移民グルメイベントの概要
ここからは、いせたまボイスのコーナー。 地元の様々な方をゲストにお迎えして、お話を聞いていきます。
本日は、移住者と連帯する全国フォーラム2025 in 北関東プレイベント実行委員会の大澄さんと 緑川さんにお越しいただいています。
よろしくお願いします。
今日は、イベント「たべて・しゃべって・いきあって 移民グルメ最前線 北関東の外国人コミュニティをめぐる旅」についてお伺いしていきます。
まずは、こちらのイベント、どのような内容のイベントなのか、 概要を教えていただけますか?
伊勢崎市には、高崎市から茨城県の穂田市を結ぶ 国道354号線、通称354が通っています。
この354沿いにある外国人の経営するレストランを紹介して、 外国人コミュニティの成り立ちや文化について考えるトークショー形式の講演会です。
6月に高崎で開催される移住者と連帯する全国フォーラム2025 in 北関東のプレイベントとして、
また、伊勢崎市誕生20周年記念事業として、 県内で最も外国人の多い伊勢崎から多文化共生社会を目指していくイベントです。
では、なぜ今回開催することになったのでしょうか?
外国人移住者と地元のコミュニティの間に距離があること、 多文化共生といってもどうやって関わったらいいんだろうと思ったことがきっかけです。
それで目をつけたのが外国人の経営する飲食店、 移民グルメレストランでした。
あそこにカレー屋さんあるなぁ、 ベトナム料理屋さんができたなぁ、
気になるけどちょっと入りづらいなぁって、 ここら辺に住んでるとよくあることだと思うんです。
でもレストランって本来誰でも入れる場所だからこそ、 そこをコミュニティ同士の壁をなくす最初の一歩にできるんじゃないか、
ということで今回のイベントを開催することになりました。
講演会の内容と参加情報
はい、ありがとうございます。 では続いて具体的な内容についてです。
講演会ということでお話しいただく講師の方、 そしてテーマなどについて教えてください。
はい、講師はジャーナリスト・編集者の室橋ひろかずさんと、 映像ディレクターのひろけいさん、
アシリテーターに移民政策や人口政策、 労働政策について研究する、
国史館大学教授の鈴木恵子さんをお迎えしました。
講師のお二人は国内外の移民グルメを食べ歩き、 世界中の国や地域の料理の紹介をライフワークとしています。
室橋さんが執筆して話題を呼んだ書籍、 北関東の医会、エスニック国道354号線、
絶品飯とリアル日本では、伊勢崎市をはじめとした 354沿いの移民グルメレストランが紹介されています。
レストランの他にも、外国人が経営する農園やモスク、 多国籍なショッピングセンターにも取材を行います。
そこから見えてくるのは、外国人コミュニティの成り立ちや、 今なお増え続ける外国人労働者を取り巻く現状、
その根底にある日本の労働政策と入管行政の歪みです。
講演では、美味しい本場のグルメから、 リアルな移民の姿を解き明かしていきます。
このイベントを通して、どのようなことを伝えたいですか?
タイトルにもなっている、食べて、しゃべって、いきあって。
移民たちの作る美味しいご飯を食べて、 対のないことでもしゃべって、お互いのことを知って。
日本人と外国人とが、食を通して、今ここでいきあう。
移民グルメレストランは、日常と非日常が、 人生と人生とが交差する場所です。
日本、特に外国人の多い北関東は、 既に多文化共生社会であると言えるでしょう。
一筋縄ではいかないこの多文化共生ですが、 より良い社会を作っていくためには、
まずはお互いの文化を知り、リスペクトし合って、 理解を深めていくことが重要だと思います。
開催日時と場所をお願いします。
3月29日土曜日、会場は13時半で、開演は14時です。
場所は伊勢崎市の堺赤レンガ倉庫、 東武伊勢崎線の堺町駅南口すぐです。
こちらのイベントには、参加の申し込み、 そして入場料は必要でしょうか?
入場料は500円で、高校生以下は無料です。
申し込みは、伊勢崎市内各所においてありますイベントのチラシや、
ホームページのお申し込みフォーム、 フェイスブックのイベントページから受付中です。
はい、わかりました。
そして当日なんですが、会場では他にイベントが行われていますか?
当日は講師のお二人による書籍の販売があります。
354の本、まだ読んでいない方は、 ぜひこのタイミングにお手に取ってみてください。
はい、ありがとうございます。
ここまでたくさんお話を伺ってまいりました。
最後になりますが、ラジオの前の皆さんにメッセージをお願いします。
講演に参加した方はもちろん、この番組をお聴きの皆さんも、
ちょっとだけ冒険して、ぜひお近くの 移民グルメレストランに足を運んでみてください。
本日は、移住者と連帯する全国フォーラム
2025イン北関とプレイベント実行委員会の 大澄さんと三人川さんにお話を伺いました。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。