早川洋平とその活動
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 毎朝更新している声の日記です。今日も最後までお付き合いください。
今日は、早川洋平さんの著書、『会う力』をご紹介します。 まず早川さんをご存じない方のために少しご紹介しますと、
彼は、石原あきらの経営のヒントプラスというポッドキャストで、初代インタビュアを務めた方です。 石原あきらさん、そう、経営コンサルタントの石原あきら先生です。
私が20代の時に出会って、リアルで何度も勉強会に参加したほか、私自身が経営次進塾の最後の塾生でもありました。
このポッドキャストは、当然のように毎週聞いていました。 さらには、有料版の経営のヒントプレミアムが月1回配信されていて、すべて聞いていました。
経営のヒントプラスは、2009年の12月からスタートしていて、そして有料版のプレミアムは、2011年の5月からスタートしています。
その有料版のプレミアムのほうの第1回なんかは、神回です。 何度も聞いていますし、最終回の114回まですべての音源を私は保管しています。
無料版のほう、経営のヒントプラスは、今もアップルポッドキャストで聞くことができます。 600回までが石原先生です。
初期の頃の早川さんのインタビューは非常にういういしくて、これもまた面白いと思うので、合わせて聞いていただけるといいんじゃないかなと思います。
プレミアムの有料版のほうは、毎月27日に発行していたんですね。 それに倣って私もウェブマガジンで発行しているインタビューは、27日っていうのが基本でスタートしていました。
今は20日に一遍記事を出していますので、奇数月が7日と27日、偶数月が17日の発行になっているんですが、この数字はこのプレミアムの発行日から来ています。
ちょっと脇道にされたんですが戻しますと、有料版の第1回は「人脈ポートフォリオ」なんですよ。 その内容はこのほど早川さんが上梓された「会う力」
を読むと、何かつながるような気もしました。 あとこれはちょっと笑える話でもあるんですが、相当前の話です。
おそらくこの有料版が始まるか始まらないかみたいな時だったと思うんですけど、早川さんがアシスタントを募集したんですね。
で私は応募したという過去を持っています。 西原先生に少しでも近づきたいという思いとそれがもう一つ
ラジオの生番組をやっていて、インタビューすることそのスキルをすごく高めたかったという思いで応募しました。
もちろんダメ元でした。だって住んでいるところが秋田ですからね。 当時はズームはなくって、かろうじてスカイプがあったとは思うんですが、リモートワークという概念があまりなかった時代でもあります。
当然不採用だったんですが、早川さんから当時相談のメールを一通いただいたんです。
なぜ私へのお問い合わせだったのか不思議ではあったんですが、コミュニティを立ち上げたいがメーリングリストの形はどうだろうかというような相談内容だったんです。
私はメーリングリストよりもフェイスブックの方がいいんじゃないかと提案して、後に早川さんはそのようにしてくれていました。
なぜフェイスブックがいいかというと、メーリングリストって参加した以前の会話って見ることができないんです。
フェイスブックはそれがなくって、参加した以前の会話をずっと過去ログ見ることができるんですね。そういうことがいいんじゃないかっていうお話をしていました。
早川さんはやがて石原先生の番組から卒業したんですけれども、その後もずっと私は早川さんの姿を追っていました。
早川さんはその後も経営者をはじめ、作家、アスリート、研究者、アーティストなど様々なジャンルの方々にインタビューを続けていらっしゃいました。
出会いの重要性
さらには英語を勉強していて海外の方にもたくさんインタビューを広げているっていうのもすごいなぁと思っていました。
私もいつかこうやってメディアを持ちたいなっていう気持ちをずっと持ってました。
そしたら先日4月4日のことです。先週ですね。先週の金曜日の夜、画面越しではありましたがズームで会話できたんです早川さんと。
経営者のサロン会で早川さんがゲストスピーカーとしていらっしゃるということで、絶対参加したいと思ったんですね。
ただ私はスケジュールの関係で最後の30分しか参加できなかったんですが、とてもとても嬉しい機会でした。
この経営者のサロン会はキワークラブというもので、生前の石原あきら先生を用意した会社の社長が毎月企画開催しているものです。
ですからもちろん松本社長にとっては早川さんのひよっこの時から知っているので、すごくフランクな感じで進行されていました。
そこに私はポーンと遅刻して入っていったんですが、そんな空気感だったので、なんだか私も調子に乗って早川さんと会話ができてしまったという、とっても嬉しい時間でした。
早川洋平さんの「会う力」からこの本の後書きを少しご紹介します。
つい10年ほど前まで、僕は飛行機恐怖症でした。 だからフライトを伴う旅や仕事をできる限り避けてきました。
それでもある時、このままでは終わりたくないと覚悟を決めて、僕は主体的に空を飛びました。
その先に待っていたのは初めて見る世界の壮大さ、そして飛行機に対する恐怖心の大半は自ら作り出していた幻想に過ぎなかったという気づきでした。
会うという行為もこれと似ていると思います。 誰かに会う前、特にそれが憧れの人や初対面のお相手だと緊張や不安はつきものです。
でもいざお目にかかってみるとどうでしょう。 多くの場合、不安は杞憂に終わります。
むしろ会話の中で新しい視点やアイディアが得られたり、自分自身の可能性が広がったりします。
そして何よりも会うという行為そのものが僕たちにエネルギーを与えてくれます。 大切なのは最初の一歩を踏み出すこと。
その一歩が怖くても手が震えていても構いません。 恐れを抱えたままでも会いに行くことで得られるものはきっとその不安を超える価値を持っているはずです。
ということでちょっとだけつまんでご紹介しました。 本当に誰に会うかで自分の人生って大きく動くなって私も思っています。
早川洋平さんの「会う力ーシンプルにして最強のアポの教科書」は新潮社からこの3月15日に上梓されました。
ぜひ手に取ってみてください。 この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
それではまた明日
