2026/02/04
サマリー
嫌な人が現れることは、その人が成長するためのきっかけであり、エネルギーをそれに向けるのではなく、自分の成長に使うことが重要です。
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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
今日は、立春です。
春が立つと書きます。
寒さが残る時期ではありますが、自然界では、木々の芽が動き出して、春の気配が立ち始める頃ということで、
立春は、この芽春立つ日とも言われます。
春が来るじゃなくて、春が立つ。先に気配が立ち上がるというのは、なんともいい響きだなぁと思います。
嫌な人の真の意味
さて、仏教にこんな話があります。
ある僧が、人から激しい言葉を投げつけられました。
それでも何も言い返しません。
弟子たちが聞くんですね。どうして黙ってるんですかって。
悔しくないんですかって聞くんです。
その時に、その人はどう言ったかというと、
差し出されたものを受け取らなければ、それは私のものにはならない。
と言ったんです。
言葉も感情も受け取らなければ、自分の苦しみにはならないということです。
じゃあ、それは一体誰のものかというと、最初に激しい言葉を投げつけたその人、罵ったその人のものなんです。
そして、この話のその先のお話として語られるのが、カラスとワシの話です。
カラスは時々ワシにちょっかいを出すんです。
背中に乗ったりとか、つついたりするんです。
ワシにとっては正直うっとうしいわけですよね。
でも、カラスを追い払おうとはしないです。
言い返すこともないし、戦わないんですね。
そもそもエネルギーを使いません。
その代わりに翼を広げて、カラスを背中に乗せたまま、上へ上へと上昇していくんです。
そうすると高度が上がるにつれて、カラスってだんだんワシについていけなくなるんですね。
最後は自分から勝手に落ちていきます。
この2つの話のポイントは、嫌な相手を無視しようということじゃなくて、
嫌な人が現れても、そこにエネルギーを注がずに、自分が上昇していくことに集中していけば、相手は勝手に離れていくということです。
さらに大事だなと思うのは、相手に向けるはずだった力を自分の上昇に使ったということですね。
カラスがいたからこそ、ワシは上を目指すことができました。
こいつと離れたいとか、この場所にはもういたくないっていう、そう思ったからこそ、よし上に行こうという、そっちにエネルギーを使えたってことですね。
つまり、嫌な存在は次のステージに向かうきっかけになったっていうことです。
嫌な人が現れた時、心がざわつく出来事が起きた時、何度もあることなんですけど、
次の高度に行きなさいというサインだなと思ったら、嫌な相手も嫌なこともおかげさまでになりますよね。
立春の意義
今日は立春。立春は旧暦では一年の始まりとされていました。
寒さの中から新しい命とか季節が動き出す、春が経つ日です。
ここから自然のエネルギーも満ちてきます。
嫌な人とか嫌な事柄が、なんとなく自分の邪魔をしてきた時には、自分のエネルギーはそこに向くんじゃなくて、
そこには少しの感謝をしつつ、自分が大きく成長するための踏み台として使っちゃうといいですね。
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それではまた明日。
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