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2024-03-18 52:39

番外編 第48回「ZINEと書評講座の裏話、ポッドキャスト、創作に役立つ類語辞典」(ゲスト:翻訳家 新田享子さん )

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今回は番外編です。前回に引き続きゲストに新田享子さんをお迎えして、書評講座とZINE制作の裏話、新田さんが配信しているポッドキャスト、そして新田さんが訳されている「すべての創作者のための類語辞典シリーズ」について話しています。ぜひお聴きください。

書評講座をする前に考えたこと/ZINE「翻訳者、豊崎由美と読んで書く」の制作裏話/ポッドキャスト『きょうこりんと姉御の「そんなんいえやん」』に登場するゲストが濃い/創作に役立つ類語辞典シリーズ/朝起きたら類語辞典の項目を一つ引いて5分間ひたすら書く/今後の展望/次回予告

▶︎新田享子さんのポッドキャスト「きょうこりんと姉御の「そんなんいえやん」」
https://open.spotify.com/show/4Lro3hBLK0sIK0nSlmLWTL?si=255740de91b54b01

▶︎フィルムアート社の「すべての創作者のための類語辞典シリーズ」
https://www.filmart.co.jp/ruigojiten/

▶︎新田享子さんのXアカウント / @kyonitta
https://x.com/kyonitta?s=20
https://kyokonitta.com/

「翻訳者のための書評講座」及びZINE「翻訳者、豊崎由美と読んで書く」の情報に関しては、BOOKPOT編集部のXアカウント、ニュースレターをご参照ください。
※ZINE「翻訳者、豊崎由美と読んで書く」は配信時点では売り切れのため欠品しています。

▶︎BOOKPOT編集部のXアカウント / @bookpot238771
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ZINEの概要
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あれは二年前、一つの投稿から始まりました。豊崎由美さんが「暇だ」とつぶやいている。それをたまたま目にした偶然の「出会い」……。

本を紹介する「書評」と「解説」。
世界各国から翻訳者たちが集まり、翻訳者だからこそ書ける書評や解説とはなにかを考えながら、書評家・豊﨑由美さんと読んで書いてきた2年間の「学び」をまるごと収録。

まともな文章は書けるのに、「伝わる文章」にならないのはなぜ?
本の良さを伝えるためのテクニックはある?
好き、嫌いはどこで生まれる?

読んで書く翻訳者たち「Bookpotters(ブックポッターズ)」の始まりの一冊です。

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00:07
どうも皆さんこんにちは。文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするポッドキャストです。
パーソナリティは、私ダイチとミエの二人でお送りします。文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には熱く、時には愉快にそれぞれの視点で紹介していく番組です。
今回は作品紹介のない番外編となっておりまして、前回に引き続き、新田享子さんをゲストにお招きしてお届けします。新田さん、今週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回ですね、新田さんのご紹介、そして新田さんが、新田さんだけではないんですけども、新田さんが携わった人、翻訳者、豊崎由美と読んで書くを中心にご紹介した回になっているので、ぜひ前回聞いてない人は前回から聞いていただき、今回聞いていただけたらなと思います。
今回はですね、ちょっとこの人から離れたところ、ちょっと繋がる部分はありますが、新田さんのパーソナルなところをちょっと話していきたいなと思っております。
はい、了解しました。
とはいえ、まずは最初はですね、前回の続きみたいな感じになるんですけど、私、非常に気になっている部分がありまして、前回ですね、この陣、かなりいろいろ話して、多分興味持たれた方いたんじゃないかなっていうところと、やっぱり改めてですね、この陣めちゃくちゃ面白くて、
おそらく新田さんが参加された、新田さんが豊崎由美さんに持ちかけた書評講座っていうのはめちゃくちゃ面白かったんだろうなと思っているところなんですが、そもそもですね、新田さんがなぜ書評に興味を持ったのか、書評講座を開催しようというところ、豊崎由美さんに持ちかけたところっていうのは、おそらく結構パワーがいることだなと思っていて、
その辺のモチベーションの源泉っていうのはですね、私はちょっと気になっているので、そのあたり含めてちょっとまずはお聞きしたいなと思います。このあたりいかがでしょうか。
大平 いやもうなんか性格的なものですけど、何でしょうね、どこから始める。私なんかそんなに、人見知りとか普通にするんですけれども、野原氏に育ってきたっていうか、そういうところがあって、あとアメリカでずっとカサラリーマンをしてたんですけれども、その時にものすごく鍛えられたっていうのもありますかね。
大平 よくも悪くも、成果主義の国なんで、毎回ですね、年に何ですかね、4回ぐらいゴールみたいなのを設定されるんですよ、職場で。
市販機に1回みたいな。
大平 そうそうそう。その時に、自分個人としてやりたいことは何?みたいなことも目標設定させられるんですよ。で、それは結構仕事から離れててもあんまり文句言われない感じなんですけれども、そういう中で、あなたは何をしたいの?っていうのをしょっちゅう年に4回上司に聞かれているうちに、
03:19
大平 アメリカで仕事する時って自由に仕事していいんだわと思って、何かやりたいことがあったら自分で企画して、それを実現させればいいのねっていうことを学んだんですよ。
大平 それがそのせいですかね。で、ダメって言われても別に、ダメって言われるのが普通じゃないですか。あったこともない人から、すみません、処分用工座開いてほしいんですけど、普通は断られると思うんですけど、聞き方、アプローチの仕方とか、そういうのはその会社自体に磨かれたので。
おだしょー やっぱりそこはあれですよね。計算してアプローチしたわけですよね。
大平 別にそんな五歳児みたいなアプローチはしないで。
おだしょー そうですよね。
大平 なるほど。
おだしょー 最初ちょっと全くこの辺の話が見えてなかったときは、りったさんの性格というか、才能って言ってしまえばあれですけれども、この資質によるところが大きいのかなと思ってました。多分、思いついたら行動したいとか、実行したいとか、多分そういうのが強い方なのかなってちょっと思っていたので。
大平 それもあります。
おだしょー だと思うんですけど、結構その会社員時代の学んだことというか、そういうことも結構影響してるんですね。
大平 会社員のときって会社の名刺をもらってるので、何かを企画して、誰かに電話して、すみません、今こういうこと考えてるんですけど、とか話しても会社が後ろにいるので断られることはまずないですよね。
おだしょー 確かに。
大平 でもちょっとそういう形で、会社に下駄をはかしてもらっているような形で、だんだん力と知恵をつけてきて、今はフリーランスで誰かに、豊崎さんのような著名な人に連絡したって、あなた誰みたいなことに言われかねないんですけれども、そこはちょっと悪知恵をつけてるので、絶対イエスと言ってもらえるような言葉をかけるみたいな。
おだしょー なるほど。いいですね。会社員時代のいわゆるスキルの部分と、おそらく三田さんが生まれ持っている資質の部分が掛け合わさって実現しているところもあるんですね。
大平 あと個人プレイがすごく好きっていう。だって書評講座って他にもたくさんあるので、そこに行って教わればいいのに、なぜ自分で一から企画するかというと、自分の思う通りの講座をしたいっていう。
06:01
おだしょー いいですね。
おだしょー 翻訳者のためのっていうことなんですね。
大平 そうです。最悪マンツーマンでいいんですよ。自分にお金があれば。でも個人レッスンを豊崎さんから受けるほどのお金はないので、何人か集めてきて頭割りして割り勘しようみたいな、そういうノリです。
おだしょー すごい。でも実際にやっぱり人が集まるのかみたいなところって結構怖い部分じゃないですか。私も読書会とかやるとき人集まるかなとか、ちょっと怖さを抱えながらいつも企画するんですけど、その辺って不安とかはなかったんですか。
大平 自分で企画したものではなくて、他人が企画した、誰かが企画されて発生したイベントなんかに行ってみて、このイベント良かったなって思う場合と、ここもうちょっとこうだったら良かったのになっていうのあるじゃないですか。
大平 そういうのを他人のイベントに参加しているうちに本当に自分の思っていることとか、本当に自分が質問したいことを言って、それに対する答えも真摯な答えが返ってくるのに適正な数ってあるな、適正な人数ってあるなと思ったんですよ。
大平 あんまり人数が少なすぎてもしゃべりにくいし、あんまり人数が多すぎると質問しづらいですけど、講師になる方もやっぱり気をつけて、すごく言葉を選んでしゃべると思うんですよね。
それは、それがプラスになる時もあると思うんですけど、ザックバランに言うと、綺麗に研ぎ澄まされた正解みたいな答え、正解みたいなのを聞かされても、それが自分の学びになるとは限らないっていう。
そういうものもあって、豊崎さんのような方に白羽の矢を当てたっていうのもありますね。
大平 なるほど。でもすごく分かります。やっぱり自分が望むものは自分が作らないと、100%にならないっていうか。
実際そこに旗を挙げて集まってきてくれた人って結構自分に近しい人だったりするので、そうなるとその空間自体が、おっしゃる通り人数っていうのはすごく適正な人数ってあるなと思うんですけど、空間としてはやっぱり居心地がいいし、
自分がやりたいことをやれる、求めているものができるみたいな空間になっていくので、場所になっていくので、自分も結構そういうことをしているタイプなので、分かれますね。
大平 あとやっぱり権威主義的ではないっていうか、私自身もそうですし、多分豊崎さんもそうですし、権威にあまり重きを置かないっていう共通点みたいなものは、声をかける前から感じていて、お願いしました。
そうですよね。じゃあそもそもなんですけど、何で書評をやりたいと思ったんですか?
09:06
大平 そこがね、私自身の記憶もちょっと曖昧なんで、勝手に記憶を自分で今再生しながら修正している感じで話しますと、もともと小説読んだりするの大好きだったんですよ。
大平 もともと長い間ブロガーをやってたので、そこの中で本の感想なんかを書いてたりとかして、友達に本を勧めたりしてたんですけど、もうちょっとまともに、この本良かったよっていうこと以外に、もっと素敵な言葉でその本の面白さを伝えられたらなと思って、一度、豊崎さんが別のところで教えてらっしゃる書評講座を取ってみたんです。
大平 そしたらそれがすごく面白くて、前回も話しましたけど、書評っていうのは書くっていう作業ももちろんありますけど、その前に読むっていうとても重要な作業があって、その読む部分に関しても目が覚めるような体験をしたのと、その時にたまたま豊崎さんにあなたの読解は面白いって言われたんですよ。
大平 普通の人とは違うよみたいな感じの意味も込められてたんですけど、でもその普通の人と同じではないっていうことが良いことなんだよみたいなことをおっしゃってて、それを磨くと個性になるんだよ、それが個性になり武器になるんだよみたいな話をされていて、
大平 私の個性ここで磨くべきではないんだろうかって思って、そこがきっかけですね。
大平 もう一つはノンフィクションの翻訳してるんですけど、ちょっと固い文章を読み、固い文章を読んで、固い文章を私も書くっていうことなんですけど、やっぱりその固い文章には抜け落ちてしまうものがあるので、
大平 自分の頭とか自分の筆地力を柔軟性を持たせたかったというか、そういうのがあって書評講座も取りましたし、あと全然関係ないところで、YAの翻訳、ヤングアダルトの翻訳の勉強会にも行ってるんですけど、それもすごくYAって読者がめちゃくちゃ限定されてるじゃないですか、年齢層が。
大平 で、そこに向けて柔らかな文章を書いていくっていう勉強会なんで、そういうのをやってることがノンフィクションの翻訳をするときにちょっと役に立つことがあるんですよ。
大平 なお、ガッチガチの文章ばっかり書いてるだけではいけないっていうか。それで書評講座も続けてますし、YAの勉強会も続けてます。
12:10
おだしょー なるほど。あれですね、まず豊久崎さんに褒められたじゃないですけど、他の人とは少し違った読み方するよねっていう喜びみたいのがまずあって、そこからもちろんYAなんかもそうかもしれないですけど、もともと多分幅広く活動されてる部分があって、きっと今書評にも取り組んでるっていうところですよね。
大平 そうですね。今となっては書評講座の人たちと陣を作ったのもありますし、結構仲間意識というかそういうのも芽生えてきたので、書評講座っていう場所を使ってフリーランスの翻訳者ってやっぱり立場も弱いですけど、
一緒にグループとして行動することによって自分の力をつけていったりとか、自分の知名度を上げていくって言ったらちょっと語弊がありますけど、ちょっとトトを汲むことによっていい効果が現れることもあると思うんですよ。
そういうのももう少し書評講座を通じてやっていこうかなと思って。この間初めてフリーランスでやってる翻訳者と出版社側にいる編集者とやっぱり隔たりがあるよねみたいな。
そこをうまくつなぐのにはどうしたらいいのかなみたいな感じで、そこをまた人数をグッと絞って20人ぐらいかな、もうちょっと15人ぐらいで集まって、編集側の人の意見をいろいろ聞いて、相手の仕事をよく理解するみたいな、相手の立場をよく理解するみたいな形で、
その理解をした上で、翻訳者は自分の持ち込みをしたり、営業アプローチしたりするっていう、そういう講座もやりました。講座というかワークショップ。
僕今の聞いて、出版社の方と翻訳者の方に隔たりがあるっていうのはどういったことが隔たりとなってるんだろうっていうのは気になりました。
役割が違うというか立場が違うことによって、相手のことがよくわからないというか、どれぐらい忙しいのかとか、いつ忙しいのかとか、そういうことすらもわからないですし、
自分の持ち込んでいる書籍がその編集者さんにグッと来てるのか、それとも来てないのかとか、そういうところからすべてが手探りになっちゃってるので、
でもその手探りっていうのも、例えば相手のことをおもんばかることもとても大事なんですけれども、仕事なので、そのおもんばかりながらも、でもいつまでに返事をくださいね、みたいな。
15:08
自分が強く出ると言うと語弊がありますけど、きちんと自分はいつまでに返事が欲しいんだとか、そういうことは自分で決めればいいじゃないですか。いつまでも相手のことを待ってないで。
そういうことを勉強するってわけじゃないんですけど、複数の人で意見を交換することによって、じゃあそういうところは自分が主導権を握ってどんどんとやっていけばいいのねっていう、不安をなくすみたいな感じですかね。
誰かと共同するってそういうとこありますよね。自分が知らない自分の能力ってたまにあるじゃないですか。もしかして自分人よりこれできるの?みたいなのって結構自分じゃ気づかないことが多くて、何人かと共同で何か同じことを、一つのことをやろうとしたりとか。
もしかしたら相談ぐらいのレベル感かもしれない。そうすることで自分の得手不手が見えてくるっていうのは結構あって。もしかしたらそこでね、この作業実はめっちゃ苦手だからって思ったらめちゃくちゃ得意な人がいたりとかして、ちょっとお願いすることができたりとかもするから、いいですよね。何人かで都道を組むっていうのは。
そうですね。ジンを作った時にすごくそれは思いました。
編集能力がある方って何人かいて、その方たちがブックポット編集部っていう形で、編集部そこには数人しかいないんですけど、その人たちが主導権を握って今のジンはできたんで。
私は書き手としてしか協力できなかったし、あと宣伝係として協力しましたけど、そのジン自体はブックポット編集部っていうところからアイディアが基本的なアイディアは全部出てきましたし、細やかな構成なんかも全部その編集部の人が考えてやってました。
この本そうなんですよね。構成もすごいいいなと思いました。
合間に入っているコラム的な書評に関しての皆さんのちょっとした思い、気づきと、あと最後の2つ書評をですね、っていう構成もすごくいいなと思ったんで。
確かに。これは確かに編集が得意な人がやった。
商業出版で出ているプロの本ですもんね。完全に。
そうですね。クオリティはね。
僕らが作っているのは完全に、いかにもジンっていう感じの手作り感がよく出ている本を作っているんですけど。
私たちのやつはジン色が薄れてる感じですかね。
18:00
そうですね。どっちかというと完全プロな出来栄えの本ですしね。
思いますね。我々も本当に手探りで作ったジンとは全く違う。
でもね、京都の文学フリマに行った時に様々な人たちが作ったジンを見て歩いて思ったんですけど、それぞれの魅力っていうのがありますよね。
限りなくプロっぽく作られているものにもちろん感じる魅力もあるし、まだまだ磨かれていない、なんか手作り感がすごい満載のジンとかもやっぱりそれにはそれの魅力があって。
分かります。なんかその私、全然ちょっと話しすぎちゃいますけど、空き地の写真ばっかり集めたジンを作っている人がいて、
写真とか文章の入れ込み方とかすごい言い方が雑なんですよ。
でも熱量がやっぱりそこに反映されているんで、なんか読んじゃうんですよね。
分かります。
そういう商業では乗らないようなものが溢れている場所なんでやっぱり面白いですよね。
でもやっぱりその原石感っていうか、本当に手作り感みたいなものを感じることができるっていうのが多分人を引きつけるでしょうね。
だからブーフリって本当にどんどんどんどん来場者数とかブースの数が増えていっていると思うので、
この後ですね、日田さんのちょっと他の話もしていきたいなと思ってまして、
まず最初に前編では言ってなかったんですが、日田さん、ポッドキャスト番組やられてまして、
京子凛と姉子の孫男家やんかな。
孫男家やん。
お二人で、これカナダトロント在住のお二人という。
日本語で話されているポッドキャストですよね。
そうなんです。
パンデミックが始まった時に皆さん暇で、
結構ズーム越しに話したりとかしてたと思うんですけど、
あとクラブハウスとかで。
私も姉子と結構話してたんですよ。
そのポッドキャストをやっている相手方の姉子っていうのが、
本職が映画のプロデューサーなんですけど、
彼女と私が話す時はいつも大体映画とか海外のドラマの話なんですよ。
意外と面白い話してるよね、この話。
私たちの話面白いよね。
ポッドキャストで垂れ流そうかって言って始まったんですよ。
なるほど。
だから宣伝もしてないですし、
普通に自分たちのSNSで新しいエピソードが出ましたよとかやってますけど、
基本的に友達と家族と、あとゲストさんを時々読むので、
21:04
ゲストさんのお友達くらいしか聞いてないと思うんですけど、楽しいです。
楽しそうなのはめちゃめちゃ伝わってきます。
すごく楽しそうにされてる感じがしますよ。
あとなんか良かったなと思ったのが、
例えば私にも親がいるじゃないですか、姉子にも親がいるんですけど、
親子の間やってなんか業務連絡みたいな話とか、
あとそうでなければちょっと喧嘩ごしりなんかごちゃごちゃ言い合ったりとかするじゃないですか。
でもポッドキャストを親に聞いてもらうことにより、
自分たちの娘ってこんなこと考えてんのね。
親子の会話が初めて風通しが良くなったみたいなところがあって、
私がポッドキャストで話したことについて、
姉子のお母さんから感想が届いたりとか、
すごく面白いです。その親子関係の変わり方が。
確かにこのポッドキャストをいわゆる指針のような使い方するっていうのは結構いいですよね。
好きなタイミングで聞いてもらえますし。
そうですね。指針いいなその表現。
で、私が日本に帰ったりとかすると、
私の家族が姉子は元気にしてるの?とか、
姉子を気遣うようなことを言ってくれたりとかするんですよ。
いいですね。そして結構姉子さんが姉子感があって、
私はすごくキャラクターが二人とも立ってていいなって思って。
少しエピソードを聞かせていただきました。
ありがとうございます。
もうちょっとリスナーさんがいた方が張り合いはあるかなって思ってるんで、ぜひ聞いてください。
これ聞いてる方で興味ある方は聞いてみてください。
映画で言うと、すいません、あんまり映画の回聞いてなかったりするんで私多分。
通訳の方がゲストにいらっしゃった。
長居麻里子さん。
長居麻里子さんは聞きましたけど、あれめちゃめちゃ面白かったですね。
そうですか。ありがとうございます。
あんまり私通訳業界とか実際あんまり知らないんですが、
長居麻里子さんは英語の通訳されてらっしゃると思うんですけど、
ロシア語の通訳されてる方の話とかに話が発展していって、
言語感で結構いろんな違いがあるんだなっていうのはちょっとあって面白かったですね。
そうですね。長居麻里子さんってまだ第一線で活躍されてる会議通訳者の方なんですけど、
米原麻里さんと同時期にお仕事されていたんで、
その米原麻里さんとのやり取りをそのポッドキャストで喋ってもらったんです。
米原麻里さんってすごい筆が立つじゃないですか。
ご自身のエッセイに英語の通訳者はすごいクソ真面目だとかね、
24:03
すごくいろんなこと書いてあるんですけど、それへの反論を、
長居麻里子さんが米原さんはお亡くなりになってますけど、
米原さんの言ってることが全部正しいわけではないとか。
すごい面白い会議でした。
聞いてみたくなります。
最近映画について話してないんですけど、ちょっと前まではよく話してたんですよ。
よく聞いてくださる方には、最近この映画を見たからこの映画について話してほしい。
直接メールが届いたりします。
いいですね。
だから近々アカデミー賞の受賞式も近いですし、
映画の話をしようかなって。
最近そのポッドキャストでトロントに100歳の女性がいらっしゃるんですよ。
その100歳の女性の方が足腰はちょっと悪くなってるんですけど、
もう記憶力とか認知力っていうのがすごいビシッとされてる方で、
私たちが喋っててもすごい会話のキャッチボールができるんですよ。
その方のお話がものすごく面白くて、
例えば1957年くらいにカナダのモントリオールに商社から派遣されて、
事務所を作ったっていう話なんですけど、
その時に日本人がカナダで商売するのに、現地の人に手引きしてもらわないといけないっていう。
その手引きをしてくれたのがモントリオールに住むユダヤ系の人々で、
それはなぜかというと第二次世界大戦でひどい目に遭った者同士で、
ご助成心があったからっていうかね、そんな話をすごいしてくれて。
かつての日本の商社ってやっぱり繊維だったんで、
モントリオールで繊維の産業を牛耳っているのはやっぱりユダヤ系の方だったんで、
そういう意味ですごいユダヤ系の人にお世話になりましたとかね。
日本からの電話なんかも暗号を使って電話してたらしいです。商談を。
ちょっとその話は気になりますね。
3回くらいに分かれて配信されてるやつですかね。
それ聞いてください。
さっきの同時通訳者の方という、すごい濃いゲストですね。
ポッドキャストの番組としての濃さというか、これは好きな人はめちゃめちゃちょっとハマると思いますね。
27:02
そうですか。そういうのも会社員時代に培った推しの強さが役に立つんですよね。
ゲストに来てくださいとかって言って。
多分結構聞きたくなった人多いと思うので、ぜひこのポッドキャスト番組、
京子凛と姉子のそんな家やん、ぜひ聞いてみてください。
よろしくお願いします。
ちなみに私このアイコンめっちゃ可愛いんでいいなと思ってます。
2人の似顔絵のアイコン。
ありがとうございます。
すごいおしゃれですね、このアイコンの作りというかイラスト。
これは別の友達に作ってもらったんですけど、金子明美さんというイラストレーターのお友達がいて、
私SNSで同じアイコン、自分のオリジナルアイコン作ってるんですけど、それも金子さんに作ってもらって。
いいですね。
ありがとうございます。
そんなアイコンもいいポッドキャストぜひ聞いてみてください。
ありがとうございます。よろしくお願いします。
まだ話したいこといろいろあるんで、ちょっと駆け足になってきてるかもしれませんが、
お聞きしたいのが日田さんのお仕事ですね。
今ノンフィクションの翻訳をされてるって話はちょいちょい今出てきてるんですけども、
私読んだことないんですが、ちょっと気になってるのがフィルムアート社の類語辞典シリーズを翻訳されていて、
これの話ちょっとお聞きしたいんですけど、美江さんは電子で読んだ?
もともと電子書籍で持っていてですね、これが結構創作するときに使える辞典だっていうので紹介されていてですね、面白そうと。
僕が持ってるのは感情類語辞典っていうので、いろんな感情についてですね。
例えば不安だとか決意だとか激怒するとかですね。
そういうことが例えばどういうシグナルでそれを感じれるとか、
あとそういう激怒した時とかってどういう反応があるかとかで、
その感情を表すサインとか動詞とかって何だろうかと。
最後書き手のためのヒントでちゃんとですね、創作する人に向けて激怒する、激怒っていう言葉を使うなら、
どういうふうなことを頭に入れておくといいだろうかっていうですね。
ちょっとアドバイスみたいなのがあったりしてて、これがすごいボリュームで、
さまざまな感情について書かれていて、パラパラ読むとすごく面白いっていう。
ありがとうございます。
これあれですよね、たてつけがすべての創作者のためにっていうところで、
ついつい頼りがちな表現から出したいってこの類語辞典シリーズのホームページに書いてあるんですけれども、
いわゆるありきたりの表現ではなくて、より届くような表現を学べるみたいな感じなんですかね。
そうですね。表現っていうよりは、描写したい場面を書くときに、
30:04
例えばさっきおっしゃってた激怒している感情を依頼で、激怒している人を描くときに、
その人の言動をそのまま会話文として書くのか、それとも激怒している人の手の動きを細かに描写するのかとか、
そういう感情の掛け合わせ方にはいろいろあるよっていうのを促す本だと思いますね。
面白そうですね、めっちゃ。
ほんとこのシリーズいろいろ。これって元々英語圏の人ですよね?アンジェラ・アッカーマン。
そう、筆者の人たちは多分カナダ人だと思うんですよ。
なるほど。
別にこの人たちがカナダに住んでるから、私が翻訳してるわけではないんですけど、たまたま。
私もこの類語辞典の作者の人たちとは違うんですけれども、
全く同じメソッドでクリエイティブライティングの授業、授業というかクラスを何度か通ったことがあるんですけど、
だから私にとってはすごく馴染みのある内容なんですよね。
これを読んだからといって小説が書けるわけじゃないんですけど、
例えば創作をしたいなと思っているときに、
今日何かについて書こうと思ったときに、この辞典をパラパラパラーってめくって、
ちょっとパッと止まったページ、くじ引きみたいな感じでパラパラーってめくって、
目についたページの感情を一つ拾って、その感情についてワーッと書くとかね。
なるほど、いいですね。
結構いろいろあって、三枝さんが持っている感情類語辞典もあれば性格類語辞典、ポジティブ編、ネガティブ編。
最初は違う方が翻訳されていて、いつの頃からか私が翻訳師になりました。
個人的にはめちゃくちゃトラウマ類語辞典が気になってますね。
トラウマ類語辞典めちゃくちゃ面白いです。
すごいですね、トラウマだけで。
すごい、しかもAmazon本ランキングでは場面設定類語辞典が1位になってるっていう公式のサイトで出てる。
面白そうですね。
あと職業類語辞典とか。
やっぱり職業って、人物描写をする時に職業ってものすごく重要じゃないですか。
その人が弁護士であれば普段の喋り方なんか語彙、その人が使う語彙なんかもすごく決まってきますし。
職業類語辞典に関してはね、日本の俳優さんのグループで演技の練習にも使ってるっていうのがどこかで見たことあります。
33:10
でも確かに使えますね。
これちょっと気になるのは、英語圏で書かれているその類語っていうものが、日本語に全部当てはまるのかどうかがすごく気になるんですけど。
そこの素語じゃないですけど、これ日本語の感覚にないみたいなのあったりするんですか?
めちゃくちゃあります。
その単語が持つ意味ってあるので、それを辞書的に、例えばworriedって心配するっていう言葉に一つにとってみても、
心配っていう訳語を当てたとしても、でもanxietyよりの心配とか不安とかそっちもあるじゃないですか。
じゃあworryとanxietyはどう違うのかとか、そういうことを考え始めるとなかなか翻訳が進まないっていう。
anxiousもそうですし。
結局候補としていろんな訳語を考えるんですけど、最終的に全編合わせてまた微調整とかもあります。
結構大変な作業ですね。
だからExcelシートを使って、この訳語はこれに公約したよっていうのを記録を取っておくんですよ。
でもやっぱりそれ以外に文化的な違いもありますよね。
日本人的な怒りの表し方と、北米的な怒りの表し方は違うんではないかとか、そういうのもありますし。
そうですよね。よくあるのは多分、日本人の建前みたいな考え方ってあんまり多分海外ではない概念だったりするのかなとか、そういうのもあると思うんで。
なくはないですけどね、思ってもないことを言ってみたりとか、耳心地の良いことを言ったりとか。
そういうシチュエーションなんかもこの類語辞典シリーズで結構書かれてたりとか。
で、なんかやっぱり小説として書くときに思ってもないことを言っている場面をどう表現していくのかとか、そういうのを考える必殺ですね。
これでもシリーズで訳されていて、どうですか?実際小説とか読んでた時に、これは類語辞典に出てくる原則から外れてるとか、そういうの気になったりしないですか?
36:03
この職業の人がこんな言葉遣いは言わないとかですね。
あんまりそんなには感じないんですけど、でもすごく注目するようになりました。
映画とかでも誰かが何かのセリフを言うときに、その言葉の言い回しはこの人にぴったりな言い方、その登場人物にぴったりな言い方だなとか、感動ポイントが増えましたね。
この人がいかにも言いそうなセリフとかって。
ちゃんとその辺が抑えていて、正しくちゃんと言い表してたりすると、より感動がするかもしれない。
そうですね。類語辞典シリーズって基本的なことばっかり書いてあるので、ステレオタイプな状況をすごく扱ってるんですけど、
でもそれを読む、パラパラと見ていくときに、「いや、そんなことないでしょ?」とかっていう抵抗感みたいなのを感じるじゃないですか。
その抵抗感が、次のアイディアがひらめいたみたいな感じで、アイディアを歓喜してくれる一冊だと思います。
なんか、これおいしいな、いただきっていうよりは、そんなことないと思うなって思ったときの方が深く追求できるっていうか、自分の思考を。
よくできた本だと私は個人的に思ってます。
確かにその感情を僕が持っているやつだったら、その感情についてすごく考える、ちょっと鏡みたいな本だなと思いますね。
このシリーズの中に必ず具体例が出てくるんですよ。この映画のこのシーンは、こういう描き方をしているのは、つまりはこういうことなんですよって解説されてるのがあるんですけど、
その具体例として出してくる映画も、ちょっと古くて誰もが見てみたことがある映画だったりとか、あと小難しくない映画。
エンターテインメンティスト性の高い映画とかで、誰もが知っているからこそ学びがいがあるっていうか、そういう作りになっているのが上手いなとか思って。
なるほど。めちゃめちゃ読みたくなりましたね。とりあえずちょっとトラウマを手に入れてみようかなと。
気になってしまった。
この本に出会ってすごい私良かったなとか思って、私趣味が創作なんですけど、自分の創作意欲も結構湧いたし、
39:01
あとなんかその創作のメソッドっていうか、創作ツールっていうものがすごくやっぱり北米って充実してるんですよ。
それをこういろいろパラパラ見てみて、結局私が行き着いたのは創作ツールばっかりを見ているといかんなって。
自分の書く時間をちゃんと確保しなきゃいけないなとか思って。
そうですよね。
フィルムアート社も出してますよね。結構創作のための本をいっぱいやると。
そうですよね。
ちょっと創作願望があるんで、一応揃えてはいるんですけども。
ちょっとまだ今、完全にお宝状態で。全然読んでないっていう。
わかります。私もすごくルークビンの書いたやつとか、つんどくしてありますよ。
結構このポッドキャストを聞いてくれてる方でも多分創作されてる方多いと思うので、この類語辞典シリーズはおすすめなんじゃないかなと思いましたね。
私の一番のおすすめは朝起きてすぐに朝活をする。
その時にこの類語辞典で、さっきも言ったみたいにある項目を一つだけ引いて、その項目について5分間ひたすら無言でわーっと書く。
筆を止めずに。そうすると結構波に乗れるかなと思います。
なるほど。
やみですね。
自分で考えるからね。何か出てきたものについて、とりあえず向かって書くっていうのは。
なんか創作の人だけじゃなくて、ただ単に日記を毎日書きたいなんて人にもすごい良いかもしれないですね。
確かに。そうっすよね。感情の言語化って結構難しいですからね。
なんかこれをね、類語辞典シリーズを訳すと、すごいなんか翻訳しなきゃいけないからそれだけですごくいっぱいいっぱいなのに、
書きかけのあの小説を完成させたいとか、すごいなんかね、時間との葛藤が芽生えるんですよ。
この類語辞典を書き終えたら、あの小説を絶対書き通すんだって言って、書き通したことは一度もないです。
なるほど。でもそんなもんですよね。やっぱり私も思いますけど、なかなか完成しない小説ありますし、もうずっと放置しちゃってますけど。
ニッタさんありがとうございました。今日はですね、収録2回続けてあったんですけど、いろんなお話聞けて、実際には前編と後編の間に結構話したんですけど、そこの話も濃くてめちゃめちゃ面白かったです。
最後にですね、ニッタさん今いろんな活動されていて、正直私すごくパワフルだなと思って。
42:05
毎回結構このラジオに翻訳関係の方を呼ぶと思うんですけど、皆さんものすごくエネルギーがあって。
そうですよね。
三枝さんそうだよね。なんかすごい元気もらうよね、毎回ね。
人としてすごくたくましい。
雑草迷い。
吉田育美さん、久保田裕子さん、本当にすごいなって思っております。ニッタさんにも同じようなパワーを今日感じているので、今もいろいろやられていると思うんですけど、今後こういうことをやっていきたいみたいなところがあったらお聞かせいただけるとありがたいです。
書評講座でいうと、ずっと続けていきたいなと思っていて、今までは年に2回ぐらいだったんですよね。
結構慣れてきたんで、3、4回ぐらい年に3、4回ぐらい増やして、もうちょっと頻度を上げてやってみようかなと思っているんです。
それはなぜかというと、書評の書く力を高めていくっていうのもあるんですけど、人作りと一体化させて、書評を書く場所を人という形で。
書評集のような人になるという。
そうですね。そういう書評集みたいな風にしていきたいなと思ってますし、他の書評講座の人と交流をして、お互いに同情破り的なこともやってみたいなっていうのもあるんでしょう。
別に流派なんかあるわけじゃないんですけど、でも時々空気の入れ替えみたいな感じで、あっちの書評の講座の人はどうなのみたいな感じで、同じ本で書評を書いて、よう挑んで戦うみたいなね。
別に競争したいわけじゃないんですけど、ちょっとイベントとしては面白いじゃないですか。
歌会の歌わせみたいな感じですか。
なるほど、確かに。
そんなに優雅なものではないと思うんですけど、そういう派手さっていうかアクションみたいなのが書評にもあってもいいかなって思って。
もうちょっとさっきチラッと話しましたけど、翻訳者が何人か集まることで、一人ではできないことができたりとか、共同して、一人一人で、やっぱり翻訳者になろうと思うぐらいなんで、一人一人の個性はすごく強いと思うんですけど、
共同できるところでは共同して、形になるものを残していったり、あと一緒に販売をしてみたり、そういうことをやっていけたらいいなとか思ってますね。
45:07
もっと積極的に仕事を取りに行けるような、やっぱりグループで活動してると勇気が来るんですよ。一人だと、まあいいや明日やればみたいな感じで、ずるずると先回ししちゃったりとか、先回しじゃないや後回ししたりとか、アイディアもくすぶってきたりとかするんですけど、
よくあるのは、なんか自分がこういう翻訳をしたいと思ってるんだけどっていう話をね、その書評講座のメンバーなんかでするときに、ある程度の信頼関係とか、ある程度の好みとかやりたいことっていうのを理解し合ってるので、じゃあこういう方向に行ってみたらどうなのかなとか、より何かこう意味のある提案ができるんですよね。
なぜかわからないんですけど、自分のことに関してはどうしたらいいかわからないのに、人のことになると提案ができるんでしょう。
それでやっぱり、ちょっと力をもらったりとか勇気をもらったりすることもあるんで、そういうのもなんか取り入れたらいいなぁなんて思っていて。
でも、本音を言える人数っていうのがやっぱり、さっきも話しましたけど、本音を言い合える人数ってやっぱり限りがあるので、あまり手広くはやるつもりはないんですけど、書評講座はいつも15人ぐらい、何人かの人が入れ替わり立ち替わりしてる感じなんで、そういう可能性があるなと思ってます。
あともう一つあるんですけど、そのブックポッド編集部っていうのがあって、そのブックポッドとして個人として書評を書くことを受け合うんじゃなくて、ブックポッドとして書評を書くとか、そういうこともなんか仕事としてやっていきたいなって思ってるんで。
いいですね。
確かにいろんな言語の方が取っていたりするといいかもしれないですよね。
そうですね、ぜひこのポッドキャストを聞いていらっしゃる方でそういうことを企画してる方がいたら、ぜひ声かけてください。
結構いろんな立場の人が聞いているかもしれないんで。
思ったんですけど、確かにこれ一回みんなで書評書いて、合表して、さらにそこから書評をブラッシュアップしたらめちゃめちゃいい書評になりますもんね。
やっぱり嬉しかったのが、その陣を読んで、その元ネタになっている本を読みたくなって買ってくれた人がすごいたくさんいるんですよ。
それは良かったなぁなんて思って。
48:02
なんか書評の醍醐味っていうかね。
書評を読んでいただくことももちろんあれですけど、その書評した本を買ってもらってるっていうのが嬉しい。
誰かの作品の後押しっていうのが、ちょっと自分には向いてるなぁと思って続けていこうと思ってます。
翻訳もある意味そうですけどね。自分が書いてるわけじゃないんですけど。
翻訳ですと、フィクションの翻訳はされたりと言いますか、そちらの方は。
やりたいとはもちろん思ってるんですよ。
ノンフィクションでもすごくストーリー性の高いノンフィクションを訳したことがありまして。
門川からアッシュリーの戦争っていう本を、2017年ぐらいに多分訳したと思うんですけど。
それは日本翻訳大賞の二次選考ぐらいまででした。
なんで、自分はノンフィクションに縛ってるつもりはないんですけど。
どうしたってノンフィクションの本ばっかりが来るぐらい。
すごく興味の範囲が広くて、私自身の。
なんでも面白いと思っちゃうんですよ。
世の中のことが。
去年は気候変動の本を訳したし。
国際政治でもリアリズムのちょっと有名な方の本を訳しましたし。
ある分野の著名な方たちの言葉を自分が訳すことによって、隅々まで深く読むことにすごい喜びを感じるので。
それはノンフィクションでなくても、フィクションでもやってみたいとは思います。
文芸の方は、文芸でとても優れた方がたくさんいらっしゃるので。
私のところに来るかどうかわからないですけど。
でも私はね、もし私に小説の翻訳をさせてくれるなら、これがいいなって思ってるやつはあるんですよ。
そうなんですね。
なるほど。
じゃあもう訳したい本はあるわけですね。
私も結構まだなかなかやっぱり海外の本が全然入ってこないなって思う時あるんで。
だいぶ翻訳されてる本っていうのは増えてきてはいると思うんですけど。
でも気になった映画の原作とかはないとかあるんで。
まだまだちょっと日本の市場がどうしてもネックになるとは思ってはいるんですけども。
自分もささやかながらこの市場を広げていきたいなとちょっと思ってるんで。
なんとかいろんな本が翻訳される状況になればいいなと思っております。
51:04
難しいですけどそこが醍醐味ですよね。
海外で流行ってるけど日本で何が受けるかとか考えるのもすごい大好きです。
ありがとうございます。楽しかったです。
2回にわたりゲスト来ていただいてありがとうございました。
Nittaさんの今後の活動なんか多分TwitterXなどで皆さんちょっと注視していただければなと思います。
お見守りしてください。暴走しないように。
それではありがとうございました。
どうもありがとうございました。
次回予告させていただきます。
次回はですね。ナバ・エブラ・ヒミーの16の言葉という小説をご紹介いたします。お楽しみに。
番組の最後になりますがメルマン会員募集してます。
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ありがとうございました。
ありがとうございました。
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