博露と猛暑日
おはようございます、鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて日々感じたこと、学んだこと、それからちょっと嫌だなぁと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、最終的に良かったねと思えるように考え方のコツなどをシェアしています。
日本の秋田県から毎朝更新しています。
今日は、二十四節記の一つ、博露です。
白い梅雨と書いて、博露です。
二十四節記というのは、日本に古くから伝わる小読みの一つでして、一年間を二十四に分けて、季節の節目にしていたものです。
今年は、とにかく気温が高い日が続いているので、八月の頭にあった立秋もびっくりしましたし、その後の書書もびっくりしました。
書書っていうのは、厳しい暑さの峠を越したっていう、そういう頃なんですけど、それもびっくりしたんですが、もう博露ですよ。
どんな季節を表しているかっていうと、だんだんと秋の気配が深まっていくっていう、そういう季節のことを言ってるんですね。
夜中に大気が冷えて、草花とか木に朝露が宿り始める頃とされていて、日中の暑さも柔らぎ始めるっていう、そういう季節を言っています。
ちなみに、次の二十四節記は、今月9月23日の終分です。
明らかに昼の時間が短くなったなって感じることがあるので、これはうなずけるんですけど、でも書書であるとか、博露っていうのは、この気温とか、私たちの体感とか、そういうことと関わりのある小読みの言い方なので、これは実生活となじまないなと思っています。
特に今年はそうですよね。
今年はって言いながら、じゃあ過去3年ぐらいまで遡ってみました。
平年で言うと、秋田の平年値は最高気温が27度ぐらい、最低気温が19度ぐらいなんです。
去年はって言うと、この平年並みなんです。
一昨年まで見てみると、一昨年はすっごく冷えてました。
最高気温が21.3度、最低気温が17.7度だったんですね。
さらにもう一年前まで見てみました。
そうしたらなんと、真夏日でした。34.0。もう猛暑日一歩手前まで気温が上がっていたんですね。
だから今年は、真夏日の今日は予想ですけど、こういう年もあったんだなと分かりました。
同じ年、横手では猛暑日だったんです。35.1度まで上がりました。
そして夜も気温が下がらなかったんです。熱帯やになっているんですね。
でも今日は熱帯やから解放されてて、なんなら20度前後だったので、
もしかしたら薄くタオルケットだけで寝ていた方はちょっと肌寒いと感じたかもしれませんね。
いずれ今日が20世紀の一つ薄露であるということから、
なんだこの気温とのずれはと思って、ちょっと調べてみました。
クールカーテンの活躍
さて、そんな時に私の寝室のレースのカーテンが届きました。
我が家は今年春先に網戸を何枚か張り替えたんです。その一つが私の寝室でありました。
寝室の網戸がもう破けていて、なかなか窓を開け放てなかったんです。虫が入ってきちゃうので。
で、いざ網戸を張り替えたら、レースのカーテンのぼろぼろさ加減が今度は目立つわけですね。
それで今度はそっちを新調しようというのでずっと選ぼうと思ってました。
ただ選ぶのって本当に時間がかかるじゃないですか。
それでなんとなく後回し、後回し、後回しになってたんですよ。
私はその部屋に本当に寝るときだけしか行かないので、レースのカーテンがなくてもあんまり不便じゃなかったんですよ。
そういうことでやっぱり後回しになっていたんです。
そんな時にうちの姉がレースのカーテンを新調した部屋があったんです。
それでこういう素晴らしいカーテンに出会ったんだっていうのでプレゼンをされまして
あ、じゃあ私もそれを同じものにするわって言って、どれにしようかなって悩む時間を1秒も持たずに私はそれに決めました。
これは全然オシャレなレースカーテンではないんです。
オシャレではないんですけど非常に機能的なんです。
その名もクールカーテンというもので、いわゆる射熱カーテンというものです。
射光カーテンじゃなくて射熱カーテンなんです。
日射熱のカット率がなんと71%、紫外線カット率が90.2%ということで結構カットしてくれるんです。
でも一方で射光率は64.8%に抑えられていて部屋は暗くなりすぎません。
読書にも十分な明るさがあります。
このカーテンが9月に入ってから届いたということでちょっと季節外した感じはあるんですけど、
それでも向こう1週間見てみてもずっと真夏日なんですね秋田も。
最低気温は抑えられるんですけど、最高気温はやはり30度を超える日がずっと続きそうなんです。
そう思ったら日中私のその部屋っていうのは南向きなので、その時間帯に熱を抑えられるっていうのは大きな違いがあるなって思っています。
今日は薄露ですけれども、まだまだ暑い日が続くっていうことでこのカーテン大いに活躍しそうです。
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それではまた明日。鶴岡恵子でした。
