2025/07/14
サマリー
鶴岡慶子さんは、生のナレーションの仕事を振り返り、嬉しい電話を受けたエピソードを語ります。秋田市の芸術祭での再会や、未来の花火大会の司会についても触れながら、心のこもった言葉の大切さを感じています。
ナレーションの仕事と感謝の電話
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 毎朝更新している恋の日記です。今日も最後までお付き合いください。
昨日の午前中は、生のナレーションをするお仕事がありました。 今回の課題文は変化に富んだ言葉遣いでありながら、とってもわかりやすい内容だったということもあって、
自分としても終わった後、手応えを感じました。 そうしたら、昨日の夕方にある方からお電話をいただいて、今日のナレーションが本当に素晴らしかったと。
で、これはお電話をしようと思ったんですっていうことで、他には用事がなくって、そのことを伝えるためだけにお電話をくださったんです。
とっても嬉しかったです。 お電話をくださった方は、かつて同じ学校で、
1年間担任を共にした元先生なんです。 その方はいつも、「お元気でしょ?」って私に声をかけてくださるんですね。
お元気ですか?ではなく、おかわりありませんか?でもなく、お元気でしょ?って言うんです。 この言い回しがなんとも私は心地よくて、私も気に入って時々真似をするようにしています。
で、ナレーションについてなんですけど、文化放送のネットワークで、録音風物詩という番組があります。
これは全国の放送局が持ち回りで番組を制作して放送するという番組なんですけど、たまたま2010年だったかなと思うんですけど、記憶では。
その時に、録音風物詩のナレーションを私は担当したんですね。 秋田放送制作の番組です。
多くは局のアナウンサーがナレーションをするんですけれども、私は局のアナウンサーではなくて、一タレントで番組に出ているっていうだけの人だったんですけど、ナレーターとして起用してくださって、そしてそのナレーションをしたその番組は全国で優秀賞を受賞したんです。
これはもう宝物のような経験ですね。 だって局のアナウンサーじゃないから、そもそもそこに起用されるっていうことがほぼほぼないわけですよ。
そんなチャンスもないし、チャンスがあったとて、じゃあ受賞できるかって言うとそういうことはないですよね。
だから番組に力があったっていうことなんですけど、なんか私も勝手に自信が持てるようになったし、ナレーションの分野ももっと頑張りたいなって思った、そういう出来事でした。
で、その番組をかつてそのお電話をくださったその方が、やっぱり聞いてくださってて、で、そのこともちゃんと覚えてくださってて、あの番組もすごくナレーションは良かったけれど、今またいいよねと、本当にいいよねっていうふうに言ってくださったんですね。
じゃあその当時と今と何が違うかなって思うと、もちろん歳はとりますから、それなりの経験を積んでくるっていうことはあるんですが、おそらく大きな違いは、葬儀司会をしているかしていないかだと思います。
葬儀は静かな中で行われますので、より言葉を研ぎ澄ましていくっていうことが求められるなって、そういう現場だなって思ってるんですね。
で、そういうことを経験してきたから、また違って聞こえるのかなっていうふうにも思います。
そうやって褒めることだけのためにお電話をするってすごいことだし、私もこれは真似したいなって思いました。
秋田市の芸術祭と花火大会
そして昨日の午後は秋田市の芸術祭を見に行ったんです。
仕事ではなくて観客としてご招待を受けて、琴の演奏だったり、かつて一緒に習っていた仲間たちのタップダンスのステージなんかを楽しみました。
久しぶりの再会もあって、やっぱりお元気そうでお元気でしょうと言った言葉が自然に口をついて出る場面も何度かありました。
その再会が嬉しかったっていうことと、あと秋田市長が来てたんですね。秋田市の芸術祭ですからね。
絶対いらっしゃるなと思ったので、来賓席のすぐ近くに私は陣取って座っていたんです。
で、挨拶することができました。
来月11日の山の日、花火大会の司会を務める予定なので、その現場でも秋田市長の挨拶って必ずあるんですね。
しかもオープニングスイッチを押しましょうって言ってカウントダウンして、スイッチオンって言うんですよ。
で、そのオンっていうボタンがあって、そのボタンを押す係を市長がやるんですね。
そういう役目もあるので、事前にご挨拶ができればいいなと思ったので、そこの席、陣取りました。
帰る時に市長も私の顔を見て、じゃあまた来月よろしくお願いしますと声をかけてお帰りになったので、
元々以前から若干の面識はあったんですけれども、改めて花火大会と鶴岡慶子が結びついてくれたということで、とっても嬉しいことでした。
こうやってかつての仕事を覚えてくれている人、そして今の私の仕事ぶりを褒めてくれるだけのために電話をしてくれる人、
お元気でしょっていう言葉、さらには来月またよろしくと言ってくれる感じ、こういうのを大切にしたいなって思いました。
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それではまた明日。
05:29
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