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2023-10-30 05:34

【0514】2023/10/30 ショパンの世界 猫の世界

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2023/10/30

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おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて、日々感じたこと、学んだこと、それからちょっと嫌だなぁと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、最終的に良かったねと思えるように、考え方のコツなどをシェアしています。
日本の秋田県から毎朝更新しています。
昨日は、第66回秋田市芸術祭バレー公演秋の祭典を見てきました。場所は、秋田芸術劇場ミルハスの中ホールで行われました。
昨日ホールに行きましたら、私が行った中ホールも含めて、大ホールも小ホールも、いろんな催しが行われていて、満杯だったんですね。ですから本当にたくさんの人が来ていたんです。
私が行ったバレー公演は、2時スタートだったんですけど、会場は1時半だったので、その1時半に向けて出かけていきましたら、もう駐車場は満車でした。
雨が降っていなかったんですけれど、ちょっと肌寒いかなと思って、上着を着てくればよかったと思ったんですけど、まあそれはもうしょうがないので、ちょっと寒いなと思いながら、ちょっと離れた有料駐車場からホールまで歩いていきました。
歩いていくといろんなものが目につくので、面白いですよね。
開演までそんなに時間がなかったので、急ぎ足で歩いてはいったんですけれども、車で通り過ぎてしまうと、なかなか気づかないこともある。
歩いていると目についたり、あるいは街の中のその寒いという感覚だったりとか、街行く人たちの姿だったりとか、その会話がちょっと聞こえてくる感じとかが、とっても新鮮だなと思いました。
そしてやっぱり、私と同じように秋田芸術劇場ミルハウスに向かって進んでいく人たちがたくさんいたんですね。
それもそろわず、さっきも言ったんですけれども、私が行く中ホールだけじゃなくて、小ホールも大ホールもイベントが行われるということで、それぞれ目的は違っていたかもしれないんですけど、そこに向かってみんなが歩いていくっていう感じも、なんかいいなぁと思いました。
さて、バレー公演の中身なんですが、私はいつも奥村信子バレー研究所のリサイタルの司会をしているんですね。
そして毎年秋田市芸術祭には、奥村信子先生の新作、その年の新作が発表されるんです。
初めてその新作を披露するのが秋田市芸術祭なんです。
これが10月ですよね。そして毎年奥村信子バレー研究所の発表会、リサイタルが12月に行われていたので、いつもはその12月に向けて準備をする、一番最初にまずはこの作品を見ておこうということで、秋田市芸術祭を見ていたんですけれども、
いつも奥村信子先生が使っていた秋田市文化会館が今ないので、ちょっとスケジュール感が変わったんですね。
2023年は6月にもうリサイタルは終わってしまいました。それでリサイタルの後でこの秋田市芸術祭の発表があるということで、ちょっとどういうスケジュール感にこれから先になっていくか未知数ではあるんですが、まずは秋田市芸術祭見に行かなければということで行ってきました。
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新作はキャッツ・アンビションというもので、猫を題材にしてるんですって団員の方からちょいちょい聞いてたんです。猫ってあのミュージカルのキャッツみたいなことって私は思ってたんですけれど、なんか全然違いました。
そして使われている曲がショパンなんです。英雄ポロネーズも使われていました。これピアノ私弾いたことあるんですけど、すっごい難しい曲なんですよね。久しぶりにこの曲を聴いたなと思いながら作品を見ました。英雄ポロネーズなのに猫なんですよね。決してキャッツのメモリーを使ったりすることではないんですよね。
なんて言うんですかね。先生の作品って曲にバレエの振りを当てるんではないんですよね。まずは表現したい内容があって、その表現したい内容に曲を持ってくるっていう感じなんですよね。かつてこういうこともありました。もう振りは決まっていて、表現したい内容も決まっていて、曲を後で差し替えたっていうことがあるんですね。
これでもわかるように曲の内容をなぞっているわけではないんですよ。そこが本当にどういう表現を持ってくるんだろうっていうのが毎年毎年楽しみではあるんですね。今回も本当に面白い作品になってました。さらになんて言うんでしょう。猫の世界を描きながら誰もがぶち当たる壁みたいなもの。
それを途中なんだか私は感じてしまって、もちろん歌があるわけじゃない、セリフがあるわけじゃないので、私が受け取った感覚でしかないんですけれど、そんなものが感じられて途中グッと狂う場面がありました。なぜだかも、もっともっとその入り込んでしまうと泣けてきちゃうようなそんな瞬間もあったんですね。
今回が初お披露目でしたけれども、これからもっともっと作品が練れていって、もっと表現豊かになっていくんだろうと思うんですけれども、もう十分素晴らしい舞台だったんですけど、これからもっともっと作品として育っていくだろうなと思ったら、何度でも見たい舞台だなと思いました。
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