一眼レフカメラを持つ理由
おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
ちょっと嫌だなと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、最終的に良かったねと思えるように、考え方のコツなどをシェアしています。
日本の秋田県から毎朝更新しています。 今日は、カメラのお話をします。
というのも、1週間ぐらい前の葬儀式をした時に、亡くなられた方のご親戚の方なんですけど、ずっと一眼レフを持っているんですね。
私は、母主の方と打ち合わせをするのが、だいたい1時間前なんですけど、そこから私は、亡くなられた方のプロフィールをお話しする、その文章を考えるという時間帯に入るんですね。
その時に、そのカメラを持っている方が、カシャッ、カシャッって、ずっと良い音を響かせて撮影しているわけです。
何を撮影しているかというと、祭壇ですよね。祭壇のところのお花であったりとか、それは記録としてスマートフォンで撮る方が多いんですけれど、
一眼レフを持っているっていうのは、ちょっと珍しいなぁと思って、さらにこのシャッター音を、私、文章を考えながら、このシャッター音、良いなぁ、心地良いシャッター音だなぁと思って、ふっと顔を見上げたら、ニコン製のカメラを持っていました。
そして思わず声をかけてしまいました。ニコンのカメラのシャッター音って良いですよねって言ったら、そこからカメラ談義が始まりまして、自分は風景を撮るのが好きなんですっていうことだったりとか、
レンズはこうだとか、カメラ歴はもう40年なんだとか、いろんなことをお話ししてくれました。
ユーザー数で言うと、ニコンよりも圧倒的にキャノン製のカメラを持っている方が多いんですけれど、ニコンを持っている方には、ついついこうやって声をかけてしまうんです。
なぜなら、私もニコン派だからです。私が現在持っているのは、D7500というニコンのモデルなんですけど、2代目なんです。
初代はD5000シリーズの初心者用のものだったんですけど、現在は中級者用です。
何よりニコンの好きなところは、ストラップの黄色なんです。カメラ屋さんに行っても、キャノンの赤いコーナーよりも黄色のコーナーが素敵って思っちゃうんです。
あと自分が持ってから愛してやまないポイントは、シャッター音です。なんて言うんですかね、なんとも言えない味のある音なんですよ。
これがさらに、私中級機ですけれど、これが最上級モデル、フラッグシップモデルになりますと、連射する時の音もすごく素敵なんですよね。
使い勝手じゃなくて、こうやってシャッター音で決めているあたりが、先日のお客様のように苦労とな方ですと、何を言ってるんだっていうことになりそうなんですけど、私にとっては大事な要素だったんです。
初めて私が一眼レフを借りて使ったのはキャノンだったんですね。その貸してくれた方からいろんなアドバイスをもらおうと思ったら、自分もキャノンにすべきだという気持ちもあったんですけど、
どうしても私はこの黄色に惹かれてしまって、ニコン使いを探し始めました。そうしたらね、見つかったんです。割とすぐ見つかりました。
そしてその方からたくさん教えてもらいました。その方は毎日のようにインスタグラムで写真をアップしていますので、そこからも学んでいます。
ここでニコン製のカメラの特徴を3つお話ししますと、とにかく耐久性が高いです。これは軍用機材をニコンって生産してたんですね。
カメラの特徴とレンズ選び
ですからカメラ機材の耐久性にも非常に力を入れているということで、その耐久性ってNASAも認めているんですよ。
ですからニコンはNASAの公式スポンサーでもあります。2つ目はオートフォーカスです。ピントの合い方ですね。
ピントがヒュッて早く決まるのはキャノンの方が優れてはいるんですけれども、このピントの合い方が正確だっていうことは高精度な写真を撮れるっていうことでもあります。
ですから風景とか夜景写真なんかはニコンを選ぶ方が多いようです。そして3つ目最後ですけれども、発色がいいんです。
これは好みっていうこともあるかもしれないんですけど、自分の目で見たものと写真に写った感じのこの色とあんまり変わらないのがニコンだと私は思っています。
まずニコンの好きな点、優れているなぁと思う点を3つ挙げましたけれども、こうやって私はニコン使いになりました。
そして私にニコンを今教えてくれている人は、本体は買い替えていくものだからまずはそのエントリーモデル、初級者用でいいと思うよって言ってくれました。
ただレンズは良いものを買った方がいい。これは一生ものだからっていう風に教えてくれたんです。
それで勧めてくれたのがシグマ製のレンズだったんです。ニコンの純正のレンズではなくシグマ製。
そうして現在私はシグマのレンズを2本持っていて、一つは広角の望遠レンズ、そしてもう一つは単焦点レンズです。
単焦点レンズは望遠ができないので被写体に自分から向かっていかなきゃいけないんですよね。近くまで歩み寄っていかなければならない。
それだけものをよく見てアンテナを張りますから、それがラジオなどの表現活動に役に立つって思ったんですね。
単焦点レンズでこれ面白いと思ったものに近づいていって撮る。そしてどうして面白いと思ったんだっけっていうのを言葉にしてみる。
これがラジオの生番組にすっごく役に立っていきました。結局私がなぜ一眼レフを使っているのかっていうと、アンテナを張るためなので全ては自分の表現のためだったんですよね。
ですから写真の腕を上げるっていうことは二の次だったりするわけです。でも写真をやり始めると自分が見た世界がちょっと切り取られるわけなので、その切り取り方によってまた世界の見方が変わるわけですよね。
そこが写真の面白さだなって思います。
葬儀で出会ったお客様は未だにフィルム写真も撮るそうです。全然味が違うんだよっておっしゃってました。
ただ私がカメラを持っている理由が理由なので、おそらくフィルムいいよって言われてもあんまりそっちには行かないんじゃないかなって自分のことは思うんですけど、
写真の作品を見る目は少し超えたかなと思います。こうやって世界を切り取ったら全く別のものが見えてくるんだなと思ったり、
こんな風に視野を広げたらもっと自分も面白い世界を見つけられるかもしれないと思ったり、こうやって生活に潤いを与えてくれるものが写真の世界だなとも思います。
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鶴岡恵子でした。また明日。