1. 鶴岡慶子/花火・天気・ことば
  2. 【0189】良い場を創り出すため..
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おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、司会者として、花火鑑賞師として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話ししています。
昨日は、取引先の企業の方とセミナーについての打ち合わせをしてきました。 毎月1回そこの企業には出向いて行って勉強会をするんですけれども、いろんなお話をします。
昨日の打ち合わせでは、今スタッフが何に悩んで、こういうところを突破口にしてもっと前進してほしいんだ、というジョームさんとのお話で、それをもとに勉強会の組み立てをすることになります。
私がラジオに出演するようになる前の10年間は、学校の先生をしていました。 その時、まず大事なことは実体把握なんですね。
私が勤務していたのは特別支援学校なので、教科書があるわけじゃないんですね。 授業の組み立て一つ一つや生活指導においても、今どういう子供なのか、そしてこれからどういう子供に育ってほしいのか、
まず実体把握が必要なんですよね。 そこで手立て、配慮するべきところ、そういうところを炙り出していくんですよね。
企業の講座をする時にも、今この企業が抱えている問題はどういうことなのか、まずは知ることから始めなければならないんですね。
それが昨日のジョームとの打ち合わせということでした。 木曜日ちょうどジョームが遠出をするというので、その車に乗せてもらって、
あちこちの取引先に行くのについていくんです。 その道中ずっといろんなお話をしながら打ち合わせもしながらっていうことなんですよね。
打ち合わせというには非常に長い時間一緒にジョームといることになるんですけれども、その中で得た情報っていうのがどんどん私の中に蓄積されてきて、
5年ぐらいのお付き合いになるんですけれども、この会社がこの間イベントを開いたんですね。 その時の司会を私が担当しました。
こんなふうに深いお付き合いをしているので、司会もタイムスケジュールだけもらえば進めることができるんですね。
そういうことですっごく信頼してもらって、そのイベントを行うことができました。 他にもレギュラーで担当しているイベントもあるんですけれども、
リハーサルには全て顔を出すようにしています。 そのリハーサルっていうのは、司会がとりあえずその時は必要がないという場面であっても、
足しげく通うようにしています。 そしてちゃんと実態把握をしたいと私は心から思っていて、
当日は例えばステージイベントであれば、舞台の袖から私は喋ることになるんですよね。 観客としての観客の目線ではその舞台を見ることができないんですね。
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リハーサルは本当に貴重な機会で、観客の一人としてその舞台を見る。 そういうことで何を描いて私が言葉を発すればいいのかというのをものすごくイメージするんですね。
そのために必ずリハーサルには顔を出すようにしています。 それでも足りない時は練習風景にも顔を出すようにしています。
一つのイベントを作り上げる時に、そうやって私はかなり時間をかけてしまうんですね。 いや、かけないでいられないっていうところが
処分としてあります。 全部全力投球なんですね。全力投球なので、数多く手がけられないという側面もまたあります。
特にステージイベントはそうです。 物理的に時間が一つずつかかってしまうということでもあるんですけどね。
特別支援学校では教科書がありません。 全て作り出すものだったんですよね。本当にクリエイティブな現場でした。
そういうことが多分私はすごい好きで、イベントを司会として参加する時も司会振興のセリフだけを言えればいいっていうことでは気が済まないんですね。
やっぱりイベントの作り出すところからやっぱり関わりたい。 具体的に手を差し伸べて何かを作り出すっていうことはないかもしれないんですけれども。
でも何かその作り出している現場に私もいたい、その一員でいたいという気持ちがすごく強くあるんですね。
そしてきっとそれはつめぎ出す言葉の表情に関わってくることじゃないかなと私は思っています。
昨日のような打ち合わせでは時間と労力と、もしかしたらちょっぴり昨日の分だけを考えると赤字かもしれないんですけれども、本当に大事にしている時間です。
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鶴岡恵子でした。
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