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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
毎朝更新している、恋の日記です。今日も最後までお付き合いください。
火事の状況と鎮圧の宣言
今回の大船渡市の火事は、ようやく鎮圧が宣言されました。
大船渡市では、2月26日に山で大きな火事が起きて、12日間も火が燃え続けました。
市の広さのおよそ9%、およそ2900ヘクタール、また210棟の建物が被害を受けました。
まだ一部の地域では、家に帰れずに避難している人がいます。
ただ、今日のお昼には、どうやら避難指示が解除される見込みです。
大船渡市長が鎮圧を宣言したわけなんですが、鎮火と何が違うのかと言いますと、
鎮圧というのは、まだ火は完全に消えていません。
消えていないんだけれど、火がそれ以上広がらないように抑えられた状態。
これを鎮圧と言います。
つまり、火がまだ少しあるけれど、これ以上危なくならないという意味です。
一方で、鎮火はどうかと言いますと、
鎮火は、完全に火が消えてしまって、もう燃え広がる心配が全くない状態のことなんです。
例えば、お誕生日ケーキのロウソクを消すところを想像してみると、もしかしたらわかりやすいかもしれません。
ロウソクを吹き消した後、煙とか小さな火花が残ることってありますよね。
それが鎮圧です。
さらに、完全に何も残らない、煙も火もない状態が鎮火です。
まず鎮圧、そして完全に収まるのが鎮火という理解でいいと思います。
火事の影響と今後の注意
今回の大船渡市の火事は、ようやく鎮圧が宣言されたわけなんですが、
完全に鎮火するまで、消防士さんたちはまだ活動を続けるということになります。
昨日はニュースで、久しぶりに自宅に帰った人たちの安堵した様子を見ました。
ですが一方で、この火事で家そのものが消失してしまった人たちがいることを置き去りにしちゃいけないなぁとも思いました。
春は乾燥する季節でもありますので、この後もどうぞ火の取り扱いには十分に気を付けたいものです。
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それではまた明日。
