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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。毎朝更新している声の日記です。
オフィスモンスターザンギョの紹介
今日も最後までお付き合いください。 今日はユニークなカードゲームのお話です。
日経新聞に紹介されていたもので、例えばお仕事の場面で、定時に帰ろうとすると周囲の空気が重くなる、とか
やたら横文字を使う上司にもやっとする、とか どうしてこの仕事を私がやっているんだろう、とか
そういうオフィスあるあるのもやもや これを笑いに変えるユニークなカードゲームがあるんです。
そのカードゲームの名前は、オフィスモンスターザンギョというものです。 開発したのはオフィスビルとかマンション開発を手掛ける
関連不動産開発です。 このカードゲーム、なんとオフィスの不満をモンスター化してみんなでどれが一番もやっとするか
を競い合うというものです。 例えば代表的なモンスターを紹介しますと、まずザンギョという魚の姿をした長時間労働のモンスターがいます。
その他に、トギアザー、これは横文字ばかり使う人の象徴です。 ルンオオシバみたいですけど、ルンオオシバはモンスターではないとは思いますが、まあまあ分かりますよね。
横文字ばかり使う人の象徴だそうです。 そしてもう一つ紹介しますと、任さへんというのもあります。
これは部下に仕事を任せない上司を表すモンスターです。 その他にもツキアゲとかカエレとか50種類のモンスターがいます。
どれも思わず笑っちゃうネーミングばかりです。 ゲームはどうやってやるかというと、一人が質問カードを読み上げます。
質問カードはある状況を示しているものです。 この状況を一番モヤモヤするのはどれですかという質問をします。
そうするとプレイヤーたちは手持ちのモヤモヤカードから1枚を選んで 裏向きで出します。これ投票する感じです。
カードが揃ったらシャッフルして公開します。 そうするとみんなが同じようなモヤモヤカードが出てくるわけじゃなくて、いろんなカードが出てくるわけですよね。
そうすると自分はそんなに気にならなかったけど、他の人はそういうポイントでモヤモヤするんだというような発見が生まれて、
社内の価値観の違いに気づけたりするんですね。 こうやってちょっとしたワークショップにもなります。
もともと取引先への挨拶で配るノベリティグッズってありますよね。 それをロゴ入りボールペンじゃなくて、こういう会話のきっかけになるのがあったらいいんじゃないかなっていうので生まれたのがこのカードだそうです。
2024年、2025年、この年末年始のご挨拶でこのカードを配ったところ、すごく評判が良くて、3000セット作ったのに既に2000個以上が配布済みだそうです。
ゲームの仕組みと開発者
この後はどうやらECサイトで販売するとか、さらには小売店展開も検討中だということなので、もしかしたらお目にかかれるのも近いかもしれません。
そしてこのゲーム開発には秋田県出身のおもちゃクリエイター高橋新平さんも参加しています。 高橋さんはあの無限プチプチの海農家です。
私が生放送やってた時にも電話だったんですけどね、あのお話ししたことがあります。 秋田県の北秋田市のご出身、バンダイ時代には数々のヒット商品を手掛けてきた方です。
プチプチもそうですけどもやもやもそうですね、どちらも人のストレスに効くのかもしれません。 それにしても本当にどこの職場も悩みって似たようなものだなって思います。
それを言葉にするきっかけだったり、発見することができたり、笑いに変える工夫があったりするとちょっとだけ気持ちが軽くなるなって思いました。
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それではまた明日。
