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2023-05-05 11:00

いせたまボイス「NPO法人群馬わんにゃんネットワーク」

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「NPO法人群馬わんにゃんネットワーク」理事長の飯田さんと副理事長の遠藤さんにインタビューしました。

活動内容や保護猫・保護犬の現状、譲渡についてなど考えさせられることの多い内容です。

ぜひ本編をお聞きください。

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ここからは、いせたまボイスのコーナー。地元の様々な方をゲストにお迎えして、お話を聞いていきます。
本日は、NPO法人群馬わんにゃんネットワーク理事長のリーダーゆき子さんと、副理事長の遠藤恵美さんにお越しいただいています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、まずNPO法人群馬わんにゃんネットワークさん、どのような団体なのか、概要を教えてください。
はい。NPO法人群馬わんにゃんネットワークは、2007年に設立いたしました。今年で16年目の団体です。
活動目的としましては、群馬県内で保健所や愛護センターに収容される犬や猫を1匹でも救うという大きな目標の下に、いろんな様々な活動を行っています。
現在、会員が約120名ほどおりまして、その中でも実際各現場に行きまして、活動をやっているメンバーは約30人ぐらいで動いております。
活動の拠点と言いますか、活動地域はどちらを中心に行っているんですか?
団体の事務所自体は高崎市にありまして、他にも見学会をやっているのは藤岡市だったりとか、ネコちゃん、野良猫の否認虚勢の手術をやっているんですけれども、それはまた藤岡市の方でやっていたりとかなんですが、
私たちの活動拠点というのは大体その現場です。
多頭飼育法会やら、虐待を受けている犬やら、そういったご相談を月に何十件もご相談いただくので、必ずその現場に行って、その現場を見ながら活動をするような体制をとっています。
そうだったんですね。先ほどもちょっと出てきましたけれども、具体的にはどのような取り組みをされているんでしょうか?
もともとはやはり愛護団体として、動物の愛護団体として殺処分ゼロというのを目標にしていたんですけれども、
2011年から約6年間、高崎市動物愛護センターの方で収容された犬や猫の譲渡会のお手伝いをさせていただいていたんです。
ただ私どもが週末頑張って譲渡会をやって、3匹、4匹、里屋さんの方を見つけて引き継いでも、月曜日になると愛護センターの方には子猫が20匹収容されるとか、
そういったことの繰り返しを現場で見ていく中で、これは殺処分ゼロということではなく、
ここの愛護センターに収容される犬や猫をゼロにするための取り組みをしなければ、根本的な解決にはならないのではないかというところに行き着きまして、
今は団体としては収容ゼロを目指しています。
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犬や猫がなぜ愛護センターや保健所に収容されるのか、その理由というのをみんなで調べて、
考えて対策を行うような活動を行っています。
なるほどね。様々な課題を見つけつつ活動に取り組んでいらして、16年ということなんですね。すごい長い活動ですね。
そして見学会も開催されているそうですが、誰でも参加することができるのでしょうか。
はい。見学会はどなたでもご参加いただくことができます。
ただ、見学会は城都会ではないので、その場で連れて帰ることはできませんので、その点だけご注意いただければと思います。
里世になりたい方は、どのような心構え、そしてどのような準備が必要なんでしょうか。
まず、その命を迎えたら終生、亡くなるまで耐えるかということをよくよく考えていただいて、
よく子猫が欲しいという方もいらっしゃいますけれども、今、動物医療もすごくよくなっていますので、
20年くらい生きる子も多くなってきましたから、20年後、自分の生活環境がどうなっているかというところもよくよく考えた上で、
例えば転勤族の方が猫ちゃんワンちゃん飼ってしまって、引っ越し先でペットオーケーのところが見つけられないとか、
そういうことがないように、ご自身の生活を考えた上で飼っていただければなと思います。
わかりました。ありがとうございます。では、城都の流れを教えてください。
まず、群馬ワニアネットワークは長年、インターネットを通じての里親探し、里親募集をしておりまして、
ホームページにたくさんワンちゃん、猫ちゃんの情報が載っていますので、気に入った子はそこをクリックしてお申し込みいただくという形でお願いできればと思っております。
ぜひ、ワニアネットワーク会で実際ご覧になって気に入った子がいれば、それもホームページからお申し込みいただければと思います。
わかりました。そして、大前提として犬や猫を飼いたいと思ったとき、まずどんなことを考えればいいでしょうか。
そうですね。まず考えていただきたいのが、新しく命を家族として迎えるためには、
私たちは時間の余裕、心の余裕、経済的余裕が大切なのかなと思っています。
その中で自分たちの家族にとってどんな動物が向いているのか。
犬と猫では全くお世話の仕方が違ってきますし、犬だとやはり人との接点をすごく求めてお散歩も必要です。
朝早く起きたりとか。さっき申し上げたように、今もお外で犬を飼うということ自体が虐待とみなされるような時代にもなってきているので、
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ちゃんと飼育環境を整えられるかということも考えなければいけませんし、猫の場合はお世話はわりと犬ほど大変ではないんですけど、
室内で必ず飼っていただかないとやはり交通事故にあったり、迷子になったり。
あとは近隣の駆除が入るのも猫、外に出している猫の駆除が多いので、完全に室内飼育というのができるか。
お家の中で猫を飼うとやはり爪研ぎをされたり、高いところを登ったり、物を落とされたりというようなお部屋の中の痛みというのも出ますので、
まずはご家族と相談なさって、うちの家族にはどんな動物が向いているのかなというのを冷静に考えていただく時間を持っていただきたいと思います。
どうしても小さい子犬とか、子猫はかわいいですし、今YouTubeとかでもそういったかわいいイメージだけが流されているんですけれども、
やはり命を迎えて種の違うもの同士が暮らしていくのは、ある程度人間側がしっかり準備をしておかないと、
こんなはずじゃなかった、こんな大変と思わなかった、こんなに大きくなると思わなかった、こんなにお金がかかると思わなかったという理由で手放す方がいらっしゃったりするので、
事前に皆さんできちんとその動物に関して下調べをしていただくとか、飼っている方にお話を聞いていただくとか、
その中でうちはどんな子を迎えるのが一番いいのかなという考える時間を持っていただきたいと思います。
理想だけじゃなくて、まず現実をしっかりと受け止めてもらってから考え始めるというのが一番いいのかもしれない。
ありがとうございます。では今後の見学会について教えてください。
私どもではホームページがありますので、見学会や他のイベントもそうなんですけれども、
ホームページで告知をしておりますし、あとインスタグラムやフェイスブックも持っておりますので、そちらで発信していきますので、ぜひご覧いただければと思います。
はい、わかりました。ここまでたくさんのお話を伺ってまいりました。最後になりますが、ラジオの前の皆さんにメッセージをお願いします。
私ども群馬県内で16年こういった動物たちの活動をしているんですけれども、
最近保護犬、保護猫という言葉を皆さんよくお聞きになるようになってきたかと思うんですが、
私たちが伝えたいのは、こんなに可愛いですよ、この保護犬こんなに可愛いですよ、この保護猫ちゃんこんなに可愛いですよということではなく、
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やはり皆さんと一緒にこんなに良い子が、こんなに可愛い子が、なぜ保護犬にならなければいけなかったのか、保護猫にならなければいけなかったのか、
これをやはり県民の皆さんと考えていけたらいいなと思って活動をしています
毎月5、60件のご相談が入るんですけれども
今の相談内容はほとんど猫の問題なんですね
犬に関しては本当に飼い方がだいぶ良くなってきたように感じていますけれども
猫に関しては多頭飼育崩壊という
増やしてしまって一人の方が30匹
50匹、うちの団体で一番多いのが180匹まで増やしてしまった方がいらっしゃるんですけれども
そういった命にしっかり向かい合う現場で活動してるんですけれども
一匹一匹の命っていうのは何の罪もなく一生懸命生きているだけなんだな
全て人間が生み出したものなんだなというのを感じていますので
また団体の方でも一緒に活動していただけるボランティアさんも募集しておりますので
ホームページの方を見て興味があったらぜひご連絡いただければと思います
はい、遠藤さんお願いします
先ほどのお話と重複するんですけれども
ホームページの方でいろいろな情報を発信しておりますので
何かあればぜひご覧いただきたいのと
ご相談に乗れることがあれば対応したいとは思っております
本日はNPO法人群馬バニアネットワーク理事長の井田佑希子さんと
副理事長の遠藤恵美さんにお話を伺いました
どうもありがとうございました
ありがとうございました
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