00:00
おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。司会やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。日本の秋田県から毎朝更新しています。
今日は、熱中症予防についてのお話です。民間の資格ではありますが、熱中症対策アンバサダーの資格を今年取りました。
まとめて勉強しましたので、ちょいちょいお話をしていこうと思うんですが、既に梅雨明けをした地域では、連日の猛暑でも、この話は聞き飽きたよっていうことかもしれませんけれども、これは何度聞いてもいいお話だと思うので、今日はそんなお話です。
梅雨末期の記録的な雨が秋田県と山形県を襲いました。少しの雨でも警報が発表されているのは、かっこ土砂災害の情報で、これまで降った雨で地盤の緩んでいるところがあるからなんですね。
天気図を見てみますと、今までなんとなく停滞していた梅雨前線、停滞前線ではなく、今、秋田の近くにあるのは寒冷前線なんです。
停滞前線は、上が丸、下が三角で天気図上では表されるんですが、寒冷前線は三角だけなんですね。
なので、抜けていきます。そのまま日本の東に抜けていきますので、今日の降水量は限定的なんじゃないかなと予想しています。
そしていよいよ梅雨明けとなるんじゃないか。秋田にも猛暑がやってくるんじゃないかと思います。
8月の声を聞いてすぐにスイッチオンになる気がします。
昨年の秋田県のお話をしますと、去年は秋田県横手市で最高気温39.2度を記録したのが県内の観測史上最高気温です。
45年ぶりに更新したもので、それまでは野城市で1978年8月3日に観測した39.1度でした。
0.1度更新した形です。ちなみに秋田市は観測史上1位の最高気温は38.5度で、これもまた昨年2023年8月23日の気温でした。
このほか歴代10位の中に去年の気温が5回入っています。いずれも37度以上です。
ほんと去年の秋田市の8月平均気温は30.0度だったんですね。暑い夏でした。
気象庁の統計がある1882年以降の140年間で、1ヶ月の平均気温として最も高かったのが昨年2023年でした。
8月は1日の最高気温とか猛暑日数なんかも観測史上1位を更新しました。気温の記録を次々と塗り替える歴史的な夏だったのが去年でした。
03:11
それでも40度には届きませんけれども、全国に目を向けますと観測史上20位までが実に40度以上なんですね。
昨日は栃木県佐野市で41度に達しました。そのほか関東高新と東海の6カ所で40度以上を観測しました。
この暑さで熱中症の疑いで亡くなった方もいます。日本のこの多湿な気候の中で40度以上の気温は体験したことがありません。
どちらかというと寒い方が苦手で暑いのは大歓迎なんですけど、
ヒリヒリするような暑さだよと話しているのを聞いて、湿度がある中の40度以上の気温の中で呼吸が上手にできる気がしないなと思いました。
エアコンは暑いと感じる前から、そして水分は喉が渇いたと感じる前からとよく言われるものですけれども、これは数字で決めておくといいです。
年齢を重ねると暑さを感じにくくなっているので、自分の感覚ではなくて今何度なのかの数字を見て判断するということですね。
エアコンを使う目安は28度、湿度70%以上です。もちろんこれを下回るところから自分の感覚としてもう辛いっていう個人差はありますので、
それで使っていっていいんですけれども、これを超えた形で使わないでいるっていうのは非常に危険なんですね。
そして水分補給は時間を決めることです。例えば起きた時10時、13時とか3時間おきにとかですね、そうやって時間を決めるっていうことです。
もちろんそれ以上にこまめにとってもオッケーです。私も何かに集中していると水を飲むことを忘れてしまうので、これは私気をつけなきゃいけないなって思っている点です。
時間を決めて水分補給をするというのを助けてくれるアプリもありますので、それを活用するのもいいかなって思います。
水分補給をする時に梅干しとかおせんべいと一緒にとると塩分も一緒に補給できます。
どちらも気づいた時には手遅れになることもありますので、去年も大丈夫だったから今年も大丈夫と考えてはダメなんですね。
この先1ヶ月は暑い日が続く予想が出ています。まだ梅雨明けをしていない秋田ですけれども、まもなく黒暑の夏がやってきます。
暑さで命を落とすことがあるんだっていうことをちゃんとわかっていた方がいいと強く思います。
06:00
この配信はアップルポッドキャストを他各種プラットフォームでお届けしています。ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。