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2025-03-11 06:48

【1012】2025/03/11 東日本大震災から14年、地球に意識を向けること

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2025/03/11

サマリー

2025年3月11日で東日本大震災から14年を迎え、地域の未来世代への支援の重要性が語られています。また、ネズミの増加は地球温暖化や人間の生活様式の変化に起因しており、清潔さを保つことや食品ごみの管理が対策として提案されています。

東日本大震災からの学び
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。毎朝更新している声の日記です。今日も最後までお付き合いください。
今日は3月11日です。東日本大震災から14年、のと半島地震からは1年が過ぎました。
3月11日、毎年行われている企画なんですが、3.11検索は力になる。 この企画、ご存知ですか?
教訓を未来へ語り継ぎ、東北やのとを支える未来世代への支援が必要です。 として、3月11日に、ヤフーやLINE、そしてヤフーキッズで3.11と検索しますと、
LINEやヤフーからお一人につき10円を、東日本大震災、そしてのと半島地震、豪雨の被災地支援のために 寄付するというものです。
これは3月11日、この1日だけ行われている企画です。 なので、今日中に3.11と検索窓に入れるだけなんです。
この検索をする、これはとっても小さなアクションではあるんですが、 たくさんの人がやることで大きなものになりますよね。
この最終的な寄付金額は、3月14日以降に3.11企画特設ページで発表予定です。 さて今日は、これは災害と言えるのかどうか、ネズミの話です。
世界の大都市で、ネズミの目撃情報とか被害が急増しているそうです。 日経新聞の記事によりますと、ネズミの楽園となった5つの都市と発表されたのは、
ワシントンDC、サンフランシスコ、カナダのトロント、ニューヨーク市、オランダのアムステルダムだそうです。
今言った順番に、ものすごく強い増加傾向を示していて、 公共の場だったり、住宅街でも頻繁に目にするようになってきているということです。
ネズミが増えることで、町にどんな影響があるかって言いますと、まずは衛生面ですね。
ネズミは感染症を媒介しますし、私たちの健康をまずは脅かす恐れがあります。 それから建物の配線をかじったりもしますので、火災とか停電というようなインフラ被害を引き起こす可能性もあります。
このネズミの増加、一体何が起きているのかと言いますと、その原因の一つとして指摘されているのが、地球温暖化です。
暖冬によってネズミが冬を越しやすくなって、生息域とか活動期間が拡大したことが考えられるということなんです。
そうやって長生きをしますと、出産の機会が増えるみたいですね。 ネズミ山って言ったりしますけど、倍倍倍っていう感じで、ものすごく増えるような循環になっています。
そしてもう一つが、人間の生活様式の変化なんです。 飲食店の屋外での影響が増えていたり、食品廃棄物が増加したりしていますので、それってネズミの餌なんですよね。
それが増えている状態なんです。 暖かくなって冬が越しやすくなっていること、そして餌があるっていうこと、
これを話しながら、なんだか秋田の熊問題にも似ているような感じがしました。 町にネズミが溢れている状態って、すごく嫌な記憶があって、ハーメルンの笛吹き男っていうお話、皆さんご存知ですか?
私は幼い頃に読んで、すごく怖かったのを覚えてるんです。 どんなお話だったかっていうと、町にものすごくネズミがたくさんいて、住民が困ってるんですよね。
困っていて、なんとかやっつけようってやるんですけれども、全然減らない。 そんな時に、笛吹き男がこれを解決するんですね。
笛を吹いていったら、ネズミがその後ずっとついて行って、行列になってついていくんですけど、
笛吹き男は、町中のネズミを川に誘導して、ネズミはどんどん川に入っていきますから、町からは一掃されるんですね。
本当は、これを解決したらご褒美があるはずだったんですけど、いざ解決したら、ご褒美をやらないって言ったんですよ。
約束を破ったんですね、町の人たちが。そうしたら、笛吹き男はどうしたかっていうと、別の音色の笛を吹くんです。
その音色には子どもたちがついて行っちゃうんですね。 そして町からは子どもの姿も消えてしまうという、ちょっと怖い話なんです。
うちにはレコード絵本があって、レコードがいわば読み聞かせをしてくれるようなものなんですけど、チャイムがピンポーンって鳴りますと、ページをめくるっていう合図なんです。
何度も何度もこの本にはお世話になっていて、寄せばいいのにこれ聞くんですね、私も。
最後のページをめくるのがいつも怖いって思いながら、この本をまた読んでるっていうか、読んでもらうっていうか、そういうふうにしてたような、そんな子ども時代を何か思い出しました。
大都市でネズミが増えているということについて、もちろんこのお話のような劇的な解決策はあるわけもないですよね。
笛吹き音がいるわけではないんですけど、私たちができる対策としては、まずは街の清潔さを保つことだったり、食品ごみの管理を徹底すること、そうやって私たちの日常とか地球環境に意識を向けることだなって思います。
ただこれって一丁一石にはいきませんので、一人この小さなアクションをしたところでネズミがどのぐらい減るかって目に見えにくいと思うんです。
でも、そうやってすぐに結果が出ないからやらないんじゃなくて、すぐに結果は出ないんだけれど、でも冒頭にお話しした3.11と検索することで生まれる寄付も、それから私たちの住む地球を意識することも大事なことだなって思います。
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それではまた明日。
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