふうに働いていたのかなぁみたいなのがちょっとわかる うん
中学校高校の時に見てた父とか母のことを思い出して自分が今社会人で悩んでる こととか
働く上で辛いなって思うこととかを照らし合わせると見えてくる部分っていうのは 多少慣れてもあるんですけど
それをルーシーはおそらく10代で見てしまっているので もちろん後まあ父と母と一緒に動きながら
二部の時何歳だろうだいぶ若い時に見てたりすると思うのでなんだろうな なんかこの感じはすごいなってちょっとなん
思いますねまあ時代環境がそうさせてしまうと思うんですけど っていうのもあるしあのそもそものこの環境を過酷な環境で生きていくために
手に入れた強さみたいなの絶対あると思うそれはもうなんか我々では絶対手に入れる ことができない
強さだと思うので これもなんかもしかすると今のこの社会ってなんかの求めるものは本当に何でも手に入り
そうというかですね情報が多すぎて もちろん何でもね手に入るわけじゃないんですけどただ選択肢の幅が非常に多いと思うん
ですけども ただそこでがルーシーとかは結構ピンポイントで自分たちはこれだっていうのをですね
こうじゃなきゃいけないっていうのですね なんかもうブレずに追い求めていたと思いますしもちろんねその選択肢が全然ない中で
あのブレずに行ってたと思うんですけど逆に今のこの自分たちの置かれている状況が いろんな選択肢がある中でじゃあ
ルーシーのようにブレずに生きるかというとなかなか難しいかもしれないなぁと思うんで なんだろうな
この小説の中で何があれば家は家になるっていうところ ちょっとねやっぱりなんかね立ち帰っていきそうな気がする
だから家じゃないといけないんですよねもう なんかそう
一見家に思えるようなもの一見そうな幸せに思えるようなものでもそこに何があれば っていうのがそこがブレてたら多分ね
ダメというか あれじゃないですかもう強さを知ったテーマトークの強さを引き寄せるにはに戻るんですけども
何があれば家は家になるかっていうところの何があればっていうのがもう問い続けて それが答えが出てで今そうじゃなかったら旅をするしかないんじゃああ
なるほどね確かに見つけに行かなきゃいけないもんな そうそうそう
見つけに行かないといけないって言うですね その試練のような旅をしていない人間にそんな強さがあるわけないんじゃないかって言う
ですね うんちょっとこんな仮説が今生まれてしまいましたね
何があれば何なんだ何があればまあ家は家になるみたいな何があればみたいなのって 見つけなくちゃならないみたいな探しに行かなくてはならない
これがなくてはならないみたいななんだろう 強迫概念とまた違うけどやっぱり強い思いを感じますよねそうな人でこの小説の根底を
支えているのはそこかもな なんだろうこうあらねばならないとかこう強くなければならないとかこういう状態になければ
ならないみたいなのをみんながみんな持ってて4人がそれが衝突したりしてたんだろうなぁ そうですねしかもそれを答えが出て終わりじゃなくて
なんか手に入れに行くって言う そのフォート行為ですよねそこがそこがやっぱねすごいですよねなんか
いや自分ができてないことだなと思う 考えるっていうのはこちらすごくこの小説よく感じるんだろうなぁ
なるほどちょっとなんかちょっともう全然テーマトークにからちょっと離れちゃったけど なんかこの小説になんでこんなに惹かれているの子がちょっとわかった気がする
今話してようやくなるほど そうだきっとこの小説は中ちょっと読書家に向けかもしれないですね
ああ確かにそうですね思ったのはうん 確かに確かに
いいですねこれ読んだ人同士でこういう話をなんかしたりだいぶ理解深まりますね 自分が何に惹かれたのかがた分かる気がする
いやーすげー小説だなぁ 最後感想とどんな人に読んでもらいたいかちょっと交えて話したいと思います
じゃあまず私の方からやっぱ話した通り空気感が独特なので日本の方から離れている 部分多少あると思うので読みにくさのようなものを感じるかもしれませんでも
なんかそれを含めて楽しめる作品だなと思ったのでちょっとそのあたり苦手だなと思った 人も手を出してもいいんじゃないかなと思います
なんかヒリヒリしたこの感じは他の小説はなかなか味わえないのでやっぱりこの素晴らしい 作品を読んでもらいたいなと思います
でなんかねどんな人に向いてるかというのはちょっと自分はなんかうまく言えないなと思い ました
どう生きるかっていうのが大きなテーマだと思うんですけどやっぱりこの今話した通り我々と 生きている社会というのはちょっと違うので
1個抽象化して自分に卑怯せる必要があるかなと思いますし どういう人に向いてるんだろうとはなんかうまく言えないなと思いました
やっぱりこの物語としてですねこの2人 社会や時代に翻弄される姿を見るとでもその中で自分というものを信じて
生きていこうとするところにはかなり強さをもらえる 小説なのでそういうのを好きな人には読んでみたらいいんじゃないかなと思います
そうですね僕は子供2人がすごく過酷な旅をするというこのシチュエーションがいいなと思いました あの子供のでそれでしかも子供の話かなと思いきや
だんだん家族の話になっていって緊張感絶望感というのは最初の方すごくあるんです けどもただ読んでいくとだんだんそれ以上に居場所を求める子供たち2人
それはもう一家4人の話ではあるんですけど この子供たち2人さらにこの一家の居住制が見逃せないものになっていって
なんかそこの読んでいてハマっていく感覚というのはすごく楽しかったです これですねあのちょっと本編で流れるかわかんないんですけどテーマトークを
話している中でちょっと気づいたことがあってですね 自分たちがない強さというのをこの登場人物
主人公たちというのは持っていたんですけども それって何だろうなぁって考えた時に自分の求めるものを解いているだけではなくて
作中ではですね何があれば家は家になるというですね まあそういう問いかけをですね常にこの主人公たちはしているんですけども何があれば
家は家になるでと言って答えが出て終わりじゃなくて何があればっていうのがわかったら それを手にするために行動するっていうですね
まあその旅に出ていくというですねだからそこにあのすごく惹かれたんだなというのですね あの感じました
やっぱり自分がないものがあるというですね なんかそうすごくそういう小説だなと思いました